平成26年2月

■ 広島大病院で人工多能性幹細胞の研究に携わる山崎佐知子診療医や、同大宇宙科学センターの森谷由友希・日本学術振興会特別研究員など、中国地方で活躍する女性研究者が紹介されている。浅原利正学長は「多様な研究者を生むためにも、もっと女性研究者を増やしたい」と述べており、理工系の大学院の教員採用に女性枠を設けるなど取り組みを進めている(中国、2.1)

■ 文部科学省は1月31日、国公立大162校の2次試験出願状況を発表した。広島大の志願者は113人減の1055人となっている。出願は5日まで(中国、2.1)

■ 広島県や県医師会、広島大などでつくる県地域保健医療推進機構のアンケート調査の結果、県内に勤める女性医師の育児休業の取得率が48パーセントにとどまっていることがわかった(中国、2.1)

■ 名古屋市と広島県の合同観光PRイベント「でらシャス!名古屋VSおぃしい!広島」が1月31日、名古屋城西の丸広場で行われた。名古屋市の河村たかし市長と広島県出身のお笑いコンビ「アンガールズ」らが参加し、互いの魅了をアピールしあった。「アンガールズ」の田中卓志さんは、広島大学工学部の卒業生(中国、2.1)

■ 広島市で8日、シンポジウム「女性が活躍する企業が強いわけ」が行われる。シンポジストが女性のキャリアアップや女性社員の育成法について語る(中国、2.2)

■ 2012年度頭頸部がん治療実績 ・広島大病院 ▽合計患者数 142名 ▽手術を受けた患者数 77名 ▽化学療法・化学放射線療法を受けた患者数 83人 ▽放射線療法を受けた患者数 37人 (読売、2.2)

■ 【病院の実力 広島編73】頭頸部がんについて、広島大病院耳鼻咽喉科学・頭頸部外科学研究室の上田勉助教が治療の現状を解説している(読売、2.2)

■ 広島市で1日、教育に新聞を活用するNIEの在り方を考える学習会が行われた。県内の教育関係者や大学生が紙面づくりなどを体験したほか、県NIE推進協議会会長の小原友行・広島大大学院教授たちが、韓国で開催された現地のNIE全国大会の視察報告を行った(中国、2.2)

■ 広島国際会議場で16日、県民公開講座「放射線の医療への貢献 がん放射線治療の最前線」が開かれる。県と広島大学がんプロフェッショナル養成基盤推進プランが主催するもので、広島大の浅原利正学長らによる開会の挨拶の後、同大病院の永田靖教授ら専門医が、がん放射線治療について解説する。終わりに広島大学長補佐の越智光夫教授が閉会の挨拶を行う予定(中国、2.2)

■ 【ベストセラーズ 広島】1.穴(小山田浩子著)(中国、2.2)

■ 中国5県から選ばれた代表が演奏する「第37回全日本アンサンブルコンテスト中国大会」が1日、広島市で始まった。大学の部では、広島大吹奏楽団など4団体が金賞に輝いた(朝日、2.2)

■ 広島大などの研究グループは、反水素原子ビームの生成に成功した。今後は反水素原子の分光学的研究が進展することが期待される(日刊工業、2.3)

■ 6日、メルパ一日講座「シャンソンで学ぶフランス語」が行われる。広島大大学院博士課程出身の東海麻衣子さんが講師を務め、フランス語の文法などを学ぶ(中国、2.3)

■ ディスカバリージャパンと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は広島大東千田キャンパスで3月2日、「宇宙大航海時代へ!」をテーマにイベントを開く(中国、2.3)

■ 【私の学び】広島大大学院教育学研究科出身で、現在は広島市立大学長を務める青木信之氏が独自に編み出した英語教育プログラムについて語っている(中国、2.3)

■ 第150回芥川賞を受賞した広島大文学部卒業生の小山田浩子さんが、これまでの歩みを振り返っている(産経、2.3)

■ 3月5日、広島大特別顧問の大竹美喜氏が、県立広島大学のマネジメント特別連続講座(9)において講師を務められる(日経、2.4)

■ 広島大病院で3日から、妊婦の血液で胎児の染色体に異常があるか調べる出生前診断を開始した。同病院では検査前と後にカウンセリングを行うなど慎重に運用していくという(朝日、中国、2.4)

■ 【NEWS月録 1.1~1.31】第150回芥川賞に、広島大文学部卒業生の小山田浩子さんの小説「穴」が選ばれた(16日)(読売、2.4)

■ 広島大文学部卒業生で、第150回芥川賞を受賞した小山田浩子さんが電話会見で、心境や今後の抱負を語った(中国、2.4)

■ 01年~05年に広島大地域連携センター教授を務め、現在は県地域保健医療推進機構の地域医療推進本部長として、医師偏在解消に取り組む橋本康男氏が、取り組みや課題を語っている(中国、2.4)

■ 【火論】広島大卒で毎日新聞社専門編集員の玉木研二氏が、政府の教育再生実行会議の「学制の見直し」議論について取り上げている(毎日、2.5)

■ 4日、宇田誠氏(昨年12月死去)の「お別れの会」が開催され、広島大卒で広島商工会議所会頭の深山英樹氏が故人との思い出を語った(読売、2.5)

■ 【この人】メキシコで13日、14日に開催される核兵器の非人道性に関する国際会議に、市民団体「高校生平和大使派遣委員会」から派遣される広島大附属高1年の小桜智穂さんが、活動を始めるきっかけなどを語っている(中国、2.5)

■ 広島大病院がん医療相談室で13日、27日の両日、同病院の薬剤師が個別相談に応じる「がんおくすり相談室」が開かれる(中国、2.5)

■ 放射線災害からの復興の専門家を育成する広島大大学院のフェニックスリーダ育成プログラムは15日、16日、広島国際会議場で国際シンポジウム「自然と人間と放射線」を開催する(朝日、2.5)

■ 県警は、インターネットに潜む危険性を子どもに啓発する役割を担う「サイバー防犯ボランティア」を初めて委託する。ネットにくわしい広島大の学生や教員など32人に依頼。県警の開くイベントや講習会に参加するほか、違法な書き込みを見つけた際に県警に通報したりする(中国、2.5)

■ 【専門医が診る】気胸の症状や治療法などについて、広島大医学部出身で、現在は吉島病院呼吸器センターのセンター長を務める大成亮次医師が解説している(中国、2.5)

■ 頼祺一・広島大名誉教授が座長を勤める市民グループ「原爆遺跡保存運動懇談会」は4日、被爆建物の保存に積極的に取り組むよう広島市に求めた。懇談会は広島大本部跡地にある旧理学部1号館の保存活用策を市に提案するなどの活動を行っている(中国、2.5、毎日、2.15)

■ ソーシャル・ネットワ-キング・サービス(SNS)に若者が不適切な投稿をするのを防ぐため、大学や自治体が啓発に力を入れている。広島大では昨秋、学生向けに、SNSなどの利用に関する指針を作った。企業の人事担当者が採用前に、学生がネット上でどのような発言をしてきたか検索する場合もあり、広島大の広報担当者は「安易な投稿は人を不快にさせるだけでなく、学生自身の将来に影響する」と懸念している(読売、2.5)

■ 青山淳平氏の小説「修復腎移植」に難波紘二・広島大名誉教授が所感を寄せている(中国、2.5)

■ 【第62回書の友全国書道展覧会】 ◇県議会議長賞 空一将(広島大付属中2年)◇書の友賞 松岡桃瑚(広島大付属小5年)(読売、2.5)

■ 広島大病院旧外来にある難病対策センターに難病患者や家族が待機し、電話や面会で相談に応じる「患者・家族による難病相談」が行われる(中国、2.5)

■ 文部科学省が集計した5日午後3時現在の、広島大など国公立大入試の出願状況が掲載されている(毎日、読売、2.6)

■ 海田で9日、「やさしい日本語で話しかけよう」が開かれる。広島大学大学院の渡部倫子准教授が講師を務める(中国、2.6)

■ 国公立大2次試験の出願が5日、締め切られた。広島大の志願者数は前年比1.3%増の7462人だった(中国、日経、2.6)

■ 【風のほほえみ】広島大大学院の町田宗鳳教授が、宗教的な思想融合への流れとその重要性を述べている(読売、2.6)

■ 県環境保険協会は広島市内で4回にわたり、健康長寿をテーマに介護予防などを学ぶ講座を開く。広島大大学院医歯薬保健学研究院の花岡秀明教授は3月29日、認知症や介護予防の基礎知識を解説する(中国、2.6)

■ 広島市の市植物園で9日、講演会「チョコレートのサイエンスロマン」が行われる。佐藤清隆・広島大名誉教授がカカオが人類に食べられるようになった経緯やチョコレートの歴史などを解説する。11日には、広島大生たちの指導で、チョコの原料(カカオニブ)を磨砕する実演会が行われる(中国、2.6、読売、2.7)

■ 広島大人事(6日)医学部長 木原康樹教授=新任。薬学部長 杉山政則教授=新任。いずれも任期は4月1日から2年間(読売、中国、2.7)

■ 6日、作曲家佐村河内守さんの楽曲を新垣隆さんが代作していた問題をうけて、佐村河内守さんに広島市民賞を授与した秋葉忠利・前広島市長は取材に対して「真の作曲者が誰であるのか、気付くことができなかった。結果的に事実と異なる内容を多くの皆様伝える役割を果たすことになった。おわび申し上げる」と述べた。また、特任教授として所属する広島大を通じてコメントを出し、経緯について説明した(中国、2.7)

■ 【ひとネット】広島大特別顧問の大竹美喜氏は、自身が会長を勤める広島県人会の総会で広島カープのAクラス入りやサンフレッチェ広島の連覇にふれ「全国的に広島の知名度が高まった」と13年を振り返った(中国、2.7)

■ 第28回中国女子駅伝競走大会が9日に行われる。広島大レディースA、広島大レディースBが一般の部から出場する(中国、2.7)

■ 【びんごの医療】三原市の病院で、広島大や岡山大などの大学病院から派遣される医師が減少し、人材の確保が難しくなっている現状が掲載されている(中国、2.7)

■ 呉市の大和ミュージアムで15日、広島大やさしい海洋講座「海のエネルギーを電気に変える」が開催される。海洋エネルギーを用いた各発電の仕組みを専門家が解説するほか、教育の場での実践例を紹介する(読売、2.7)

■ 【ぴぃぷる】県高野連会長を表彰を受けた、広島大付属福山高・軟式野球部主将の荒木滉也主将が紹介されている(読売、2.8)

■ 広島大医学部医学科であった神経解剖学の追試験で、対象だった2年生120人が全員不合格になった。吉栖正生学部長は「命を預かる職業を目指す学生なので、厳しい教員もいる。学生には勉強の方法についても指導したい」と話している(中国、2.8)

■ 【語りたい 伝えたい ヒロシマ 第2部-396-】被爆体験を詠んだ歌集を出版している梶山雅子さんが紹介されている。梶山さんは県立広島第一高等学校に入学した年に被爆。その後広島大教育学部を卒業し、小中学校の教員を務めた(読売、2.9)

■ 広島市で8日、経営戦略として女性の能力を伸ばす企業の取り組みを紹介するシンポジウム「女性が活躍する企業が強いワケ~イノベーションを創り出す組織づくりへ~」が開催された。広島大女性研究者活動委員会が主催したもので、日経BPヒット総合研究所の麓幸子所長ら社会で活躍する女性が参加し、意見を交わした(中国、読売、2.9)

■ 第28回中国女子駅伝競走が9日、行われた。広島大レディースBは、一般の部19位。広島大レディースAは、一般の部25位だった(中国、2.10)

■ 廿日市市で12日、シンポジウム「つながろう-東日本大震災復興支援ボランティア」が開催される。広島大など、県内の高校・大学の代表者が現地での活動を報告するほか、被災地の課題などについて話し合う(中国、2.10)

■ 日本の高等教育に対する公共財支出の移り変わりと課題について、丸山文裕・広島大教授が語っている(日経、2.10)

■ 自殺未遂で病院に搬送された人のうち、半数余りが過去にも自殺を図った経験があることが県の調査でわかった。調査は、11年6月から13年8月までに、自殺未遂で広島大病院など3病院に搬送された97人に精神科医が聞き取り調査を行い、県から委託された広島大病院が中間報告としてまとめた。(中国、2.11、朝日、2.15)

■ 【中国レポート】二葉の里地区に建設が進められている「高精度放射線治療センター」では広島大病院など4つの基幹病院がそれぞれ患者を紹介し、スタッフも派遣するという全国でも珍しい運用を行う(日経、2.11)

■ 広島市の被爆70年史の編集を担う「編修研究会」が4月に設置されることが決まった。市公文書館運営委員会の会合に会長の勝部真人・広島大教授ら4人が参加し、決定したもので、14年から資料の調査と収集に取りかかり、17年度中の発刊を目指す(中国、2.11)

■ 大学内のニュースなどを中国新聞を通じて積極的に発信した学生レポーターを表彰する「2013年度キャンパスレポーター賞」の表彰式が11日、中国新聞社ビルで行われた。広島大1年の寺坂絵里さんら3名が奨励賞を受賞した(中国、2.11)

■ 広島大付属東雲小の4年生が15日、広島東洋カープと被爆地の歩みをたどる創作劇「焼け野原に響くプレーボール」を演じる(中国、2.11)

■ 【火論】広島大卒で毎日新聞社専門編集員の玉木研二氏が、五輪開会式の演出について述べている(毎日、2.11)

■ 安芸高田市で16日、安芸高田市健康倍増事業・健康づくりシンポジウム「自助・共助・公助で延ばそう健康寿命!」が開催される。基調講演に続き、広島大大学院医歯薬保健学研究院の森山美知子教授をコーディネーターに、パネルディスカッションが行われる(読売、2.12)

■ 東広島市が進めている中心市街地の拠点機能強化策について、広島大産学・地域連携センターの塚本俊明教授がコメントしている(中国、2.12)

■ 17~21日、難病患者会の患者と専門医が、電話で相談を受け付ける。17日に広島大病院の杉山英二医師がリウマチと膠原病について相談に応じる(読売、2.12)

■ [広島地区柔道連盟1月度月次大会] 【男子】◆初、二段▽A 1位石橋一昴(広島大)【女子】◆初、二段 1位山西咲衣(広島大)[第29回東ひろしま新春駅伝競走大会]◇コミュニティ 6位広島大付幼稚園A ◇学生 2位広島大陸上部の4年生 6位広大ランナーズA(読売、2.12)

■ 市植物園で11日、チョコレートの歴史や作り方を学ぶイベントが開催された。チョコレートに詳しい佐藤清隆・広島大名誉教授が解説し、カカオからチョコレートをつくる実演なども行われた(毎日、2.12)

■ 広島大大学院医歯薬保健学研究院の弓削類教授たちのグループと産業用ロボットを製造する安川電機は、歩行障害リハビリを支援する装置を共同開発した。脳卒中の患者のリハビリ用などに、2015年の製品化を目指すという(中国、2.12)

■ 広島大医学部に寄贈された医学者富士川游の遺品のびょうぶが修復を終えた。保管する同大医学資料館は今後、湿気でびょうぶが傷まない時期を選び、公開を検討していくという(中国、2.12)

■ ベラルーシのセルゲイ・ラフマノフ駐日大使が12日、広島市役所を訪問し、松井一実市長と会談した。ベラルーシの国立放射線医学人間環境学研究所と広島大原爆放射線医科学研究所が、13日に学術協定を結ぶこときっかけに、市民レベルでの交流を進めることで一致した(中国、2.13)

■ 東日本大震災で復興支援に取り組む県内の高校・大学の学生が活動の様子を発表するシンポジウムが12日、廿日市市で開かれた。広島大など5校の学生が現地訪問や募金活動の様子などを発表した。続いて行われたパネルディスカッションで、広島大3年の寺本芳瑛さんは「ボランティアを受ける住民にとって『いいこと』とは何かを考えるようになった」と振り返った(中国、2.13)

■ 第150回芥川賞を受賞した広島大文学部卒業生の小山田浩子さんが受賞後の心境について語っている(朝日、2.13)

■ 広島県内の書店員たちが、広島ゆかりのおすすめ本を選ぶ「広島本大賞」の小説部門で、広島大文学部卒業生の小山田浩子さんの作品「工場」が挙げられている(中国、2.13)

■ 広島大大学院の町田宗鳳教授の著書「光の海―死者のゆくえ―」が法藏館より出版されている(中国、2.14)

■ 広島大原爆放射線医科学研究所は13日、ベラルーシの国立放射線医学人間環境学研究所と学術、教育交流に関する協定を結んだ。チェルノブイリ原発事故の被曝者の治療・研究を行ってきた知見を共有し、被爆者や福島第1原発事故の被災者の健康管理に役立てるほか、共同研究や研究者育成も図るという(中国、日経、産経、2.14)

■ 広島大付属高1年の小桜智穂さんは、14日、15日にメキシコで開催される核兵器の非人道性をテーマにした国際会議に高校生平和大使として参加する(朝日、2.14)

■ 学生がビジネスアイデアを競う「第12回キャンパスベンチャーグランプリ中国」のビジネス部門最優秀賞を、広島大経済学部2年の和紫章さんが受賞した(産経、2.14)

■ 広島県民文化センターで2月22日、市民公開講座「がんとともに」が行われる。広島がんサポート理事長を務める浅原利正・広島大学長や、広島大大学院医歯薬保健学研究院の安井弥教授などが講演する(中国、2.15)

■ 前国連大使の西田恒夫氏が4月から広島大平和科学研究センターのセンター長に就任することが決まった(毎日、2.15)

■ 広島大大学院出身の平原敏行氏が、3月28日付けでソルコム社長に就任することが決まった(読売、中国、2.15)

■ ◆東広島市長杯卓球大会団体戦 【男子】1部 1位 広島大A 3位 広島大C (中国、2.15)

■ メキシコで開かれた核兵器の非人道性を問う国際会議に高校生平和大使として参加した広島大付属高校1年の小桜智穂さんが、NGO関係者らによる集会で各国の若者に核兵器廃絶に向けた取り組みなどを説明した(朝日、2.15)

■ 【でるた】広島大非常勤講師の宇山路詠氏が、世界中に広がっている和食について語っている(中国・夕、2.15)

■ 広島大文学部卒の小山田浩子氏の著書『穴』の書評が掲載されている(日経、2.15)

■ 【ワレオモウ】広島大付属中1年の吉田浩晃さんが東日本大震災に関する新聞報道を読んで感じた思いを語っている(中国、2.16)

■ 【語りたい伝えたいヒロシマ 第2部-397-】広島大の前身にあたる広島高等師範学校出身の浜田平太郎さんが、自身の被爆体験と体験を話すようになったきっかけを語っている(読売、2.16)

■ 被爆者の医療・援護に従事する医師や自治体職員を対象にした研究会が14日、広島国際会議場で行われた。このなかで、広島大原爆放射線医科学研究所の稲葉俊哉所長は、低線量放射線医科学研究所が人体に及ぼす影響について講演した(中国、2.16)

■ 第86回選抜高等学校野球大会に出場する広島新庄高等学校野球部が紹介されている。勉強と部活の両立を目指しており、毎年複数の部員が広島大など国公立大に合格するという(毎日、2.16)

■ 西条農業高の生徒たちが、卵の段階で雄と雌の判別をする研究を行っている。広島大の大学院生の指導のもと、ふ化前のひよこから採血し、DNA鑑定をする(中国、2.16)

■ 放射線災害からの復興をテーマにした国際シンポジウムが16日、広島国際会議場で開催された。広島大の大学院博士課程「フェニックスリーダー育成プログラム」の国際配信の一環で、国内外の専門家が講演を行なった(中国、2.17)

■ 広島大大学院医歯薬保健学研究院の浦辺幸夫教授と東広島市のコーポレーションパールスターが共同開発した「外反母趾対策くつ下」が紹介されている(日経、2.17)

■ 広島国際会議場で16日、公開講座「放射線の医療への貢献 がん放射線治療の最前線」が開かれた。2015年秋に開業予定の高精度放射線治療センター(仮称)のPRのために広島県と広島大が企画したもので、広島大大学院の永田靖教授らが講演を行なった(中国、2.17)

■ 東広島市は介護予防を目的とした体操を考案し、お年寄りへの普及を図るためのDVDを製作している。動きは渡部和彦・広島大名誉教授が考え、特産品や方言を盛り込んだ歌が乗せられている(中国、2.17)

■ 【ベストセラーズ】広島 1位 穴 (小山田浩子著)小山田さんは広島大文学部卒業生(中国、2.17)

■ 広島大の総合博物館で15日、企画展「野鳥を彫る」が始まった。展示は3月28日まで行われる(中国、2.17)

■ 広島で「産学金連携」が広がっている。広島銀行は2004年から広島大など県内の大学と協定を締結し、同大には行員1人を出向させている(日経、2.18)

■ 先月、元安川から引き揚げられた原爆ドームの一部が広島大医学資料館に搬入、展示された。引き揚げた学生団体「広島大学原爆瓦発送之会」代表を務める広島大大学院生の嘉陽礼文さんは、多くの人に見てほしいと話す(朝日、中国、2.18)

■ 1951年に発行された子どもたちの体験記集「原爆の子」に手記を寄せた16人が国立原爆死没者追悼平和祈念館を訪ね、体験記集を紹介する企画展を見学した。「原爆の子」は、故長田新・広島大名誉教授が編んだもので、企画展では67人の手記が専用端末で紹介されている(中国、2.18)

■ 広島湾岸の自治体とJR西日本が4月~6月に展開する観光キャンペーンの概要を発表した。市役所で開かれた記者会見に出席した広島大OBの深山英樹・県観光連盟会長は、博覧会「瀬戸内しまのわ2014」に触れ、「相乗効果で多くの人に広島湾を訪れてほしい」と話した(中国、2.18)

■ 広島大卒で中国新聞社東京支社編集部長の守田靖氏が、安倍晋三首相が集団的自衛権の行使容認に前向きなことを受け、美輪明宏さんの戦争体験を語るトークショーを紹介するとともに、日本が二度と戦争をする国にならないように、との願いを述べている(中国、2.18)

■ 【火論】広島大卒で毎日新聞社専門編集員の玉木研二氏が、教育委員会制度の見直しについて述べている(毎日、2.18)

■ 広島大は19日、2015年の学部入試からインターネットによる出願を受け付けると発表した。国立大では初めてで、3年を目途にネット出願にへの完全移行を目指す(日刊工業、朝日、中国、読売、2.20、毎日、2.21)

■ 【ひとネット】広島市に4月1日、駿台予備学校広島校を開く駿河台学園の和下田俊一西日本教務部長のコメントが紹介されている。同校では広島大を目指す人向けのコースも設けるという(中国、2.20)

■ 広島大は19日、付属福山中・高校長に築道和明・教育学研究科教授、附属三原小・中校長に三村真弓・同研究科教授を選んだ。任期は2014年4月1日から2年間(中国、2.20)

■ 広島大サタケメモリアルホールで9日、市民公開講座「がん診療の最前線」が開かれる。医師や栄養士、患者の家族などが講演する(中国、2.20)

■ 広島大は3月22日、同大文学部卒業生で第150回芥川賞を受賞した小山田浩子さんの受賞記念祝賀会を行う。浅原利正学長や文学部の教員らが参加し、栄誉を祝う(中国、2.20)

■ 災害時の人命救助を想定した「中学生レスキューロボットコンテスト」が広島市で行われ、県内の14チームが参加した。同コンテストは広島大が2004年から開催しているもので、負傷者に見立てた人形を救出する時間や安全性を競う(読売、2.20)

■ 広島大病院は、てんかん治療の窓口を一本化した「てんかんセンター」を設けた。専用電話で相談を受け、症状や年齢に応じて担当医師を決める。センター長を務める飯田幸治診療准教授は「どこの科を受診すればよいか分からない、薬を飲んでも発作が止まらない、などで悩む『治療難民』」が多い。気軽に相談してほしい」と話す(中国、2.20)

■ 広島は19日、凍結されたアストラムライン延伸計画のうち、本通駅―広島大本部跡地を通る南北線など2路線の実現可能性をあらためて検証する考えを示した(中国、2.20)

■ 文部科学省は20日、国公立大の2次試験の確定志願者数を発表した。広島大の志願者数は7526人で倍率は3.7倍だった(中国、2.21)

■ 東区民文化センターで22日、古瀬清秀・広島大大学院文学研究科教授による講演会「考古学からみた東区の歴史」がある(読売、2.21)

■ 第150回芥川・直木賞の贈呈式が東京都で開かれた。芥川賞を受賞した広島大文学部卒業生の小山田浩子さんは「今後も努力し、精進して楽しく書いていきたい」とこれからの抱負を述べた(中国、2.21)

■ 広島市民らによる合唱団は3月25日、国連本部で、国連職員や地元の子どもたちの合唱団と「平和と希望のコンサート」を開く。原田康夫・広島大名誉教授が委員長を務める「日米文化交流プロジェクトin広島」が主催(読売、2.21)

■ 尾道市に残る福山藩番所で20日、保存会のメンバーらが建物の補修工事を行った。現存する番所は全国で3か所だけで、市文化保護委員の三浦正幸・広島大大学院教授は「幕藩体制の庶民に対する統制の厳しさを伝える遺構だ」と評価する(中国、2.21)

■ NGOピースボートは20日、広島、長崎の被爆者が地球を一周しながら核廃絶を訴える「証言の航海」に、広島大3年の福岡奈織さんなど2名が参加することを発表した(中国、毎日、2.21)

■ 文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールに指定されている広島大付属高は20日、生徒の研究成果などを発表する会を開いた(中国、2.21)

■ メキシコで開かれた核兵器の関する国際会議に参加した広島大付属高1年の小桜智穂さんらは17日、メキシコのテピート高校を訪問し、同校の学生と交流した(朝日、2.21)

■ 広島大キャリアセンターの森玲子教授が、今後有るべき企業と社員の関係について述べている(中国、2.22)

■ 【ベストセラー】1位 『穴』(小山田浩子著)小山田さんは広島大文学部の卒業生(読売、2.22)

■ 日本が20世紀前半に満州や朝鮮半島で観測していた気象データが気象庁や防衛省、広島大付属図書館などに残っていることがわかった。これらのデータを今後の気象研究に役立てようとする試みが進められている(日経、2.22)

■ メキシコで開かれた核兵器に関する国際会議に参加した広島大付属高1年の小桜智穂さんが21日、広島市役所で会見し、現地での活動を報告した(朝日、中国、読売、2.22)

■ 広島・愛媛両県で開催される「瀬戸内しまのわ2014」の民間企画イベントの代表者らが、話し合う「広島・愛媛しまのわ交流会」が尾道市内で開かれた。東広島で農場まつりを企画している広島大まちづくりサークルの高橋啓悟さんは「学生だけではアイデアだけで終わらせてしまいそうなことを、ベテランの方々と知り合えたことで、今後形にしていけそう」と話していた(読売、2.22)

■ 【ベストセラーズ】広島 3位 『穴』(小山田浩子著)小山田さんは広島大文学部の卒業生(中国、2.23)

■ 広島大文学部卒業生の小山田浩子さんの小説『工場』と『穴』について鴻巣友季子氏が論評している(毎日、2.23)

■ 【東京メール】広島大付属東雲小・中学校出身で、現在は時代考証家として活躍する山田順子さんのインタビューが掲載されている(中国、2.23)

■ 【学生リポーターが聞く】タカキベーカリーの林春樹・社長執行役員に広島大の安部大地さんなど学生リポータがインタビューしている(中国、2.23)

■ 【HONライン倶楽部】広島大文学部卒業生で第150回芥川賞を受賞した小山田浩子さんが、記憶に残っているという同世代の同賞受賞者について語っている(中国、2.23)

■ 性犯罪の被害に遭った子どもの支援を考えるフォーラムが22日、福山市で行われた。広島大ハラスメント相談室の北仲千里准教授が基調講演を行なったほか、専門家によるパネル討論も行われた(中国、2.23)

■ 広島市で22日、市民公開講座「がんとともに」があった。安井弥・広島大大学院教授ら専門家が診断や治療法について解説した(中国、2.23)

■ 藤原正章・広島大大学院教授が、「瀬戸内しまのわ2014」をきっかけとした交通連携や島への定住促進につながるイベント・情報発信について意見を述べている(中国、2.23)

■ 【キャンパスリポーター発】カメラに興味を持つ学生が集まる「カメラカフェ」が広島大東広島キャンパスのマーメイドカフェで行われた。広島大4年の武林賢朋さんが開いたもので、参加者は自前のデジタル一眼レフカメラを持参し、カメラについて語り合った。この記事は同大2年の藤本迪子さんが書いた(中国、2.24)

■ 「東広島の野鳥と自然に親しむ会」の新名俊夫会長らが、広島大東広島キャンパスで見られる野鳥を1年間にわたって調査し、同大博物館の研究報告に発表した(中国、2.24)

■ 中国地方の各大学の国公立大2次試験前期日程の志願状況が掲載されている。広島大の志願者は4971人で、倍率は2.9倍だった(中国、2.24)

■ 広島市安佐南区の大町学区で、自主防災訓練が行われた。広島大などの学生ボランティア24人も参加し、負傷者の移動などを手伝った(中国、2.24)

■ 広島大大学院生物圏科学研究科の谷田創教授たちは、動物の世話を通じて子どもに命の大切さや弱者への思いやりを伝える「動物介在教育入門」を出版した(中国、2.25)

■ 広島大文学部卒で、第150回芥川賞を受賞した小山田浩子さんなどの、授賞式におけるあいさつの印象について取り上げられている(読売、2.25)

■ 【火論】広島大卒で、毎日新聞社専門編集員の玉木研二氏が、第68回毎日映画コンクールで日本映画大賞を受賞した「舟を編む」を取り上げ、その主題である辞書づくりについて述べている(毎日、2.25)

■ 尾道市で3月2日、「ピンクリボンフォーラムinびんご2014」が開催される。広島大病院の医師等が講演する(中国、2.26)

■ 広島大などの2次試験の問題と解答例が掲載されている(中国、2.26)

■ 広島大文学部卒業生の小山田浩子さんの小説『穴』が紹介されている(毎日、2.26)

■ 国公立大2次試験の前期日程が25日始まり、広島大東広島キャンパスでは4780人の受験生が試験に臨んだ(毎日、読売、中国、2.26)

■ 呉市で3月16日、広島大の学生たちが結成した音楽団「新西條管弦楽団」が演奏会を開く(読売、2.26)

■ ◆第61回県高校バスケットボール新人大会 【女子】ブロック別予選◇ウ▽1回戦 県広島商86-42広島大付福山 ◆第34回東広島市長杯争奪卓球大会・団体戦 【男子】▽1部 1位広島大A 3位広島大B(読売、2.26)

■ 県立広島大は3月5日に行う公開講座「グローバルビジネスを担う人材を育てる」の受講者を募集している。講師はアメリカンファミリー生命保険の最高顧問で、広島大の特別顧問でもある大竹美喜氏が務める(読売、2.26)

■ 日本臓器移植ネットワークは25日、近畿地方の病院に入院していた患者が脳死と判定されたと発表した。臓器のうち、肝臓は広島大病院で男性患者の移植される(中国、2.26)

■ 3月2日、広島県世羅町で、耳鼻咽喉科の医師が難聴や補聴器の相談に応じる「難聴・補聴器よろず相談会」が開かれる。問い合わせ先は広島大病院耳鼻咽喉科(中国、2.26)

■ 広島大病院旧外来棟にある広島市の難病対策センターに難病患者やその家族が待機し、相談に応じる「患者・家族による難病相談」がある(中国、2.26)

■ 鑢幹八郎・広島大名誉教授が理事長を務める広島カウンセリング・スクールでは、新年度講座の受講生を募集している(中国、2.26)

■ 広島大病院は26日、脳死と判断された患者から提供を受けた肝臓を移植する手術を終えたと発表した。広島大病院での脳死移植は17例目(中国・夕、2.26、中国、2.27)

■ 広島大OBで広島商工会議所の深山英樹会頭は26日の定例会見で、ソチ五輪のスノーボード女子パラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内智香選手を称えた(中国、2.27)

■ 県医師会と県は県民文化センターで3月1日、講演会「広島県のがんにまつわるトピックス」を開く。広島大病院の杉山一彦教授ら専門家6人が講演する(中国、2.27)

■ 伊藤敏安・広島大教授が委員長を務める市競輪運営委員会の26日の会合で、市の競輪事業の2013年度の収支は黒字が7割減となることが報告された(中国、2.27)

■ 井内康輝・広島大名誉教授らは3月5~7日にかけて、医療支援にカンボジアを訪問する。乳がん検査や現地医師への技術指導などを行う(中国、2.27)

■ 中国新聞クレドビル教室で西原大輔・広島大大学院教育学部研究科教授らによる特別講座「詩人・高田敏子を語る」、長沼毅・広島大生物圏科学研究科准教授による1日講座「地球の端っこの歩き方part5~ウガンダ~」、吉田光演・広島大大学院総合科学研究科長による1日講座「ドイツ旅行のための文化とことば」、町田宗鳳・広島大大学院教授による1日講座「法然を学ぶ」、沖村雄二・広島大名誉教授のクレドオープン講座「地球の謎、深読み」がある。メルパルク教室で、渡邊敦光・広島大名誉教授による1日講座「ご飯と味噌汁の復権」が開かれる(中国、2.27)

■ 広島大病院は3月4日から、前立腺がんを専門に扱う「前立腺がん外来」を開設する(読売、2.28)

■ 宮城県で出土した約1300年前の木簡に、「安岐」の文字が記されていたことから、もともと広島の「安芸」から移住した人々の集落だったのではないかと読み解く専門家もいる。広島大大学院の西別府元日教授は「文献上、広島の安芸から東北へどれだけの人々が移り住んだのかは確認できないが、東北から広島への移住をうかがわせる記述はある」と話す(中国、2.28)

■ 乳がん検診の必要性や治療法などについて、岡田守人・広島大教授と角舎学行・広島大原爆放射線医科学研究所腫瘍外科講師、広島大出身で、現在は中央通り乳腺検診クリニック院長の稲田陽子氏、広島大医学部出身で、ひろしま駅前乳腺クリニック院長の長野晃子氏の4名が意見を交わしている(中国、2.28)


up