平成24年2月

■ 【専門医が診る】広島大医学部卒業後、同大医学部臨床教授、広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター名誉所長などを経て現在、日本糖尿病協会理事を務めるグランドタワーメディカルコートライフケアクリニックの伊藤千賀子所長に、糖尿病の治療法や予防法を聞いた(中国、2.1)

■ 広島県福山市のポリテクカレッジ福山で4日から、「電子デバイス事業化フォーラム」が開かれる。勝代健次広島大学特任教授による講演「カーエレクトロニクスへのSiCの活用」などが行われる(日刊工業、2.2)

■ 文部科学省は1日、国公立大2次試験の志願状況を発表した。中国地方14校には同時点で計4万2720人が志願。広島大は志願者数が前年同期に比べ13.5%減の6658人となった(中国、2.2)

■ 広島大放射光科学研究センターの宮本幸治助教、同大大学院理学研究科の木村昭夫准教授らの研究チームが1日、タングステンの表面に、質量ゼロの電子が存在することを発見したと発表。この電子のスピンは制御しやすい特性があり、高性能な電子回路をつくる次世代技術「スピントロニクス」への応用が期待できるという。近く米科学雑誌に記載される(中国、2.2)

■ 広島大の松本慎也助教とセンサー開発のアルニックは、床や梁に据え付けたセンサーにより微細な振動を感知し、建物の耐震診断を行うシステムの開発を手掛けた。このシステムを活用すれば、効率よく補強工事ができるという。松本助教は「販売に加え、測定を請け負うビジネスを立ち上げ貢献したい」と新たな構想を練っている(中国、2.2)

■ 広島大の研究チームは1日、タングステンの表面に質量を持たない電子を発見したと発表した。発見した電子は、高温超電導となる電子の性質も備えており、さまざまな応用が期待できるという。近く米物理学会誌に掲載される(産経、2.2)

■ 第57回青少年読書感想文全国コンクール県代表作品◆広大付属東雲小4年 杉之原晃生さん「『心を整える』を読んで」(毎日、2.3)

■ 広島大病院に、慢性心不全患者のリハビリテーションや生活習慣の改善などに総合的に対応する「心不全センター」が設立された。循環器内科やリハビリテーション科などにより構成される横断型の医療チームをつくり、患者の再発予防を支援する(毎日、2.3)

■ 第57回青少年読書感想文全国コンクール入賞・入選者◆杉之原晃生(広島大学付属東雲小4年)「心を整える。:勝利をたぐり寄せるための56の習慣」(幻冬舎)◆平垣内緑(広島大学付属中2年)「ニングル」(理論社)◆山中美季(広島大学付属高2年)「兎の眼」(理論社)(毎日、2.3)

■ 広島大サタケメモリアルホールで3月9日、錦織健プロデュース・オペラvol.5「セビリアの理髪師」が開かれる(中国、2.3)

■ 広島市中区の広島国際会議場で21日、広島大は、放射線災害復興と人材育成をテーマにした国際シンポジウムを開く。同大が放射線災害に対応できる人材を育成する目的で10月から始まる「放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム」事業の一環。また、20日には同所で、広島大原爆放射線医科学研究所の50周年記念事業として、「福島第1原発事故の復興支援に向けて」をテーマにした国際シンポジウムもある(中国、2.3)

■ 東京大学が導入を検討する秋入学について、産経新聞が全81国立大へ学長アンケートを行った。新たに広島大が秋入学に「賛成」と回答。計14校が秋入学に前向きな姿勢が明らかになった(産経、2.5)

■ 広島市中区にある中国新聞ビルで4日、第53回県NIE(教育に新聞を)学習会が行われた。県NIE推進協議会会長の小原友行・広島大大学院教授による講演「日本型NIEの特質と今日的課題~東日本およびアメリカ合衆国での調査を踏まえて」があったほか、NIE活動に取り組む小中高の教諭らによるNIE活動の取り組みに関する報告が行われた(毎日、2.5)

■ 県NIE推進協議会(会長=小原友行・広島大大学院教授)は4日、学校の授業に新聞を活用するNIE活動に取り組む教員らが事例発表を行う「第53回県NIE学習会」を広島市中区の中国新聞ビルで開いた(読売、2.5)

■ 【病院の実力 広島編49】「小児救急」2010年治療実績と体制-広島大病院:「小児の時間外診療:あり」、「時間外の外来小児患者数:331人」、「小児科医の当直体制:連日当直」、「小児患者の入院対応:ベッドの空きがあれば入院可」(読売、2.5)

■ 広島大は臨床評価・予防医学プロジェクト研究センターを2010年4月に設置し、一般から募る協力者で実際に効果を検証する手法により、市販食品やサンプルの機能性の評価を行っている。依頼企業からは「信頼できる第三者の評価を聞ける」と好評(中国、2.5)

■ 広島市中区の中国新聞ビルで4日、教育に新聞を活用するNIEの在り方を考える学習会が開かれ、小中高校の教員や、教員志望の大学生ら約30人が参加した。主催した県NIE推進協議会の会長を務める広島大大学院の小原友行教授の講演があったほか、NIEの実践報告も行われた(中国、2.5)

■ 東広島市西 本町のアザレアホールで5日、広島大の埋蔵文化財調査室が同市に移転して30年になるのを記念して、安芸地方の中世をテーマにしたシンポジウムが、市教委などにより開かれた。広島大キャンパスで発掘された遺跡などを紹介し、周辺地方との比較で特徴を探った(中国、2.6)

■ 【発信 わがまち】広島大病院乳腺外科の角舎学行医師が運営委員会の代表を務める「まちなかリボンサロン」は、2011年7月から月1回、乳がん患者や家族が交流する場として開かれ、人気を集めている。角舎医師に今後の目標を聞いた(中国、2.6)

■ 小中学校の学習や部活動の指導を手伝うなど、教育現場を中心とした大学生のボランティア活動が盛んになっている。東広島市の三永小でボランティアを行っている広島大教育学部4年の大畑翔平さんは、「大学では、実習以外に児童と触れ合う機会がない。指導経験は社会に出て役立つ」と話す(中国、2.6)

■ 【キャンパス リポーター発】広島大教育開発国際協力研究センターの派遣事業で、昨年12月にケニアを訪れた広島大生が、国際協力研究科会議室で活動報告を行った。5日間の滞在では「エネルギー政策」や「文化と生活」をテーマに両国のさまざまな課題を英語で議論した(中国、2.6)

■ 広島大学放射光科学研究センターの宮本幸冶助教、同大大学院理学研究科の木村昭夫准教授、ドイツのミュンスター大学物理研究所のマルクス・ドナート教授らの研究チームは、タングステンの表面上に質量がゼロの電子を発見。次世代の超高速コンピューターなどの開発につながると期待される。研究成果は、米物理科学誌フィジカル・レビュー・レターズで発表された(日刊工業、2.7)

■ 靴下製造のコーポレーションパールスターは広島大との共同開発で、転倒を防ぐ効果のある靴下を開発。医療機器製造大手のテルモが8日、全国発売した(中国、2.9)

■ 【夢のありか】広島大3年の女性への取材を通じて、インターネットを介して人とのつながりを求める若者の姿を紹介する(中国、2.9)

■ 【天風録】府中市の府中高で1960年、当時広島大を卒業して赴任したばかりの音楽教諭、早志幸是さんにより交響楽団が立ち上げられ、多くのプロ奏者が巣立っていった。早志さんは昨年2月、74歳で他界。一周忌となる12日、教え子らによるお別れ演奏会が市内で開かれる(中国、2.10)

■ 東広島市のフジグラン東広島で、広島大や西条盆地で見つかった埋蔵文化財約300点を紹介する企画展が開かれている。同大総合博物館と市教委の主催で19日まで(中国、2.10)

■ JFEスチールは、広島大と共同の研究会を発足させて、鉄鋼スラグを利用した福山内港のヘドロによる悪臭の改善に向けた取り組みを行う。昨夏から4カ月の現地実験で、スラグを敷き詰めた海域の悪臭が短期間で大きく抑制されたことが確認されており、効果が期待される(毎日、2.10)

■ 東広島市西条の酒蔵通り「くぐり門」で10日から、歴史ある酒蔵に、馬に関する写真や道具を展示する展覧会「馬のいる風景in酒蔵通り」が始まる。同市の地域資源活用トライアル事業の一環。19日まで(産経、2.10)

■ 福島第1原発事故に伴う節電意識の高まりを受け、昨年7月から節電に取り組んでいる広島大が、開始から昨年12月までの東広島キャンパスの電力使用量をまとめた。前年同期比7.8%減、料金は1832万円の削減を達成。同大は一定の成果が上がったとし、さらなる節電策を探る(中国、2.11)

■ 県と広島市、広島大、県医師会でつくる県地域保健対策協議会はこの春より、心筋梗塞の患者の治療計画や検査結果の共有を行う手帳「地域連携パス」の導入を行う。患者の自己管理の啓発を促し、地域のかかりつけ医に持参してアドバイスやリハビリに生かしたりするのが目的(中国、2.11)

■ 広島大大学院の平島宗教授らは広島大付属小教諭と連携し、小学校の理科や算数の授業で使うタブレットパソコン用の学習支援ソフトを開発した。10日に同小でソフトを使った4年生理科の公開授業があり、県内外の教諭約80人が見学した(中国、2.11)

■ 「建国記念日」の11日、広島市内で記念日を祝う式典や反対の立場の集会があった。中区の広島国際会議場では、建国記念の日奉祝委員会による「建国を祝う集い」が開かれ、約1500人が出席。広島大名誉教授の松浦雄一郎会長は「先人の偉業に感謝し、歴史や文化を後世に伝えたい」とあいさつした(中国、2.12)

■ 患者の組織を調べ、がんかどうかを診断する病理医は、医師数の不足や若手が少ないという問題を抱えている。広島大大学院の井内康輝教授は「業務が多いうえに医師数が少ないのでいつも多忙。若い人に敬遠されて、悪循環が続いている」と指摘する。広島県内で4月、NPO法人総合遠隔医療支援機構が発足。標本をデジタル化し遠隔地に送るシステムの構築を目指す(中国、2.12)

■ 【今を読む】広島大大学院修了。県立広島大地域連携センター助教を務める上水流久彦さんは、台湾と中国の関係強化を重視する馬英九氏が台湾の総統に当選し、今後、台湾と中国の結びつきがより強固になると予想される中、日本が取り残されないよう台湾との交流を深めるべきと指摘する。上水流さんに台湾での日本、特に中四国地方のイメージについて聞いた(中国、2.12)

■ 広島大学本部跡地の活用策検討について、地権者の広島市、独立行政法人国立大学財務・経営センター、広島大学の3者が保有する土地の一部を交換して使いやすい形に整えることで合意。今後、活用方針がまとめられる(日経、2.14)

■ 「第9回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」で、広島大学付属高校3年の松岡佳那さん、中村香織さん、松井美樹さんの3人が、JFEスチール賞を受賞した。研究テーマは「しごかれてできる『巻き』の研究」(朝日、2.14)

■ 第26回中国女子駅伝競走大会は12日、広島市西区のコカ・ウエスト広島スタジアムを発着点とする5区間、21.0975キロのコースであり、一般と郡市合わせて53チームが競った。広大レディースは、1時間23分41秒で一般の部26位(中国、2.14)

■ 放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)の招きで来日した米国とブラジルの医師3人が来日し、広島大原爆放射線医科学研究所などで研修を受ける(中国、2.15)

■ 東広島市西条本町の町家「くぐり門」で、広島大馬術部の活動を紹介する企画展「馬のいる風景in酒蔵通り」が開かれている。19日まで(中国、2.15)

■ 広島大病院などが導入している内視鏡手術ロボット「ダビンチ」による前立腺がん手術が、4月から保険適用になり、患者の自己負担が大幅に軽減される(中国、2.15)

■ 放影研の理事長として長年、被爆者調査に多大な貢献をした重松逸造氏の訃報が伝わった15日、ゆかりの医師や研究者から追悼の言葉が相次いだ。広島大原爆放射能医学研究所(現広島大原爆放射線医科学研究所)の横路謙次郎元所長は「職務への献身的な姿勢を尊敬していた」と声を落とした(中国、2.16)

■ 【イベント案内】広島大文学研究科主催「リテラウィンターコンサート2012」 2月18日(土)開催(Cue東広島版、2.17)

■ 【広告】リテラウィンターコンサート2012 日時:18日 場所:サタケメモリアルホール 問い合わせ:広島大文学研究科運営支援グループ(Cue、2.17)

■ 広島県の東広島市は20日、無料の情報誌「KUFUUR(クフーレ)」を創刊する。同市のブランドイメージを高めるのが狙い。生物学者の長沼毅・広島大学准教授など、同市で働く人や暮らす人の紹介をしている(日経、2.18)

■ 東広島市西条町の中央中グラウンドで18日、熱気球に小学生が乗ることができる体験イベントがあった。小学生は、広島大の学生や社会人の愛好家に助けられながら、熱気球のゴンドラに乗り込み、西条盆地の景色を満喫した(中国、2.19)

■ 東広島市西条町の御薗宇小が、本年度のキャリア教育優良学校文部科学大臣表彰を受けた。広島大学などの近くの大学から保育所まで、幅広い交流を児童の成長に生かしたことなどが評価された(中国、2.19)

■ 広島大付属東雲中と広島県中学校教育研究会数学部会は24日、県内の教諭や大学生を主な対象とした「東雲数学教育実践研究会」を同校で開く。参加者は数学の授業を見学後、改善点などを議論し、教育方法を学び合う(中国、2.20)

■ 東広島市西条町の市立中央中グラウンドで、市内に活動拠点を置く熱気球クラブ「瀬戸内飛行少年団」と、広島大の「バルーンクラブ有頂天」のメンバーによる熱気球の搭乗体験が行われた。市内の小学生35人が周囲の風景を楽しんだ(読売、2.20)

■ 【次代の力 第2部】2008年に広島大職員を辞した後、故郷の神石高原町へ戻り集落支援員となった高原敬二さんの小野地区の維持再生に向けた取り組みについて紹介する(毎日、2.20)

■ 広島市中区の国際会議場で20日、創立50周年を迎える広島大原爆放射線医科学研究所は「福島第1原発事故の復興支援」をテーマにした記念シンポジウムを開催した(産経、2.21)

■ 物理学者として原爆放射線の人体影響などの解明に尽力した広島女学院大名誉教授、庄野直美さんが亡くなった。被爆建造物調査で関わりのあった葉佐井博巳・広島大名誉教授や、平和運動の関係者から、その功績をしのぶ声が聞かれた(毎日、2.21)

■ 物理学者で被爆者という立場から平和運動と原爆被害の研究に尽力した広島女学院大名誉教授の庄野直美氏が18日、死去したことが20日、分かった。86歳。広島大助教授、広島女学院大教授を歴任し、91年から同大名誉教授。専攻は理論物理学(中国、2.21)

■ 広島大原爆放射線医科学研究所は20日、設立50年を記念し、福島第1原発事故からの復興支援をテーマにした国際シンポジウムと式典を広島市中区の広島国際会議場で開いた。被爆者治療、研究の拠点に加え、原発事故の被災地支援という新たな役割を再確認した(中国、2.21)

■ 国立天文台の観山正見台長が4月、広島大の特任教授に就くことが分かった。観山氏には、宇宙科学分野の第一人者として教育や研究に幅広く関わってもらうため学長室所属になる(中国、2.21)

■ 広島大大学院の杉山正則教授らの研究グループは、熱帯の果物「龍眼」から採取した乳酸菌LP28が脂肪肝と肥満の改善に効果のあることを、動物実験で確認した。研究成果は18日、米科学誌プロスワンの電子版に掲載された(中国、2.21)

■ 光母子殺害事件は発生から13年を経て、一応の決着を迎えた。広島大大学院の吉中信人教授が、この事件が社会に問いかけた課題について語った(中国、2.21)

■ 国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている呉市・大崎下島の御手洗で21日、建築やデザインを学ぶ広島大、広島国際大など5大学の23人が県史跡「若胡子屋跡」の活用策などを提案する発表会が開かれた(朝日、2.22)

■ 広島大は広島市中区の広島国際会議場で21日、大学院博士課程に10月、放射線災害からの復興を担う人材を育成するプログラムを設けるのを記念した国際シンポジウムを開いた(中国、2.22)

■ 広島大付属三原中は21日、ボランティア活動で関わりのある地元住民を昼食に招き、生徒の手料理でもてなした。交流会は料理の楽しさなどを学ぶ機会として2005年から続けており、同中の教育活動の紹介の場にもなっている(中国、2.22)

■ 東広島市は、市の魅力を発信する事業の一環として、市の観光スポットや住みよさをPRする無料情報誌「KUFUUR(クフーレ)」を創刊した。微生物を研究する広島大准教授や県内唯一の鬼瓦職人などの紹介をした(中国、2.22)

■ 広島大大学院生物圏科学研究科の食品製造実習工場の機械が一新された。新たに食品分析装置が導入され、レトルト食品やアイスクリームをつくる機械も最新式にされた。4月からの授業に活用されるほか、県内の中小企業とも商品開発などでの連携を目指すという(朝日、2.23)

■ 北川鉄工所は広島大学と共同で、放射性物質に汚染された土壌を処理するための研究を3月から始める。コンクリートプラント製造で培った技術を活用し、汚染土壌から放射性物質を取り出して固形化することで処理しやすくする狙い(日経、2.23)

■ 広島大や工学院大などで建築を学んでいる学生が、呉市豊町にある国の重要伝統的建造物群保存地区、御手洗のまちづくりに関する計画案をまとめ、同地区の乙女座で21日、発表した。住民グループ「重伝建を考える会」は案を吟味し、まちづくりに生かす方針(中国、2.23)

■ 中区の県立美術館県民ギャラリーで、広島大大学院教育学部研究科造形芸術教育学専修教育学部第四類造形芸術系コース修了・卒業制作展が開かれる。3月4日まで(中国、2.23)

■ 県北部や安佐南区などの医療機関で働く医師でつくる「芸州北部ヘルスケアネットワーク(Ge-Net)」は21日、安佐南区の安佐医師会館で研修会を開いた。北広島町の雄鹿原診療所の東條環樹所長と、広島大大学院医歯薬学総合研究科の河野修興教授が講師を務め、勤務医や開業医ら約70人が、過疎地の医療や医師不足の現状を学んだ(中国、2.23)

■ 広島大は食品製造の教育に使う実習工場の設備を一新し22日、施設を公開した。実習施設として使うほか、近隣の大学や企業、公的な研究機関にも活用してもらうという(中国、2.23)

■ 広島大の2次試験の前期、後期日程の志願者数が前年に比べ14.2%減少し、過去10年間で最大の減少率となった。就職に有利な資格を取得しやすい学部が人気を集める一方、人文社会系の志願者が減少する傾向があるという(中国、2.23)

■ 広島大病院心不全センターは、心不全患者のリハビリや生活習慣の改善などに連携して取り組む「地域心臓いきいきセンター」に広島県内の4病院を指定した。地域センターは4月から業務を始める(中国、2.24)

■ 広島市中区の原爆ドーム前の元安川親水テラスで3月11日、県内の市民団体などによる東日本大震災の犠牲者を悼む集いが開かれる。メッセージを添えたキャンドルを並べ、被災者支援を続けている広島大などの学生が被災地復興への思いを語る(中国、2.24)

■ 【Ya!っぱれ】「理が苦(理学)を理楽へ」を合言葉に広島大の先生らにより定期的に開かれるイベント「サイエンスカフェ」を紹介した(中国Cue東広島版、2.24)

■ 【就活ここがポイント】広島大副学長兼キャリアセンター長の川崎信文氏が、広大生の現在の就職環境について語った(日経、2.24)

■ 東大が打ち出した秋入学について、中国新聞社は、中国地方の国公立と私立大の全51校を対象にアンケートを行った。広島大や島根大など14校が「今後、検討する」と回答。広島大、島根県立大、広島国際大の3校は4月から検討を始めるとしている(中国、2.24)

■ 広島大は4月から、山口大と遠隔講義システムを使った授業で相互に単位取得を認めるほか、岡山大学と教育研究拠点の共同利用を始めるなど、近隣の大学との連携を強化する。教育内容の充実や設備の有効活用につなげる狙い(日経、2.25)

■ 福島第一原発事故からの復興を願い、全国を走りながら3月11日に福島県にゴールする「全国たすきリレー」の一環で、広島大の震災復興支援ボランティアグループ「OPERATION つながり」のメンバーら37人が24日、廿日市市の宮島から広島市中区の原爆ドームまでを走った。福島大の学生がつくった「全国学生プロジェクト」の企画(朝日、2.25)

■ ベンチャー企業設立を目指す広島大の学生7人が、交流団体「学生ベンチャーネット」を結成し24日、広島大産学・地域連携センターで発足式を開いた。地元企業でのインターンシップの仲介なども目指す(中国、2.25)

■ 福島大の学生団体JASPが企画した26都府県の各地の大学生らが東日本大震災の被災地支援を呼びかけるたすきリレーが24日、広島、廿日市の両市であった。広島大の学生37人が計約37キロを走り、復興への願いをつないだ(中国夕、2.25)

■ 国公立大2次試験の前期日程が25日、始まった。広島大では前年より736人少ない4335人が志願。中国地方の14校では2万3212人が志願し、倍率は3.2倍となっている(中国夕、2.25)

■ 25日に始まった国公立大2次試験(前期日程)で、県内では広島大や県立広島大など5大学で、約710人が受験した。合格発表は、3月5~8日に行われる(読売、2.26)

■ 東広島市は、市内で楽しみながら暮らす人々を応援、紹介する情報誌「KUFUUR(クフーレ)」を創刊した。創刊号では、北極や南極などで生物探索を続けている長沼毅・広島大准教授らを紹介(読売、2.26)

■ 国公立大2次試験の前期日程が25日、各大学で始まった。文部科学省発表の受験状況によると、広島大の受験者数は、4191人、欠席者132人、欠席率3.1%だった(中国、2.26)

■ 「ひろしまを語り継ぐ教師の会」のメンバーは24日夜、外務省の招きで来日し、広島大の初等教育研究や原爆被害を取材するために広島市を訪れたエジプトの新聞記者へ、被爆体験記集「語りびと」のアラビア語版を贈った(中国、2.26)

■ 国公立大2次試験の前期日程が始まった25日、広島大の東広島キャンパスでも、4190人の受験生が試験会場に足を運んだ(毎日、2.26)

■ 25日に始まった国公立大2次試験の前期日程。山陽地方でも、岡山県の岡山大や広島県の広島大などで受験生たちが試験に臨んだ(産経、2.26)

■ 東大が秋入学への全面移行を提起したのを受け、中国新聞社が中国地方の国公立、私立大の全51校にアンケートを実施。広島大をはじめとした約4割の大学が検討に前向きな姿勢を示した。広島大高等教育研究開発センターの奏由美子教授に、秋入学移行を考える上で大きな課題となるギャップ期間について聞いた(中国、2.27)

■ 広島大付属高の生徒が、樹木のクローン技術に優れた住友林業と協力し、老齢化が進む被爆樹木、ヒロシマエバヤマザクラのクローン培養に取り組んでいる(中国、2.27)

■ 広島県内の大学生の間で、放課後や週末の子どもの一時預かりなど、子どもとの触れ合いを軸に市民活動に加わる動きが活発になってきた。広島大キャリアセンターの森玲子教授は「市民活動への参加は、社会人としての基礎を身に付ける良い経験になる」と指摘する(中国、2.27)

■ 大腸がんの周囲の粘膜を内視鏡先端から出す特殊なナイフで切除する内視鏡手術が、中国地方の医療機関で広がっている。広島大病院は10年5月に厚生労働省から認定を受けており、11年の実施は年間83件と09年比の約1.3倍となった(中国、2.28)

■ 半導体大手のエルピーダメモリが会社更生法の適用を申請した27日、主力生産拠点の広島工場がある東広島市に波紋が広がった。同工場は、広島大と産学連携を進め、卒業生の就職先にもなっている(中国、2.28)

■ コメの生育不良や収穫量の減少が深刻化しているのを背景に、中国地方の農家やJAは暑さに強い新品種のコメの導入を進めている。広島大大学院生物生産学部の実岡寛文教授は「地球温暖化は着実に植物の成長に影響を与えている。品種改良だけでなく、栽培方法の変更なども研究する必要がある」としている(中国、2.29)

■ 広島大大学院理学研究科は3月10日、東広島キャンパスのマーメイドカフェ広島大学店で「サイエンスコープ~科学者が見ている世界~」を開く(中国、2.29)

■ 【祝賀広告】祝 「東広島市~手作り郷土賞~大賞受賞」おめでとうございます。国立大学法人 広島大学(中国、2.29)


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