平成24年5月

■ カンボジア人留学生らのグループが、フラワーフェスティバル本番での舞台に先立って4月15日に東広島市の広島大・大学会館で母国の正月を祝って「クロマー」と呼ばれる綿のスカーフを使った伝統的な踊りを披露した。グループのリーダを務める広島大のカンボジア人留学生リー・ゲさんは「クロマーは日本の箸と同じくらい身近な道具。交流を深めるために、まずは日常生活を知ってほしい」と願う(中国、5.1)

■ 【フクシマ"考"1年の教訓<7>】福島県放射線健康リスクアドバイザーとして、毎週福島に行き、活動している広島大原爆放射線医科学研究所の神谷研二所長が、福島の現状や放射線の健康被害について語った(毎日、5.1)

■ 【フラワークイーン】フラワークイーンに選ばれた広島大大学院社会科学研究科1年の中西美咲さんが意気込みを語った(中国、5.1)

■ 海外への関心が薄い「内向き志向」が指摘される学生向けに、主要大学が相次ぎ留学支援を広げている。広島大学は5万円で参加できる2週間の海外研修を1年生向けに実施し、留学を促す(日経、5.1)

■ 18日、東京都千代田区の科学技術振興機構JST東京別館ホールで「広島大学新技術説明会」が開かれる。大学発のライセンス可能な特許の製造技術4件、環境・エネルギー3件、機械、情報通信各1件の合計9件を発表する(日刊工業、5.2)

■ 広島大大学院医歯薬保健学研究科の升島努教授らの研究グループは、ヒトの肝臓の細胞1個から、投与した薬物の影響を分子レベルで短時間に分析することに成功した。医薬品の関発スピードが向上し、医療現場では患者に最適な薬物治療が可能になるという(中国、5.2)

■ 【専門医が診る】国内での患者数が250万人との推定もある心不全。広島大病院心不全センターの木原康樹センター長に、症状や治療をめぐる最新事情を聞いた(中国、5.2)

■ 東日本大震災で親を亡くした子どもを支援するためのチャリティーコンサートが26日に広島市のアステールプラで行われる。元広島大学長の医師原田康夫さんが企画した。原田さんは「親を亡くした子どもが成人するまで続けたい」と生涯を通しての援助を誓う(中国、5.3)

■ 【社説】広島大学長を務めた森戸辰男氏が強く訴えた憲法25条が定める生存権は現代の日本できちんと生かされているかを問う(中国、5.3)

■ バイオマスを効率的にエネルギーにするため広大などが開発した技術が実証実験を終えて3年たった今も活用されないままになっている。実験に協力した東広島市は、企業に活用を呼び掛けるPRを検討する(中国、5.3)

■ 原爆の爆風で吹き上げられたちりなどが放射性物質に変化した誘導放射能や、放射性降下物を含んだ「黒い雨」が、被爆者の発がんリスクを押し上げた可能性があることが、広島大原爆放射線医科学研究所の大滝慈教授らの研究で分かった(中国、5.3)

■ 2001年9月と2011年9月に世界遺産・厳島神社の回廊などが冠水した異常潮位の仕組みについて、広島大の金子新教授の研究グループが、台風による強い北風が海水を動かして潮位を変動させ、秋の大潮も重なったことが原因とする研究結果をまとめた(日経、5.3)

■ 広島大教育学部長などを務めた教育学者の新堀通也さんが「未曽有の『国難』に教育は応えられるのか」を出版した。大規模災害などの「国難」を乗り越えていくため、それらを克服してきた先人の実例を整理した「国難超克史」を取り入れることを提唱している(中国、5.4)

■ 広島大付属東雲中の3年生84人とインドネシア・ジュンブラナ県のムンドヨ第4中の生徒や卒業生4人が、初めて一緒に花の総合パレードに参加した。インドネシアの伝統的な民族舞踊とヒップホップダンスを交互に踊り、絆や国際平和を表現した(中国、5.4)

■ 広島大教育学部卒で洋画家の三原捷宏氏が中国新聞創刊120周年にちなんで、地域の歩みについて語った(中国、5.5)

■ 広島大の学生や卒業生らでつくる広島大学校友会は、フラワーフェスティバルにおいて、白神ブロックに「絆とつながり」をテーマにブースを設けている。同窓生同士の絆を結び直し、インドの子どもたちに手を差し伸べる活動への協力も呼び掛ける(中国、5.5)

■ 第65回朝日レガッタ 予選通過クルー【一般男子シングルスカル】竝川雅裕(広島大)【一般男子ダブルスカル】広島工業大漕艇部、広島大C(朝日、5.5)

■ 広島六大学野球春季リーグ第5週第1日 広島大 2-4 修道大 (中国、朝日、5.6)

■ 学校教育に新聞を取り入れる運動(NIE)に取り組む県NIE推進協議会の学習会が、中国新聞ビルであり、同協議会長の小原友行広島大大学院教授が新聞コラムの活用法について講演した。県内の小中高の教員、高校生約50人が参加(読売、5.8)

■ 第57回春季県高校軟式野球大会の決勝が6日行われ、広島商が広大付属を7-0で破り優勝した。広島商、広大付属、崇徳は中国地区大会に出場する(中国、朝日、5.8)

■ 東広島ウォーキング協会は20日、東広島市の西条中央公園を発着点にウォーキング大会を開く。同公園をスタートし広島大や三ツ城古墳を巡る。「食と健康」をテーマに韓国・ソウル大教授の講演もある(中国、5.8)

■ 【今を読む】広島大大学院出身で広島大工学部助手、助教授などを経て現在は県立広島大副学長・生命環境学部教授の森永力氏が持続可能なエネルギー資源として注目を集めているバイオマスの普及について語った(中国、5.8)

■ 国内の全原発が停止したのを受け、脱原発を求める市民団体「さよなら原発ヒロシマの会」は6日、原爆資料館で集会を開き、原発の再稼働反対を強く訴えた。集会には定員150人を上回る人が参加。広島大名誉教授の滝史郎事務局長は再稼働を求める動き批判し、今夏以降の電力不足に対する懸念にも「十分に確保できる」と述べた。集会ではこのほか、震災がれきの広域処理についても議論を行い、伊方原発の再稼働を認めないことなどを湯﨑英彦知事に求める文章も採択。7日に知事宛てに提出した(毎日、5.8)

■ 広島六大学野球 修道大1-0広島大 春季県高校軟式野球(6日)広島商7-0広大付属 (毎日、5.8)

■ 広島県医師会長で、核戦争防止国際医師会議日本支部長を務める碓井静照氏が9日、死去した。同氏は広島大大学院医学研究科修了、2004年から県医師会長に就任。世界各地で被曝者に対する医療活動を行い、4月末に放射線被曝者医療国際協力推進協議会の会長にも選ばれていた。10年に中国文化賞、11年に旭日小綬章を受賞(中国、5.9)

■ 東日本大震災に関連する諸会議の議事録が未作成だった問題について、広島大文書館の小池聖一館長が原因と背景、公文書管理の在り方について聞いた(中国、5.9)

■ 世界遺産の厳島神社で昨年9月に回廊の冠水を引き起こした広島湾の異常潮位は、8日前に紀伊半島沖を通過した台風による強風と大潮が重なったことが原因だったことを広島大大学院の金子新教授のグループが解明した。台風の影響を裏付けた研究は例がないといい、金子教授は「台風の動きから被害を予測し、厳島神社の保護に役立ててほしい」と話している(朝日、5.9)

■ 広島県は太陽光、木質バイオマス、小水力の各発電事業を普及させる方法を検討する「再生可能エネルギー推進検討会」新たに設け、その初会合を開いた。初会合で広島大大学院社会科学研究科の井上善海教授が会長に選ばれた。意見交換では国や県の協力を促す声が挙がった(中国、5.9)

■ 教育関係者、学生、地域住民で課題を話し合い、解決策を導く「熟議」の場を持つ動きが広がっている。広島大付属東雲中を中心とした実行委員会は19日に行者山太光寺で子どもの自立をテーマに行い、教職員や保護者、生徒達が地元企業の経営者や教育関係者、米国の姉妹校の生徒を交えて話し合う。神原一之副校長は「熟議は皆が当時者意識をもって教育を考えるきっかけになる」と説明する(中国、5.9)

■ 広島六大学学生軟式野球連盟春季リーグ(4月21日、22日) 広経大5-2広島大、広島大2-1修道大
県学生バスケットボール選手権春季リーグ(4月21日、22日) 【女子】広島大110-52安田女大
全日本学生アーチェリー西日本大会選考会(4月22日)【リカーブ】個人男子 1位藤原康司(広島大) (中国、5.9)

■ 広島大東広島キャンパスでは4月中旬から4カ所にヒバリのヒナへの注意を呼びかける看板が掲げられている。同キャンパスでは毎年3月から7月にかけてヒバリが営巣・子育てをしているが、巣に気付かずキャッチボールなどをする学生がいることを受けて看板を設置することになった。デザインを産学・地域連携センターの匹田篤准教授に依頼、匹田准教授の授業を履修している学生7人がデザインを考えた(読売、5.11)

■ 広島大写真部の作品展「For24」が10日、同大の東広島キャンパス中央図書館で始まった。部員と卒業生が撮影した作品49点が展示されている。今井悠部長は「風景や動物など幅広い被写体と、メンバーの個性を楽しんでほしい」と話している(中国、5.11)

■ 【ふれあい土曜日講座】19日の午前10時から正午、西条西本町の市児童青少年センターで小学生を対象に本田計一広島大名誉教授がさまざまなチョウの生態やアゲハ蝶の幼虫の育て方を紹介する(中国、5.11)

■ 広島六大学学生軟式野球連盟春季リーグ(4月28日) 広島大9-2広島県大庄原(中国、5.11)

■ 広島大は11日、同大学ナノデバイス・バイオ融合科学研究所の教員が出張先のベルギーで学生や教職員など1005人分の個人情報が入ったノートパソコンが盗まれたと発表した。情報の悪用などの被害は確認されていないが、関係者に謝罪文を郵送した。同大学は「個人情報の管理が不適切だった。研修などを通じて管理の徹底を図る」としている。(読売、中国、朝日、毎日、産経、5.12)

■ 2012年度の公立学校の教員採用で、中国地方5県の採用試験に合格した1955人のうち、105人が辞退したことが11日、分かった。広島では合格通知を出した昨年9月末以降、辞退が相次いだ。大半は広島大など県内の大学に通う県外出身で、地元と広島の両方の採用試験を受け地元も合格したという理由が目立った(中国、5.12)

■ 3月まで広島大大学院で憲法を専攻し、広島の被爆瓦を海外の大学に送る活動を続ける嘉陽礼文さんは福島第1原発事故の背景と影響を探ろうと15日から福島市で暮らす。福島大で半年間、政治学の科目履修生として学びながら原発周辺の除染作業に参加する。嘉陽さんは今冬、被爆瓦を受け取ったノースカロライナ大を訪れる予定。「自分の言葉で核の怖さを伝えられるよう蓄積を増やしたい」と話す(中国、5.13)

■ 東日本大震災の被災者支援などに取り組んできた広島大の学生ボランティア団体「OPERATIONつながり」が12日、インドの子どもたちの支援をテーマにワークショップと活動報告会を開いた(朝日、5.13)

■ 原爆投下前の広島の街並みをCGで再現した新作の記録映画作りに取り組む「爆心地復元映像製作委員会」は、さらにCGを詳細にするため、戦前の写真や新たな被爆証言の協力を呼びかけている。故・湯崎稔広島大学教授が50年から60年代にかけて被爆者128人を対象とした聞き取り調査のテープの分析から新しい事実が発見されたという。記録映画は被爆70年にあたる2015年の核拡散防止条約再検討会議での上映を目指す(読売、5.13)

■ 【ジュニアライター通信】広島大の学生ボランティア団体「OPERATIONつながり」は、これまでに4度被災地に行き、延べ80人が参加。現地では仮設住宅内にある集会所で交流会を開き、仮設住宅を1軒ずつ回って被災者と対話するなどの活動を続けている(中国、5.14)

■ 太陽が月に隠れて細い輪のように見える金環日食が21日朝観測できる。国立天文台前台長で広島大学特任教授の観山正見さんに日食の魅力や観測の注意点を聞いた(中国、5.14)

■ 広島大で芸術を専攻する学生の制作展が14日、東広島市鏡山のキャンパスの大学会館で始まった。絵画、彫刻、デザイン、工芸の4部門計22点の作品が展示される(中国、5.15)

■ 広島市民病院は年内に、前立腺がんなどに使う内視鏡手術ロボット「ダビンチ」を導入する。市立病院への導入は全国でも初めて。中国地方では広島大病院、岡山大病院、鳥取大医学部付属病院で既に導入済み(中国、5.15)

■ 広島大の卒業生で、開成高野球部などを率いて春夏合わせて10度の甲子園出場を果たした、野々村直通さんが自伝を出版した。今春の定年退職を機に高校野球の指導者として歩んだ半生をつづっている(中国、5.15)

■ 広島六大学野球(14日) 広島大3-1広島国院大(毎日、5.15)

■ 国内の広い地域で金環日食が見られそうな21日、広島大大学院教育学研究科は東広島キャンパス北グラウンドで、日食の観望会を開く。観望会では大学側が観察用眼鏡300個とソーラーフィルター装着の双眼鏡3台を用意。同研究科の林武広教授が解説する(読売、5.16)

■ 広島大病院は5月から、がんの早期発見に役立つ陽電子放射断層撮影装置(PET-CT)を導入した。国と県が指定するがん診療の拠点病院としては、県内で初めて。今後は月150人を目安に、外来・入院患者への検査を実施する(中国、5.16)

■ ひろしまを語り継ぐ教師の会会長で被爆者の松島圭次郎さんが19日から8日間の日程でキプロスを訪れ、平和をテーマにした同国国会主催のシンポジウムで被爆体験を証言する。松島さんは16歳の時、広島工業専門学校(現在の広島大)で被爆した(中国、5.16)

■ 広島大は1977年に発刊された「原爆と広島大学『生死の火』学術編」を復刻した。原爆被害の実相や被爆者救護、放射線医療の取り組みなどを記録したもので、福島第1原発事故を受けて、より多くの人に広島の体験を共有してもらうのが狙い。広島大では昨秋、放射線災害に対応できる人材を育成するプログラムを博士課程に設けており、復刻した本はその研究でも活用される(毎日、5.16)

■ 【インド研究あれこれ①】佐々木宏広島大大学院准教授が、日本とインドの距離を縮めることがわが国で始まった「インド研究の5年」の役割の一つであると語る(中国、5.17)

■ 福島第1原発事故からの復興を考えるシンポジウム「放射線災害復興への道-広島、長崎から福島へ」が17日、広島国際会議場で行われた。放射線による人体への影響の知識を蓄積した被爆地が果たすべき役割や課題について、広島大原爆放射線医科学研究所の神谷研二所長など5人の研究者が意見を述べた。神谷所長は、広島大が延べ千人を超す緊急被曝医療チームを福島に派遣したことを紹介。低線量放射線の影響は広島、長崎の被爆者の研究でも十分に明らかにされていないことを課題として挙げた(中国、5.18)

■ 瀬戸内海の「水軍」の歴史を観光に生かす方策を検討している、広島大学、中国経済連合会などで設立された瀬戸内水軍研究会は17日、野志克仁松山市長に対して水軍の歴史的資源を使った3つの観光ルートを提案した(日経、5.18)

■ 5月21日朝、国内で25年ぶりに金環日食が観測される。県内では環状とはならないが部分日食が観測できる。学習に取り入れる動きも活発で、広島大付属中・高校は理科の授業で、日食の仕組みや安全な観測の方法を取り上げ、当日は午前6時頃から観測会も行う(読売、5.18)

■ 定住促進、観光客増加、企業進出などを目指して、東広島市は様々な手法で「シティプロモーション」に取り組んでいる。市が創刊した無料情報誌「クフーレ」では移住者、広島大の研究者などが市の魅力について語っている。その他にはバスツアーを行うなどしているが現状では目立った成果が出ておらず、市や市観光協会ではさらに実効性のある取組を目指すとしている(中国、5.18)

■ 【インド研究あれこれ③】佐々木宏広島大大学院准教授が半世紀前に法で否定されながらも、いまだにインドの社会に強い影響を残しているカースト制度について語る(中国、5.19)

■ 1963年に共演した広島大演劇研究会、広島女子短大(現県立広島大)演劇班の卒業生が約50年ぶりに広島市のカフェに集まった。60代、70代の19人が国内、国外の各地から参加。参加した牧岡宏明さんは「バラエティーに富んだ仲間の話は、今後の人生の活力になった」と感想を述べた。企画者の泉さんは次に集まる機会も設けたいとしている(5.19、中国)

■ 第44回中国短編文学賞(中国新聞主催)大賞に広島大文学部出身の古林邦和さんの「トマト」が選ばれた。古林さんは26日、広島市で行われる表彰式と審査を担当した直木賞作家重松清氏との座談会に出席する(中国、5.19)

■ 【第44回中国新聞社主催の中国短編文学賞大賞「トマト」】作者 古林邦和氏 1947年倉吉市出身、広島大文学部卒(中国、5.20)

■ 広島県は人材育成の課題に対応する「大学連携による新たな教育プログラム」に広島大など大学3校の「海外大学、マツダ、リョービなどと連携してアジア進出の県内企業の海外拠点で活躍できる人材育成」などの3件を選定した(日刊工業、5.21)

■ 【まな☆VIVA 理科】金環日食に続き、6月6日には、金星が太陽からの光を一部を隠すため、太陽の上に黒い点が通過するように見える「金星の日面通過(経過)」という天体現象が広島県内からも観測することが出来る。広島大大学院自然システム教育学講座の林武広教授がこの珍しい天体現象について解説する(中国、5.21)

■ 大学の薬剤師養成課程が6年になり昨春までの2年間、卒業生がほぼ途絶えていたため、薬学部生の争奪戦が激しくなっている。中国地方では好待遇を提示しても人材確保が困難な状況になっている地域もある。広島大でも資格を取った約30人全員が製薬会社などに就職した。来年度以降は都市部では人手不足は落ち着くものの地方では人材確保が厳しい見通し(中国、5.21)

■ 広島大原爆放射線医科学研究所の田代聡教授たちのグループは21日、放射線の被曝量を推定する新たな方法を開発したと発表。従来の手法より短時間で被曝線量を調べる事が出来るため、原発事故など素早い対応が求められる緊急被ばく医療への応用が期待される。成果は米科学雑誌「ラディエーションリサーチ」に掲載される予定(中国、毎日、5.22)

■ 5月21日、部分日食の観測会が広島大付属中・高校など県内各地で開かれた。広島大付属中2年の松原めぐみさんは「広い宇宙の出来事が、予想された時間通りに起きた。すごい」と感動していた(読売、5.23)

■ 第47回少林寺拳法中四国学生大会(4月15日) 【男子】段外 3位 赤司一・太田貴大(広島大)(読売、5.23)

■ 【平和・ヒロシマ】 1945年に創設された広島女子高等師範学校に1期生として入学、その年の8月に被爆した清代律子さんが被爆の体験、その後の被爆者への偏見に苦しんだ日々を語った(朝日、5.23)

■ 【専門医が診る】心不全について寄せられた相談や質問に、広島大病院心不全センターの木原康樹センター長が答える(中国、5.23)

■ 東広島市は市のイメージアップや認知度向上につながる企画を公募、東広島映画祭など10事業を支援対象に選んだ(中国、5.23)

■ 中国卓球選手権広島県予選(6日) 【男子】シングルス3位 荒木亮(広島大) ダブルス2位 荒木亮・山田健(広島大)(中国、5.23)

■ ソフトボール全日本総合地区予選(6日) 【代表決定戦】広島大11-4東広島教員
グリーンテニス大会(4月8日、5月6日)【男子】A級1位安藤・多治見(広島大)(中国、5.23)

■ 【インド研究あれこれ⑤】佐々木宏広島大大学院准教授がインドでの働く子どもたちを取り巻く状況などから児童労働の問題について述べる(中国、5.23)

■ 広島への原爆投下後に降ったとされる「黒い雨」の痕跡を調べている広島大などのグループは爆心地から9~22キロ離れた計6か所から「黒い雨」に由来するとみられる放射性物質セシウム137が見つかった、との調査結果をまとめた(中国、5.24)

■ 【インド研究あれこれ⑥】佐々木宏広島大大学院准教授がインドにおける高学歴者の高失業率問題について述べる(中国、5.24)

■ 広島県は6月8日午後1時半から、庄原市西本町の市民会館で「土砂災害防止県民の集い」を開催する。庄原豪雨から2年を迎えるのを前に、土砂災害の恐ろしさや防災活動の大切さを考える。広島大学大学院の海堀正博教授と県砂防課の田村毅課長の公演などが行われる(中国、5.24)

■ 理化学研究所、東京大学、神戸大学、広島大学、高輝度光科学研究センターの研究グループは、磁化を持たない新しい電子スピン配列を発見した。従来の磁気記録材料にない特徴を持つ新しい記録材料の実用化が期待される。成果は米物理学会誌フィジカル・レビューレターズ電子版に29日掲載される(中国、5.25)

■ 広島大の星正治名誉教授らの研究グループは、原爆投下後の広島で降った放射性物質を含む「黒い雨」について、被爆者援護の対象地域である「大雨地域」外の6カ所で、原爆に由来するとみられる放射性物質「セシウム137」を確認した。星名誉教授は「ないと言われ続けてきた『黒い雨』の証拠をつかんだことは意義深い」と話した(読売、5.25)

■ 【インド研究あれこれ⑦】広島大学大学院の佐々木宏准教授がインドにおけるコラプションの問題について語った(中国、5.25)

■ 岡本直正・広島大学名誉教授 肝臓がんのため死去、91歳(朝日、読売、中国、産経、毎日、5.25)

■ 広島大の浅原利正学長は25日の定例記者会見において、「個人的な考え」としたうえで、秋入学について「春と秋の併用を考えていくべきだ」との見解を示した。29日は教職員や学生の意見を聞く公開ヒアリングを開くことを紹介し、「高校や企業、地域の意見も聞いていく」と話した。広島大では教職員でつくるワーキンググループ内の「入学者選抜検討サブワーキンググループ」で秋入学のメリット、デメリットを話し合い、9月までに一定の方向性を出し、浅原学長に答申する予定(読売、5.26)

■ 【インド研究あれこれ⑧】広島大大学院の佐々木宏准教授が、インドのユニークさばかりに注目するが故に陥ってしまう問題について語る(中国、5.26)

■ 広島大は本年度、教育学部の講義に「知的障害職業教育実践演習」を新設した。受講生を広島県教委の知的障害生徒の就労支援事業「特別支援学校技能検定」の運営に参画させ、障害者就労の現状や課題を学ばせる。(中国、5.26)

■ 25日、広島市の太田川で水中の様子を探索する無線操縦の小型ボートのテストが行われた。川の浅瀬などを手軽で安全に調べることが可能で、洪水予防などに活用できるという。開発には広島大大学院工学研究科の河原能久教授が協力した(中国、5.26)

■ 県はJR広島駅北側に計画中のがん治療施設の基本設計を明らかにした。治療センターには最新の放射線治療装置を備え、広島大病院などの市内4病院と共同利用する方針(朝日、5.26)

■ 第20回中国地区高校軟式野球大会の組み合わせ抽選会が25日にあり、組み合わせが決まった。広島大付は26日に倉敷工と1回戦を戦う(毎日、5.26)

■ 島根県隠岐の島町久見の高丸地区で、後期旧石器時代の黒曜石の採掘跡が見つかったと、調査にあたった竹広文明・広島大大学院准教授が発表した。後期旧石器時代にさかのぼる採掘跡は珍しいという(読売、5.27)

■ 中国地方の国立大学の外国人留学が減少傾向にある。広島大では語学力不足で大学院に進めないケースが増えたため、本年度から研究生希望者に対して「日本語能力試験と英語検定試験の客観的判断基準」の提出を求めることにするなど、留学生の語学能力を重視し始めたことが影響しているとみられる。(中国、5.27)

■ 【この人】広島大文学部英文学科出身で第44回中国短編文学賞で大賞を受賞した古林邦和さんが、受賞の感想や今後の抱負を語った(中国、5.27)

■ 広島大産学・地域連携センターの塚本俊明教授が、まちづくりの変還やこれからの課題について語った(中国、5.28)

■ 【キャンパス リポーター発】広島大ではキャンパスの草むらにあるヒバリの巣への注意を促す看板が設置されている。デザインは広島大大学院総合科学研究科の匹田篤准教授と学生7人が考え、文学部棟近くなどの4カ所に設置されている(中国、5.28)

■ 東広島市西条町の御薗宇小の運動会に、国際協力機構の外国人研修生や広島大の学生たちが参加。リレーなどの競技に参加するほか、インドネシアの民族舞踊を一緒に踊るなどして親睦を深めた(中国、5.28)

■ 食品メーカー「あじかん」は、こうじ菌を使って発酵させたゴボウに内臓脂肪の蓄積を抑える効果があると発表した。今後、広島大の加藤範久教授らとの共同研究で発酵ゴボウを商品化する方針(読売、5.29)

■ 広島原爆で被爆した人が、がんで死亡するリスクが爆心地から北西方向で高くなることが、大瀧慈・広島大原爆放射線医科学研究所教授らの研究でわかった。北西方向は放射性物質を含んだ「黒い雨」が降った地域と重なるため、研究グループは「放射性降下物などの影響が示唆された」と分析している。従来がん死亡などのリスクには、残留放射能や放射性降下物などの影響はほとんど考慮されず、健康被害の実像は明らかでなかった(毎日、5.29 読売、5.30)

■ 原爆投下後に降った「黒い雨」の援護対象地域の見直しを検証してきた厚生労働省の有識者検討会が29日、最終報告書案で「範囲の拡大は困難」との見通しを示した。「黒い雨」を長年研究する広島大の星正治名誉教授は「放射性物質は、ちりやほこりに交じって降っており、(拡大地域内で)放射線がゼロというのは明らかな誤り」と批判した(読売、中国、毎日、5.30)

■ 東広島市の靴下製造コーポレーションパールスターは、広島大と共同開発した転倒防止効果がある同社製靴下の着用効果について、県立安芸津病院、県立広島大福祉学部と共同研究を進めている。同病院に入院、通院する65歳以上を対象に調査したところ、多くの患者に改善がみられたという(中国、5.30)

■ 広島大は29日、秋入学導入など教育、研究活動をめぐる改革の検討状況を学生や教職員に説明し、意見を聞く公開ヒアリングを同大サタケメモリアルホールで開いた。広島市の霞、東千田の両キャンパスもテレビ会議システムでつなぎ、約500人が参加。大学改革を検討する六つのワーキンググループの座長たちが説明を行い、春入学と秋入学の併用を視野に入れる一方、教職員の負担増につながる懸念があると報告した。参加者からは「広島大の特徴を踏まえて検討を」「財政が苦しい状況で、現状の無駄を洗い出すべきだ」などの意見が上がった(中国、5.30)

■ 夏季シングルステニス大会(12日・13日) 【男子】 A級 1位 小川雄大(広島大) 2位 多治見(広島大) B級 石川航平(広島大)【女子】A級 1位 岡村真央 B級 1位 木村佑佳(広島大)(中国、5.30)

■ 中国地域ニュービジネス協議会は「第20回中国地域ニュービジネス大賞」に応募36社の中からアイグランを選定した。井上善海広島大学教授を審査委員長に1次書類審査、2次ヒアリングを行った。6月5日にANAクラウンプラザホテル広島で表彰式を行う。(日刊工業、5.30)

■ 第132回中国地区春季エスキーテニス大会(4月13日、5月13日、20日) 【男子】団体 2部 準決勝 高陽ク2-0広島大B、広島大A2-1GO広島A 決勝 高陽ク2-1広島A、個人 2部 ダブルス 準決勝 田中大地・奥田尚文(広島大)2-0平野太一・徳永暁彦(県大広島) 決勝 田中・奥田2-1石本・善岡(山口選抜)、3部 準決勝 山脇好裕・中本浩也(広島大)2-0佐々木優・伊藤洋輔(広島大) 決勝 山脇・中本2-1二木・吉田(広工大) 【女子】個人 3部 ダブルス 準決勝 徳久智恵・浅井志乃(広島大)2-1信藤紗穂・中前陽香(県大広島) 決勝 山村・金澤(県立庄原)2-0徳久・浅井(読売、5.30)

■ 第16回県学生選手権水泳競技大会(6日) 【男子】50メートル自由形 1位 赤松一成(広島大)、100メートル・200メートル背泳ぎ 1位 古賀友喜(広島大)、50メートル平泳ぎ 1位 赤松一成(広島大)、100メートル・200メートル平泳ぎ 1位 西尾健(広島大)、200メートルバタフライ 1位 小坂城司(広島大)、400メートル個人メドレー 1位 小杉泰史(広島大)、400メートルフリーリレー 1位 広島大A(赤松一成、阿部誠司、安福悟志、西尾健)、400メートルメドレーリレー 1位 広島大A(古賀友喜、西尾健、小坂城司、赤松一成)【女子】200メートル・400メートル自由形 1位 小野奈津実(広島大)、100メートル背泳ぎ 1位 松浦由生子(広島大)、200メートル背泳ぎ 1位 田辺美紀(広島大)、100メートル・200メートル平泳ぎ 1位 山下祐美子(広島大)、100メートル・200メートルバタフライ 1位 藤坂百恵(広島大) 、200メートルフリーリレー 1位 広島大(山下祐美子・藤坂百恵・田辺美紀・小野奈津実)、400メートルメドレーリレー 1位 広島大 (松浦由生子・山下祐美子・藤坂百恵・小野奈津実)(読売、5.30)


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