平成26年10月

■ 【被災地から】広島市の土砂災害で、広島大の学生団体「OPERATIONつながり」のメンバーは、約15人前後が毎日 のように被災地へ通い、ボランティア活動を続けた。主な活動拠点の場だったボランティアセンターの現地拠点(サテライト)は9月30日で閉鎖し、運営支援 の役割を終了した。被災者たちは、「つながり」の若さや明るさに励まされたと語った(中国、10.1)

■ 【山里はいま 安芸高田町10年(下)】安芸高田町は、15~64歳の生産年齢人口の減少に起因する財政困難が県内で最 も早く顕在化するとされている。広島大地域経済システム研究センター長の伊藤敏安教授は、今後は、小規模自治体の強みを生かし、役場と住民が一体となって 地域振興を進めてほしいと話した(中国、10.2)

■ 広島市の土砂災害は、「特別警戒区域」の規定範囲を大きく超えて被害が発生した。広島大大学院の土田孝教授(地盤工学)は、土石流の推定の仕方の再検討が必要だと指摘した(朝日、10.2)

■ 5日、ちゅーピーカルチャーフェスタ2014が東広島市の市中央生涯学習センターで開かれる。広島大大学院の佐藤利行教授の講演「孔子という人」や、中国人留学生による中国舞踏なども行われる(中国、10.2)

■ 【広響コンサート】9月19日に開かれた広島交響楽団第342回定期演奏会について、作曲家で広島大の徳永崇准教授がその魅力について語った(中国、10.2)

■ 第46回全日本大学駅伝対抗選手権の予選会が終わり、代表25校が出そろった。中国四国代表は、広島経大に決まり、広島大は出場を逃した(朝日、10.3)

■ 【愛の灯 広島土砂災害義援金】▽35万円=東広島市鏡山、広島大学東雲同窓会総会参加者有志(中国、10.4)

■ 広島大大学院生物圏科学研究科の長沼毅准教授(微生物学)のグループが、サハラ砂漠の砂から新しい微生物を発見した。これまでにない分類群に属することが明らかになり、新分類群は「オリゴフレキシア綱」と命名した(中国、10.4)

■ 4・5日の両日、府中みそ製造の浅野味噌が同社の駐車場や工場で、伝統の味に親しんでもらおうと蔵祭りを開く。5日は、広島大名誉教授の渡辺敦光さんが食事と健康をテーマに講演する(中国、10.4)

■ 10年前の廿日市女子高生殺害事件について、広島大大学院の吉中信人教授(刑事政策)は、安全で最も落ち着けるはずの家で起きたセンセーショナルな事件によって市民の不安感が増幅し、体感治安は回復していないと話した(中国、10.4)

■ ◇バレーボール 中国大学リーグ第1日 【男子】1部 広島大3-0島根大【女子】1部 広島大3-0島根大、広島大3-0環太平洋大 ◇アメリカンフットボール 中四国学生秋季リーグ第4節▽トーナメント1回戦 広島大21-7愛媛大(中国、10.5)

■ ◇秋季県高校野球軟式野球大会第3日▽準々決勝 崇徳2-1広島大福山、広島大付6-1呉港(中国、毎日、10.5)

■ 広島六大学野球秋季リーグ 広島大は序盤から小刻みに加点し、広工大を下した。広島大5-1広工大(中国、毎日、10.5)

■ 18日、第62回全日本吹奏楽コンクールの大学の部の全国大会が開催される。広島県から広島大が出場し、課題曲II「行進曲『勇気のトビラ』」と自由曲「大阪俗謡による幻想曲」を演奏する(朝日、10.5)

■ 【病院の実力147 肝臓がん】肝臓がんと診断された2014年の患者数は胃がんや肺がんなどに次いで、男性では5位、 女性では7位となっている。広島大病院は、原発性肝がん切除患者数97、移転性肝がん切除患者数16、ラジオ波焼灼術を受けた患者数(原発性肝がんの み)45、肝動脈閉塞療法を受けた患者数375(読売、10.5)

■ 4日、県NIE推進協議会の会長を務める広島大の小原友行教授が、教育現場での新聞の活用方法を学ぶ「第66回県NIE学習会」を開いた。学習会では教諭3人が模擬授業を行い、新聞の投稿欄を要約し見出しを付ける授業法などを紹介した(読売、10.5)

■ 広島六大学野球秋季リーグ 広島大は2-2の延長12回に広工大に2点を挙げられ敗戦した。広工大4-2広島大(中国、毎日、10.6)

■ 5日、東広島市内の中央生涯学習センターで、カルチャー教室の発表会「ちゅーピーカルチャーフェスタ」が開催された。広島大の中国留学生学友会の7人がステージに上がり、中国舞踊などを披露した(中国、10.6)

■ 広島大の付属農場は、農業や酪農のスペシャリスト養成のために設けられた施設であるが、若者が命について考える実践教育の場所して注目を集めており、県内外から非農学系の学生も訪れている(中国、10.6)

■ 11日、市民公開講座「進歩し続けるウイルス性肝炎治療~放置しないで早めに受診、肝がん予防へ~」が開催される。講師 として広島大大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門消化器・代謝内科学教授の茶山一彰先生、広島大病院消化器・代謝内科講師の川上由育先生が登壇す る。また、パネルディスカッションのパネリストに広島大病院肝疾患相談室相談員の福田ムツ子先生らを招く(中国、10.6)

■ ◇サッカー 中国大学リーグ第14節▽1部 徳山大(勝ち点28)5-0広島大(勝ち点22) ◇バレーボール 中国大 学リーグ第2日【男子】1部 広島大3-1広国大、福山平成大3-0広島大【女子】1部 広島大3-0福山平成大、広島大3-1至誠館大(中国、 10.6)

■ 5日、広島市内で、高円宮杯第66回全日本中学校英語弁論大会が開かれ、中学生14名がスピーチを披露した。広島大のピーター・ゴールズベリー名誉教授らがスピーチ内容や発音、抑揚などを審査した(読売、10.6)

■ 文部科学省が大学の国際化を支援する「スーパーグローバル大学(SGU)」37校を選び、世界ランキング100位以内を目指す「トップ型」の13校の1校に広島大も選出された。トップ型は、今後10年間、毎年約4億2000万円の補助金を受ける(日経、10.6)

■ 広島六大学野球秋季リーグ 広島大(2勝1敗)1-0広工大(延長13回)(朝日、中国、10.7)

■ 【今を読む】安田女子大学教授の平岡敬子氏(広島大大学院修了)が、土砂災害と心のケアというタイトルで被災者に対する体と心のケアやPTSDの予防の重要性について話した(中国、10.7)

■ 広島大大学院先端物質科学研究科の高畠敏郎教授と末國晃一郎助教らは、レアメタル(希少金属)の少ない熱電変換材料を開発した。自動車廃熱などを利用した発電デバイスとして実用化を目指す(日刊工業、10.8)

■ 15日、パレスチナ人権センター代表の弁護士であるラジ・スラーニ氏の講演会が広島大で開催される。「平和と人権」をテーマにパレスチナ自治区ガザの被害の実態などを話す(中国、10.8)

■ 【けんこう掲示板】「子どものがん講演会・交流会」21日、広島大病院小児科の川口浩史医師が「知っておきたい小児がんの話」をテーマに話す(中国、10.8)

■ 【被災地から】日本学校心理学会広島支部の支部長で、広島大大学院の岡直樹教授(心理学)たちの発案で、広島大や広島女学院大の学生らが、土砂災害で被災した安佐南区の梅林小学校で、児童の学習支援や下校の付き添いなどのストレス緩和ケアを続けている(中国、10.8)

■ 7日、広島土砂災害の起きた地区で流出した土砂量は、広島県が渓流ごとに想定した量を大きく上回っていたということが土 木学会と地盤工学会の合同緊急調査団の調べでわかった。調査団長を務める広島大大学院の土田孝教授(地盤工学)は、その原因について指摘し、より正確な予 測に役立てるために詳細な検討を行うと話した(中国、10.8)

■ 20日、広島土砂災害を教訓にしようと、被災地の住民や土砂災害の専門家たちが住民主体の防災力強化を探る会(仮称「防 災を考える会ひろしま」)が発足する。7日に開かれた準備委員会で、広島大大学院の海堀正博教授は、危険な場所に住む人たちにいち早く避難してもらう環境 をつくりたいとあいさつした(中国、10.8)

■ 【考えよう私たちの健康 10月8日は骨と関節の日】ロコモティブシンドローム(運動器症候群)について、広島大学大学院整形外科学の越智光夫教授が説明した(朝日、10.8)

■ ひろしまNPOセンター長の中村隆行さん(広島大大学院在学中)が、災害ボランティアの意義について話した(中国、10.8)

■ 8日、広島市の土砂災害で、土木学会と地盤工学会の合同緊急調査団は広島国際会議場で報告会を開き、土石流発生の原因や発生数を明らかにした。調査団長の広島大大学院の土田孝教授(地盤工学)は、避難情報の発信方法の見直しなどについて指摘した(中国、朝日、10.9)

■ 【ジョイスポ】県高校新人陸上選手権兼中国航行新人大会予選会 1位 【男子】5000メートル競歩 千菊智也(広島大福山)25分42秒53(中国、10.9)

■ 府中市で空き家や空き店舗の活用策を探る取組に大学生が協力しており、府中町の商店街に近い一角では、改修が進んでいる。広島大大学院で建築を学ぶ岡島由貴さんは、人が行き交い、集まるスペースにしたいと構想を練った(中国、10.10)

■ 市民フォーラム2014「てんかんと生きる」~医療・福祉・生活~が、11月9日に広島会場、11月30日に福山会場で それぞれ開催される。福山会場では、広島大病院てんかんセンター長の飯田幸治氏による講演、質疑応答に同病院特命広報・調査担当役の山内雅弥氏(コーディ ネーター)、てんかんセンターからのお知らせを同病院患者センターの田川雄一氏、閉会あいさつを同病院副病院長の栗栖薫氏が行う(中国、10.10、 10.23、10.30)

■ 6日、11日開幕の男子バスケットボール・NBLに新規参入する広島ドラゴンフライズの選手らがチーム発足会見を開き、 ファンらに開幕への意気込みを語った。広島大薬学部に在学しながらプロ生活を始める岡崎修司選手は、プレーオフ進出への意欲を見せた(毎日、 10.11)

■ 18日、グローバル人材の育成をテーマとしたセミナーが開催される。広島大大学院教育学研究科の教授たちが編著者となった教員養成テキスト「教師教育講座」の全17巻が完結するのを記念し企画された(中国、10.11)

■ バスケットボール 全日本大学選手権中国地区予選第5日【男子】 1部 広島大80-52広経大 【女子】1部 環太平洋大70-48広島大(中国、10.11)

■ 10日、竹原市港町のたけはら海の駅で、瀬戸内海の塩を使ったオブジェで「竹取物語」を表現したソルトアート展が11日から26日まで同所にて展示される。作品は教育学部の学生ら計31人が中心となって制作した(中国、10.11)

■ 10日、第14回中国新聞「みんなの新聞コンクール」の審査会が開かれた。広島県NIE推進協議会会長で広島大大学院の 小原友行教授ら7人が審査した。最優秀賞受賞者◇新聞感想文 【小学3、4年】村田義樹(広島市広島大付属小4年) 【小学5、6年】 児玉峻 (三原市 広島大付属小6年) ◇新聞切り抜き作品 【小学5、6年】 藤山華(広島市広島大付属東雲小5年)(中国、10.11)

■ 【地域発 元気印!】中小企業とその家族が加入する全国健康保険協会の広島支部長や企業の代表者らが、新しく導入された 「データヘルス計画」について話し合った。データホライゾン代表取締役社長の内海良夫さん(広島大卒)ら4人が座談会形式で、データヘルス計画の今後の展 望などについて意見を交わした(中国、10.11)

■ 【メディア時評】広島大の河西英通教授(歴史学)が、新聞全国各紙が掲載した、宮内庁による「昭和天皇実録」公開に関する報道について話した(毎日、10.11)

■ 11日、災害復興における保健学の役割を考えるシンポジウムが広島大霞キャンパスで行われた。医療関係者や研究者ら約60人が参加し、災害時の緊急対応や中長期の被災者支援策を話し合った(中国、10.12)

■ 第59回秋季県高校軟式野球大会第4日▽準決勝 崇徳1-0広島大付(中国、毎日、10.12)

■ 【ジョイスポ】県学生バスケットボール交流大会秋季リーグ【男子】広島大78-65広工大 【女子】広島大95-31広経大(中国、10.12)

■ 11日、広島土砂災害の初動対応をめぐり、広島市は防災や気象の専門家でつくる「避難対策等検証部会」の大2回会合を市 役所で開いた。座長をつとめる広島大の土田孝教授(地盤工学)は、「緊急速報メール」活用の是非を再検討するなど今後の議論の展望を話した(中国、朝日、 10.12)

■ 広島六大学野球秋季リーグ 第6週第1日 11日、 近工大2-1広島大(中国、読売、毎日、10.12)

■ ◇サッカー 全日本大学女子選手権中国地域予選第1日 ▽1回戦 広島大0(PK2-1)0広島文教女大 ◇バスケット ボール 全日本大学選手権中国地区予選第6日 【男子】1部 広島大76-61修道大 【女子】1部 倉敷芸科大69-65 ◇バレーボール 中国大学 リーグ第3日 【男子】1部 広島大3-0岡山大医学部 【女子】 広島大3-0広島文化学園大(中国、10.12)

■ 11日、少年ピアニスト牛田智大(14)のリサイタルが三原市芸術文化センターポポロで開催された。広島大付属三原小4年の大高ひな乃さんは、私もピアノの練習をがんばりたいと話した(中国、10.12)

■ 11日、ウイルス性肝炎の治療や感染予防をテーマにした市民公開講座が開かれた。広島大病院の茶山一彰院長が、B型、C型肝炎の感染経路や症状を説明し、同病院消化器・代謝内科の川上由育医師は、インターフェロンや飲み薬による治療法を紹介した(中国、10.12)

■ 広島六大学野球秋季リーグ 12日、近大工7-0広島大(中国、読売、朝日、10.13)

■ ◇サッカー ▽中国大学リーグ第15節▽1部 広島大(勝ち点23)1-1福山大(37)、▽Jリーグ・ユース選手権予 選リーグ第4日▽I組 鳥栖(勝ち点6)2-1広島(1)、▽全日本大学女子選手権中国地域予選最終日▽準決勝 徳山大7-0広島大 広島大3位 ◇バ レーボール ▽中国大学リーグ第4日【男子】1部 広島大3-1島根大、東亜大3-0広島大 【女子】1部 広島大3-0島根大、広島大3-0環太平洋大 ◇バスケットボール 全日本大学選手権中国地区予選最終日 【男子】1部 広島大84-64倉敷芸科大、広島大1位 【女子】1部 徳山大65-63広 島大 広島大4位(中国、10.13)

■ 19日、広島大のアメリカンフットボール部「ラクーンズ」は、中四国学生秋季リーグの決勝戦に臨む(中国、10.13)

■ 三原特別支援学校は、生徒の就職支援に力を入れている。昨年度から企業関係者や保護者たちを学校に招いて授業や生徒の討 論を公開する「教育サミット」を始めた。広島大大学院教育学研究科の竹林地毅准教授(特別支援教育学)は、この取組について、生徒にとっては成長の機会、 企業にとっては採用後の働き方がイメージしやすくなると評価した(中国、10.13)

■ 【キャンパスリポーター発】広島大理学部生物科学科3年の佐藤裕輔さんが、ミヤマカラスアゲハの生息できる環境づくりを進めている。7月には幼虫が好む食草をキャンパス内の生体実験園に植えた。(取材:広島大3年施工伸栄)(中国、10.13)

■ 【伝えるヒロシマ9】中西巌さん(1945年当時、広島高師(現広島大)付属中4年生)は、動員先の陸軍被服工廠第13 番倉庫で被爆による負傷者の手当をおこなった。そこは、亡くなった多くの方の墓標であり、復興の歩みでもあるため建物を生かすことを考え、今年3月、中西 さんは「旧被服支廠の保全を願う懇談会」を結成した(中国、10.13)

■ 【愛の灯 広島土砂災害義援金】▽3万円=東広島市鏡山、広島大学理学部化学科広島化学同窓会有志(中国、10.15)

■ 31日、広島大産学・地域連携センターは自動車産業の課題をテーマにした特別公開講座を、広島市の霞キャンのアスの広仁会館で開催する(中国、10.15)

■ 【けんこう掲示板】◆広島大病院患者サロン「食道がんの基礎と治療」22日、広島大霞キャンパス広仁会館にて開催する。 同病院消化器外科の檜原淳医師が食道がんについて話す。◆「医療と倫理を考える会・広島」23日、広島大霞キャンパス広仁会館にて開催する(中国、 10.15)

■ 25、26日広島大の歴史学研究者たちでつくる広島史学研究会の本年度の大会が、同大大学院総合科学研究科で開催される。広島大の教員ら3人による講演などがある(中国、10.15)

■ 【広島土砂災害を追う 第1部(1)】広島大大学院の海堀正博教授(砂防学)は、危険箇所の警戒域を指定をすすめる専門職員の育成や危険エリアから移転する住民への手厚い支援制度が必要だと指摘する(中国、10.15)

■ 文部科学省は科学研究費補助金(科研費)の直近5年間の新規採択数状況について、分野別採択数ランキングを公開した。広島 大の採択件数は、科学教育などの分野で健闘を見せ、感性情報学の分野では、新規採択累計数4で東京大学を上回り、1位となった(日刊工業、10.15、日 経、10.20)

■ 【調達NOW】セラリカNODA社長の野田泰三氏(広島大卒)が、取り扱うロウの品質、供給、価格を安定化させることが最も購買戦略として重要だと語った(日刊工業、10.15)

■ 第13回広島県大学フォーラムが行われ、広島大理事・副学長の岡本哲治氏ら4人によるパネルディスカッションなどを通して、人口減少やグローバル化が進む中での大学と地域との連携のあり方が話し合われた(中国、10.16)

■ 広島銀行は、広島大の西原禎文准教授ら4人の大学研究者に広島銀行大学研究者助成事業助成金の贈呈を決めた(日刊工業、10.16)

■ 15日、パレスチナ自治区ガザの弁護士ラジ・スラーニさんが、広島大で講演を行った。今年7月から続いたイスラエル軍の攻撃で大きな被害を受けたパレスチナ自治区ガザの現状を報告した(中国、10.16)

■ 【広島土砂災害を追う 第1部(2)】11日、広島市役所であった「避難対策等検証部会」では、8月20日の市の初動対 応に遅れが生じたことが指摘された。検証部会の座長を務める広島大の土田孝教授(地盤工学)は、近年の災害の教訓が生かされてないことを指摘した(中国、 10.16)

■ インターネットサービスのクランチタイマーは、ネットで小口投資を募るクラウドファンディング(CF)を紹介する情報サ イト「ファンディング ヘッドライン」の運営をはじめた。これまでにインドでのファッションショー開催を目指す広大生など約60件を取り上げた(中国、 10.16)

■ 16日、魅力ある府中市内の飲食店や物販店を表彰する本年度の「府中のお店大賞」が、家具販売店「のとこ」と、府中焼き店「平の家」に決まった。審査委員長は広島大大学院社会科学研究科の村松潤一教授がつとめた(中国、10.17)

■ 9月、文部科学省は大学の国際化を支援する「スーパーグローバル大学」を選定した。広島大は、10年間で世界大学ランキング100位以内を目指す「トップ型」に選ばれた(読売、10.17)

■ 17日、広島市は来年4月スタートを予定する「災害死ゼロ」に向けた県民総ぐるみ運動の具体策を協議する検討委員会のメンバーを公表した。広島大大学院の坂田桐子教授(社会心理学)ら12人が選ばれた(中国、10.18)

■ 広島大病院は、小児がん患者の家族のための宿泊施設「霞ファミリーハウス(仮称)」を新設し、来年4月の開設を目指す(中国、10.18)

■ 【ジョイスポ】東広島市ソフトボールリーグ【硬式B】第6節 広大職7-4カージナルス、広大職10-10近大工(中国、10.18)

■ 17日、広島大の教授や名誉教授らが市都市計画課に出向き、東広島市のJR西条駅東側で線路をまたいで南北を結ぶ市道吉行泉線の整備計画に反対する市民の意見書を提出した。広島大の小池聖一教授は、整備費を地区の景観保全に回すよう提案した(中国、10.18)

■ 17日、「平成の大修理」が進む尾道市の浄土寺で、国重要文化財6棟の保存修理の完了を記念した式典が行われた。11月2、3日には、特別公開が行われ、庫裏・客殿・方丈などの見学会や、広島大大学院の三浦正幸教授(文化財学)の講演会が開かれる(中国、10.18)

■ 18日、グローバル人材の育成をテーマとしたセミナーが開催された。広島大大学院教育学研究科の教授たちが編著者となった教員養成テキストの出版を記念し企画されたもので、同研究科の棚橋健治教授などが講演を行った(中国、10.19)

■ 【ジョイスポ】夏季中国四国学生テニス選手権【男子】シングルス(3)永原賢(広島大) 【女子】シングルス(3)松川祥(広島大)、(3)小寺(同) ダブルス(3)松川・小寺(広島大)(中国、10.19)

■ 18日、第62回全日本吹奏楽コンクールの大学の部が開かれ、中国支部代表の広島大は銀賞を受賞した(朝日、10.19)

■ 今年度、広島大歯学部は1年生の必修科目に「ひろしま平和発信」を始めて採り入れ、被爆体験記の電子データ化などに取り組んだ。来年度にも、全学部へ広げる方針だという(中国、10.20)

■ 広島六大学野球秋季リーグ 最終週最終日は19日に行われ、広国院大が19季ぶり4度目の優勝を決めた。広島大は、3勝9敗(勝ち点1)で5位だった(中国、毎日、10.20)

■ ◇アメリカンフットボール 中四国学生秋季リーグ最終節▽優勝決定戦 広島大24-16島根大 (広島大は11月3日に同球場である全日本大学選手権西日本代表校決定戦の準々決勝に進出)(中国、10.20)

■ 【科学MONDAY】広島土砂災害について、県が想定していた3倍の土砂の流出量があったことが分かった。広島大の土田孝教授(地盤工学)は、3時間続いた雨が岩盤に流れ込み、地下でためきれず水圧で岩ごと外に押し出されたのではと分析した(読売、10.20)

■ 20日、広島大大学院教育学研究科などは優れた教育者をたたえる「ペスタロッチー教育賞」の本年度受賞者に、「夜回り先生」として知られ、青少年の非行防止と更正に関わる水谷修氏を選んだ(中国、10.21)

■ 【愛の灯 広島土砂災害義援金】▽456万1389円=東広島市鏡山、広島大学(中国、10.21)

■ 【ここが聞きたい】広島大名誉教授の岡田光正さんが、瀬戸内海の環境の変化や保全策について話した(中国、10.21)

■ 11月9日、難病を患う子どもを支援するためのチャリティーコンサートが開かれる。米国人アーティストのビル・ハーリー さんが出演し、て収益金は広島大病院が計画する治療に臨む子どもと家族向けの宿泊施設「ファミリーハウス」の建設資金として全額寄付される(中国、 10.22)

■ 【けんこう掲示板】◆がん医療を考える「市民公開講座」22日、広島大大学院の粟井和夫教授(放射線診断学)らが肺がんの 予防などについて話す。◆難病講演会・相談会「多発性硬化症のお話」26日、広島大病院脳神経内科の越智一秀医師が「多発性硬化症の理解と治療」と題して 講演する。◆医療講演会「QOL(生活の質)向上とより良い人生をまっとうするために」28日、広島大病院の森山美和子教授(成人看護開発学)が講演する (中国、10.22)

■ 20日、広島土砂災害で被災した地区の自治体役員や専門からが防災について意見を交わす「防災を考える会ひろしま」が発足した。4自治体の役員や、砂防学会事務理事で広島大の海堀正博教授(砂防学)らが参加した(読売、10.22)

■ 【地域発 元気印!】広島大病院に新設されたてんかんセンターの役割などについて、広島大病院てんかんセンター長飯田幸治さんら専門医が話し合った。コーディネーターは、広島大病院特命広報・調査担当役の山内雅弥さんがつとめた(中国、10.22)

■ 【第64回全国小・中学校作文コンクールの県審査】【最優秀賞】◇高学年の部▽広島大付属小6年、渡辺麻美子さんの「路 面電車の記憶」が選ばれた。【入賞】◇小学校低学年▽広島大付属2 岡野華子▽同3 内田華菜乃▽同 岡大翔◇広島大付属4 北原千奈世 【佳作】◇小学 校低学年▽広島大付属1 秋本隼臣▽広島大付属3 田中遼◇同高学年▽広島大付属4 川野亮(読売、10.22)

■ ◇ソフトボール 第63回中国ソフトボール選手権大会兼予選◇第3ブロック▽準決勝 マエダKミックス28-0広島大 ◇サッカー 第20回県女子サッカー選手権大会▽1回戦 広島大5-1青崎SC・HANAKO ▽2回戦 広島大4-1FCバイエルン ツネイシレディー ス ▽準々決勝 広島大2-1備後府中TAM-S EPL ▽準決勝 文教高13-1広島大 ▽3位決定戦 廿日市FC2-0広島大 ◇陸上 福山地区高校 秋季総体陸上競技1位・新記録【男子】▽5000メートル 中島拓也(広島大福山)15分54秒64▽3000メートル障害 山辺寛明(広島大福山)10 分37秒97▽5000メートル競歩 千菊智也(同)26分7秒32=大会新=(読売、10.22)

■ 【小中学校作文コンクール作品紹介】小学校高学年の部で最優秀賞を受賞した広島大付属小6年の渡辺麻美子さんの作品「路面電車の記憶」が掲載された(読売、10.23)

■ 東広島市ソフトボールリーグ【硬式A】第6節広島大26-3東広島教、広島大3-1横浜ミラクルズ、広島大13-1エンドレス(読売、10.23)

■ 31日、広島市南区の被爆建物である旧広島陸軍被服支廠の活用策を考える講演会が開かれる。元広島大教授の石丸紀興さんが旧被服支廠の保全・再生について講演する(中国、10.23)

■ ジェクスは、広島大学が開発した固定化防菌成分Etakを配合した、「Etak防菌マスクこども用サイズ・女性用」を発売した。マスクに付着したウイルスの働きを24時間抑える(日刊工業、10.23)

■ 22日、環境省の中央環境審議会の小委員会は「豊かな瀬戸内海」を目指す、新たな瀬戸内海環境保全基本計画の答申案をま とめた。基本計画の見直しは、水産資源の回復や親しめる海といった観点から瀬戸内海環境保全小委員会が検討した。委員長は、広島大名誉教授の岡田光正さん がつとめた(中国、10.23)

■ 31日~11月15日の期間、広島大は、人体解剖模型や城の復元模型、生物のはく製といった「学術模型」の展示を開催する(日経、10.23)

■ 厚生労働省は、西アフリカで流行し感染の拡大が懸念されるエボラ出血熱の国内で患者が出た場合の対策を急いでいる。国は危険な感染症の患者を受け入れる45の医療機関を指定した。広島県では、広島大病院が指定されている(毎日、10.23)

■ 23日、来年4月に就任する広島大の新学長の選考で、教職員による学内投票の対象者5人が公示された。11月12日の投 票で学長選考会議に推薦する3人に絞り込まれ、12月5日に最終決定する。5人は、江坂宗春氏(副学長、生物圏科学研究科教授)、岡本哲治氏(理事・副学 長)、越智光夫氏(学長特命補佐、医歯薬保健学研究院教授)、坂越正樹氏(理事・副学長)、谷口雅樹氏(理学研究科長)(中国、10.24)

■ 広島六大学秋季リーグ戦では、広島国院大が2005年春季以来19季ぶりの優勝を決めた。勝ち点1の広島大は5位だった(毎日、10.24)

■ 11月7日、「びんご・生と死を考える会講演会「いのちが透けてみえるミジンコからいのちについて考える」が開催される。広島大大学院生物圏科学研究科客員教授でミジンコ研究家の坂田明さんが講師を務める(毎日、10.24)

■ アメリカンフットボールの中四国学生リーグで、広島大が3年ぶり16度目の優勝を果たした。また甲子園ボウルを決勝とする全日本大学選手権進出が決定した(読売、10.24)

■ 日本政策金融国庫は、広島大発ベンチャーで放射線治療の品質管理システムを手掛けるRTQMシステムに、2000万円を融資した。RTQMは放射線治療施設向けに営業活動を加速し、事業の拡大を目指す(日経、10.24)

■ 【学ぶ育む】<スーパーグローバル大学> 日本の大学の国際競争力強化に向け、文部科学省が先月37大学をスーパーグ ローバル大学に指定した。広島大は、世界の大学ランキングで100位以内を目指す「トップ型」の13大学のひとつに採択され、地域の国際化を先導する(読 売、10.25)

■ 24日、中国新聞社は、中学・高校生向け平和学習新聞「学ぼうヒロシマ」を読んだ感想文の最優秀賞などを決定した。学ぼうヒロシマ平和賞に、目崎七海さん(広島大付属中2年)の「100パーセントでなくてもよい」などが選ばれた(中国、10.25)

■ ◇陸上 中国四国学生選手権第1日=1位と大会新 【女子】▽3000メートル障害 横田知佳(広島大)11分23秒36(中国、10.25)

■ 11月1日、広島大東広島キャンパスで、広島大の現役生と卒業生など広島大にゆかりのある人たちが絆を深める、ホームカミングデーを開催する(中国、10.25)

■ 25日、県内の小学3~6年生22人が、広島大に留学中の外国人と交流する1泊2日のグローバルキャンプが県立福山少年自然の家で始まった。児童は身振りを交え、英語で留学生にいろいろな質問をしていた(中国、10.26)

■ ◇バレーボール 中国大学リーグ第5日【男子】1部 広島大3‐0広国大、福山平成大3‐0広島大 【女子】1部広島大3‐1福山平成大、広島大3‐0至誠館大(中国、10.26)

■ 【ちゅうごく山歩き<三ツ丸子山>】三ツ丸子山は、宮島の中央に位置し、本土側の山並みや瀬戸内海の島々の眺めには感動 させられるほどである。3つのピークが連続するルートをもつ。3つ目の頂には広場があり、次のピークには大江山の分岐、北に下り、室浜山を経て広島大の宮 島自然植物実験所に至る(中国、10.26)

■ 9月28日、日本再生医療学会の公開フォーラム「再生医療で患者を救う」が開催された。広島大病院整形外科の越智光夫教授は、2013年4月から保険適用された軟骨細胞を移植する治療法について話した(読売、10.27)

■ 中国新聞社が、多言語化を最大の柱に置き、ヒロシマ平和メディアセンター(平和MC)のウェブサイトをリニューアルし た。来年の被爆・戦後70年に向けて多言語によるヒロシマ発信を強化するため、日本語と英語に、中国語とフランス語の表記を加えた。広島大などが協力し て、翻訳を行った(中国、10.27)

■ 【中国新聞文化センター】11月3日、広島大の長沼毅准教授が1日講座「地球の端っこの歩き方Prat6~南極~」の講師を務める(中国、10.27)

■ 26日、広島大体育会は東広島キャンパスにおいて、4時間で所定のコースを何周できるかを競うフェニックスリレーマラソンを開催した。友人、同僚、家族など、2~10人で編成したさまざまな133チームが楽しんで走った(中国、10.27)

■ 【情報フラッシュ】31日、広島大は霞キャンパス広仁館で、広島大学人材育成研修特別公開講座「自動車産業のこれからと課題」を開く(日刊工業、10.27)

■ ◇バレーボール 中国大学リーグ最終日【男子】1部 広島大3-0岡山大医学部、▽順位 3位 広島大6勝4敗、【女子】1部 広島大3-1広島文化学園大、▽順位 1位 広島大10勝(中国、10.27)

■ 【11月のこよみ】1日、広島大ホームカミングデー開催される(中国、10.28)

■ 病気や事故で手足を失った人たちが競技する「アンプティサッカー」のワールドカップ(W杯)メキシコ大会の日本代表スタッフに、広島大病院スポーツ医科学センターの理学療法士坂光徹彦さんが選ばれた(中国、10.28)

■ 角舎学行医師ら広島大病院乳腺外科の医師たちが、広島東洋カープのデザインのピンバッジを売った収益を乳がん患者の活動支援に充てる「カープピンクリボンバッジプロジェクト」を行っている(中国、10.28)

■ 【今を読む<再考・88年豪雨災害>】広島大病院特命広報・調査担当役の山内雅弥氏が、8月20日に発生した広島市の土 砂災害をうけて、広島におけるこれまでの災害文化を振り返った。時とともに風化していく災害の記憶だが、過去の災害の記録や伝承などを掘り起こすことでリ スクを確かめ、共有し、今後の備えにつながると話した(中国、10.28)

■ 食事をほとんど取らなくなり体重が減っていく「拒食症」の低年齢化が進んでいる。広島大保健管理センターの岡本百合准教 授は、拒食症の原因は痩せたいという願望だけでなく、家族や友人関係などさまざまな悩みから心のバランスを保とうとする行為のひとつで、親や教師が病気に 対する知識を持つことが重要であると話した(中国、10.28)

■ 【平和をたずねて】原爆症を認めない国を相手に被爆者が集団で訴えたノーモア・ヒバクシャ近畿訴訟の支援医師を務める郷 地秀夫さんは、原爆ケロイドが放射線被害と認められていないこと、当時から研究されていないことなどを訴えた。研究がされていない話として、広島大医学部 教授が当時ケロイドを研究しないとなんともならないと東京大の先輩に相談したところ、ケロイドの研究には手を出さないほうがいいと言われたというエピソー ドを披露した(毎日、10.28)

■ 28日、広島東洋カープの梵英心選手が広島大病院小児科棟を訪れ、選手らからの応援メッセージの書かれた横断幕を贈った。闘病中の子どもを応援する外資系保険会社のイベントの一環であり、梵選手は、子どもたちに来季の活躍を力強く宣言した(中国、読売、10.29)

■ 【けんこう掲示板】◆11月1日、まちなかリボンサロンが開催される。広島大病院乳腺外科の舛本法生医師が乳がんの治療 方針の決定の仕方について話す。◆11月9日、市民フォーラム「てんかんと生きる」が開催される。広島大病院てんかんセンター長の飯田幸治先生などが治療 法について話す。◆11月9日、市民公開講座「ガン治療最前線」が開催される。広島大病院乳腺外科の角舎学行医師、同病院内視鏡診療科の田中信治医師が乳 がん・大腸がんについて話す。◆11月12日、成長ホルモン分泌不全性低身長症のお子様を持つご家族の集いが、広島大広仁会館にて行われる(中国、 10.29)

■ 【言】広島大大学院の鳥谷部茂教授は、法学部民法ゼミの教え子たちと、岩手県宮古市を毎年訪れ、仮設住宅で生活する住民と交流しながら身の回りの法律相談に応じている。個人の権利に関する問題を乗り越えることが重要であると話した(中国、10.29)

■ 中国新聞社が、中学・高校生用の平和学習新聞「学ぼうヒロシマ」の感想文を募集し、各賞を決定した。最優秀賞にあたる学ぼうヒロシマ平和賞に選ばれた目崎七海さん(広島大付属中2年)ら3人の作品と受賞の言葉が紹介された(中国、10.29)

■ 広島市が権現山頂上付近で土砂流出防備保安林を無許可で伐採していた問題から、行政の防災に対する甘さが明るみに出た。 市は、8月の災害では伐採による被害拡大はないとしているが、広島大大学院の海堀正博教授(砂防学)は、一般的に伐採によって雨が降ったときに山全体に多 くの水分が入りやすくなると指摘した(中国、10.29)

■ 8月に広島市で土砂災害が起きる前、現場の土地について「土石流が繰り返し起きた不安定な地盤」と認定した裁判があっ た。だが、住民には知らされず、広島市と争っていた男性は今回の災害で犠牲となった。裁判で現地調査をした土木学会・地盤工学会で広島土砂災害の緊急調査 団長を務めた広島大の土田孝教授は、無念の思いを語った(朝日、10.30)

■ 29日、広島市の土砂災害の市の初動対応を検証する「避難対策等検証部会」の第3回会合が市役所で開かれた。座長を務め る広島大の土田孝教授(地盤工学)は、マニュアルである市地域防災計画に十分従っていなかった点があったとまとめた。また、副座長で同大の海堀正博教授 (砂防学)は、約2時間前に危険度を認識できたはずであると指摘した(中国、朝日、10.30)

■ 11月2日、第15回吹奏楽の祭典ローリエットコンサートが開催される。広島大吹奏楽団など8団体が出演する(朝日、10.30)

■ 【東広島】11月1日、広島大学理学部・大学院理学研究科公開が、同大東広島キャンパスにて開催される(中国、10.30)

■ 29日、広島県は「災害死ゼロ」を目指す県民総ぐるみ運動の来年4月スタートに向け、具体策を協議する検討委員会の初会合を県庁で行った。広島大大学院の坂田桐子教授(社会心理学)は、県民の能動的な取組につながる行動目標について提案した(中国、10.30)

■ 福山市では、古典の学習熱が高まっている。元広島大付属福山高副校長の落健一さんは、市北部市民大学やNHK文化センター福山の古典教室の人気講師であり、市民の学習熱を支えている(中国、10.30)

■ 11月16日、男子第75回、女子第24回となる中国中学校駅伝が開催される。男子2区は広島大大学会館前が出発点、4区は広島大内郵便局前が出発点となっている(中国、10.30)

■ 広島大は、ポストドクター(ポスドク)や任期付き教員などの若手研究者の自立や、キャリアを高め他大学や企業などに移る のが容易になる環境づくりに向けた取り組みを山口大、徳島大と3大学共同で始める。文部科学省の「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業」 (2014~21年度)に採択された(中国、10.31)

■ 【びんごの医療 第5部 解決のヒント(3)】広島大の平川勝洋副学長が、広島大病院の医師派遣の現状と地域医療充実の方策の今後について語った(中国、10.31)

■ 安芸高田町と広島大大学院生物圏科学研究科の島本整教授(食品衛生学)らによる共同研究によって、安芸高田町特産の祇園柿にノロウイルス(小型球形ウイルス)の感染を抑える作用があることが明らかになった(中国、10.31)

■ 30日、被爆死した南方特別留学生サイド・オマールさん(マレーシア出身)の墓が校区にある、京都市の修学院小の6年生 が修学旅行で広島市を訪れ、ゆかりの地で平和集会を開いた。オマールさんは、広島文理科大(減広島大)で学び、帰国途中に京都市で亡くなった(中国、 10.31)

■ 30日、広島空港周辺警察・歯科医会は災害時の対応に関する研修会を開催した。広島大病院の貞森拓磨助教は、災害時の医療関係者の情報共有に関連し、混乱した状況での情報の見極めが大切であると話した(中国、10.31)

■ 30日、広島市の土砂災害の発生原因や被害の実態などを調べていた砂防学会の緊急調査団団長で広島大大学院の海堀正博教 授は記者会見を開き、中間報告について解説した。流路をふさぐ形で立ち並ぶ家屋によって土石流の流れが変えられ、被害の拡大につながったと指摘した(毎 日、10.31)

■ 【でるた】広島大の櫻井直樹教授は、これまで果実の熟度を振動で判別する研究を続けている。スイカの振動数の音階を作る と、現在のドレミとは異なる音階となり、それは琵琶の音階に似ていたという。スイカの熟度から生まれた音楽が21世紀の音楽として、今後世界に発信できる 日が来るのではと期待しているという(中国(夕)、10.31)

■ 【イベントナビ】11月1日、広島大学理学部・大学院理学研究科公開が、同大東広島キャンパスにて開催される。中高生に向 けたシンポジウムや体験コーナー、研究施設の公開などが行われる。11月2日、10周年記念 安森千恵門下生によるフルートコンサートが、広島大サタケメ モリアルホールにて開催される(中国・夕、10.31)

■ 30日、広島市土砂災害を調べた砂防学会の緊急調査団は、8月20日未明の豪雨は「数百年に1回」の確率の雨量だったこと を発表した。調査団団長を務める広島大大学院の海堀正博教授(砂防学)は、砂防ダム(100年に1回の豪雨で動く土砂を受け止めることを想定)を過信せ ず、早めの避難が大事と話した(中国、10.31)


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