平成26年7月

■ 5月8日、広島県府中町のマツダ社に同社の金内誠太会長や、広島大学副理事長ら、地元産学官学を代表するメンバーによる トップミーティングが行われた。2013年の自動車会のために何をすべきか考え、マツダ社はこれまでにも広島大学に研究者を派遣しており、今後も戦略的に 官学に人材を送り込む予定である(日経、7.1)

■ 7月31日、広島県民文化センターにてロコモ対策市民公開講座「『ロコモティブシンドローム』今、知っておきたい関節痛や腰痛への対応法」が開催される。広島大学大学院整形外科学分野 教授 越智光夫先生が、開会挨拶を行う(読売、7.1)

■ 6月27日、賀茂輝酒造で天文学者と市民が語り合うイベントが行われた。元国立天文台長で広島大の観山正見特任教授や、 生物圏科学研究科の長沼毅准教授が講演した。また、同イベントにおいて25日夜の30分間、照明を落として星空を楽しもうと、広島大宇宙科学センターを中 心につくる実行委員会がライトダウンを呼びかけた(中国、7.1)

■ お好み焼きの普及や、関連した食文化の調査・研究をする一般財団法人「お好みアカデミー」が設立された。5月15日に第1回の理事会と設立発表会が開かれ、広島大の佐藤利行副学長ら役員が出席し、設立趣旨を説明した(毎日、7.2)

■ 広島大大学院生物圏科学研究科と、オタフクソースは1日、包括的研究協力の覚書を結んだ。研究や人材の交流を深め、新商品の共同開発などを目指す(中国、7.2、日刊工業、7.3、毎日、7.9)

■ ◇水泳◆中国春季水泳競技会【男子】▼15歳以上◇自由形▽50メートル(1)赤松一成(広島大)、▼無差別◇自由形 ▽1500メートル(1)西尾健(広島大) 【女子】▼15歳以上◇バタフライ▽100メートル(3)小畑朱里(広島大) ◇柔道◆第17回全日本女子 ジュニア柔道体重別選手権大会県予選会▽52キロ級(2)川久保七彩(広島大)▽57キロ級(1)山西咲衣(広島大)▽63キロ級(2)平岩亜扇(広島 大)(読売、7.2)

■ 広島大は、2015年度から一部科目でクオーター制(4学期制)を導入し、2016年度から全学的に移行することを決定した。現行の前期・後期をさらに分割することで、まとまった休みが取れ、学生にとっては留学などの後押しとなる(日刊工業、7.3)

■ 広島大大学院教育学研究科は、優れた教育を実践する個人や団体をたたえる「ペスタロッチー教育賞」の本年度候補者の推薦を募集している(中国、7.3)

■ 6日夜、広島大の学生サークル「灯」が西条中央公園にて自作や市販のキャンドル約2千個を天の川の形にかたどって並べ火をともす、「七夕キャンドルナイト」を開催する(中国、7.3)

■ 来春の法科大学院の入学定員総数は、ピーク時の約45%減の3175人となることが文部科学省の集計で分かった。広島大も定員を48人から36人に減らす(中国、7.3)

■ 広島市長に就任して4年目の松井一実市長が、広島大本部跡地などの再整備などを勧めてきたこれまでの市制を振り返り、今後の課題についてインタビューに答えた(産経、7.4)

■ 第48回進々書道会展の入賞者が決定した。【広島市長賞】広島大学附属高2年、佐藤吉恵 【東広島市議会議長賞】広島大2年、久保瑞穂(毎日、7.4)

■ 学生が中山間地域の住民と活性化策を考える研究活動を支援する広島県の本年度の事業で、大学と地域の計9組のマッチングが決定した。広島大は広島女学院大の学生合わせ計約20人で神石高原町の小野地区の魅力を掘り起こし、地図に落とす(中国、7.5)

■ 8日、広島大文書館は10周年を記念し、これからの大学の文書館の役割を考えるパネルディスカッションを開く。小池聖一館長が基調講演を行う(中国、7.5)

■ 15日、がん患者が主治医以外の医師に、不安や疑問を話せる「がん専門医よろず相談所」が県立広島病院に開設される。栃木県立がんセンターの児玉哲郎名誉所長(広島大医学部卒)が予約制で患者や家族の相談に無料で応じる(朝日、7.5)

■ 【地域密着ラジオ!FMちゅーピー】◆働き学ぶ~東千田の社会人向け大学院~◆広島大大学院社会科学研究科マネジメント専攻で学ぶ柏彦伶さんが留学生でも専門知識を修得できる講義の魅力について話す(中国・夕、7.5)

■ 【成長へのハードル 東広島市制40周年<国際化>】東広島市は、広島大の移転がきっかけとなり、国際化が加速した。市は 暮らすために重要な言葉の習得支援を行っている。プロによる指導だけでなく、日本人ボランティアとの交流もあり、多文化共生に向け外国人側からの働きかけ も出てきた(中国、7.6)

■ グローバルな思考ができる教師の育成を目指すフォーラムが5日、広島大で行われ、約40人が参加した(中国、7.6)

■ 【識者評論】広島大文書館の小池聖一館長が、被爆地にある大学の文書館としての役割などについて述べた。多岐にわたる資 料を所蔵しており、来年被爆から70年を迎える広島で、資料を収集、整理、公開という地道な活動を通して風化に抗すことや、原水爆被災白書運動の精神の継 承も、本文書館の使命であるとした(中国、7.8)

■ 被爆者手帳を持つ被爆者の平均年齢が3月末の時点で平均79.44歳になったことが分かり、さらに所持者が初めて20万 人を割った。記憶の継承が急がれる。被爆証言活動をしている広島大名誉教授の葉佐井博巳さんは、 原爆によって子を失った悲しみをその極限の感情を語ることができる人はもういないと話した(中国、7.8)

■ 第59回全国高校軟式野球選手権県予選大会の組み合わせ抽選会が6日に行われ、出場する16校の対戦相手が決定した。広大福山がシード校の一つとなっている(朝日、毎日、7.8)

■ 8月11日~13日、高校生を対象につくば国際会議場を中心として「イノベーションキャンパスin つくば2014」が開催され、トップレベルの科学者らによる授業や研究機関訪問を通じて、最先端のイノベーションに触れることができる。広島大大学院長沼 毅准教授も特別講義などを行う(読売、7.8)

■ 7月27日、中国新聞ホールにて、第6回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会JOSKAS2014市民公開講座「ロコ モティブシンドローの予防と治療―軟骨障害から変形性関節症―」が開催される。広島大大学院医歯薬保健学研究院整形外科学教授の越智光夫会長や、同大学病 院整形外科の安達伸生准教授らが講演を行う(中国、7.8、7.10、7.12)

■ 8日、中国経済産業局は松江市で「かわいい」を工業製品や工芸品の商品開発に取り入れる「カワいいモノ」ブランドデザイン戦略事業の初のセミナーが開いた。広島大大学院総合科学研究科の入戸野宏准教授が「カワいい研究最前線」をテーマに講演を行った(中国、7.9)

■ 8日、広島大の文書館の設立10周年を記念したパネルディスカッションが同大で行われ、約120人が参加した。単なる史資料の倉庫ではなく、組織に関わり活性化させる器になるべきだとの提言がなされた(中国、7.9)

■ 日本の集団的自衛権が問われる中で、旧軍と地域の関係に詳しい広島大大学院の河西英通教授が、呉の歴史を通して学ぶことについて話した。そして、呉・広島・広島大学も、今こそ平和に対する歴史的な使命があると述べた(中国、7.9)

■ 18日、広島大のグローバルキャリアデザインセンターは、広島市内初の「若手研究者シーズ発表会」を開催する。博士人材が持つシーズを活用するのが狙いで、企業ニーズとマッチングすることで共同研究や若手博士の就職に結び付くことを期待する(日刊工業、7.9)

■ ◇テニス◆第32回全国小学生テニス選手権大会中国予選大会 【女子】(4)友永梨音(広島大付東雲小) ◇ソフトテニス◆2014年度広島市春季ソフトテニスリーグ大会【男子】▽1部(2)広島大軟庭同好会A▽2 部(1)広大同好会B 【女子】▽3部(1)広大同好会A▽6部(3)広大同好会B ◇ソフトボール◆男子第60回・女子第66回全日本総合ソフトボール 選手権大会県予選【男子】◇第1ブロック▽準々決勝 日新製鋼11-3広島大 【女 子】◇第1代表決定戦 佐川急便中国支店14-0広島大◇第3代表決定戦WESTERN13-0広島大 ◇バレーボール◆第69回国体バレーボール協議成 年男女6人制県予選会【女子】▽準決勝 広島大2-0広島文化学園 ▽決勝 広島大2-0大野石油広島オイラーズ ◇サッカー ◆2014年度中国大学 サッカー選手権県総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント大会中国地域予選▽2回戦 広島3-1広島工業 ▽準々決勝 広島1-1(PK6-5)環太平 洋 ▽準決勝 福山3-1広島(読売、7.9)

■ 【大学の実力 教育力向上の取り組み(下)西日本編(1)】奨学金に関するアンケートで、広島大の回答も掲載されている(読売、7.10)

■ 9日、市立牛田小の6年生155人が広島大医学部資料館を見学し、展示されている原爆ドームの破片を手で触れて原爆被害の悲惨さや平和の尊さを学んだ。破片は、同大大学院生の嘉陽礼文さんが昨年1月から1年間かけて元安川から引き上げた(毎日、7.10)

■ 米国在住の臨床心理士の美甘章子さん(広島大教育学部卒)が、父親の進示さんの被爆体験や信条などを綴った「8時15分 ヒロシマで生き抜いて許す心」という図書が10日に出版される。昨年7月に米国で英語版を出版し、今年7月に日本語版の出版が実現した(産経、7.10、 朝日、7.24)

■ 来年秋に、JR広島駅北側の「高精度放射線治療センター(仮称)」に、患者の呼吸に合わせてがんの病巣を自動で追いかけ 照射する最新の放射線治療装置などが県内に初めて導入される。同センターは、広島大病院など市内の基幹病院が、患者の紹介やスタッフの派遣を行う(産経、 7.10)

■ 検査で肝炎ウイルスに感染していることが判明した後も、継続治療を受けない人が53万人いることが厚生省の推計により明 らかになった。調査を行った広島大の田中純子教授(疫学・疫病制御学)は、検査の結果が治療に結びついていない現状を指摘し、陽性であれば医療機関への受 診が必要と語る(朝日、読売、7.10)

■ 8日、経産省の磯崎仁彦政務官が東広島市を訪れ、市役所で「産学連携」と地域活性化をテーマに、企業経営者や広島大などの大学関係者、東広島商工会議所の関係者・留学生らと意見交換を行った(読売、7.11)

■ 広島大付属三原中の3年生約80人が、平和学習とコミュニケーション能力の向上を目的とする総合学習「ピースプロジェクト」において、ニューヨーク州の小中学校教師や広島大の留学生ら約20人を平和記念公園に案内し、英語で交流した(毎日、読売、7.11)

■ 乳がんの講演会・トーク&ライブが20日13時半より、広島大医学部広仁会館で行われる。広島大病院乳腺外科の角舎学行医師が、「乳がんが再発したら・・・」というテーマで講演を行う(朝日、7.11)

■ 8月9日、広島大総合科学部は「一日体験入学」を東広島キャンパスで開く。同学部は、理系・文系の枠を超えた多彩な学問を扱い、体験入学では大学教員の講義を受けられる(中国、7.11) 

■ 「ライトダウンin東広島 星を見る会」が25日夜、東広島市の西条小で開催される。街明かりを暗くして天の川を見よう という企画で、広島大宇宙科学センターなどによる実行委員会は、午後8時半から30分間の消灯の協力を呼びかけている(読売、7.11、7.16、中国、 7.25)

■ 県議会の内容を分かりやすく紹介する広島テレビの番組「ひろしま県議会ダイジェスト」に広島大社会科学研究科の森邊成一教授と同研究科の鈴木喜久准教授が出演している(読売、7.12)

■ 【ちゅーピー家計助け隊】一般向けに開放している社員食堂や学生食堂がにぎわいを見せている。期間限定メニューを販売する広島大東千田キャンパスでも、社員・職員・学生以外に外部の市民が入り交じったランチタイムの光景が見られる(中国、7.12)

■ 【シリーズ・未来を創る伝統校】広島大附属福山中・高等学校では全国に先駆けた中高一貫教育や、大学附属校ならではの学術的な取組などによって、学力だけでなく学習意欲も養われている(産経、7.12)

■ 県の呼び掛けで設けた「広島県高度人材育成検討会」で、広島大と県立広島大、広島市立大は、企業が求める人材を育成する ために、連携して学生教育プログラムを作る。大学側は「就職に強い」という大学評価を、県は「地元大学への進学率のアップ」に期待をよせる(中国、 7.12)

■ 広島大は様々な改革を進めている。授業期間を4つに区切る「クォーター制」を導入し、授業のない学期にはインターンシップや、海外留学などに挑戦できるようになる。また、産学連携においても成果につながりやすいよう様々な改革を打ち出している(日経、7.12)

■ 12日午前11時20分頃、広島大病院敷地内にある排水処理施設で、消毒剤の入ったタンクに誤って別の薬品を入れたこと により、ガスが発生。誤りに気付き中和作業をしたビル管理会社の男性が意識不明の重体となったものの、病院の患者らに影響はなかった(中国、朝日、 7.13)

■ 極度の乾燥や100度緒超える高温、宇宙のような真空状態のような極限世界でも、生きられる生物が存在する。極限生物に詳しい広島大の長沼毅准教授は、極限生物の研究は、生命とは何かという本質にせまる研究でもあると話した(読売、7.13)

■ 広島大付小では、広島大大学院の平嶋崇教授(学習工学)のグループが開発した算数の文章問題の苦手な児童の学力向上を目 指すタブレット端末用の学習ソフトを授業で活用している。前田一誠主幹は、児童のつまずきを見つけやすいなど、学習ソフトの利点を話した。また、学力が上 位でない層において学力の向上がみられた(中国、7.14)

■ 関西国際空港が9月に開港20周年を迎えるのを機に、8月22日に産経新聞社と関西学院大学産業研究所は共同で、関空の可 能性と空港を活用した産業などについて考えるシンポジウムを開催する。関西学院大学産業研究所の高林喜久生所長(広島大経済学部助教授などを経て現職) は、シンポジウムの意義や関空に期待することなどを話した(産経、7.14)

■ 日本損害保険協会は、広島大で9月1日から5日間、損害保険についての連続講座を経済学部の集中講義で実施する(中国、7.15)

■ 【聞きたかったこと 被爆2世・3世はいま】国際交流NGOピースボートの「ヒバクシャ地球一周証言の航海」に、「おりづるユース特使」として同行した広島大総合科学部の福岡 奈織さんが、船旅を通して被爆体験の継承や平和運動への思いが変わったということを語った(朝日、7.16)

■ ◇卓球◆第3回三次きんさい卓球大会<硬式>【男子】◇シングルス▽一般(3)長坂康平(広島大)、大川内雅彦(同)◇ ダブルス▽一般(1)長坂康平・大川内雅彦、(3)奥田哲司・北脇賢志(広島大) ◇陸上◆中国高校選手権【男子】▽5000メートル競歩(8)千菊智也 (広島大付福山)(読売、7.16)

■ ◆後縦靱帯骨化症、黄色靱帯骨化症~病気の理解と日常生活の注意点~ 8月7日、県尾道庁舎大会議室。広島大学病院の田中信弘医師による講演などが行われる(読売、7.16、毎日、7.25)

■ 原爆投下後、負傷した多くの被爆者が運び込まれた似島で、被爆者の遺骨発掘をしていた広島大大学院生の嘉陽礼文さんが、旧陸軍馬匹検疫所跡地から石畳を発見。この石畳が馬匹検疫所の一部なら平和学習に役立てるなど利用方法を考えたいと話した(毎日、7.16)

■ 広島と長崎の被爆者が世界各国を船でめぐり、各地で被爆体験を証言し、核廃絶を訴える国際NGOピースボートの「第7回 ヒバクシャ地球一周 証言の航海」 が約3ヶ月の航海を終えて、先月横浜港に帰港した。ブルネイでは、広島文理科大学(現広島大)へ留学中に被爆した、元首相のペンギラン・ユスフ氏と 交流するなど、12カ国14都市で交流活動を行った(朝日、7.16)

■ 新生児集中治療室(NICU)で赤ちゃんが受ける痛みを和らげようと、看護師や医師らで構成された委員会(委員長は横尾京子広島大名誉教授)が15日、指針案を発表した。今後現場の意見も参考に来年3月に指針を完成させる予定(朝日、7.16)

■ 「かわいい」をキーワードにした商品開発が中国地方のメーカーに広がっており、中国経産局も9月に研究会を発足させ、開 発を後押しする。研究会のアドバイザーの広島大大学院の入戸野宏准教授は、少量生産で価格が高くても受け入れられるかわいいデザインの展望を話した(中 国、7.17)

■ 三原市医師会病院は、広島大大学院の放射線診断学研究室と連携した独自のシステムでの肺がん検診を開始する。同病院で撮影したCTの画像をインターネット上で大学院側と共有し、複数の専門医の所見を踏まえて診断する仕組みとなっている(中国、7.17)

■ 16日、役員や大学院研究科長らによる広島大教育研究評議会は、浅原利正学長の任期満了に伴う広島大の学長選の候補者推薦の日程を公示した(中国、7.17)

■ 広島大大学院の吉中信人教授は、入所者放火殺害無罪に関して、捜査において自白に頼りすぎたことを指摘し、物証を積み重ねるといった地道な捜査の重要性を述べた(中国、7.17)

■ 【でるた】広島大非常勤講師の棚橋久美子さんは、学生との年齢差が広がるにつれ伝えることの難しさを感じ、自分の常識が相手の常識とは限らないことを念頭において学生と接している(中国・夕、7.17)

■ 【大学の実力 学部別卒業生の進路(1)】就職率について、広島大の回答も掲載されている(読売、7.17)

■ 8月7日、広島弁護士会は広島大東千田キャンパスで「ジュニア・ロースクール」を開催する。中高校生を対象に模擬裁判などを通して法律を学んでもらう(読売、7.18)

■ 大学生に就職体験の機会を提供するインターンシップを導入する企業が増えている。マツダは今夏広島大から100人程を受け入れる(日経、7.18)

■ 漫画「美味しんぼ」において福島第1原発を取材した主人公が鼻血を出す場面が描かれた。国と県は被曝と鼻血の関連を否定しているが、岡山大や広島大による研究では低線量被曝と鼻血の関連を疑う研究もあり議論が続いている(日経、7.18)

■ 23日、中国経済産業局は「かわいい」をテーマにしたビジネス展開などを伝えるセミナーを広島市で開催する。広島大大学院総合科学研究科の入戸野宏准教授が、消費者の目を引くかわいいデザインの効用などについて講演を行う(中国、7.19)

■ 【ひろしまFMちゅーピー「みんなの健康百科」】広島大病院乳腺外科の角舎学行講師などが、乳がんにならないために気をつけることや、乳がん検診について話した(中国、7.20)

■ 【日曜に考える】教育再生実行会議が、70年続く6・3制を検討し、自治体の判断で小中一貫校をつくれるよう提言をし た。6・3制は1947年の片山内閣で文部大臣を務めた森戸辰夫(広島大学初代学長)のもとスタートした。のちに森戸は文部省の中央教育審議会会長に就任 後は戦後の教育を見直した。今回の提言内容はこのときの森戸の再設計した教育の流れを前進させたものといえる(日経、7.20)

■ 県被団協は19日、鎌田七男・元広島大原医研所長の監修の下、被爆2世への健康実態調査を始めた(毎日、7.20)

■ 【キャンパスリポーター発】広島大に留学しているタイ出身の学生10人が、留学生と日本人が交流する「インターナショナルカフェ」の時間に同大学生プラザにて、ラムタイと呼ばれる母国の伝統的なダンスを披露した(中国、7.21)

■ 広島大は、東広島キャンパスに、教職員以外の子どもも受け入れる認可保育園を誘致する。東広島市の待機児童の解消も目的とし、留学生に多いイスラム圏の子どもの食事も考慮し、「ハラル(ハラール)食」に対応できることが業者の入札条件としている(中国、7.21)

■ 事故時の映像を記録するドライブレコーダーが、最近ではタクシーやトラックだけでなく一般のドライバーにも広がっている。実際に使用している広島大3年村上敬介さんは、無用のトラブルを避けられる安心感があると話す(中国、7.21)

■ 首都圏在住の広島大の卒業生と家族が21日、神宮球場でのヤクルト対広島戦を観戦した。広島大同窓会と向学同窓会の両関東支部が企画し、初めての開催。98人が参加した(中国、7.22)

■ 厚生労働省が中国地方で捕獲したイノシシの3~4割にE型肝炎ウイルス(HEV)への感染歴があったと明らかになり、駆 除したシカやイノシシなどの肉(ジビエ)を、特産品として地域おこしに生かそうという取組に波紋が広がっている。広島大大学院生物圏科学研究科の島本整教 授(食品衛生学)は、生食は避け、しっかり加熱をしてジビエを楽しんでほしいと話した(中国、7.22)

■ 21日、シンポジウム「ナショナリズムとの対話~広島から考える東アジア~」が広島市の中国新聞ホールで開催され、研究 者3人が領土問題などと市民の関係についてパネル討議を行った。広島大の丸太孝志教授(中国近代史)らは、国家間の緊張緩和に市民同士の交流が欠かせない と話した(中国、7.22)

■ 22日夜、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザでの軍事作戦へ即時停戦を求める緊急集会が原爆ドーム前であり、約50 人がキャンドルをともして犠牲者への祈りをささげた。広島大大学院で学ぶパレスチナ留学生モターズ・サブリさんは、犠牲者のことを悲しんだ(中国、 7.23)

■ 【サークル輪和環】広島大の学生グループ「Mode for Smiles」は、服作りや雑貨が好きなメンバーがインドの布を使って制作・販売する雑貨の売り上げの一部を同国支援に充て、ファッションを通してインド 人女性の自立支援を行っている。代表の大学院教育学研究科博士課程前期の伊達文香さんは、インドに訪れた際の体験を踏まえ、インド女性のために自分にでき ることを考え、本団体を立ち上げた(読売、7.23)

■ 第60回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書の高等学校の部に、長沼毅さんの「生命とはなんだろう?」を含む3冊が選ばれた(毎日、7.23)

■ ◇陸上◆第68回県陸上競技選手権大会兼第69回国体県予選【男子】▽100メートル(1)足立達也(広島大)▽400 メートルハードル(2)坂井駿介▽棒高跳び(1)萩原翔(広大樟柳ク)▽やり投げ(2)山本一喜(広大樟柳ク)(3)桑田和佳(同)【女子】▽500メー トル競歩(1)山田千花(広島大) ◇空手◆第38回県空手道選手権大会<国体種目>【男子】▼青年・組手▽重量級(2)竹原雄大(広島大)<特設種目> 【男子】▼成年・組手▽段外(2)河原良彦(広島大)(3)岡本潤(同)、上野雅弘(同) ◇サッカー◆2014全広島サッカー選手権大会・決勝トーナメント▽準々決勝 広島大9-3NEXT.FC▽準決勝 広島大3-1廿日市FC ▽決勝 SRC広島3-2広島大(読売、7.23)

■ 27日午前9時頃から、千田わっしょい祭が広島大本部跡地にて開催される。リサイクルバザー市やハワイアンバンドのライブ、屋台などがある(読売、7.23)

■ 広島県は、原則全ての授業を英語で行い、国際バカロレアが取得できる県立の中高一貫校を2018年春に開設する方針を決 定した。広島大大学院教育学研究科の松浦伸和教授は、グローバル化の進展で、世界のどこでも通じる学力が必要であり、先導的な取り組みで評価できると話し た(中国、7.24)

■ 26日午前10時から、「ひがしひろしま環境フェア2014」が東広島市福富町の道の駅「湖畔の里 福富」にて開催される。広島大などの学生による夏休みの自由研究相談コーナーなども設けられる(読売、7.25)

■ 北広島の工場で24日、硫化水素を含む有害ガスが発生した事故について、広島大大学院理学研究科の藤原照文教授は、扱う化学物質が、何とどのような化学反応を起こすのか、理解することによって、事故を防ぐことができると話した(中国、7.25)

■ 【第24回肝臓週間(平成26年7月28日(月)~8月3日(日))】肝臓病は早期発見が重要であり、そのためにも肝炎 ウイルス検査を受けることを薦めてい る。広島大病院は、広島県の肝疾患診療連携拠点病院の任にあたっており、病院内に無料の相談室を設置している(朝日、7.26)

■ 中東・パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍による地上侵攻が激化し、多くの市民が犠牲となっている。これを受け、広島大 大学院のパレスチナ人留学生、ム ダツ・サボリさんが20日、原爆ドーム前で行われた反戦集会で、参加者にガザで何が起きているのか真実を世界に伝えほしいと訴えた(毎日、7.26)

■ 広島大は25日、一部の常勤教員の給与に業績を反映させる年歩制を導入する。国外の大学は年俸制が一般的であり、国内外の優秀な若手や外国人教員を集めやすくする狙いがある(中国、7.26)

■ 【成長へのハードル<東広島市制40年>産業施策】市は、西条、八本松地区に公的団地を造成中で、来年度から企業の誘致 を行う。また、起業や既存企業の高度 化による新産業の振興も重視している。広島大産学・地域連携センターの橋本律男副センター長は、サイエンスパークの活性化について指摘した(中国、 7.27)

■ 京都産業大学は、藤岡一郎学長の任期満了に伴う学長選挙で外国語学部の大城光正教授(広島大卒)を選出した(日刊工業、7.28)

■ 【キャンパス新発見】広島大病院の裏に、「ひろしま医工連携・先進医療イノベーション拠点」がある。同大学をはじめ広島県内の大学やマツダや部品メーカーなどの企業が活用し、医学の知見を生かしたクルマの実験が進んでいる(日経、7.28)

■ 東広島市の河内市民グラウンド一帯で27日、リバーサイドフェスティバルが行われた。初参加の広島大生も物販のブースなどが出店し、イベントを盛り上がり、地域おこしに協力した(中国、7.28)

■ 30日、「オノ・ヨーコさんと平和を想う会」が広島国際会議場で開かれる。オノさんや松井一実市長、被爆者、広島大の学生たち計6人がパネルディスカッ ションを行う(中国、7.29、産経、7.30)

■ 【オピニオン 広島から考える東アジア】21日に開催された東アジアの情勢を考えるシンポジウムを受けて、県立広島大地 域連携センターの上水流久彦講師(広島大大学院修了) は、国家間の対話は難しいものの市民交流は重要であり、広島は国際交流が盛んであるため対話の中心地になり得ると話した(中国、7.29)

■ 高校軟式野球県予選第2日が28日に行われ、広島大付や呉工などが準決勝に進んだ(中国、7.29)

■ 【トップに聞く】東広島市は、広島大の移転を生かしたまちづくりや合併により、人口は広島県内の市町で4番目の約19万 人となった。市は20万人に増やす 目標を掲げており、3期目に入る蔵田義雄市長は、国が進める地方中枢拠点都市の要件が20万人以上であり、達成すればまちづくりがよりしやすくなると話す (中国、7.29)

■ 広島大は8月、研究論文作成時の盗用防止ソフトを全学で導入し、学外に発表する論文の信頼性を高める。教員約2千人に使用権限が与えられ、指導する大学院生たちの論文を検証するという(中国、7.29)

■ 半壊した文化財の耐震工事は過去の例が無いため、原爆ドームの耐震化が難航している。広島大の三浦正幸教授(文化財学)は、外観上ドームの尊厳性をおとしめない最低限の補強をするべきと話す(毎日、7.29)

■ 第59回全国高校軟式野球選手権県予選大会▽2回戦 広大付属2-0県立広島(朝日、7.30)

■ 第53回県合唱コンクールが開催される。計21団体が参加し、優秀な団体は9月20、21日の中国合唱コンクールに出場する。審査員は、浜本恵康(ピアニスト・広島大大学院教授)らが務める(朝日、7.30)

■ 30日、芸術家のオノ・ヨーコさんを迎えて広島国際会議場で「平和を想う会」が開かれた。パネルディスカッションでは、 オノさんと松井一実市長、被爆者の 戸田照枝さん、広島大3年の福岡奈織さんらが登壇し、話し合った。広島大3年の寺元芳瑛さんは、学生たちによる「平和へ向けた一歩を踏み出す」という共同 声明を発表した(中国、読売、毎日、産経7.31)

■ 読売新聞社は広島大平和科学研究センターと共同で、被爆者意識調査を実施し、広島大原爆放射線医科学研究所の大瀧慈教授 らがデータを解析した。回答を寄せ た1251人のうち、被爆体験を手記や絵画など「形」として残していないとした人が6割近く、被爆者の高齢化も進み、多くの体験が失われる恐れがあると明 らかとなった(読売、7.30)

■ ◇柔道◆広島地区柔道連盟6月度月次試合【男子】初、二段▽A(1)石橋一昴(広島大)(2)杉山瑛希(同)(3)加藤 豊(広島大医学部)▽B(3)板倉一番(広島大)▽C(2)藤原純也(広島大) 【広島市中学総体】◇水泳【女子】◇平泳ぎ▽100メートル(3)岩本美 優(広島大付東雲) ◇テニス【男子】◆団体▽1回戦 AICJ3-2広島大付東雲 修 道3-2広島大付 【女子】▽1回戦 広大東雲3-2五日市観音▽準々決勝 安田女子5-0広大東雲 大塚5-0広大付 ◇バスケットボール【男子】▽1 回 戦 広島大付57-47城南▽2回戦 広大付42-38中広▽準々決勝 国泰寺57-30広大付(読売、7.30)

■ 第2回広島大学フェニックスリレーマラソンが10月26日午前9時から、東広島鏡山の広島大東広島キャンパスで開催される(読売、7.30)

■ 第59回全国高校軟式野球選手権予選大会は30日、代表決定戦が行われた。Aゾーンでは広大付属、Bゾーンで崇徳が勝ち、西中国大会に出場する(朝日、7.31)

■ 第55回広島県吹奏楽コンクール第2日に、広島大付東雲が出場する(朝日、7.31)

■ 【背水の法科大学院(上)逆風】地方の法科大学院の募集停止が増加している。広島大でも近年の定員割れが進み、さらに国からの補助金カットにより、定員を減らすなど苦しい運営を迫られている(中国、 7.31)

■ 広島大は10月1~7日、東千田キャンパスで、社会人を対象に無料で「法学部夜間主コース」の体験入学会を開催する(読売、7.31)

■ 広島市中区東千田町の広島大本部跡地の再開発について、市と広島大は30日、事業計画詳細を決定し、2018年10月末の完成を目指す(中国、7.31)


up