平成23年1月

■ 浅原学長年頭挨拶 国際的人材の育成へ留学推進 (中国別刷・リーダーズ倶楽部、1.1)

■ 広島大学広告 ほんとうのよろこびは 入学の、その先に待っている。1月24日(月)入学願書受付開始! (中国別刷・NIE地域、12.1)

■ 「教育に新聞」9割評価 日本世論調査会が昨年12月11、12日に実施した全国世論調査によると、教育で新聞を活用するNIE(教育に新聞を)の取り組みを「評価する」「どちらかといえば評価する」と考える人が合わせて90%以上に上がった。日本NIE学会会長小原友行・広島大教綬「世論の期待が高く、責任の大きさを感じる。「社会をどうしたらいいか」など、世の中議論をリードする新聞本来の役割を果たすことが重要」(中国1.1)

■ 広島発 小説界の新星 新人賞女性2人が対談(『工場』で「新潮」新人賞小山田浩子さん(広島大学文学部卒)と『ゴルディータは食べて、寝て、働くだけ』で「文学界」新人賞吉井磨弥さん)(中国1.1)

■ アンガールズ(県内出身で、全国区の人気者になったお笑いコンビ 田中卓志さん(広島大出身)と山根良顕さん(広島修道大出身)。広島をでたからこそわかる「ひろしまのチカラ」について思う存分語る(朝日、1.1)

■ 被爆2年 樹木の記録 記録は当時、広島文理科大学(現広島大)3年だった元高校生物教諭勝田神能さん(88)=三重県鈴鹿市=が卒業論文としてまとめた。勝田さんは47年3月~9月、爆心地から6キロ以内の広島城跡や縮景園など広島市の22地点と長崎市の2地点で被爆した計162種計約500本の樹木を調査。樹種ごとの生息と子氏の分布など、一覧表やスケッチで記録した。被爆樹木の保存に携わる樹木医堀口力さん「現存する被爆樹木の資料の中で、最も価値が高いものの一つだ」、広島大の関太郎名誉教授(植物学)「被爆樹木の研究は非常に少ない。英文で世界に紹介するに値する」(中国、1.3)

■ 広島大病院で脳死肝移植 広島大病院は2日夜、福井県内の病院で脳死判定された患者から肝臓の提供を受け、60代男性への移植手術を始めた。脳死肝移植手術は3例目(中国、1.3)

■ 広島大グリー復活の歌声 部員不足から2年前に解散した広島大グリークラブの「創立50周年記念演奏会」が9日午後2時から、広島市中区のアステールプラザである。全国から元メンバー約80人が集まり、部復活の願いを込めて伝統の歌声を響かせる(中国、1.4)

■ 脳死肝移植手術終える 広島大病院は3日、脳死判定された患者から肝臓の提供を受け実施していた60代男性への脳死肝移植手術を終えた(中国、1.4)

■ 広島大大学院国際協力研究科は4日、米国テキサス大公共政策大学院と共同で、双方の大学院の修士学位を取得できる教育課程を新年度に創設すると発表した。対象は国際協力研究科で学ぶ修士課程の学生で最大5人を想定(中国、1.5)

■ 財団法人県教育事業団は8日午前10時から、広島市中区の県民文化センターで「古墳時代の暮らしと心」をテーマに最新の研究発表やシンポジウムを開く。パネルディスカッションでは、古瀬清秀広島大学大学院教授をコーディネーターにパネルディスカッションし、「巨大古墳時代の広島」に迫る(産経、1.5)

■ 遺跡発掘調査を基に専門家が最新の研究成果を報告する「ひろしまの遺跡を語る」が8日、広島市中区の県民文化センターである。古代人の暮らしと心をテーマにした講演やシンポジウム。シンポジウム「古墳時代の暮らしと心」は、広島大大学院の古瀬清秀教授をコーディネーターに松木教授(岡山大学大学院)ら4人が意見を交わす(中国、1.6)

■ 医療告知板 摂食障害講演会 29日午後1時半、広島市中区東千田町の広島大学東千田キャンパス。お問い合わせは広島大学保健管理センター(朝日、1.6)

■ 赤い鳥の足跡たどる 広島市出身の児童文学者・鈴木三重吉(1882~1936)が主宰した童謡・童話雑誌「赤い鳥」の歴史をたどる企画展が、東広島市鏡山の広島大中央図書館で開かれている。13日まで。入場無料。会場には創刊号などを展示(読売、1.7)

■ 聴く 広島大学グリークラブ創立50周年記念演奏会 9日14時、広島市中区加古町のアステールプラザ大ホール(朝日、1.7)

■ 叙位叙勲 正四位瑞宝中綬賞 広島大名誉教授、元同大理学部松浦博厚氏(12月11日死去)(中国、1.8)

■ 地域再生に向けて 統一地方選の年に 広島大大学院社会科学研究科教授 川崎信文

■ ビバ☆キャンパス おじゃましま~す 広島大経済学部4年の植松祐加さんは23日、24日の両日、東京である「ミス日本グランプリ決定コンテスト」に中四国代表として出場する。「最後までやりきりたい」と学生生活最後の挑戦に意気込む(取材・広島大4年林良輔)(中国、1.9)

■ ビバ☆キャンパス 珍景 校内で発掘 広島大の東広島キャンパス内にあるカフェの屋内テラスに、本をうずたかく積んで、読書にいそしむ「男性」がいる。大学院教育学研究科で美術を専攻する修士課程2年村上佑介さんが繊維強化プラスチックで作ったオブジェ。昨年11月初旬に設置したところ好評で、今年2月上旬まで置くことになった(中国、1.9)

■ 病院の実力 広島編38 広大病院・有広光司病理診断科長に聞く。病理医は執刀医を陰で支える「縁の下の力持ち」。年内に病理医が直接、診断結果を説明する「病理外来」の開設を予定している。日本病理学会の認定・登録708施設への「病理診断」と病理医に関する調査(2009年実績:広島大の常勤の病理医3人。術中迅速診1255件、患者が希望した場合に診断結果を説明している)(読売、1.9)

■ 「黒い雨」課題探るシンポ 広島大原爆放射線医科学研究所は12日、広島市南区の広島大霞キャンパス広仁会館で、国際シンポジウム「広島の黒い雨と関連する課題」を開く(読売、1.9)

■ 部復活願い込め合唱 部員不足で2年前から休部状態にある広島大グリークラブの創立50周年記念演奏会が9日、広島市中区のアステールプラザであった。全国から集まった25~70歳の元メンバーが、部復活の願いを込めて歌声を響かせた(中国、1.10)

■ バリウム原子の振動確認 東北大(豊田直樹教授ら)と広島大(高畠俊郎教授ら)の研究グループは、赤ちゃん用のおもちゃの「がらがら」のような形をした化合物の原子振動をとらえることに成功した。この化合物は高性能な熱電変換材料として有望視されており、今回の発見が熱電性能の向上につながる可能デイがある(日刊工業、1.11)

■ 地方発 地方大学の生き残り策 アジアに目を向け国際化を 崔吉城・東亜大学人間科学部教授(元広島大教授)(毎日、1.11)

■ 同窓生に再び研究の場 社会人らが学ぶ広島大大学院社会科学研究科マネジメント専攻(広島市中区)は本年度、同窓生が研究に戻れるよう新制度を設けた。大学院修了後に現場で見つけた新たな課題について研究してもらう。村松潤一専攻長「将来的には、組織として確立することを目指す。市中心部にある東千田キャンパスに、地域課題などを解決するシンクタンク的役割を持たせたい」(中国、1.12)

■ 願い叶い満天の星 海田町立海田小5年の相原柚子さんが、青少年育成県民会議が主催する「夢配達人プロジェクト推進事業」に応募。最初は一人の夢だったが、広島大天文学研究会の宮本篤助教や学生らの指導受け、全5年生78人が星に関する知識を深めてきた。周辺施設も消灯に協力。12月4日午後8時「星博士と明かりを消して、祖母が住む安芸太田町のようなきれいな星空を友達と見たい」という願いが叶った(読売、1.12)

■ 第54回日本学生科学賞(読売新聞社など主催)の中央審査で、県立府中高物理部の「バットの打撃位置と球の反発や手のしびれ」が入選1等、広島大附属高科学研究班の「ミルククラウンの研究」が同2等、ノートルダム清心中1年面出望さんの「振り子の研究」が同3等に選ばれた。野中さん「まさかと思い、最初は実感がわかなかったけど、うれしいい」、服部さん「努力してよかった」(読売、1.12)

■ センター試験 特別措置申請0.017% 15、16日の両日にある大学入試センター試験で、発達障害を理由に別室で受験するなどの特別措置を申請した受験生は95人にとどまった。今回追加された特別措置だが、小中学生の6.3%に発達障害があるとの文部科学省試算産を根拠に、専門家は措置の周知不足などを指摘している。広島大大学院教育学研究科の落合俊郎教授(特別支援教育学)は、2010年春の高卒者の大学進学率が54.3%だったことなどを踏まえ「発達障害のある受験生は単純計算で、志願者の数%いてもおかしくない」と指摘する(中国、1.13)

■ 広島大所蔵ア 巡ろう 平山郁夫の日本画を拡大したホールの緞帳など、広島大が所蔵する芸術作品の見学イベント「広大アート×ウォーク」が2月5日、東広島市鏡山の大学キャンパスである。美術専攻の大学院生がガイドを務める(中国、1.13)

■ 豪の教諭に書 手ほどき オーストラリアから来日している中学、高校の教諭計18人が12日、三原市館町の広島大附属三原小中学校を訪ねた。同国の教育財団が企画した研修の一環で、英会話や書道を通して児童生徒と交流した(中国1,13)

■ 化学で広がる日韓交流 広島市南区の広島大附属高で13日、2年生36人が韓国天安市の天安中央高などの1年生30人と一緒に化学実験をした。文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環。海外の同時代との交流を通じ、国際性を伸ばす狙い。増田智成さん(16)「言いたいことが辞書に載っていなくて、ジェスチャーばかりだった」と苦笑(中国、1.14)

■ 橋の延命策 広島大探る 日本海の海風に約100年間耐え、架け替えられたJR山陰線の余部鉄橋(兵庫県香美町)の鋼材が、広島大(東広島市)で「第二の人生」を歩もうとしている。広島大は、他の大学や企業と共同で鋼材を使い、橋の延命策を探る研究を計画。全国的に老朽化が問題となっている橋の維持補修に役立てる。広島大大学院工学研究科の藤井堅教授(橋梁工学)は「橋の維持補修のヒントが詰まった貴重な遺産」として、長さ6~9メートルの鋼材8個をもらい受けた(中国、1.14)

■ 第41回日本学生将棋団体戦対抗戦(通称・学生王座戦)は昨年12月24~26日に開かれ、関西第一代表の立命館大が最終戦で東京大との全勝対決を制し、4年ぶりの優勝を成し遂げた。全国8地区の代表10校が総当たりで大学日本一の座を争う。広島大(中四国地区代表):勝ち点3、勝ち数24、順位7位(朝日、1.14)

■ 若者が伝えるヒロシマ 広島大の学生有志が被爆体験の継承を目的にしたサークル「Peace Hands」を結成し13日夜、東広島キャンパスで初めて開いた交流会で、被爆者3人の体験を聞いた。今後も3ヶ月に1回程度、交流会を開く予定。呼び掛けたのは教育学部1年野元祥太郎さん。初めて被爆者の話を聞いた教育学部4年山口哲史さんは「核兵器の恐ろしさを友人に伝えたい」、野元さん「全国から集まった広島大性が被爆体験を知ることで、平和の尊さを広く発信できる」(中国、1.15)

■ 広島大と連携 顧客に技術支援 呉信用金庫(広島県呉市)は広島大学と連携して中小企業向けの技術支援を強化する。広島大が設置した「広島大学産学官連携推進研究協力会」に呉信金が参加。広島大の産学連携担当のコーディネーターと共同で取引先中小企業の技術課題や製品開発に関するニーズを調査し、広島大の研究者を紹介するなどして技術支援につなげる(日経、1.15)

■ センター試験25会場で準備 2011年度大学入試センター試験(15、16日)を前に、県内の訴権会場で14日、案内板設置などの準備が行われた。東広島市鏡山の広島大東広島キャンパスでは、職員らが教室の机に受験番号の書かれた紙を張った(読売、1.15)

■ 岡山、広島でセンター試験 熱く、挑む 大学入試センター試験が全国で一斉に始まった15日、岡山、広島県内でも各会場で試験が実施された。広島県内では広島大学(東広島市)など26会場で試験が実施された。志願者数は、前年と比べ500人余り多い1万4628人。この日、県内は朝から厳しい寒さに見舞われ、時折雪の舞う天気となったが、各会場へ向かう交通機関などへの影響はなかった(産経、1.16)

■ 英語リスニング3人が再テスト 大学入試センター試験が始まった15日、境内でも17大学・短大の26会場で試験が行われた。広島大東広島キャンパスには、JR西条駅などから受験生を乗せた臨時バスが次々と到着。英語のリスニングテストでは、3会場の3人がICプレイヤーの不具合を訴え、再テストを受けた(読売、1.16)

■ 幹事長代理 藤村氏 菅直人首相(民主党代表)は15日、党役員人事で枝野幸夫官房長官が務めていた幹事長代理に藤村修厚生労働副大臣(広島大学卒)を内定した(中国、1.16)

■ 新年初漕ぎで技術向上誓う 広島大漕艇部は15日、広島市西区の太田川放水路の河口で「新年初漕ぎ会」を開いた。部員と卒業生たち35人が、寒風の中、オールをこぎ、競技中の安全や技術向上を誓った(中国、1.16)

■ 第39回医療功労賞(読売新聞社主催)の県医療功労賞に広島県立リハビリテーションセンター顧問 片山昭太郎さん 広島大学医学部の助手だった30歳の時、医師が辞めた肢体不自由児施設「県立若草園」に教授の薦めで赴任。以来、脳性麻痺やポリオの後遺症などで手足に障害を持ち、親元を離れてリハビリに励む2~18歳の子どもたちと38年間向き合ってきた(読売、1.16)

■ 広島大学は特許への関心を全学的に高める活動に力を入れる。特許出願件数は、07年度をピークとして減少傾向にある。2010年度に創設したパテントデーにパネルディスカッションなどを取り入れて充実・定着を図りながら、出願の支援を強めていく。(日刊工業、1.18)

■ ケータイ画面で位置確認 聴覚障害者向けに、多機能携帯電話(スマートホン)を使った公共交通の情報提供システムを開発している広島大大学院の研究グループが、呉市内でモニター調査をした。国土交通省の委託で広島大大学院の藤原章正教授(交通工学)がソフト開発などに取り組んでいる(中国、1.18)

■ 障害者や高齢者も暮らしやすい社会づくりのための人材育成に取り組む大学が増えている 広島大がマイクロソフトの協力で「アクセシビリティリーダー」を育てる教育プログラムを開発 今年度から札幌学院大、関西学院大、広島文教女子大にも導入された(読売、1.19)

■ 慶応大准教授の著書を盗用したとして、広島大は中国人女性の博士の学位を取り消したと発表 慶応大准教授の著書を引用したが、出典を明記しなかった 論文約24万字のうち約4300字が盗用だった 「不注意で引用部分の記載を忘れた」と話しているという(読売、1.19)

■ 広島大は18日、大学院社会科学研究科の学生だった女性(中国籍)が2007年に提出した博士論文に盗用があったとして博士の学位を同日付で取り消したと発表 女性は「時間がなく引き写した。引用元の記載は不注意で忘れた」と話しているという(朝日、1.19)

■ 広島大は07年3月に社会科学博士課程の学位を授与した中国人留学生(当時)の女性が他人の論文を盗用していたとして学位を取り消したと発表 同大で学位取り消しは初めて 論文の211ページ約24万字のうち、駒形哲哉・慶応大経済学部准教授の著書から約4000字を盗用、論文の概要では約45%に当たる約1000文字が盗用で駒形准教授の文章をほぼ写していた(毎日、1.19)

■ 広島大は大学院社会科学研究科で博士号を取得した中国人女性の学位論文に無断盗用があったとして、女性の学位を取り消し学位記を返還させる処分をしたと発表 中国に帰国した女性が09年7月、論文を基に日本で出版した本を見た慶応大の准教授が「盗用された」と指摘(中国、1.19)

■ 日本学術振興会の「育志賞」の第1回受賞者の一人に、広島大大学院生の中井亮佑さんが選ばれた 県内では唯一の受賞 特定の地域に生息する微生物を割り出す取り組みを続けている 「環境変動の影響を受けやすい微生物の分布を知ることで、異常をいち早く把握できる」(中国、1.19)

■ 「第9回キャンパスベンチャーグランプリ中国」 ▽奨励賞=長期実践型インターンシップ~起業家参謀プロジェクト~による地場産業の活性化と人材育成事業(広島大学・山口潤樹)(日刊工業、1.19)

■ 広島大は4月の新入生全員に無料配布する「平和バッグ」のデザインを発表 原爆による焦土からの芽吹きを表現し、大学理念の「平和を希望する精神」なども英語で表記 広島大生に公募し、10点の中から工学部3年男子学生の渡辺心さんの作品を選んだ(中国、1.20)

■ 広島大が呉市や江田島市などの造船会社の新型船開発を支援している 全国の大学で最大級の水槽を性能試験に提供 安川宏紀教授(造船工学)「中国や韓国勢との競争もあり、地場造船業は正念場。英知を競争力アップに注ぐ」(中国、1.20)

■ 広島大が2008年度から新入生に課している「平和レポート」の表彰式があった 提出者5423人中、学内審査で優秀とされた123人が対象 大学が新入生に配る「平和バッグ」の新デザインを考案した工学部3年の渡辺心さんも表彰された(朝日、1.20)

■ 広島大は2007年3月に大学院社会科学研究科の博士課程を修了した元留学生の中国人女性の博士論文に盗用があったとして博士号を取り消した 浅原学長「指導や審査の在り方に厳しく反省を迫られる。外部委員を加えることで、学位審査体制の充実を図る」(日経、1.20)

■ 広島大大学院工学研究院は吉田総仁研究科長を再任 任期は4月1日から2年間(中国、1.21)

■ 絶滅が危ぶまれる両生類の保護を検討する国際組織「A-Ark」によるワークショップが広島市の市安佐動物公園で始まった 国内外の専門家が日本に生息する62種について保護の必要度に応じて順位を付け、リストをまとめる 京都大や広島大、日本動物園水族館協会などの研究者14人が参加(中国、1.21)

■ 広島大は、同大原爆放射線医科学研究所所長に現在通算3期目をつとめている神谷研二教授を選んだ 任期は4月1日から2年間(中国、1.22)

■ 第6回アステラス・グッドライフフォーラム 2月24日広島国際会議場 広島大学病院病院長・整形外科学教授を講師に迎える(中国、1.22)

■ 4月の公文書管理法施行を控え、広島大は、大学の運営関連資料などの書庫を、東広島市鏡山の大学本部棟に開設 国立公文書館に準ずる施設として政令指定を目指す(中国、1.22)

■ 取引先の中小企業などへの技術支援などを目的に、呉信用金庫は広島大学と業務提携したと発表 顧客から経営課題や商品開発の夢などを聞き取り、広島大学と協力して解決や実現方法を探る 課題に適した研究者を紹介し、共同研究や開発の技術支援をする計画(朝日、1.22)

■ 児童書「ズッコケ三人組」の主人公を絵札にした広島弁<ご当地かるた>が中高年らに人気 地元民放・広島テレビが広島大教授の監修で制作(読売、1.22)

■ 東広島市日中親善協会と広島大中国人留学生学友会は市総合福祉センターで22日、新春を祝う会を開いた 市民と中国人留学生約100人が親睦を深めた(中国、1.23)

■ 2010年度キャンパスリポーター賞の表彰式が8日、中国新聞ビルであった 優秀賞には広島大の林良輔さんら3人が選ばれた 林良輔さん「教員を目指す友人たちのひたむきな努力を、多くの人に知ってもらいたい一心で記事を書いた」(中国、1.23)

■ 私の師 広島大病院消化器外科・移植外科教授大段秀樹さん「広島大病院で初めての脳死肝移植を執刀した。広島大で取り組めるのは土肥雪彦先生がレールを敷かれたからだ。私が「研究も臨床も両方したい」というと、「それなら大学病院だ」と勧められた。そして続けた「私心を捨てよ」と。達成感や名声を求めるのではなく、患者さんを救うために必死になれ-という戒めと解釈している」(中国、1.24)

■ でるた 広島大准教授高橋徹 就職活動中の物理科学専攻の学生諸君が四苦八苦する様子は容易に想像できる。しかし一見役に立たないと思われることを考え勉強したこと自体が、彼、彼女らの財産となっている。「考える訓練」「問題解決の訓練」を行ってきたのだ(中国夕刊、1.24)

■ 14年のEUの欧州環境規制を目前に控え、「高温鉛フリーハンダ」の開発が世界的競争になっている 広島大学は「世界初 パワーメカトロニクス対応ハンダ開発」をタイトルに、高温鉛フリーハンダの開発に挑む 広島大には鉛フリーハンダを開発した技術がある(日刊工業、1.24)

■ 命のゆりかご瀬戸内海の多様な生態系8 光るウミサボテン 発光生物としても知られる 「身近にいるのに知っている人はまずいない」広島大臨海所の技術員の山口信雄さんは特に子どもの海離れを懸念する 向島の高見小3年生は本年度、臨海実験所と磯探検を始めた(中国、1.24)

■ 国はなぜ「平成の大合併」へと踏みだしたのか どんな効果、弊害が現れつつあるのか。広島大地域経済システム研究センター長の伊藤敏安教授に聞いた 「国、地方の歳出削減を目指す、いや応なしの合併だった。地方財政全体では歳出削減となった。「三つの時限爆弾」がある。合併特例債の償還。地方交付税の算定特例の終了、職員退職金の増大。」(中国、1.25)

■ 広島大は24日、国の運営費交付金の2011年度予定額が268億6500万円で、本年度に比べ1億8700万円(0.7%)減ると発表 浅原利正学長は「教職員の減少につながる」と懸念を示した(中国、1.25)

■ 原爆で焼けた屋根瓦を広島市内の川底から拾い上げ、海外の大学に寄贈する活動を広島大大学院生の嘉陽礼文さんが始めた 広島市などの許可を受け、広島大教授たちに被爆品と鑑定してもらった 瓦を届けたドイツのカールスルーエ大からは、平和交流への招待を受けた(中国、1.25)

■ 沖縄出身の広島大生が広島市の元安川で拾い集めた被爆民家の「原爆瓦」を広島大の復興を助けてくれた海外の大学に贈る活動を始めた 浅原利正学長も「国際平和につながる」と、大学として送料など必要経費の支援に乗り出した(読売、1.25)

■ 広島大人事 付属中・高校長 古賀一博氏、付属小校長 由井義通氏、付属東雲小・中校長 林孝氏、附属幼稚園園長 松尾千秋氏(中国、読売、朝日、毎日、1.25)

■ 広島大東広島キャンパスで、強化繊維プラスチック製の本を塔のように積み重ねたオブジェが展示されている 大学院で彫刻を学ぶ教育学研究科修士課程2年村上佑介さんが研究の一環で制作(読売、1.26)

■ 粉症対策 広島大病院石野医師に聞く 「広島大などでつくる広島スギ・ヒノキ花粉症研究会では、今シーズンは花粉が大飛散し、重症化する患者が増えるのではと危惧している 花粉が飛び始める1週間前をめどに初期治療を始めることが大切だ」(中国、1.26)

■ 広島大人事 病院長に茶山一彰・大学院医歯薬学総合研究科教授、副病院長を新任 任期は2年間(朝日、中国、毎日、1.27)

■ 広島大は「アクセシビリティ」(AL)の研究成果を発表するシンポジウムを開いた(中国、1.27)

■ 東広島市の東広島ウォーキング協会は、広島大と広島国際大、近畿大工学部と連携して科学的に運動の効果を研究してもらう。学生と住民の交流も進める(中国、1.27)

■ 広島県は26日、広島市東区二葉の里再開発地区に計画されている「高精度放射線治療センター」(仮称)の整備主体となる方針を固めた。高精度放射線治療センターには、広島大病院、県立広島病院、広島市民病院、広島赤十字・原爆病院の4基幹病院が参加(中国、1.27)

■ 広島大大学院医歯薬学総合研究科は小林正夫研究科長を再任 任期は4月1日から2年間(中国、1.28)

■ 第17回中国地区書き初め大会 特別賞【文部科学大臣賞】空一将(広島大付小5) 特選【小1】日高舞耶(広島大付)【中1】柏岡咲紀(広島大付)(中国、1.28)

■ ボランティアムーブメント 広島大大学院青山睦紀さんに聞く 「ぼく自身が多くの人に援助してもらって大学に進学できたわけですから、自分のできることでお返しをしたいと思っています。インドネシアでは、子どもたちによって自分が成長できました。誰かが必要としていることを手助けすることで、必ず、自分自身が成長できる。怖がらず一歩を踏み出してみて下さい。きっと世界が大きく変わりますよ。」(Cue、1.28)

■ 広島大大学院教育学研究科は広島大付属小で中国と韓国、国内の小学校教員や教育研究者70人を招き研究会を開いた(中国、1.29)

■ 広島大学は主に社会人を対象とする「ファイナイス・プログラム」の新年度生を募集する 募集人員は博士課程前期が8人、同後期が3人(日経、1.29)

■ 広島大は地場産業との連携を強めようと、企業への技術提供とともに無料相談などにも応じる「産学官連携推進研究協力会」を設立した。会員制で、まずは県内外の15社が参加。岡本哲治副学長「国立大で少し敷居が高いと思われたのか、中小企業との共同研究はあまり進まなかった。ニーズを掘り起こし、地場産業の発展に貢献したい」(読売、1.29)

■ 日中韓教員ら招いて研究会 広島大大学院教育学研究科は28日、広島市南区の広島大附属小で、中国と韓国、国内の小学校教員や教育研究者約70人を招き、授業の改善方法などを探る研究会を開いた(中国、1.29)

■ デザイナーの三宅一生さん(附属東雲中学校卒業生)に28日、出身地の広島市から名誉市民の称号を贈られた(毎日、1.29)

■ 広島大学履修証明プログラム受講生(平成23年度)募集広告 広島大学エクステンションセンター(産経、1.29)

■ 地域ぐるみで子どもの安全を考える防犯フォーラムが三次市十日市西のみよしまちづくりセンターであった 講演した広島大産学・地域連携センターの匹田篤准教授は、携帯電話と防犯の関係について「子どもがリスクを判断できるように考えさせることが大切」と指摘(中国、1.30)

■ 広島大大学院の町田宗鳳教授が小説「法然の涙」を出版した 「学問は史料に基づいた厳密な考察が要求される。思い切ってフィクションを書いて、法然の心の内に飛び込んでみたいとずっと思っていた」(中国、1.31)

■ 東広島 氷点下12.6度 観測史上最低 東広島市鏡山の広島大キャンパスでは、学生たちが白い息を吐きながら通学。理学部1年井戸未季さん「肌を刺すような寒さに驚いた」(中国夕刊、1.31)


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