平成25年5月

■ 広島大学の加藤厚海准教授が地方の中小企業の差別化戦略のあり方について解説している(日経、5.1)

■ 【発掘力 埋蔵文化財行政のいま 中】多くの自治体で埋蔵文化財の専門職員の採用が進んでいない。広島大大学院の古瀬清秀教授は「自治体の専門職員は、地域の遺産を守る最後のとりで。調査成果が学術研究やまちづくりの土台にもなる。その認識をどれだけ共有できるかが、埋蔵文化財行政の今後を左右する」と指摘している(中国、5.1)

■ 就職を希望して今春卒業した中国地方の大学生の3月末時点の就職内定率は、5県とも前年同期比で改善した。広島県は大学で91.2パーセントと2.8ポイント改善した。広島大キャリアセンターは「製造業は厳しかったが、金融や小売りの求人が多かった」と、非製造業が求人増に寄与したとみている(中国、5.1)

■ 島根県の公立邑智病院は30日、広島県のドクターヘリで患者を運ぶ訓練を行い、参加した50人が作業手順を確認した。広島大病院高度救命救急センターの大谷直嗣医師は「訓練を重ね、広域連携でヘリを有効活用したい」と話した(中国、5.1)

■ 広島大大学院教育学研究科の氏間和仁准教授が、弱視の人が見ることのできる範囲や文字の大きさを測定するアプリを開発した(中国、5.2)

■ 広島大に水中ホッケーサークルができた。県内唯一で、全国的にも珍しいという(中国、5.2)

■ ◆広島六大学・学生軟式野球連盟春季リーグ(4月21日) 広島大4-2広島県大広島(中国、5.2)

■ 【発掘力 下】埋蔵文化財行政のマンパワー不足という課題にどう向き合うべきか、広島大総合博物館の藤野次史教授が述べている(中国、5.2)

■ 広島大学の加藤厚海准教授が、差別化戦略の有効性について述べている(日経、5.2)

■ 広島大の長沼毅准教授が、高校時代の恩師について語っている(読売、5.2)

■ 地場の自動車メーカーが、HVやEV技術の開発を加速させている。地場メーカーには電子制御のノウハウは少なく危機感が募るが、広島大産学・地域連携センターの勝代健次特任教授は「例えばモーターの中にもさまざまな部品がある。地場のものづくり技術があれば、チャンスはある」と商機を見込む(中国、5.3)

■ 広島大学の加藤厚海准教授は、さまざまな業界の枠組みと技術革新について述べている(日経、5.3)

■ ◆バスケットボール中国大学選手権春季優勝大会(第2日) 【男子】2回戦 広島大139-50岡山理大、3回戦 広島大122-41鳥取大、【女子】2回戦 広島大110-83川崎医福大、3回戦 広島文化学園大65-61広島大(中国、5.4)

■ 花の総合パレードコンテストで、広大東雲中はパワフル賞を受賞した(中国、5.4)

■ 広島大出身で、広島電鉄社長の椋田昌夫氏がJR広島駅南口に乗り入れる路面電車の駅前大橋線の計画について述べている(中国、5.5)

■ 【病院の実力 主な医療機関の神経難病の治療実績(2012年実績)】
広島大 年間患者数 1,033人、年間患者数のうち、パーキンソン病 485人、年間患者数のうち、多発性硬化症 109人、国の難病研究に参加した医師がいる(読売、5.5)

■ フラワーフェスティバル実行委員会は、きんさいYOSAKOIの受賞者を発表した。広島大学 Rhythmic Dance Clubがフラワー&テクニック賞と躍動パフォーマンス賞を受賞した(中国、5.6)

■ 広島大学教育学部で、全盲のベトナム人留学生ファン・バン・ソンさんが今春から研究生として、日本の障害者教育を学んでいる。今後は大学院の進学を目指している(中国、5.6)

■ 広島大学大学院理学研究科の両生類研究施設で飼っているカエルやそこで働く職員が紹介されている(日経、5.6)

■ 東北大学の上田潔教授を中心とした研究グループは、京都大学、広島大学、理化学研究所、高輝度光科学研究センターとの共同研究で、原子レベルで物質の構造と変化を調べるX線自由電子レーザーの解析能力を高める方法を発見した(日経産業新聞、5.8)

■ 広島県教委が2012年度に生徒指導実践指定校だった小中学校82校のいじめ調査結果をまとめた。この調査結果を受けて、広島大大学院の栗原慎二教授は調査法のさらなる工夫とともに、深刻な問題に発展する前に子ども同士で解決する指導の必要性を述べている(中国、5.8)

■ 今春、学生を募集した法科大学院の93パーセントに当たる64校で定員割れとなったことが8日、文部科学省の集計でわかった。広島大の定員に占める入学者の割合は56パーセントだった(中国・夕、5.8、中国、5.9)

■ 京都大、広島大などの研究グループは、特定の遺伝子を切除する新しい技術を用いて、筋ジストロフィー患者のiPS細胞を修復することに成功した(朝日、5.9)

■ 【味ぐるめ】広島市佐伯区の「学生ラーメン ひろめん」が紹介されている。「学生ラーメン ひろめん」は広島大が東広島市に移転するまで学生でにぎわっていた中区千田町で創業、昨年12月に現在地に移転した(中国・夕、5.9)

■ 中国地方の大学で、さまざまな大学発のブランド食品が開発されている。広島大では乳業メーカーと植物系乳酸菌飲料を共同開発している(朝日、5.9)

■ 東広島市は本年度、市内の病院で研修する初期臨床研修医に1人当たり年額60万円の奨学金を交付する。同市の臨床研修機関である東広島医療センターでの研修を希望している広島大医学部の江村尚悟さんは「症例の多さに加え、魅力的な条件が増えた」と話す(中国、5.11)

■ 升島努広島大名誉教授が社長を務める広島大発ベンチャーHUMANIXは、1個の細胞内の分子群を生きたまま分析できる特許技術「一細胞質量分析法」を使って高精度、短時間低コストで薬の効果、活性を分析する技術を開発した。製薬会社、化粧品メーカーと連携して次世代創薬技術の確立を目指す(プレスネット、5.11)

■ 世羅町やJA尾道市などでつくる世羅高原6次産業推進協議会は本年度、町内で農家民泊の普及を本格化させる。既に町から農家の2人が営業許可を受けており、協議会は広島大生を招いたモニター民泊なども企画している。さらに4、5軒の開業を目指す(中国、5.11)

■ 広島国際大呉キャンパスは、再整備を進めている学内の薬用植物園を一般開放する。12日には、観察会と、広島大、安田女子大で薬用植物園長を務め、現在は再整備の責任者である広島国際大の神田博史教授の講演会が行われる(中国、5.11)

■ 広島県や広島市、広島大など10機関でつくる放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)は10日、ホームページをリニューアルした(中国、5.11、毎日、5.13)

■ 広島県北部で、体に揺れを感じる地震が東日本大震災前2010年同時期に比べて2.6倍に増加している。広島大大学院理学研究科の須田直樹教授は東日本大震災によってプレートに加わる力が変化している影響ではないかとみている(中国、5.11)

■ 法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる予備試験の今年の志願者が1万1255人と過去最高になったことが法務省のまとめで分かった。司法予備試験の志願者が増加する一方で、全国の法科大学院の9割超は定員を下回る状況となっている。定員に占める入学者の割合は広島大は56パーセント(入学者27人)となっている(中国、5.12)

■ 国立病院機構呉医療センターで脳死判定を受けた少年の臓器摘出手術が11日、同センターで行われた。摘出された臓器のうち、肝臓と腎臓の1つは広島大病院へ搬送され、移植外科の大段秀樹医師ら6人が執刀し、移植した(中国、毎日、5.12、朝日、5.13)

■ 保健医療の分野に尽くした看護師などに贈られる「第18回ひろしまナイチンゲール賞」の表彰式が11日、広島市で行われた。元広島大医学部附属病院副看護部長の田岡知枝さんなど5人が受賞した(読売、5.12)

■ 【提言ふくしま2013】東京電力福島第1原発事故の放射性物質による住民の健康不安解消に必要なことについて、広島大副学長で、福島医大副学長も務める神谷研二氏が語っている(福島民友、5.12)

■ 将棋の全国高校選手権県予選が12日、広島市で行われた。個人戦では前回優勝の広島大付属2年の石井紀彦さんは、決勝で敗れた(中国、5.13)

■ 広島大大学院工学研究院の福井国博教授らはマイクロ波を用いる加熱で、従来より不均一性を改善した機能性粒子の合成方法を考案した。今後、複合酸化物粒子の合成や廃棄物からのレアメタル回収などの応用が期待できる(日刊工業、5.13)

■ 広島大附属東雲中は18日、幅広い世代が食をテーマに議論する「リアル子ども・大人国際熟議in Hiroshima」を開く(中国、5.13)

■ 広島大など中国地方の大学生が6月1、2日に「アフリカンフェスティバルひろしま」を開く。日本政府の主導で6月1~3日に横浜市で開かれるアフリカ開発会議に合わせて企画されたもので、アフリカ料理の販売や音楽ステージのほかに講演会、学生によるアフリカが抱える課題の解決策の発表が行われる(中国、5.13)

■ 広島大大学院理学研究科の井野明洋助教たちの研究グループは13日、高温超電導の解明につながる法則を発見したと発表した。この成果は英科学雑誌の電子版に7日付で掲載された(中国、日刊工業、5.14)

■ NIE(教育に新聞を)活動の普及活動に取り組む広島県NIE推進協議会は18日、広島市で学習会を開く。協議会の会長を務める広島大大学院の小原友行教授が当日付の朝刊各紙を使ったワークショップを開くほか、記事の読み比べや学習プランの提案などを行う(中国、5.14)

■ 中国地域の産学官連携組織「コラボレーション会議」は7月に、2013年度から重点的に取り組む新プランを決める。山下隆中国経済連合会会長、浅原利正広島大学長、若井英二中国経済産業局局長の会談を踏まえて、5月末までに最終案を作成する。同会議は中国地域の産業界や学会、産業支援機関、金融機関など85機関で構成されており、広島大などが事務局を務める(日刊工業、5.14)

■ 広島大は、本部跡地に2016年春の開校を目指して新校舎を建設し、現在は東広島市で受講している医療系学部の学生の教養課程を移す。6月に着工し、15年12月に完成予定で、建設費などは今後詰める予定(日経、5.15)

■ 広島大病院や県歯科医師会などは14日、個人開業の歯科医院で感染症や医療事故を防ぐことを目的に、「広島歯科医療安全支援機構」を設立すると発表した(中国、5.15)

■ 7月にリトアニアで開かれるバスケットボール女子のU-19世界選手権の日本代表に選ばれた広島大1年の熊美里選手が紹介されている(中国、5.15)

■ 広島大で芸術を学ぶ学生と大学院生が作品を発表する「制作展」が14日、始まった。11人の学生の作品18点が展示されているほか、研究中の論文を紹介するパネルも設置されている(中国、5.15)

■ 18、19日の両日、福山ばら祭りの開催に合わせて、大道芸人によるパフォーマンス大会「ふくやま大道芸」が開かれる。大学サークルとして唯一参加する広島大のマジックサークル「Jack-o'-Lantern(ジャック・オー・ランタン)」が紹介されている(中国、5.15)

■ 渓流付近で発生する土砂災害の危険度を正確に測定するため、広島大大学院工学研究院の土田孝教授たちの研究班が、東広島市河内町の住民と協力して評価システム開発に取り組んでいる。土田教授は「自治体の予算が限られる中、住民の力は大きな可能性を持っている」と話す(中国、5.15)

■ 【患者を生きる 消化器 胆石症③】胆嚢結石を壊して小さくする「体外衝撃波結石粉砕療法」を広島大病院で受けた谷川嘉孝さんの治療の記録が掲載されている(朝日、5.16)

■ 広島大は14日、東千田キャンパスで住民説明会を開き、2016年4月の開館を目指して建設を予定している「知的人材育成センター(仮称)」の概要を報告した(中国、5.16)

■ 広島大や広島市森林公園が育てた教材用の動植物を県内の小中高校の教諭に無料配布する「教材生物バザール」が15日、東広島市の県立教育センターであった(中国、5.16)

■ 心臓病予防をテーマにした「呉市民ハートフォーラム」が18日、呉市で開かれる。広島大の木原康樹教授などが講演を行うほか、看護師が血圧や肥満度を測るブースが設けられる(中国、5.17)

■ 公益財団法人日本科学協会は4月26日、「平成25年度研究奨励の会」を開催し、平成25年度笹川科学助成の対象者に対する決定通知書の交付と平成24年度笹川科学奨励賞の表彰が行われた。奨励賞に広島大大学院理学研究科の平林諒さんが選ばれている(科学、5.17)

■ 広島大発ベンチャーのDPPヘルスパートナーズは17日、東京オフィスを開設する。首都圏の企業や自治体に、糖尿病が悪化する可能性のある人の生活を指導する保健サービスを売り込む(中国、5.17)

■ 病院に比べて組織的な安全対策がとりづらい歯科医院を支援するため、県内の歯科医らが18日、支援団体「広島歯科医療安全支援機構」を発足させる。山科透・県歯科医師会長が顧問に、栗原英見・広島大教授が機構長に就任する。機構は希望する歯科医や歯科衛生士に対し、医療事故や院内感染に関する講習と試験を実施し、機構の認定歯科医師・歯科衛生士の資格を与える(朝日、5.18)

■ 広島大附属東雲中学校で18日、「食」について考えるイベントが開かれた。生徒が自分でお弁当を作って学校に持って行く取り組み「お弁当の日」をテーマに同校の生徒や県内の留学生など約80人が議論を交わした(毎日、5.18)

■ 広島六大学野球(18日) 広島大3-2広工大 (毎日、5.18)

■ 内戦で夫を亡くしたシリアの女性を支援するため、広島大大学院出身の考古学研究者やアパレル関係者が刺繍の仕事を発注し、製品を販売するプロジェクトを始めた。材料を無償で提供し、シリア国内や周辺の難民キャンプで仕上げた製品を適正な価格で買い取り、賛同者が日本で販売を行う(中国、5.19)

■ 東広島市の酒造りを支える地下水を守るため、市民がボランティアで山の手入れをする「山のグラウンドワーク」が18日、同市西条町の龍王山であった。広島大の学生など約110人が参加し、同大大学院の中越信和教授たちの指導で、枯れた木や雑林を切り倒した(中国、5.19)

■ 【ビジネスなう】4月に発足した、ひろしま産業振興機構カーテクノロジー革新センターのセンター長に就任した広島大大学院工学研究科出身の山本幸男氏が、地域の自動車産業を支援するための抱負を述べている(中国、5.19)

■ ◆陸上中四国学生対校選手権 【男子】▽砲丸投げ 1位 古市裕磨(広島大院) 14メートル40=大会新 【女子】▽棒高跳び 1位 綾里奈(広島大)3メートル45 ▽走り幅跳び 1位 三輪真琳(広島大)5メートル68(中国、5.20)

■ 広島大本部跡地にある東千田公園で毎月開かれる、「千田わっしょい祭」の実行委員会の世話人代表を務める山根進さんが、同祭を開催することとなったきっかけや今後の展望について語っている(中国、5.20)

■ 【私の師】東広島シュタイナーこども園さくらで園長を務める岩崎寛美さんが、師事した広瀬俊雄・広島大名誉教授について語っている(中国、5.20)

■ 広島市医師会は19日、新会長に松村誠氏を選出した。松村氏は広島大医学部を卒業後、同大病院に入局し、2012年4月~7月まで県医師会の副会長を務めていた(中国、5.20)

■ 広島市中央署は20日、公務執行妨害の疑いで広島大病院の医師を現行犯逮捕した。逮捕容疑は20日、広島市中央署の警部に対して怒鳴り、顔を殴った疑い(日経、中国、5.21、読売、朝日、中国、5.22)

■ 広島大の学生と近隣の下見地区の住民との交流をはかるため、地元企業の有志が「たのしいの~『したみ』会」を発足させた。取り組みの第1弾として30日、学生に飲食店を格安で巡ってもらうイベントを開く(中国、5.21)

■ 広島大を退職した教職員でつくる広島大マスターズと東広島市は6月1日、22日にエネルギー問題をテーマにした市民向けの討論講座を開く。企画の中心となった同大名誉教授の安藤忠男氏は「自分に何ができるか次の一歩を進めるきっかけになれば」と話している(中国、5.21)

■ 日本損害保険協会は全国の大学で、損害保険についての連続講座を行っている。広島大では2011年度から上半期に講座が実施されており、今年度は4月15日にスタートしている(中国・夕、5.21)

■ 必要量の8割程度にとどまっている県内の献血状況を改善するため、県赤十字センターは県民に献血を呼びかけている。広島大など県内6大学の学生なども協力し、18日には広島市でチラシを配り献血への協力を呼びかけた(産経、5.21)

■ 広島大病院や県歯科医師会などは、地域医療の安全対策に取り組む「広島歯科医療安全支援機構」を18日に発足させた。栗原英見・広島大病院主席副病院長が機構長を務める。機構はサイトを活用して小規模医療機関が自ら安全対策を監査できるようにしたり、講習や試験を課した安全管理の認定制度を整備したりする(毎日、5.21、読売、5.30)

■ 野球の広島六大学と中国六大学の春季リーグが、25日から最終週をむかえる。広島大は広島六大学で6勝6敗の3位となっている(中国、5.22)

■ 【語りたい伝えたいヒロシマ】2008年から毎年8月4日~6日の3日間、平和について考えるイベント「LOVE&PEACE LOUNGE」を開いている広島大大学院生の小松真理子さんが、原爆と広島について思いを語っている(読売、5.22)

■ 今年春に法科大学院入試を実施した大学の93%は、定員割れを起こしている。広島大の定員充足率は56%だった(読売、5.22)

■ 第21回中国地域ニュービジネス大賞の発表があった。井上善海元広島大教授が審査委員長を務めた(日刊工業、5.22)

■ 学習障害(LD)のある生徒について、広島大は、日常生活での視野を測定するアプリを使って教育支援できることが分かったと発表した。アプリを開発した広島大大学院の氏間和仁准教授は「特別な道具や技術がなくても誰でも簡単に使える。小中学校でLDや発達障害への効果を検証したい」と話している(毎日、5.22)

■ 悩める人に寄り添うすべを教える市民講座「広島カウンセリング・スクール」がことし、創立40周年を迎えた。スクール理事長を務める京都文教大学長で広島大名誉教授でもある鑪幹八郎氏がカウンセリングの役割の変化を語っている(中国、5.22)

■ 東広島市の人口の前年割れが続いている。製造業の求人抑制のほか、大学生の減少が要因とみられる。広島大では大学院進学が鈍いことが響いている(中国、5.23)

■ 広島大大学院教育学研究科は、優れた教育を実践する個人や団体をたたえる「ペスタロッチー教育賞」の本年度の候補者を募っている。8月30日まで受け付け、実行委員会の選考後、10月に結果を発表する(中国、5.23)

■ 第86回日本整形外科学会学術総会が23日から26日までの4日間、広島市で開催される。日本整形外科学会学術総会会長を務める越智光夫・広島大大学院教授が、学会や学術総会開催の意義などについて語っている(中国、5.23)

■ 碓井亞・広島大名誉教授を会長とする広島県医療審議会は22日、県の新しい地域医療再生計画案を承認した。14年度、15年度の広島大、岡山大医学部の地域枠学生に対する奨学金貸与など全12事業が盛り込まれている。国が審査を行い、8月に事業費の交付を決定する(中国、5.23)

■ 公務執行妨害の疑いで逮捕された広島大病院の医師が22日、釈放された。広島中央署は「逃亡や証拠隠滅の恐れがないため」としており、任意で調べを続ける(中国、朝日、5.23)

■ 第21回中国地区高校軟式野球大会が25日、山口県で開催される。広大福山は初戦で倉敷工と対戦する(毎日、5.24)

■ 安芸高田市吉田町の山中で、弥生時代後期のものとみられる「四隅突出型墳丘墓」1基が見つかった。「四隅」は県内で出土例はある。広島大大学院の古瀬清秀教授は「他の『四隅』は丘陵地で見つかる例が多く、山の中腹で見つかるのは珍しい。古墳につながる文化圏の形成を調べるうえで貴重な発見」と期待を寄せている(中国、5.24)

■ 日本整形外科学会の学術総会が23日、広島市の4会場で始まった。初日は「大震災の教訓と今後の課題」をテーマに、被災地で活動した医師5人が講演を行った。広島大原爆放射線医科学研究所の神谷研二所長は「科学的根拠に基づいて県民の健康を見守る必要がある。地元の医師も放射線が健康に与える影響を把握し、県民の不安に寄り添ってほしい」と強調した(中国、5.24)

■ 呉市の新庁舎の建設工事入札が2度にわたり中止になったことを受け、市庁舎整備検討市民委員会の委員長を務めた長町三生・広島大名誉教授が設計の見直しや、資材の切り替えの必要性を指摘している(中国、5.24)

■ 廿日市市にゆかりのあるロンドン五輪メダリストたちを招いた講演会「未来へはばたけ スポーツで人づくり」が25日、行われる。日本オリンピック委員会の市原則之専務理事の記念講演のほか、パネルディスカッションでは、ロンドン五輪柔道男子60キロ級銀メダリストの平岡拓晃選手やデオデオ(現エディオン)女子陸上部元監督の新畑茂充・広島大名誉教授たちが参加する(中国、5.24)

■ 1975年の広島カープ初優勝に貢献した元選手のゲイル・ホプキンスさんが23日、広島市で開かれている日本整形外科学会の学術総会で、整形外科医になるまでのキャリアについて講演した。ホプキンスさんはカープ時代も、広島大の藤田尚男名誉教授の研究室に通い、臓器や細胞、菌の研究を続けていた(毎日、5.24)

■ 中国新聞社の被爆と再出発を記録映像でつづった「1945 原爆と中国新聞」の英語版が完成し、24日にヒロシマ平和メディアセンターのウェブサイトに掲載された。広島大外国語教育研究センターのウォルター・デイビス准教授と達川奎三教授の協力で英語のナレーションを吹き込み、字幕も付けた(中国、5.25)

■ 【緑地帯 台湾の日本語文芸③】広島大大学院出身で、現在は県立広島大人間文化学部准教授の下岡友加氏が、台湾で俳句をはじめとした幅広いジャンルの日本語作品を創ってきた黄霊芝氏について語っている(中国、5.25)

■ 岡山大学は、大学の研究力や文化の成熟度などをもとに「学都」と呼ぶにふさわしい地域のランキングを発表した。広島県は8位にランクされた。調査を行った岡山大の平野正樹教授は分析のなかで、広島県の順位への広島大の影響を指摘している(朝日、5.25)

■ 広島大で学ぶアフリカ出身の留学生たちでつくるグループが24日、同大で母国を紹介するイベントを開いた。アフリカ独立を祝う「アフリカの日」を前に開かれたもので、郷土料理の試食やスクリーンを使った母国の紹介などが行われた(中国、5.25)

■ 【広島の発言2013】原爆について表現した文学や絵画、漫画や映画などを幅広く研究する「原爆文学研究会」に参加している広島大大学院の川口隆行准教授が、設立の経緯やこれまでの活動などを語っている(毎日、5.25)

■ 広島大附属小が4月から、英語を正式な教科として全学年に取り入れた。1、2年生は週1コマ、3~6年生は週2コマ設け、学年ごとの目標を設定している(中国、5.26)

■ 日本沙漠学会の公開シンポジウム「地球は砂漠とオアシスの星!」が25日、広島大の東広島キャンパスで開かれた。同学会は、生き物がいない過酷な環境を「紗漠」と定義。広島大大学院の長沼毅准教授ら5人の研究者が、海底や南極を例に解説を行った(中国、5.26)

■ 1975年の広島東洋カープの優勝に貢献した、ゲイル・ホプキンスさんが25日、マツダスタジアムであった楽天戦の始球式で打席に立った。投手は広島大大学院の越智光夫教授が務めた(中国、5.26)

■ 31日、広島大病院は同病院広仁会館で「親子のむし歯予防デー~一生健康な歯への第一歩は今日から~」を開く。ゼロ歳から小学校低学年の子どもを対象に、歯科医師による診察のほかに、虫歯予防のアドバイス、虫歯になりやすいかを調べるリスクテストなどが受けられる(読売、5.26、中国、5.29)

■ 第21回中国地区高校軟式野球大会が25日、山口県柳井市で開幕した。広大福山は倉敷工に2対3で敗れた(朝日、5.26)

■ 【団地 第7部①】近隣に商店などが少なく、買い物が困難な郊外の団地を新たなマーケットと位置付けた移動販売サービスが始まっている。中国新聞の呼びかけで発足した「団地再生応援団」の由井義通・広島大大学院教授は、住民側の店を支える意識と事業者側のコミュニケーションの場を提供するという発想の必要性を述べている(中国、5.27)

■ 【キャンパス リポーター発】広島大の東広島キャンパスで、キャンパス内の自然に触れる「発見ツアー」が行われた。参加者は、湿地やビオトープなど13カ所をめぐり、同大理学部植物管理室の職員青山幹男さんから説明を受けた(中国、5.27)

■ 広島六大学野球 順位 3位 広島大 6勝6敗 勝ち点2 【ベストナイン】▽外野手 深水大(広島大)(中国、読売、毎日、朝日、5.27)

■ ◆ソフトテニス中国地区選手権 【一般女子】2位中村(広島大) ◆バレーボール 中国四国学生選手権 【男子】決勝トーナメント1回戦 広島大3-0岡山理大、準々決勝 愛媛大3-2広島大 【女子】決勝トーナメント2回戦 広島大3-0福山平成大、準々決勝 広島大3-0島根県大短大松江(中国、5.27)

■ 【海外メール】在ホノルル総領事館勤務を経て、現在は「アロハ国際ピアノフェスティバル」の顧問を務めている早坂知栄子氏が、広島高等師範学校出身で3月に亡くなった移民史研究家のジャック田坂養民氏との思い出を語っている(中国・夕、5.27)

■ 広島大は、2016年度の一部導入を目指す秋入学の具体化に向けたワーキンググループを新たに設けた。浅原利正学長が定例会見で明らかにしたもので、高校卒業から入学まで期間の支援策などを詰める(中国、朝日、5.28)

■ ◆バレーボール 中国四国学生選手権最終日 【女子】▽準決勝 広島大3-0環太平洋大 ▽決勝 広島大3-0松山大 (中国、5.28)

■ 県内外の若手クラシック音楽家が演奏や歌唱の技術を競う「さくらぴあ新人コンクール」が、廿日市市で行われた。1位にあたる「さくらぴあ大賞」は、ピアノで出場した広島大大学院教育学研究科の山川智馨さんが受賞した(中国、5.28)

■ 竹原市の休耕田で実施される田んぼアートのデザインを広島大の小田成美さん、田丸治樹さん、金田茜さんが考案した。(中国、5.28)

■ 第46回広島城をかく会が4月21日に開催され、入選作品が選ばれた。
【金賞】▽小1 灰田美央菜(広大付東雲) ▽小3 浜田倫慧(広大付)、宍戸鴻太(広大付東雲)▽小4 檜山真子(広大付)、【銀賞】▽小4 岩永莉彩子(広大付東雲)(中国、5.28)

■ 電力各社では発電所の運転に影響を与えるクラゲの大量発生対策法を模索している。クラゲの大量発生で海水の取り込みに支障が出ると、運転を抑えなくてはならなくなり、各社とも動向に気をもんでいる。広島大大学院の上真一教授は、クラゲの大量発生の原因として、えさとなるプランクトンやミズクラゲの幼生が付着する浮桟橋や船底が増えたことを挙げている(朝日、5.28)

■ 戦後の占領期、元オーストラリア兵が広島市や呉市で撮影した写真が、広島大文書館で閲覧できるようになった。広島大文書館の石田雅春助教は「当時の暮らしが色彩を伴って分かる。高度成長期にがらりと変わる前の風景がわかり、貴重な史料だ」と注目する(中国、毎日、5.28、朝日、5.30)

■ ソフトボール全日本総合地区予選(12日) 【代表決定戦】広島大10-2エンドレス (中国、5.29)

■ 競泳の中国春季大会が6月1日、2日の両日、広島ビックウェーブで行われる。女子の15歳以上200メートル個人メドレーでは、広島大1年の原美波選手など、ジャパンオープンに出場した3選手が競り合う(中国、5.29)

■ 遺伝性乳がんの診断や治療について学ぶ集いが6月1日、広島市で開かれる。広島大病院乳腺外科の梶谷佳子医師が講師を務め、遺伝子検査や遺伝子変異がわかった際の予防策などを解説する(中国、5.29)

■ 広島市は28日、太田川流域でのアユとシジミを増やすための施策案をまとめた。「太田川再生フォローアップ委員会」で提言された内容を基にまとめられたもので、稚魚や種苗の効果的な放流をはじめ、禁漁区や漁獲サイズの見直しなどが盛り込まれている。広島大の松田治名誉教授は「自然の仕組みの中でアユやシジミが育つ環境づくりにつなげてほしい」と話した(中国、5.29)

■ 県の地震被害想定調査検討委員会の委員長を務める広島大大学院教授の土田孝教授が、自治体や住民が取るべき地震対策を語っている(朝日、5.29)

■ ◆第13回日本スポーツマスターズ2013テニス競技県予選 【男子】35歳以上シングルス 3位 関矢寛史(広島大) ◆第43回中国四国学生アーチェリー王座決定戦 【男子】団体 2位 広島大(藤原康司・竹沢巧基・尾島康仁)、 個人 2位 藤原康司(広島大)7位 竹沢巧基(広島大)、【女子】個人 2位 坪田沙織(広島大)、7位 田中恵美(広島大)(読売、5.29)

■ 原爆投下後の広島を舞台に、たくましく生きる少年を描いた漫画「はだしのゲン」の連載開始40周年を記念したイベントが6月1,2,4日に広島市で開かれる。実行委メンバーの広島大3年の福岡奈織さんは、意気込みを語った(中国、5.29)

■ 東広島市や市内の大学などでつくる「学園都市づくり交流協議会」は、広島大など市内3大学の学生を対象に、市の地域課題に関する懸賞論文を募集している。市民生活などの課題解決に向けた方策を探る論文が対象。元広島大教授たちが審査を行う(読売、5.30)

■ 中国新聞の報道の在り方について有識者が提言する「読者と報道委員会」の第34回会合が、29日に行われた。委員として、広島大大学院の川崎信文教授が参加した(中国、5.30)

■ 広島大大学院教育学研究科音楽文化教育学講座は6月2日、第2回室内楽演奏会を行う(中国、5.30)

■ 昨年10月に東広島市立中2年の男子生徒が自殺した問題で、外部有識者でつくる調査委員会が28日、全9回の会合を終え、来月報告書を提出する。委員長の広島大大学院の吉中信人教授は、「中立公正な立場で進めてきた。できる限り早く提出したい」と話した(中国、5.30)

■ 光市母子殺人事件の実名本をめぐる30日の広島高裁判決について、広島大大学院の吉中信人教授が見解を示している(中国、5.31)

■ 広島大中央図書館で、広島に投下された原爆の惨状を伝える「原爆と戦争展」が6月9日まで開かれている(中国、5.31)


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