平成23年6月

■ 広島大大学院理学研究科は5日、一般市民向けセミナー「今、東日本で何がおこっているか?」を広島市の市こども文化科学館で開く。物理や化学の専門家が、東日本大震災と福島第1原発事故の影響について分かりやすく解説する(中国、6.1)

■ 県学生バスケットボール交流戦春季リーグ5月21、22日【男子】I部 広島大87-82広島大医、II部 広工大118-30広島大医、広島大法経84-79広島市大、【女子】I部 女学院大69-50広島大医(中国、6.1)

■ 広島大生物生産学部は7月、高校生向けに瀬戸内海の水質や生物分布などの調査を体験する講座を開く。理科に関心を持ってもらう企画で、参加する高校7校を募っている(中国、6.2)

■ 福島第1原発事故を受け、現地に一時滞在していた人を長崎大病院などが調べたところ、約4割が内部被曝していることが分かった。健康への影響はないと考えられるという。広島大原爆放射線医科学研究所元所長の鎌田七男医師は、内部被曝は外部被曝に比べて人体への影響が大きく、時間が経過するほど、内部被曝の実態は分からなくなる。できるだけ早く多くの人の被曝量をデータとして残しておくべきと提言する(中国、6.2)

■ 広島大生でつくるボランティア団体「オペレーションつながり」は、東日本大震災の復興支援のイベントで、参加した学生や住民から寄せられた被災地への応援メッセージを、東広島市の同大中央図書館に展示している。19日まで(中国、6.2)

■ 教育、あしたへ 「学力」を超えて 3;この10年で、企業が求める人材像に変化が生じている。フランス語専攻の広島大学4年、藤村直広さんの体験を通じて、企業が求める人材像を探る(朝日、6.3)

■ 広島大原爆放射線医科学研究所の佐藤裕哉助教、佐藤健一准教授らは、朝日新聞社の被曝60年アンケートをもとにした研究で、広島への原爆投下で生じたキノコ雲が、20~60キロ以上離れた県北部で目撃されていたことが分かった。5日に広島市である原子爆弾後遺障害研究会で発表する(朝日、6.3)

■ 広島大学で24日、同大東広島キャンパスで「広島大学パテントデー」が開かれる。須賀唯知・東京大学大学院教授が「先端エレクトロニクスへの創造と挑戦 常温接合と鉛フリー実装」をテーマに講演する(日刊工業、6.3)

■ R-50:番組ゲストに招かれた広島大の岡田守人教授は腫瘍外科など多くの分野を担当する医師。肺がん手術で患者の負担を大きく軽減する「ハイブリットVATS」と呼ばれる手法を開発した。番組で岡田さんは「患者さん同士のコミュニケーションの場にしたい」と来月2日に広島市中区のウエストプラザで開かれる「乳がんサロン」への参加を呼びかけた(中国夕刊、6.3)

■ 広島県では今春、「歯と口腔の健康づくり推進条例」が施行された。広島県歯科医師会長の山科透さん、広島県健康福祉局長の佐々木昌弘さん、広島大歯学部長の高田隆さんが、歯や口の健康管理の大切さや取り組みについて話し合った(中国、6.4)

■ 広島大学病院広仁会館で3日、「親子のお口の健康教室」が開かれ、約200人が参加した。歯の衛生週間(4~10日)を前に、虫歯予防の意識を高めてもらうのが目的(読売、6.4)

■ 広島大大学院両生類研究施設は、皮膚が半透明なカエル、「スケルピョン」の量産を進めている。解剖しなくても内臓や血管の様子が分かるため、病気の進行や薬の効き具合の確認などの実験に活用できるという(中国、6.4)

■ 広島大の川野徳幸准教授と佐藤健一准教授らの研究グループが朝日新聞の被曝60年アンケートを分析したところ、広島、長崎の被爆者が、原体験を振り返った時のイメージは、直接被爆者と入市被爆者で大きく異なることが分かった(朝日、6.4)

■ 人・まち・彩々:廿日市市大野の歴史を伝える「大野歴史ガイドの会」副会長の藤田新さんは08年に中高年向けの試験で広島大大学院に進学。中国地方の横穴式石室の構造を研究した。「遺跡周辺の地理条件など広い視点から考える姿勢を学んだ。自分なりの視点をガイドに取り入れていきたい」と語る(中国、6.5)

■ 被爆体験を継承しようと広島大の学生サークル「Peace Hands」が企画した被爆体験を聞く会が4日、広島大中央図書館で開かれ、約20人が参加した(中国、6.5)

■ 広島六大学軟式野球連盟春季リーグ戦4日、広島経済大5-1広島大(読売、6.5)

■ 福島生協病院の斎藤木紀名誉院長と広島大原爆放射線医科学研究所の鎌田資七男元所長の共同研究で、広島で入市被曝後に重い急性症状に至る経過を詳細につづった医学生の手記から、直接被曝でなくても、当時の滞在場所や行動によっては高い線量の放射線を浴びたのと同様の健康リスクがあったことが分かった(中国、6.6)

■ 広島原爆障害対策協議会は5日、放射線の人体への影響について研究成果を報告する原子爆弾後遺障害研究会を広島市中区のホテルで開いた。広島大原爆放射線医科学研究所の神谷研二所長は、同研究所が放射線が誘発する病態の解明と治療を進めてきたことに触れ「被爆地の蓄積を国民全体の安全に役立てる時だ」と語った(中国、6.6)

■ 広島大大学院理学研究科が主催した、地震と放射線をテーマにした市民セミナーが5日、広島市中区の市こども文化科学館で開かれた。約130人が東日本大震災と福島原発事故の影響などを学んだ(中国、6.6)

■ 広島大や愛媛大で国語教育を教えた経歴を持つ安部真人さんと妻雅子さんの共著で、広島から生まれた原爆児童文学作品をまとめた「原爆を伝える子どもの文学-ヒロシマからの発信」(渓水社)が出版された(朝日、6.6)

■ 原爆に遭った子どもたちの手記でつくる「原爆の子」の出版60年を記念する集会が5日、広島市中区の平和記念資料館で開かれた。「原爆の子」編者の長田新・広島大名誉教授(1887~1961)の教え子らが結成した「『原爆の子』をうけつぐ会」の主催(朝日、6.6)

■ 広島大学大学院国際協力研究科の藤原章正教授らが、国土交通省の委託事業として、耳の聞こえない人が安心してバスに乗れるよう、iPhoneを使った支援システムを開発した。バスを降りるタイミングが振動でわかるのが特徴で、公共交通機関での実用化が期待される(朝日、6.6)

■ 医療生協わたり病院の斎藤紀医師と鎌田七男・広島大名誉教授は5日、原爆投下の2日後に広島に入った医学生が、強い放射線を浴びていたのと同じ急性症状を起こしていた可能があることを原子爆弾後遺障害研究会で発表した(朝日、6.6)

■ 広島、長崎に投下された原爆の影響を検討する原子爆弾後遺障害研究会が5日、広島市内のホテルで開かれ、研究者ら約200人が参加した。神谷研二・広島大原爆放射線医科学研究所所長は「放射能にまつわる根拠のない風評被害が広がっている。広島と長崎が立ち上がっていく必要がある」と語った(朝日、6.6)

■ 広島六大学軟式野球連盟春季リーグ戦5日、広島大0-0広島経済大(読売、6.6)

■ 原爆被害について研究者らが成果などを発表し合う第52回原子爆弾後遺障害研究会が5日、広島市中区のホテルで開かれた。鎌田七男・広島大名誉教授と医療生協わたり病院の斎藤紀医師は、入市被曝者の症状について当時の日本人医学生の手記を検証したところ、急性放射線症候群の患者と同レベルの急性症状が出ていたと発表した(読売、6.6)

■ 広島大の羽倉義雄教授らの研究グループが、冬の味覚として知られるカキのうま味成分「アミノ酸」と「グリコーゲン」を調べたところ、両成分共に春にピークを迎えることが分かった(産経、6.6)

■ フクシマとヒロシマ:福島第1原発事故による放射性物質の土壌汚染について、大学などの研究者らは数十年間の継続調査の必要性を訴えている。広島大も調査に関わる6日に始まった土壌調査の結果を基に、雨などによって放射性物質がどのように地中に浸透するかなどを追跡する必要性を説く(中国、6.7)

■ 天風録:最近、早朝の時間を利用した自己啓発セミナーなどの活動が注目されている。東京都庁では、節電の効果を期待して始業時間の繰り上げがスタートした。しかし慣れないうちは集中力が落ち、能率の低下や事故に結びつく恐れもある。広島大の林光緒教授は「導入するなら昼寝タイムと一緒に」と助言する(中国、6.7)

■ 傷害事件の被害に遭った少女が通う県立高に、少女にけがをさせ、少年院を仮退院した少年が入学していたことが分かった。少年を監督する保護観察所は、少年の進学先に少女が通学していることを把握していなかった。広島大大学院の吉中信人教授は、保護観察所は非行少年を地域社会に戻すことが責務だが、更生教育に被害者側の視点は重要。保護観察所の情報収集不足と指摘する(中国、6.7)

■ 論!2011 ヒロシマ・ナガサキ:福島第一原発事故を受け、被爆者・原水禁運動の祖で、哲学者の森瀧市郎・広島大名誉教授(1901~94)が残した「核と人類は共存できない」という言葉が改めて注目を浴びている。元原水禁事務局長で森瀧に親しく接した横原由紀さんに話を聞いた(朝日、6.8)

■ 広島市南区の広島大病院で16日、広島大病院患者サロン「がんの痛みをやわらげるお薬」が開かれる。同病院の薬剤師が、がん治療を支えるための痛みをやわらげる薬について助言する(中国、6.8)

■ 福島第1原発事故などで節電の動きが広がる中、広島大は今夏、エアコンの使用を抑えるため扇風機2千台を購入。学生には1万本のうちわを配り、節電意識を高める(中国、6.8)

■ 県や広島大などは7月、医師版人材バンクとなる県地域保健医療推進機構を設立。山間部や島しょ部などの医師不足解消をめざす(読売、6.8)

■ 福島第一原発の事故の影響で節電ムードが高まるなか、広島大は今夏、エアコンの使用を控えるため扇風機2000台を購入。学生には1万本のうちわを配る(読売、6.9)

■ 東日本を中心に夏場の電力不足が懸念される中、広島大の中根周歩教授が自動販売機の「緑化システム」の開発を進めている。自販機などをツタで包んで断熱性を高め、冷暖房費を削減するのがねらい。すでに、全国約100か所で導入され成果を上げている。中根教授は「夏の省エネ対策に十分効果が期待できる」と話す(読売、6.9)

■ 医療機関への医師派遣の調整組織として設立される財団法人「広島県地域保健医療推進機構」の会長に、松浦雄一郎広島大名誉教授が就任することが10日、決まった。松浦氏は広島大病院長や同大医学部長などを歴任し、2000年3月に退官。現在は県医療審議会会長を務める(中国、6.10)

■ 東日本大震災の被災地から中国地方へ避難している人を対象に中国新聞社が実施したアンケートから、回答者の7割が「心身の不調」を訴え、うち約半数が医療機関を受診している実態が分かった。広島大病院の町野彰彦助教は、保健師たちによる定期的な訪問などの対応が欠かせないと指摘する(中国、6.11)

■ 「県地域保健医療推進機構」が7月に発足するのを受け、新会長に就く松浦雄一郎・広島大学名誉教授や湯崎英彦知事らが10日、広島市で記者会見した。機構は、県、市町、県医師会、広島大で構成され、医師不足の地域や診療科への医師派遣の調整を行う(朝日、6.11)

■ 広島大総合博物館は7月2日、東広島キャンパスで生物の観察会を開く。参加する小学生と家族の計20組みを募っている(中国、6.14)

■ 島根県は13日、医療用ヘリコプターの運用を始めた。県内の18病院に、広島大病院など広島県の3病院と鳥取大医学部付属病院を加え、計22病院を運送先とする(中国、6.14)

■ 韓国で被曝医療に従事する医師4人が13日、広島市の放射線医療研究所を訪れ、放射線が人体に与える影響を学んだ。4人は17日まで広島大原爆放射線医科学研究所などで研修を行う(中国、6.14)

■ 2007年に広島大の松田治男特任教授と京都市の機能性食品会社が共同出資して設立された企業、広島バイオメディカルが、「ひろしまベンチャー助成金」の大賞に選ばれた。同社は鶏を使って免疫物質「抗体」を作る技術などを基に、卵巣がんや動脈硬化性疾患の治療薬、低アレルギーの卵の開発に挑んでいる(読売、6.14)

■ 第65回中国四国学生陸上競技対校選手権大会 5月15日・岡山県陸上競技場、【男子】400m:香月勇人、1500m:衣松英亮、【女子】100mハードル:山木彩加、5000m競歩:金崎葵、棒高跳び:綾里奈(読売、6.15)

■ 2011年度第1回広島市陸上競技記録会 5月15日・ビッグアーチ、【男子】砲丸投げ:土居謙介、【女子】800m:河口沙織(読売、6.15)

■ 第15回県学生選手権水泳競技大会 5月15日・県立総合体育館短水路プール、【男子】100m自由形:古賀友喜、200m自由形:古賀友喜・田中貴大、100m平泳ぎ:根本想、400m個人メドレー:吉野純一、400mリレー(フリー):安福悟志・根本想・吉野純一・古賀友喜、200mリレー(メドレー):田中貴大・山本悠介・根本想・安福悟志、【女子】50m自由形:松村栄子、200m自由形:藤坂百恵・土生祐子、100m背泳ぎ:田辺美紀・宮原彩、200m背泳ぎ:田辺美紀、50m平泳ぎ:福井実加子、100m平泳ぎ:山下祐美子・江戸彩加、200m平泳ぎ:山下祐美子・宮原彩、50mバタフライ:大島南海、100mバタフライ:藤坂百恵、200m個人メドレー:山本千恵子・益田彩加、200mリレー(フリー):山下祐美子・藤坂百恵・土生祐子・宮原彩、江戸彩加・満嶋マリア・任尓舒・福井実加子、200mリレー(メドレー):田辺美紀・山下祐美子・藤坂百恵・土生祐子、佐々木菜美・福井実加子・大東史絵・江戸彩加(読売、6.15)

■ 東大の八木健彦教授と広島大の佐藤友子助教らの研究グループは、石英ガラスに高い圧力をかけた状態にすると、ガラス原子の隙間に従来知られていた量の10倍以上のヘリウムガスが溶けることを明らかにした。研究成果は15日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に掲載される(日刊工学、6.15)

■ 広島大のベトナム人留学生14人が14日、東日本大震災の義援金3万6000円を東広島市に寄付した。日本赤十字社を通じて被災地に届けられる(読売、6.15)

■ 広島大に通うベトナム人留学生が14日、東日本大震災の義援金を東広島市に託した。市は日本赤十字社県支部を通じて被災地に送る(中国、6.15)

■ 広島大学病院など広島市内の基幹病院で放射線治療を必要とする患者が増える傾向にあり、新たな放射線医療センターの建設が急務となっている。県はJR広島駅北側に広がる再開発地区「二葉の里」の国有地を年度内に買い取り、2014年にがん治療センターなどの医療施設を開業させる(朝日、6.15)

■ 広島県は15日、地域医療の課題解決に向けた施策をまとめて国に提出する、新地域医療再生計画案に電子カルテなどの電子データを医療機関で共有するネットワークの構築をはじめ、広島大病院への小児救急専門病床の整備など計16項目を盛り込んだ事を明らかにした(中国、6.16)

■ 県内の医師や看護師でつくるサロン運営委員会は、広島市中区のウエストプラザで乳がん患者や家族の交流の場「まちなかリボンサロン」を開く。第1回は7月2日。広島大病院乳腺外科の医師を中心に県内の医療現場で働く5、6人と乳がん患者会のメンバーが参加し、相談に応じる(中国、6.16)

■ 東広島商工会議所の「宇宙科学博覧会in東広島」実現化特別委員会は15日、東広島市のホテルで会合を開き、今後の活動方針について話し合った。博覧会構想は、広島大の東広島天文台の開所を機に商議所が提唱した(中国、6.16)

■ 戦艦大和建造のため旧呉海軍工廠が輸入した大型強度試験機について、呉市は現在所有する広島大学から寄贈を受けたうえで、大和ミュージアムなどで展示する計画を明らかにした(朝日、6.16)

■ 国定公園・帝釈峡にある国の天然記念物「雄橋」で、岩肌が崩れているのが先月見つかり、県文化財保護審議会委員や県、市の担当者が現地調査した。同審議会天然記念物会長の山崎博史・広島大大学院教授は「浸食でできた橋なので、崩落は当たり前の現象」と語る(朝日、6.16)

■ 広島大学は2000台の扇風機や1万本のうちわを導入してエアコンの使用を抑えるなど、大規模な節電の取り組みを始める(日経、6.16)

■ 広島大大学院教育学研究科の川田和男准教授が、手動の車いすの前輪に装着してボタンやレバーで簡単に操作できる電動装置を開発した。安全性の確保などの改良を重ねて商品化を目指す(中国夕刊、6.17)

■ 東大の榊原俊朗教授と広島大の鬼丸孝博助教の研究グループは、プラセオジムイオンを中に含むカゴ上の構造を持つ化合物で、超電導と「反強四極子秩序」と呼ばれる起動秩序が共存することを発見した。成果は、米物理学誌フィジカル・レビュー・レターズ電子版に発表された(日刊工業、6.17)

■ 広島大東千田キャンパスで22日、「広島大学講演会」が開かれる。産学・地域連携センター研究員のプレム・モトワニ博士が「世界を翔け巡るインド企業~インド企業の海外戦略」をテーマに講演を行う(日刊工業、6.17)

■ 広島大工学部建築学科の卒業生らが7月、被曝100年にあたる2045年の広島市中心部の姿を想像してもらい、市民からデザインを募るコンベを開催する。1947年に制定された広島平和記念都市建設法で復興を遂げた街の未来像を、市民自身に考えてもらうのが目的(読売、6.17)

■ 春の叙勲 瑞宝中綬章:入内島十郎・広島大名誉教授、斎藤稔・同大名誉教授、戸田吉信・同大名誉教授、西山啓・同大名誉教授(読売、6.18)

■ 2011年度春の叙勲 瑞宝中綬章:入内島十郎・広島大名誉教授、斎藤稔・同大名誉教授、戸田吉信・同大名誉教授、西山啓・同大名誉教授(中国、6.18)

■ 心理学の面から交通安全の研究を重ね、広島大教育学部長などを歴任した広島大名誉教授の西山啓さんが瑞宝中綬章を受章した(中国、6.18)

■ 広島大で生物学を学び、理科の教員免許を持つ麓美奈さんは、国際協力機構の青年海外協力隊員としてエチオピアへ派遣され、首都アディスアベバの小学校で理数科目を教える。麓さんは17日、尾道市役所を訪れ、平谷祐宏市長に抱負を述べた(中国、6.18)

■ 2011年度春の叙勲 瑞宝中綬章:入内島十郎・広島大名誉教授、斎藤稔・同大名誉教授、戸田吉信・同大名誉教授、西山啓・同大名誉教授(朝日、6.18)

■ 広告特集:近年、スポーツなどが原因で起こる関節の外傷や病気に対する治療法は格段に進歩した。中でも関節鏡の進化が治療法の進歩に大きく貢献している。関節治療で不可欠になった関節鏡について、JOSKAS理事長を務める長越智光夫・広島大大学院教授司会のもとに専門家が話し合った(朝日、6.18)

■ 春の受勲受賞者 瑞宝中綬章:入内島十郎・広島大名誉教授、斎藤稔・同大名誉教授、戸田吉信・同大名誉教授、西山啓・同大名誉教授(毎日、6.18)

■ サッカーの天皇杯全日本選手権広島県予選を兼ねる前広島選手権決勝大会が26日、開幕する。広島大を含む大学6、社会人6、高校3、クラブ1の計16チームがトーナメントで代表の座を争う(中国、6.19)

■ 東広島市の市児童青少年センターは18日、小学生を対象にした子どもエコ教室を同センターで開いた。市内の小学生が広島大の大学院生から身近な生き物について学んだ(中国、6.19)

■ 小中学生向けの陸上競技のレベルアップ教室が18日、庄原市の上野総合運動公園であった。市内の小中学生約100人が参加し、中国電力陸上部元選手の五十嵐範暁さんと梅木蔵雄さんらから指導を受けた。広島大陸上部の大学生も指導者として参加した(中国、6.19)

■ 広告 広島大大学院社会科学研究科マネジメント専攻、平成24年度第一次学生募集(中国、6.19)

■ 広島大剣道部の3年土井夢香さんは昨夏の全日本女子学生剣道選手権大会初出場で8強入りし、敢闘賞を受賞した(読売、6.20)

■ 日本酒で知られる西条盆地の水源、龍王山にある「憩いの森公園」で樹木の下草刈りなどの活動を続ける「西条・山と水の環境機構」が発足から10周年を迎えた。発足時から提携してきた広島大は講座「森林と人間」を開設するなど、活動の裾野も広がっている(中国、6.20)

■ 広島大は東千田キャンパスで、社会人を対象にした経済学部夜間主コースの説明会を7月1日に開く。また、同月4~8日に授業体験会を開催する。授業体験では、国際関係論など計15科目から希望する授業を聴講できる(中国、6.20)

■ 広島大の中田高名誉教授らは、日本海溝沿いに長さ約500キロの巨大な「海底活断層」を見つけた。東日本大震災を起こしたプレート境界につながる断層とみている(朝日、6.20)

■ 文部科学大臣杯第7回小・中学校将棋団体戦の広島県予選中学校の部が19日、広島市の広島将棋センターで、14チームが参加して開かれた。決勝は広島学院中と広島大付属中の対戦。2-1で広島学院中が優勝した(産経、6.20)

■ 天皇、皇后両陛下は20日、日本学士院会館で行われた第101回日本学士院受賞式に出席された。今回は、9人が受賞し、うち新約聖書学の佐竹明・広島大学名誉教授と船舶工学の宮田秀明・東京大教授には恩賜賞も贈られた(毎日、6.21)

■ 広島県は、がん患者や家族向けに相談窓口などがんに関する情報を一覧化した冊子「地域の医養情報」を製作した。広島大病院や福山市民病院、市立三次中央病院など国か県が指定した計15カ所のがん診療連携拠点病院で無料配布している(中国、6.21)

■ 外務省総合外交政策局審議官、石井正文さんが法学部の授業で教壇に立った。石井さんはアジア各国やロシア、米国などとの外交の現状を説明「今後は複数国間での相互協定などネットワークづくりが不可欠」と話した(中国、6.21)

■ 優れた学術研究や著書に対して授与される日本学士院第101回授賞式が20日、日本学士院会館で開かれ天皇、皇后両陛下が出席された。新約聖書学の佐竹明・広島大名誉教授や船舶工学の宮田秀明・東大教授ら9名が受賞し、佐竹、宮田両氏には恩賜賞も贈られた(中国、6.21)

■ 旧海軍工廠で戦艦「大和」の艦体強度などをチェックするのにつかわれた大型試験機が、保管されている広島大から呉市の大和ミュージアムに無償提供される見通しになった(読売、6.21)

■ 福島第一原発事故後の被災地医療に貢献したとして、広島大の浅原利正学長は21日、谷川功一・大学院医歯薬学総合研究科教授、神谷研二・原爆放射線医科学研究所所長、越智光夫副学長、原医研の細井義夫、田代聡両教授ら計5人を特別表彰した(朝日、6.22)

■ 広島大の浅原利正学長は21日、福島第1原発事故の対応に貢献したとして、越智光夫理事・副学長や神谷研二・原爆放射線医科学研究所所長たち5人を特別表彰した(中国、6.22)

■ 福島第1原発事故を受け、広島大は21日、福島大と放射線の影響に関する研究などで連携する包括協定を結ぶことを決めた。7月上旬の締結を目指す(中国、6.22)

■ 広島工業大学は、同大キャンパスで「広島ものづくり指導者養成塾」を25日開講する。開講式後の第1回講座は、広島大大学院の井上善海教授を講師に迎えて座学と討論形式を取り入れた「企業経営論I」を行う(日刊工業、6.23)

■ 戦後まもなく、旧制広島高等学校(現・広島大)や広島女子専門学校(同・県立広島大)など広島市内の学生有志らが集まった広島学生音楽連盟が、原爆で荒廃した広島を「音楽で復興させたい」と立ち上がった。その活動に光を当てたコンサート「ヒロシマ・音の記憶」が25日、広島市で開かれる(朝日、6.23)

■ 広島大などの7大学と国立天文台は22日、質量の重い天体が最後を迎えるときに起きると考えられているガンマ線バースト現象などを各地の望遠鏡を使って観測する連携協定を結んだと発表した(中国、6.23)

■ 中国四国ストーマリハビリテーション研究会が7月2日、広島市の広島国際会議場で開かれる。市民公開講座では、広島大病院の大毛宏喜教授が「においのワケと消臭のコツ」と題し講演を行う(中国、6.23)

■ JA広島中央は22日、交通安全を題材にした子ども向けミュージカルを広島大サタケメモリアルホールで上演した。市内の2幼稚園と6保育所の年長児約300人を招待した(中国、6.23)

■ 広島大原爆放射線医科学研究所元所長の鎌田七男医師ら5人の専門家チームが、福島県飯舘村と川俣町山木屋地区で住民計15人の尿を検査したところ、全員から放射性セシウムが検出。今回検出された量は今後50年間、放射線を出したとしても計0.1ミリシーベルトとごく微量で、今後、汚染された野菜などを食べなければ心配ないと説明している(中国、6.24)

■ 第5回東広島観光展が6月25日から7月10日まで、広島大中央図書館「地域・国際交流プラザ」で開かれる。入場無料(Cul東広島版、6.24)

■ 40代を中心とした中年期は人生で最も安定した時期と言われてきたが、実際には多くの人が心の危機に見舞われる。発達臨床心理学の岡本祐子・広島大教育学研究科教授は、自分のあり方・生き方を再構築するのが中年期の課題。現実に折り合いをつけながら、軌道修正することが実りの多い人生への扉になると語る(読売、6.24)

■ 叙位叙勲(24日)従四位 平林一栄・広島大学名誉教授(産経、6.25)

■ 語りたい・伝えたいヒロシマ 第2部:広島大教育学部所属の野元祥太郎さんは、サークル「Peace Hands」の代表を務め、被爆者から体験を聞く会を開催している。野元さんが、このような会を開くきっかけとなった被爆者との体験を語った(読売、6.25)

■ きずな 第6部:広島大学大学院の山脇成人教授(精神医学)は、うつ病の回復には、身近な家族の対応が大きな鍵を持っている。まずは病気を正しく知ることが大事と語る(中国、6.25)

■ 鏡山の広島大キャンパスで7月3日、ゆかたまつりが開かれる(中国、6.25)

■ 広島六大学軟式野球連盟春季リーグ戦25日、広島国際大7-0広島大(読売、6.26)

■ 広島大中央図書館で25日、東広島市の名所や特産品をアピールする観光展が始まった。入場無料。7月10日まで(中国、6.26)

■ 広島大東広島キャンパスで26日、乗馬体験や餌やりなどができる「ホースフェスティバル」が開かれた。馬術に親しんでもらおうと、馬術部員9人が企画。親子連れらが同部員らとふれあった(読売、6.27)

■ 広島市中区に7月2日、乳がん患者たちのための交流スペース「まちなかリボンサロン」がオープンする。広島大学病院乳腺外科の角舎学行医師らを発起人に、医療関係者らが運営委員を作って準備してきた(読売、6.27)

■ 広島市の広島国際会議場で7月2日、広島大学病院感染症科の大毛宏喜教授が消化器系疾患患者に多い体の「におい」の悩みについて対処法などを語る無料講演会「においのワケと消臭のコツ」が開かれる(読売、6.27)

■ 全広島選手権決勝大会1回戦26日、広島大2-1広島ユース(中国、5.27)

■ 掲示板:広島大総合科学部は、8月7日に東広島キャンパスの同学部で開く一日体験入学の参加者を募集している。参加無料(中国、6.27)

■ 福島県飯館村と川俣町の住民計15人の尿を検査したところ、全員から放射性セシウムが検出され、最大で約3ミリシーベルトの内部被曝をしたとみられることが分かった。広島大の鎌田七男名誉教授は「今後、汚染された野菜などを食べなければ心配はないが、この地区に住み続けるのは難しい」と指摘する(産経、6.27)

■ 広島大キャンパスの文学部練近くにはヒバリの巣を守るための看板が設置されている。ヒバリが産卵、子育てをする3~7月は、一帯の芝生で草刈りを中止。看板を立て、通行人がむやみに草むらに入らないように注意を促す(中国、6.28)

■ 原爆症の認定基準を見直す厚生労働省の検討会が27日、第4回会合を開いた。参考人として、原爆症認定集団訴訟の全国弁護団事務局長の宮原哲郎弁護士と、広島大などで原爆後遺障害の研究に取り組んできた斎藤紀医師らに意見を聴いた(朝日、6.28)

■ 広島大は28日、大学運営の指針として策定した第1期中期目標の達成度について、文部科学省の国立大学法人評価委員会の評価を発表した。女性教員の積極登用などが認められて「業務運営などの目標」で最高の評価を受けた(中国、6.29)

■ 東日本大震災の被災地でボランティア活動をした広島大教育学部2年広谷真也さんが27日、東広島キャンパスで報告会を開いた。広谷さんは県社会福祉協議会の支援グループの一員として参加し、流木の撤去や泥のかき出し作業などを行った。報告会では現地で人手が不足している現状を訴えた(中国、6.29)

■ 高齢者の増加に伴い、軟骨がすり減る変形性膝関節症などの患者が増えている。手術が必要になるケースも多く、人工関節に置き換える治療のニーズが高まっている一方、自分の軟骨を人工培養して膝に戻す移植手術も広島大病院で100例を超えるなど、治療法の幅も広がっている(中国、6.29)

■ 広島大の小原友行教授が会長を務める県NIE(教育に新聞を)推進協議会が内定した県内の小中高校、特別支援学校と、報道機関との懇談会が28日、広島市の中国新聞社で開かれた(読売、6.29)

■ 広島市消防局は今春、救急車内で撮った患者の映像を、搬送先の病院で待つ医師に無線で送るシステムを、すべての救急車に搭載した。映像を見た医師が救急救命士に、正確に対処法をアドバイスすることができる。この救急システムの開発には、広島大学大学院の谷川攻一教授らの研究が大きく貢献していた(朝日、6.29)

■ 広島大は全学生を対象に「第1回MyBest授業紹介コンテスト」と題して、友人に受講を進めたくなる授業の感想文を募集する。学生が評価する授業の特徴を把握し、教員の資質向上を目指す考え(読売、6.30)


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