平成25年2月

■ 厚生労働省の検討会は1月31日、広島大病院など15か所を「小児がん拠点病院」として選定した(読売、朝日、日経、中国、毎日、2.1)

■ 広島大小原友行教授が会長を務める広島県NIE推進協議会は9日、NIEの実践に関する学習会を開く(中国、2.1)

■ 第58回青少年読書感想文全国コンクールの県代表作品に選ばれた、広島大付属中3年宮崎詩己さんの作品が掲載されている(毎日、2.1)

■ 広島大病院は1日、国立病院機構呉医療センターで脳死判定された患者の腎臓を、山口県内の60代の女性に移植する手術を始めた(中国、2.2)

■ 広島大学は、主に社会人を対象とする「ファイナンスプログラム」の大学院生を募集する(日経、2.2)

■ スポーツ医学や再生医療の専門部門を設ける広島大病院新診療棟が完成間近である。4月に建物ができ、9月20日に開院の予定(読売、2.2)

■ 文部科学省は、国公立大2次試験志願状況の中間集計を発表した。広島大の志願者数は昨年同期より141人多い、1,168人となっている(中国、2.2)

■ 第58回青少年読書感想文全国コンクールの県代表作品に選ばれた、広島大付属高1年の須田彩花さんの作品が掲載されている(毎日、2.2)

■ 広島大大学院で学び、現在も研究室に通う新名俊夫氏は、東広島市内に飛来した渡り鳥などについて紹介する写真集「野鳥観察の楽しみ」を出版した (読売、2.2)

■ 府中町女児虐待死事件の対応などを検証する県の委員会は、最終報告書を県に提出した。広島大大学院教授の七木田敦委員長は「迅速、着実に県の施策に生かし、虐待の根絶に取り組んでほしい」と話した(朝日、2.2)

■ 「第36回全日本アンサンブルコンテスト中国大会」で、広島大(木管三重奏)が金賞を受賞した(朝日、2.3)

■ 【病院の実力】脳卒中 2011年度治療実績 広島大 脳梗塞66人(うちt-PA 5人)、くも膜下出血14人、脳出血21人(読売、2.3)

■ 広島大病院は2日、脳死判定された患者から提供を受けた片方の腎臓を山口県内の60代の女性に移植する手術を終えたと発表した(中国、2.3)

■ 星正治広島大名誉教授は、島根大医学部で旧ソ連最大のセミパランチク核実験場があったカザフスタンの住民放射線被曝に関する研究成果などについて解説した(中国、2.4)

■ 広島大星正治名誉教授と広島大原爆放射線医科学研究所の大滝慈教授は3日、ロシアの科学者と内部被曝に関する共同研究を行うことを決めた(中国、2.4、朝日、2.6)

■ 「黒い雨」と低線量被曝をテーマにしたシンポジウムが17日午後、広島市原爆資料館で開かれる。広島大原爆放射線医科学研究所の大滝慈教授ら5人で、黒い雨とがんになるリスクとの関連性について議論を行う(中国、2.4、朝日、2.6)

■ 広島大病院は4日、3月末までに小児がん治療で中国・四国地方にある16の医療機関との間でテレビ会議システムをつくると発表した。どの医療機関でも最適で均質な治療が受けられる体制づくりを目指す(日経、中国、2.5、朝日、毎日、2.6、読売、2.10)

■ 国内外の研究者が原爆による残留放射線や内部被曝の影響などについて考える国際シンポジウムが、廿日市市で開かれた。広島大学原爆放射線医科学研究所が主催したもので、日本やロシア、カザフスタンなどの研究者が研究成果を発表した(朝日、2.6)

■ 広島大大学院の井上善海教授を会長とする県再生可能エネルギー推進検討会は5日、木質バイオマス発電促進に向けたコスト削減案などを盛り込んだ報告書をまとめた。県は報告書をもとに、各事業の実現を目指す(朝日、2.6)

■ 広島県は5日、福富ダムと三川ダムに小水力発電所を整備する方針を固めた。水力発電所の整備は県再生可能エネルギー推進検討会の報告書でも提言があったもので、検討会会長の井上善海広島大大学院教授は「県はスピード感を持ち、水力発電の実現に努めてほしい」と話した(中国、2.6)

■ 6日~8日まで開かれる「テクニカルショウヨコハマ2013」で開催される「産学連携ワークショップ」において、広島大工学研究院の後藤健彦助教が「感温性高分子を用いた容易に再生可能な吸着剤の開発」というテーマで講演を行う(日刊工業、2.6)

■ 【オピニオン】全国の自殺者数が昨年は15年ぶりに3万人を下回った。広島大保健管理センターの内野悌司准教授が、要因や今後の課題について語っている(中国、2.6)

■ 中国新聞の報道の在り方について、社外の有識者と考える「読者と報道委員会」の第33回会合が1月29日、中国新聞ビルで開かれた。弁護士の大木和則氏、広島大大学院の川崎信文教授、ライフスタイル研究所代表の船崎美智子氏の3委員と総合編集本部幹部、担当記者らが意見を交わした(中国、2.6)

■ チョコレートが世界中で親しまれるようになる歴史などをまとめた、佐藤清隆広島大名誉教授の著書「チョコレートの散歩道 魅惑の味のルーツを求めて」が紹介されている(中国、2.7)

■ 松浦雄一郎広島大名誉教授を会長とする県医療審議会は6日、福山市内にある4病院で計96床の増床を承認した(中国、2.7)

■ 国公立大2次試験の出願が6日、締め切られた。6日午後3時現在、広島大は志願者数が7,364人で、昨年同期より10.6パーセント増加した(中国、2.7)

■ 広島大は10日と11日の2日間、「放射線災害復興への提言」をテーマにした国際シンポジウムを広島市の広島国際会議場で開く。同大が開講した「放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム」の一環で、専門家の講演やポスター発表、パネル討論などが行われる(中国、2.8)

■ 広島市植物公園は9~14日にかけて、バレンタインデーにちなんだ企画展「カカオとチョコの秘密」を開催する。10日には、佐藤清隆広島大名誉教授による「カカオとチョコのサイエンスロマン」と題した講演がある(読売、2.8)

■ 広島大やシャープ電子デバイス事業本部、広島市立大などによる事業、広島大や広島県歯科衛生連絡協議会などによる事業が、広島県の医療・福祉課題解決に向けたデバイス開発事業と医療現場などと企業の連携モデル事業にそれぞれ採択された(日刊工業、2.8)

■ 第58回青少年読書感想文コンクール入賞・入賞者が発表された。広島県からは、広島大附属中3年の宮崎詩己さん、広島大付属高2年の槇田清佳さん、広島大付属高1年の須田彩花さんなどの作品が選ばれている(毎日、2.8)

■ 中国地方の県教委では、遺跡の発掘調査で撮影した写真のデジタル画像化を進めている。1960年~1980年ごろに撮影されたカラーフィルムは退色や劣化が進行しており、フィルムの管理・保存は大きな課題であった。広島大大学院の古瀬清秀教授は「発掘調査では遺跡を記録するため膨大な写真を撮る。どんな色の土の層から遺物が出たのかなど、カラー画像は図面では判断しにくい重要な情報を提供してくれる」と話す(中国、2.8)

■ 広島大付属小は8日、タブレット型パソコンを用いた算数の授業を行った。広島大大学院工学研究院の平嶋宗教授が開発した文章題を解くソフトを使い、2年生が39人が掛け算を学んだ(中国、2.9)

■ 臓器移植への理解を深めてもらおうと、県腎友会は講演会「命のリレー 臓器移植を語ろう、聞こう」を開く。広島大大学院の大段秀樹教授が、広島県内の臓器移植をめぐる現状と今後の展望を話す(中国、2.9)

■ 広島大本部跡地の再開発で、市が跡地内の旧理学部1号館と敷地を、所有者の国立大学財務・経営センターから無償で取得することになった。再開発は、残りのセンター所有地3.8ヘクタールの売却が焦点となる。広島大は跡地内の東千田キャンパスで「知の拠点」構想の中核となる知的人材育成センターの建設を計画している(中国、2.9)

■ 9日から2日間の日程で行われる、携帯電話をめぐるトラブルから子どもを守る方策を考える全国会議が始まった。10日には、広島大大学院の匹田篤准教授の基調講演などがある(中国、2.10)

■ 教育に新聞を活用するNIEの実践を考える学習会が9日、中国新聞ビルで行われた。県内の教諭や教員志望の大学生などが参加し、サンフレッチェ広島のJ1優勝の記事を活用した学習プランを話し合った。県NIE推進協議会会長の小原友行広島大大学院教授は「サンフレの優勝は子どもたちの関心が高く、広島を元気にするニュース。NIEで活用してほしい」と呼び掛けた(中国、2.10)

■ 福島第1原発事故をはじめとする放射線災害からの復興の道を探る国際シンポジウムが10日、広島市の広島国際会議場で始まった。広島大大学院博士課程の「フェニックスリーダー育成プログラム」の学生も参加する(中国、2.11)

■ 【学生街今むかし 広大本部跡地】キャンパスの多くが東広島市へ移転する前は学生でにぎわっていた広島大本部跡地周辺。現在、広島大は広島市と協力して広島大本部跡地を「知の拠点」として再開発し、社会人や留学生が学べる場にする方針(日経、2.11)

■ NPO法人JIM-NETは、劣化ウラン弾による健康被害が疑われるイラクと原発事故があった福島の子どもたちを支援するために、500円募金した人にチョコを詰め合わせた缶を進呈する企画を行っている。同団体のボランティアスタッフである広島大大学院の小松真理子さんが広島市内の店などにも置いてくれるように働きかけ、市内5か所で取り扱っている(朝日、2.11)

■ 10日、第27回中国女子駅伝競走大会が行われた。一般の部で広大レディースAは22位、広大レディースBは24位だった(中国、2.11)

■ 【分水嶺】広島大大学院理学研究科の住田正幸教授が開発した皮膚が透明なカエルが紹介されている。体内が透けてみえるので、内臓の発達や老化の過程が解剖なしで観察できる(日経、2.13)

■ 広島ベトナム平和友好協会は、ベトナムの旧正月のテトを祝う会を開いた。ベトナムからの留学生や企業の実習生、住民など約110人が参加した。広島大大学院教育学研究科の研究生グエン・タン・トアンさんは「新しい友人もでき、楽しかった」と感想を語った(中国、2.13)

■ 元広島大付属高校副校長で、民俗学者・柳田国男の研究家である小山清さんが「柳田国男八十八年史の研究」シリーズを執筆している(毎日、2.13)

■ 広島市などが進める広島大学本部跡地の再開発で、市は13日、跡地内の旧理学部1号館とその敷地を所有者の国立大学財務・経営センターから無償で取得する方針を正式に表明した。市は旧理学部1号館の劣化状況を調査したうえで、保存・活用方針を検討する(中国、読売、2.14)

■ 広島大本部跡地について、市は13日、旧理学部1号館は市が保有し、年度内にも残りの3.8ヘクタールの跡地を開発する民間事業者の募集手続きに入ると表明した(朝日、2.14)

■ 広島大歯学部は15~21日にかけて、歯科医と歯科衛生士、学生約50人をカンボジアに派遣する。現地で虫歯の治療や歯の磨き方の指導を行う(中国、2.14)

■ 広島大大学院理学研究科の山本卓教授たちや京都大でつくる研究グループは、人工酵素を使い遺伝子を壊して、ラットに突然変異を起こすことに成功した。遺伝性疾患などの治療に関する研究への応用が期待されるという。研究成果は13日、英科学雑誌サイエンスティック・リポーツ電子版に発表された(中国、2.14、日刊工業、2.15)

■ 広島大は13日、付属中・高の校長に大学院教育学研究科の古賀一博教授、付属小校長に同研究科の由井義通教授、付属東雲小・中校長に同研究科の林孝教授、付属幼稚園の園長に同研究科の松尾千秋教授をそれぞれ再任した(中国、読売、2.14)

■ 広島原爆に耐えた被爆建物として最大規模の「広島大旧理学部1号館」について、広島市は13日、国立大学財務・経営センターから無償で建物と土地を取得し、保存・活用する方針を明らかにした。市は劣化の状況などを調査した後、具体的な保存・活用策を検討する(毎日、2.14)

■ 広島大大学院医歯薬保健学研究院の坂口剛正教授が、柿渋の搾り汁に、手足口病などの感染症を引き起こすさまざまなウイルスを退治する効果があることを確認した(中国、2.15、朝日、2.16)

■ がんばろう日本!アマチュアバンドチャリティライブに広島大JAZZ研究会が参加。ミュージックチャージの500円は全額義援金として被災地に届けられる(Cue、2.15)

■ 16日、広島大文学研究科が広島交響楽団木管五重奏を招いてコンサートを開催する(Cue、2.15)

■ 【金曜討論】女性議員の「クオータ制」について、広島大図書館などを経て、現在は十文字学園女子大副学長の橋本ヒロ子氏が意見を述べている(産経、2.15)

■ 18日~22日まで、広島大東広島キャンパスで第51回広島大学大学院教育学研究科造形芸術教育学専修教育学専修系コース修了・卒業制作展が開かれる(毎日、2.15)

■ 2月4日、日本学術振興会賞と日本学士院学術奨励賞の授賞式が行われ、24人の受賞者に賞状、賞牌などが贈られた。広島大大学院総合科学研究科の隠岐さや香准教授が「パリ王立科学アカデミーを中心とした18世紀フランスの科学技術史的、社会史的研究」の研究業績により日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞を授賞している(科学新聞、2.15)

■ 放射線災害からの復興に役立つ人材を育成するために、広島大が開講した「フェニックスリーダー育成プログラム」の第2回国際シンポジウムが10日、広島国際会議場で開かれた(毎日、2.16)

■ 原爆投下後に降った放射性物質を含む「黒い雨」と低線量被ばくをテーマにした公開シンポジウムが17日、広島市の原爆資料館で開かれる。「雨によるがんリスク上昇はみられない」とする放射線影響研究所の研究者と、黒い雨被害の研究を続ける広島大原爆放射線医科学研究所の大瀧慈教授などが参加して議論を行う。(毎日、2.16)

■ 京都大、広島大などの国際研究チームは15日、宇宙から絶えず地球に降り注ぐ宇宙線は、星が最後に大爆発した「超新星」の残骸から放出されていることを示す有力な証拠を衛星で特定した(中国、2.16、日経、2.19)

■ 【今を読む】広島大の横崎恭之准教授は、医師の基礎研究は医療の進歩に重要であると社会が認め支援する環境づくりを提言。政府が国の成長戦略として診療・研究を後押しすることが必要だと語る(中国、2.16)

■ 広島大学病院医師らによる、医療者と乳がん患者らが気軽に話せる「サロン」が開設されて1年半になる。2月のテーマ「乳がん手術後の検査」について、広大病院の角舎学行医師は「検査のメリット、デメリットを知った上で必要かどうかを判断してもらえたら」と話した(朝日、2.16)

■ 「黒い雨と低線量被曝 放影研の12・8見解を受けて」公開シンポジウムが17日に行われる。放影研が調査データの分析結果や残留放射線の影響についての見解を説明した後、広島大原爆放射線医科学研究所の大瀧慈教授らを交えて議論する(読売、2.17)

■ 平和教育の在り方を探るパネルディスカッション「これからの平和教育~未来を創るための提言」が開かれ、教育関係者や大学・高校生ら約80人が参加した。広島大大学院の布川弘教授らパネリストがそれぞれのテーマに沿って発言した後、会場からの質問に答えた(中国、2.18)

■ 被災地の復興支援活動を続ける県内の6大学の学生が、学校の枠を超えた連携を始め、17日に「学生のつどい『東北を想い語ろう』」を開いた。広島大や広島修道大などの計31人の学生が参加し、がれきの撤去作業や被災した子どもとの交流等これまでの活動を紹介したり、合同で取り組む支援活動について意見を交わし、復興支援イベントの開催などのアイデアを出し合った(中国、2.18)

■ 広島大の学生が写真撮影のこつをアドバイスする「カメラカフェ」が東広島キャンパス内のカフェで開いた。企画した夜間法学部4年の武林賢朋さんは「一眼レフだけではくスマートフォン(多機能携帯電話)でもきれいに撮れる。気軽に写真を楽しんでほしい」と話した(中国、2.18)

■ 「黒い雨」を浴びた約1万3000人の調査データについて分析した放射線影響研究所と健康影響を問題視する研究者が議論するシンポジウムが17日に開かれた。「がんや白血病との関係に明確な差はない」とする放射線影響研究所の見解に対し、広島大原爆放射線医科学研究所の大瀧慈教授は「がんに罹患するまでの潜伏期間が無視されている。実情に合っていない」などと批判した(朝日、中国、日経、読売、産経、2.18、毎日、2.23)

■ 広島大で造形芸術を学ぶ大学院生と学生による「修了・卒業制作展」学内展が18日から始まった。絵画や陶芸など個性豊かな作品20点が並ぶ。3月5~10日は県立美術館で6点を加えた本展を開く(中国、2.19)

■ 広島大大学院総合科学研究科は23,24日、再生可能エネルギーの普及策と課題を考えるシンポジウムを開く。23日は東広島市の中央生涯学習センターで「欧州と東広島のエネルギー自立事情」をテーマに、広島大の安藤忠男名誉教授らが討議する(中国、2.19)

■ 北広島町が町生物多様性の保全に関する条例に基づき設置している審議会は、希少野生生物の把握や保護に向けた基本計画「生物多様性きたひろ戦略」をまとめ、18日に広島大教授の中越信和委員長ら委員11人が竹下正彦町長を訪問し、手渡した。中越委員長は「町に残る自然は国民にとっても貴重な財産。大切に守ることで、町が多くの人に大事にされるだろう」と話した(中国、2.19)

■ 野外のマダニを介して感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)で、県内からも死亡者が出たことを受けて、県は19日、緊急対策会議を開いた。会議において広島大病院感染症科の大毛宏喜教授は「下血はあくまで参考で必須の症状ではない」と説明し、積極的な情報提供を呼びかけた(朝日、産経、2.20)

■ 根平武雄氏(ねひら・たけお=広島大名誉教授)11日、多臓器不全で死去。103歳(朝日、2.20)

■ 【日経就職Navi 中国・四国版】広島大学の就職活動サポート体制が紹介されている(日経、2.20)

■ 文部科学省は20日、国公立大学2次試験の確定志願者数を発表した。広島大の志願者数は7,425人で、倍率は前年より0.4ポイント高い3.7倍だった(中国、2.21)

■ 広島大や神戸大などでつくる研究班が、特定外来生物の淡水魚、ブルーギルが池や湖沼に生息しているかどうかを1リットルの水から判定する手法を開発した。広島大サステナブル・ディベロップメント実践研究センターの高原輝彦研究員は「DNAの濃度から個体数を割り出すなど精度を上げ、多くの人に活用してもらえるよう簡易化したい」と話す(朝日、中国、2.22、産経、2.26、毎日、2.27)

■ 広島大は新年度、遺伝子組み換えなどに有効な人工酵素の研究拠点を新設する。2017年度までの5年計画で、大学院理学研究科の山本卓教授を中心に、原爆放射線医科学研究所や医歯薬保健学研究科などが連携し、他大学や企業との共同研究も見込んでいる(中国、2.22)

■ 広島大は、日本人学生と外国人留学生が協力、制作した大学紹介のオリジナル動画を大学公式ホームページで公開し、海外向けにキャンパスの魅力を発信した。留学生がそれぞれの母国語で大学の魅力を表情豊かに紹介した映像に、英語、中国語、韓国語の3言語の字幕を添え、より国際的なイメージを演出した(読売、2.22)

■ 国立大学の女性教員比率で、2012年に目標の17%以上を達成したのは、86大学のうち22大学にのぼった。前回の調査より2校増え、各大学の女性教員比率の平均は約15%だった。実数増では大規模大学が優位で、広島大は23人増だった(日刊工業、2.22)

■ 【大学の自己表現】広島大の4団体(演劇団、写真部、書道部、吹奏楽団)が紹介されている(Cue、2.22)

■ 竹原市13年度予算案では、子育て支援策や地域振興策に重点配分した。まちづくり・地域協働の分野では、広島大や広島商船高専などの学生を小中学校の授業やイベントなどに招いて、学生に竹原の魅力をPRしつつ児童や市民との交流を進める(中国、2.23)

■ 過疎と高齢化が進む走島では、広島大の教員や学生と一緒になって島民が島の活性化に取り組んでおり、23日の講演会と座談会では島民や広島大、市関係者らが意見を交わした。広島大は、地域の課題解決に大学の人材と資金を活用する「地域連携推進事業」を進めていて、走島からの応募により、広島大生物生産学部の高梨子文恵特任講師がリーダーとなって、昨年からプロジェクトを開始した(朝日、2.24)

■ 口の中の病気が体全体の健康に与える影響を学ぶ公開講座が23日に開かれ、歯周病や糖尿病治療の専門家が解説した。広島大大学院の西村英紀教授は、歯周病予防には生活習慣の改善も必要だと呼び掛けた(中国、2.24)

■ 大学生が考えた地域活性化案の発表会が世羅町で23日に行われ、広島大と近畿大の学生が班に分かれて「住民図鑑の作製」や「山の斜面を客席にした屋外コンサート場」などの活性化案を発表した(中国、2.24)

■ 25日から国公立大2次試験前期日程が始まる。広島大の志願者数は8.9%増の4,721人で、倍率も0.2ポイント伸びて2.8倍となった(中国、2.24)

■ 広島大大学院理学研究科は3月2日に、東広島キャンパスで地熱発電をテーマにした講演会を開く。片山郁夫准教授が、発電の仕組みや普及が進まない原因を解説する(中国、2.25)

■ 国公立大の2次試験が25日、始まった。広島大では前年度より386人多い4,721人が出願している(中国、2.25)

■ 広島大大学院文学研究科は3月16日に、竹原市で公開講座「近現代の地域社会と国家」を開く。金子肇教授が1930年代の上海の酒関係組合の活動と税などについて紹介し、文書館の石田雅春助教は「米陸軍第41師団の県進駐と大久野島毒ガス処理」をテーマに講演する(中国、2.25)

■ 24日、風力発電など再生可能エネルギーの普及や省エネをテーマとしたシンポジウムが開かれた。広島大大学院総合科学研究科が主催し、約40人が聴講した(中国、2.25)

■ 【まな★VIVA 公民】生活保護制度について、広島大大学院総合科学研究科の佐々木宏准教授が説明している(中国、2.25)

■ 25日、国公立大学の2次試験が始まり、広島大では4,562人が試験にのぞんだ。合格発表は3月8日に行われる(中国、読売、2.26)

■ 再生可能エネルギーの普及策を考えるシンポジウムが23日、東広島市で開かれた。広島大大学院総合科学研究科が主催したもので、環境ジャーナリストたちが欧州での取り組みを紹介するなどした。広島大の安藤忠男名誉教授は「再生可能エネルギーは経済や環境の変動に強い」と話し、市内酒造会社に再生可能エネルギーの導入を提案した(中国、2.26)

■ 世羅町は26日、平成25年度当初予算案を発表した。新規事業として、中学1年生を対象に広島大キャンパスでのミニ講座受講や施設見学をする事業など20件が挙げられている(産経、2.27)

■ 広島県は26日、4月に試験運用を始める医療用ヘリコプター(ドクターヘリ)で搬送する患者の受け入れ先として、広島大病院など県内18か所の病院を確保できるとの見通しを示した(中国、2.27)

■ 県民フォーラム「お天気と心筋梗塞・脳卒中」が3月9日、広島市で開かれる。広島大の木原康樹教授が「おしい広島県民 あなたの生活態度が病気を育てていませんか」と題した基調講演を行うほか、パネルディスカッションなどがある(中国、2.27)

■ 広島大病院などの乳腺専門医たちが乳がんの特徴や検診、治療などについて話す『乳腺専門医に聞いてみよう「乳がん」のおはなし』が3月9日、広島市で行われる(中国、2.27)

■ 東広島市の市立中2年の男子生徒が昨年10月に自殺したとされる件で、広島大学大学院社会科学研究科の吉中信人教授を委員長とする外部有識者6人でつくる調査委員会は3月に、同校の保護者や生徒を対象としたアンケートを実施し、何が起こったのかを確認する。吉中教授は「中立公正な立場で、事実を確認したい」と話している(中国、2.27)

■ 広島大東千田キャンパスで小学3年生から6年生を対象にした科学実験教室が開催された(中国、2.27)

■ 平成25年4月~6月の中国新聞文化センターの講座紹介で、広島大大学院の安嶋紀昭教授による「仏教美術~国宝への旅路~」、長沼毅准教授による「地球の『端っこ』の歩き方」、富永一登教授による「中国の古小説を読む」、大塚豊教授による「アジアからよく見る~日本教育の明暗」、林光緒教授による「睡眠と健康」などの講座について掲載されている(中国、2.27)

■ 県地域保健医療推進機構は、医学生・研修医向けの情報誌「ETTO(えっと)」を創刊した。県内に医学部がある大学が広島大しかないため、医師を志す高校生は毎年100人以上が県外に進学している。雑誌創刊は県外進学者やゆかりがない人でも行ってみたいと思う情報を発信するのがねらい(読売、2.28)

■ 牛海綿状脳症(BSE)に対する国内の食肉検査体制が4月から緩和されるが、全国の都道府県や政令市は前頭検査を続けている。このような状況について広島大職員の山内雅弥氏が、コストとリスクを科学的な見地から冷静に見つめ直す必要性を述べている(中国、2.28)


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