平成26年11月

■ 10月31日から11月15日まで、広島大東広島キャンパスの学生プラザで企画展「学術模型が拓く研究の最前線」が行われる。約50点の医学模型や神社の復元模型などが並ぶ(中国、11.1)

■ 12日、発達脳特別公開講演会が広島大医学部広仁会館で行われる。障害者の支援につなげるためのプロジェクトの一環で、広島大大学院の内匠透客員教授らが、発達障害に関する脳科学の研究成果を発表する(朝日、11.1)

■ 1日、広島大にゆかりのある人たちが交流するイベント「ホームカミングデー」が同大東広島キャンパスで開催され、卒業生や元教職員が思い出を振り返った。開会式では浅原利正学長が挨拶し、出席者全員が大学歌を合唱した(中国、11.2)

■ 1日、三次市吉舎町の日彰館高校の1年生が広島大の短期留学生(13カ国・地域)を招き、学校周辺の史跡など10カ所を案内し、地域の魅力を英語で紹介する「吉舎お・も・て・な・しプラン」に取り組んだ(中国、11.2)

■ 10月、広島市で医療装置の操作を担う臨床工学技士の職業体験会が開催された。高校生らは、手術する心臓を止めている 間、体へ血液を送る人工心肺装置の操作を体験した。講師を務めた広島大病院の臨床工学技士宮本聡史さんは、誇りが持てる仕事である一方で、若い世代の認知 度が低いのが悩みと話した(中国、11.2)

■ 【病院の実力148胃がん】広島大(1)全手術件数79、(2)全手術のうちの腹腔鏡手術件数42、(3)全手術のうち幽門保存胃切除手術件数1、(4)粘膜下層剥離術件数185、(5)栄養サポートチームなどによる外来患者への栄養指導 行わない (読売、11.2)

■ 1日、第67回全日本バレーボール高校選手権大会の県大会が県内6会場で行われた。【男子】▽1回戦 如水館2-0広大付 【女子】▽1回戦 広島市商2-0広大付福山、日彰館2-0広大付属(産経、11.2)

■ 【秋の叙勲受章者】▽瑞宝中綬章 岩本義史(78)(広島大名誉教授)、森川洋(79)(広島大名誉教授)(産経、中国、日経、毎日、読売、11.3)

■ 第71回中国文化賞に選ばれた広島大大学院の河野修興教授、同大薬学部長の杉山政則教授、元広島大特別顧問のアフラック創業者・最高顧問の大竹美喜氏ら7人の受章者の業績などが紹介された。8日に表彰式が行われる(中国、11.3)

■ 国際社会で活躍できる人材の育成のあり方を考えるセミナー「グローバル人材育成推進のための教師教育」が開催された。広 島大大学院の棚橋健治教授は子ども中心の参加型の授業のあり方などついて講演した。パネル討論では、同大の坂越正樹副学長が、スーパーグローバル大学とし ての教育構想を話した(中国、11.3)

■ 3日、アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」の出場校を決めるトーナメントが開幕する。広島大は、初戦で九州代表の西南学院大と対戦する(読売、11.3)

■ 2日、男子第65回、女子第26回全国高校駅伝競走大会兼予選会が行われた。広大福山(男子)は、25分51秒で13位だった(毎日、11.3)

■ 広島大総合博物館埋蔵文化財調査部門展示室で、同大霞キャンパスで発掘された太平洋戦争中の軍用食器などを展示している(中国、11.4)

■ 【でるた】北方系の魚であるイワナ(地域名・ゴギ)は、遠い未来に地球が寒くなると山を下り生息域を広げる「お家再興」を 成す力を秘めた魚と考えられている。だが、ゴギは保護対象となることもあるため、広島大の佐々木宏准教授は今後は自然と上手につきあい、ゴギの再起に期待 したいと話した(中国(夕)、11.4)

■ 3日、アメリカンフットボールの全日本大学選手権の西日本代表決定1回戦があった。広島大(中四国)は、西南学院大(九州)に、26-14で敗れた(毎日、11.4)

■ 10月30日、東広島市職員が河川パトロール中、体長120センチ、体重10.2キロのオオサンショウウオを同市西条町 寺家のため池で発見した。広島大総合博物館の清水則雄助教によると、県内最大級で数十年以上生きた成体であり、生息地などさらなる調査が急がれると話した (中国、11.5)

■ 【専門医が診る FILE37】広島大病院眼科の木内良明教授が、緑内障のメカニズムや治療方法について説明した(中国、11.5)

■ ◇陸上◆第53回県高校新人競技選手権大会兼中国高校新人陸上競技大会県予選会【男子】▽5000メートル競歩(1)千 菊智也(広島大付福山)25分42秒53 ◇アーチェリー◆2014年度県秋季フィールドアーチェリー大会【男子】▽リカーブ(3)竹澤巧基(広島大)、 【女子】▽リカーブ(1)田中恵美(広島大)290点、(2)伴知衣子(同)(読売、11.5)

■ 広島県が、県内の魅力的な建築物を紹介する「ベストセレクション30」を公表した。広島大大学院の杉本俊多教授(建築史・意匠学)が委員長を務める選定委員会が候補を選び、現地での審査などを経て、30施設に絞った(朝日、11.5)

■ 21日、来年の被爆70周年を前に広島大平和科学研究センターと新潟県立大学が、国際シンポジウム「混沌とする世界におけ る国際機関の強化」を開催する。広島大平和科学研究センター長で国連日本政府代表部前特命全権大使の西田恒夫氏、同センターの川野徳幸教授らが登壇する (朝日、11.5)

■ 【選挙】共産党が次期衆院選に、党広島県委員会県常任委員の大平喜信氏(36)(広島大教育学部卒)を公認候補者として擁立すると発表した(毎日、11.5)

■ 8日、広島市は、水と緑を生かした景観づくりを考えるシンポジウムを開催する。広島大大学院の中越信和教授(景観生態学)を交え、景観のあり方についての意見を交わす(中国、11.6)

■ 中国新聞社会事業団は、「第59回中国社会事業功労賞」の受賞者を決め、南野育成園理事長の叶原土筆さん(広島大教育学部卒)ら4人が選ばれた(中国、11.6)

■ 4日、中国新聞の報道のあり方について社外の有識者と考える「読者と報道委員会」の第38回会合を行った。広島大地域経 済システム研究センター長の伊藤敏安教授は、土砂災害の発生原因を明らかにし、ごく身近に起こり得ることだと呼びかける必要性があると述べた(中国、 11.7)

■ 4~6日、第31回西日本学生軟式野球選抜大会が開かれた。▽1回戦 芦屋大(関西)2-1広島大(広島六大学)(読売、11.7)

■ 【ジョイスポ】◇中国地区秋季エスキーテニス大会【女子】▽シングルス級位(3)三角(広島大)▽ダブルス2部(3)小倉・後藤(広島大)(中国、11.8)

■ 【メディア時評】河西英通広島大教授(歴史学)は、各紙が報じる大学の題材について触れ、本当の大学の実力、集団的自衛権などの若者の姿を追求する記事が読みたいと話した(毎日、11.8)

■ 7日、広島市北部の土砂災害での初動対応の検証部会(座長:広島大大学院の土田孝教授)は、問題点や地域防災計画(マ ニュアル)の改善点を指摘した中間報告をまとめた。副座長の同大学大学院海堀正博教授は、災害の恐れのある地域の住民がそれぞれ自主的に避難できるよう日 ごろからの環境づくりの重要性を指摘した(毎日、産経、11.8)

■ 8日、第71回中国文化賞の受賞者の表彰式が行われた。受賞した難治性呼吸器疾患の診断・治療に取り組んだ広島大大学院の河野修興教授や、放線菌や乳酸菌の研究に尽力した同大薬学部長の杉山政則教授らが喜びや抱負を語った(中国(夕)、11.8、中国、11.9)

■ 【支局長からの手紙】広島支局長戸田栄さんが、宇品地区の古本屋に立ち寄った際、店主と資料を探す若者のやりとりを見て、広島大が近くにあった頃は、このようなやりとりがもっとあったのではないかと過去を懐かしんだ(毎日、11.9)

■ 来年1月以降に、広島大の学生グループcocage(こかげ)が、東広島市高屋町桧山で学生経営のカフェをオープンする予定。8日、カフェ近くで学生や住民に事業を説明するプレイベントが開かれ、約70人が集った(中国、11.9)

■ 【でるた】広島大の鈴木一敏准教授は、自分より得をしている他者の足を引っ張る者(国、企業、人間など)が、どんな環境 ではびこるのかをコンピューターシミュレーションを用いて分析し、交流相手の少ない小さな社会で起こりやすいことが分かった。自由に幅広く交流をしていく ことが、皆が前向きになれる社会をつくる第一歩だと話した(中国(夕)、11.10)

■ 鉄粉を混ぜて培養した細胞を関節に注入し、磁石の力で軟骨のすり減った患部に誘導する広島大大学院越智教授(整形外科学)再生医療技術が、厚生労働省によってヒトでの臨床研究が承認された(中国、11.11)

■ 9日、てんかんの症状や治療法を紹介する市民フォーラムが開催され、約250人が参加した。広島大病院てんかんセンターの飯田幸治センター長が、副作用の少ない新薬などを紹介した(中国、11.11)

■ 広島市の被爆70年記念事業で、比治山公園を「平和の丘」(仮称)として再整備する構想が浮上している。懸案事項は、園 内の大部分を占める放射線影響研究所の移転問題で、市は広島大工学部跡地(中区千田町)に用地を確保しているものの、米国側が難色を示し、凍結状態となっ ている(中国、11.11)

■ 9日、サッカーの中国大学リーグ1部最終節の5試合が行われた。▽1部 川崎医福大1-1広島大 ▽順位(4)広島大(勝ち点30)(中国、11.11)

■ 【平和・ヒロシマ】御調町原爆被害者協議会会長の溝上泰さんは、教諭だった父を原爆で亡くした。その後、ご自身も父親と同じ高校教師となり、広島大教授などを務めた後、約10年前に御調町に戻り、若い人に被爆体験を伝える活動を行っている(朝日、11.12)

■ 25日、子どもの血液・免疫疾患講演会・交流会が開催される。広島大病院小児科の溝口洋子医師が「小児の血液・免疫疾患」について講演する(読売、11.12)

■ 13日、フルート奏者として活躍した林忠敬さん(79)(広島大教育学部音楽科卒)が13年ぶりの演奏会を福山市で開く(中国、11.12)

■ 広島大大学院教育学研究科の教授たちが編著者となり作成した教員養成テキスト「教師教育講座」シリーズの教科教育編5冊 が、協同出版から刊行され、これで今春に発刊済みの12冊と合わせて全17巻が完結した。同研究科の棚橋健治教授(教科教育学)は、教員養成だけでなく、 学校教育でも役立ててほしいと期待している(中国、11.12)

■ 21日、広島大はこれまで単独で開いていた広島での新技術説明会を、県内5大学と連携して開催する。説明会の他、テクノフォーラムも開催され、広島大の篠崎賢二教授、山田啓司准教授らが講演会を行う(日刊工業、11.12)

■ 西アフリカで流行しているエボラ出血熱について、広島大病院感染症科の大毛宏喜教授は、インフルエンザのように空気感染はしないこと、感染の疑いがある場合は、公共機関や医療機関を利用せず、自宅待機し保健所の指示に従うよう説明した(中国、11.12)

■ 広島県原爆被害者団体協議会(被団協)の理事長の坪井直さんは、広島工業専門学校(現広島大工学部)に在籍していた20歳の頃に被爆した。講演では必ず「命の大切さ」に触れ、被爆体験を修学旅行生などに語り続けている(毎日、11.13)

■ 12日、来年4月に就任する広島大の新学長の選考で、候補者5人を対象とした教職員による投票が行われた。投票率は88%で、13日に開票される。上位3人と、経営協議会学外委員からの推薦候補の中から12月5日に新学長が決定する(中国、11.13)

■ 松島圭次郎氏(まつしま・けいじろう=英語による被爆体験の語り部)12日死去、85歳。広島工業専門学校(現広島大工学部)在学中の16歳の時、被爆した(読売、11.13、毎日、朝日、11.14)

■ 13日、広島市の土砂災害の初動対応を検証する部会(座長:広島大の土田孝教授(地盤工学))は、市に中間報告を提出 し、市役所で松井一実市長に説明し た。雨量の情報収集や分析の短縮化、そのデータの自動処理・提供できるシステムの構築、マニュアルの問題点などについて指摘した(中国(夕)、 11.13、産経、毎日、読売、11.14)

■ 「ウェルナー症候群」(若いうちから老化が進む)の患者の皮膚の細胞から作ったiPS細胞は「若返り」することが、広島大大学院の嶋本顕准教授(細胞分子生物学)らの研究で明らかになった(毎日、中国、読売、11.13、朝日、11.15)

■ 【医療ルネサンスNO.5943 子どもの難病4/5】広島大学病院の一角に、県と市から委託を受けた難病対策センターがある。成人の難病に関する相談のほか、自治体主体の制度としては珍しい小児難病に関する相談も受け付けている(読売、11.14)

■ 12月6・7日、第30回水郷水都全国会議が広島大東広島キャンパスで開催される。本大会実行委員長で広島大大学院の浅野敏久教授は、環境保全・水質向上に取り組む多様な動きを知る機会になってほしいと話す(中国、11.14)

■ 画家で広島大名誉教授の難波平人さんが、文化庁より本年度の地域文化功労者表彰を受けた(中国、11.14)

■ 中国新聞キャンパスリポーターの9人(広島・島根7大学)が、広島大東広島キャンパスの大学祭に関する特報発行に向けて、来場者への取材を行った(中国、11.16)

■ 文部科学省は、若手研究者らの雇用について流動性と安定性を両立させる「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業」で、7件を採択した。「研究者育成」部門では、広島大など近県3大学が連携するグループが選ばれた(日刊工業、11.17)

■ 【私の学び】広島大病院高度救命救急センター長の谷川攻一さんは、2005年の同センターの開設に奔走し、また同大が3次被曝医療機関に指定されたことから放射線被曝への見識も深め、現在は福島でこれまでの被爆医療を生かないか模索している(中国、11.17)

■ 23日、広島大仏教青年会公開講演会が開催される。広島大の観山正見特任教授が講演する(中国、11.17)

■ 30日、広島大病院てんかんセンターの設立記念の市民フォーラム「てんかんと生きる~医療・福祉・生活~」が開催される。飯田幸治センター長が、最新治療法を紹介するほか、手術で克服した患者の体験などが紹介される(中国、11.18)

■ 【平和をたずねて】1959年11月、長崎大医学部の朝長正充教授が広島大学医学部で「血液・腫瘍内科研究」の講座を開 いた。61年に原爆放射能医学研究所が設置されると朝長教授の講座は臨床第一(内科)部門となった。その翌年、後に教授兼任で原医研の所長を務める鎌田七 男さんが助手として研究室に入局し、朝長教授指導の下、被爆者の染色体異常を発見した(毎日、11.18)

■ 11月19日は「World COPD Day」。広島大病院呼吸器内科の服部登准教授が慢性閉塞性肺疾患(COPD)の症状や治療法について説明した。原因はほぼ喫煙によるもので、最善の治療法は禁煙だという(朝日、11.19)

■ 18日、広島県と林野庁近畿中国森林管理局は災害に強い森林づくりの方策を探る「山地災害対策検討会」の初会合を開い た。広島市の土砂災害現場の調査により、針葉樹に被害を弱める一定の効果があるとの報告があった。広島大大学院の海堀正博教授(砂防学)ら委員6人が出席 した(中国、朝日、読売、11.19)

■ 23日、広島陸上競技協会「棒高跳教室」が広島大陸上競技場で開催される。小学生から一般まで、習熟度に応じて、棒高跳びの技術や楽しさを学ぶ(読売、11.19)

■ ◇エスキーテニス◆第137回中国地区秋季エスキーテニス大会【男子】団体▽1部▽準決勝 GO広島A2-1広島大A、 ダブルス▽2部▽準決勝 永谷隆行・専坊健太(岡山選抜)2-1藤原弘士・常安孝輔(広島大) 【女子】個人▽シングルス▽級位▽準決勝 山田希(県大広 島)2-1三角真子(広島大) ▽ダブルス2部▽準決勝 佐伯梓・宮迫結衣(広島女学院大)2-0小倉奈於子・後藤あずさ(広島大) ◇卓球◆県親善サン フレ卓球大会【男子】(1)広島大 ◇陸上◆第37回中国四国学生陸上競技選手権大会【男子】▽400メートルハードル(2)尾崎雄祐(広島)▽3000 メートル障害(2)南龍之介(同)▽や り投げ(3)権出憲一(同) 【女子】▽800メートル(2)兒玉望(同)▽5000メートル(3)横田知佳(同)▽3000メートル障害(1)横田知佳 ▽1万メートル競歩(1)中島友(同)(2)山田千花(同)▽棒高跳び(2)綾里奈(同)(読売、11.19)

■ 18日~23日まで、市民ギャラリー(フジグラン東広島2階)で、広島大名誉教授で画家の難波平人さんの教室生たちの作品展が開催されている(中国、11.19)

■ 【平和・ヒロシマ】三好妙子さんは、東千田の自宅で祖母と母と被爆した。外へ逃げたとき、当時近くにあった広島大の学生が電車通りまで運んでくれた。その後、江田島の叔母が迎えに来てくれ、叔母の家で療養した(朝日、11.19)

■ 24日、第31回中国ユース音楽コンクール最優秀賞受賞記念演奏会が開催される。ピアノ部門では広島大付属中学校2年の齋藤優奈さんら9名が演奏する(中国、11.19)

■ 19日、広島大の新学長を決める選考会議が行われた。学内からの推薦者3人(岡本哲治氏、越智光夫氏、坂越正樹氏)、経営協議会からの推薦者1人(相田美砂子氏)の計4人を公表した(中国、11.20)

■ 19日、広島土砂災害で負傷者の救助に向かった災害派遣医療チーム(DMAT)の活動検証会が広島大霞キャンパスで行わ れ、県内の災害拠点病院の医師や消防署員たち約140人が参加した。広島大病院の谷川攻一高度救命救急センター長は、謙虚に学び、情報共有を進めたいと話 した(中国、11.20)

■ 20日、第58回県科学賞で、特選12点など入賞作品が決まり、表彰式が行われた。◇優秀指導者賞 広島大付属高佐々木康 子教諭◇読売新聞社賞 広島大付属高3年 藤岡真由さん、井野口光宏さん、小方智景さん、川野達也さん、北村晃成さん、鈴木蓮さんによる「金平糖の形の数 理モデリング」◇県教委賞 広島大付属高3年 大住華子さん、小田麻央さん、沢崎太一さん、藤本将秀さん、古霜友貴さんによる「ヴァイオリンの弓になぜ松 脂を塗るのか」(読売、11.21)

■ 天田財団は、今年度前期の助成テーマ決定した。【一般研究開発助成(レーザープロセッシング)】▽広島大学大学院工学研究院材料生産加工部門・門井浩太助教(日刊工業、11.21)

■ 20日、広島大の山本卓教授らと農業生物資源研究所のチームが、さまざまな生物の遺伝子を組みかえられる新たな技術を使い、カイコやオタマジャクシを緑色に光らせることに成功したと発表した(中国、11.21)

■ 20日、広島県が創設した官民投資の投資ファンド運営会社のひろしまイノベーション推進機構は、広島大学発ベンチャー (VB)のツーセルへの投資を決めた と発表した。ツーセルは、広大歯学部の加藤幸夫教授と中外製薬出身の辻紘一郎社長が設立し、再生医療技術の研究開発を手掛けている(日経、中国、 11.21、毎日、11.23)

■ 【事故から守ろう キッズセーフティ】福山市の広島大付属中・高の東側の市道が危険で生徒の安全が確保されないため、地元の町内会連合会が歩道を設けるよう求める要望書を市に提出した(中国、11.22)

■ 30日、市民公開講座「おなかの健康と歯のかかわり」が開催される。広島大学病院消化器・代謝内科の医師らが、予防医学 や健康食品医関する理解を促すことをねらいとして、「歯周病とおなかの病気」「ピロリ菌の話題」「腸内細菌と乳酸菌」と題した講演をする(朝日、 11.22)

■ 10月11日に開催された市民公開講座「進歩しつづけるウイルス性肝炎治療~放置しないで早めに受診、肝がん予防へ~」 において、B型・C型肝炎やその最新の治療に関する講演が行われ、広島大大学院医歯薬保健学研究院の茶山一彰教授や同大病院消化器・代謝内科の川上由育講 師らが講演を行った(中国、11.22)

■ 【おやこ新聞】大学受験のインターネット出願について、これまで導入・実施しているのは私大だったが、広島大など3つの国立大でも導入されるようになり、今後ますます広がると考えられる(産経、11.23)

■ 【ひろしま便り】17日に開かれた被災者や専門家による防災の勉強会で、広島大学大学院の海堀正博教授が、『広島県防災 Web』を紹介した。このサイトは全国屈指の情報量を誇るが、認知度がまだまだ低いことが課題であり、周知の取り組みが必要だと指摘した(読売、 11.23)

■ 22日、銀行や保険会社などの元社員でつくる日本産業退職者協会広島支部が広島で暮らす留学生との56回目となる交流会を開いた。広島大大学院生ラリット・カマールダスさんは、いつも気遣ってくれて感謝していると話した(中国、11.23)

■ 【学生リポーターが聞く】広島電鉄社長の椋田昌夫さん(広島大政経学部卒)が、挑戦できる環境をつくる経営のモットーや、学生時代の思い出など学生のインタビューに答え、経験が大きな財産だとエールを送った(中国、11.23)

■ 23日、福山市熊野町の水田で備後地方の特産であるイグサの植え付けがあり、文化財畳保存会のメンバーや広島大で文化財について学ぶ学生たち15人が参加した(中国、11.24)

■ 23日、広島市北部の土砂災害で、市の初動対応を検証する部会(座長:広島大大学院の土田孝教授)の5回目の会合が市役所で開かれた。避難勧告の発令時期や今後の避難対策などが議論された(毎日、朝日、産経、11.24)

■ 1954年、米国が太平洋ビキニ環礁で実施した水爆実験の被ばく実態の解明に役立てようと、高知県歯科医師会は、被災し た元漁船員を治療する際に、患者の同意を前提に抜いた歯を、広島大の星正治名誉教授(放射線生物・物理学)らの研究グループに提供するよう呼びかけている (毎日、11.25)

■ 「第72回福山音楽コンクール」の本選会が、福山市で開かれた。ピアノ部門のランナーアップ賞には、広島大付属福山中1年の竹原冴子さんらが選ばれた(産経、11.25)

■ 広島大の山本卓教授と農業生物資源研究所などは、有用な遺伝子を高効率で正確に導入するゲノム編集技術を開発した。カイコに導入する場合、効率が従来の約100倍となり、人間の病気を発症するモデル動物の作製に役立つ(日経、11.25)

■ 12月1日、バレーボールの第67回男子、第61回女子全日本大学選手権が、に開幕する。中国地方からは、男女ともに広島大が出場。女子は全日本大学選手権では過去2年連続で8強入りしている(朝日、11.26)

■ 平成26年度教育者文部科学大臣表彰【国立】隠善富士夫氏(59)(広島大付属福山高教頭)(中国、11.26)

■ 21日、平和に向けて国際機関が果たす役割などについて考える国際シンポジウム「混沌とする世界における国際機関の強化」が開かれた。広島大学平和科学研究センターと新潟県立大学の共催で、元国連事務次長の明石康さんによる基調講演があった(朝日、11.26)

■ 24日、JR西条駅前地区で住宅開発が進み、酒蔵地区の景観保護に危機感を持っている酒造会社や大学の教員たちでつくる「西条・山と水の環境機構」が、景観保全に向けた勉強会を開き、広島大大学院の中越信和教授が景観に関する条例の必要性を説明した(中国、11.26)

■ 【専門医が診る 緑内障】広島大病院眼科の木内良明教授が、点眼治療、妊娠や出産時の対応、白内障の併発、レーシック手術歴による問題などさまざまな質問に答えた(中国、11.26)

■ 【けんこう掲示板】◆リンパ腫医療セミナーin広島が30日、開催される。広島大病院血液内科の一戸辰夫医師ら4人の医 師や看護師が治療法などについて話 す。◆子どもの脳腫瘍講演会・交流会が6日、開催される。広島大病院脳神経外科の山崎文之医師が、子どのも脳腫瘍の後遺症などについて講演する(中国、 11.26)

■ 25日、旧広島城郭内の学問所から広島市東区の民家に移築された土蔵が、同学問所ゆかりの修道中学校・高等学校に移築さ れ、その竣工式が行われた。広島大 大学院の三浦正幸教授らが土蔵を調査し、修道学問所の蔵の可能性が高まったため、本移築が実行された(産経、中国、11.26)

■ 24日、広島大のサークルが同大学士会館で東日本大震災の被災地と交流するため、東北の食を味わうイベント「ふるさと ふぇすと!」を開催した。仙台市の漁 師や農家から仕入れたカキやホタテ、ネギを使って郷土料理などを振舞った。約100人が参加し、参加者が紙に書いメッセージを写真撮影し、DVDにして生 産者へ送るという(読売、11.26)

■ ◇バスケットボール◆2014年度高校秋季バスケットボール大会兼第45回全国高校選抜優勝大会県予選【男子】▽1回戦 山陽97-70広島大 【女子】 ▽1回戦 広大福山73-22世羅、▽2回戦 広大福山54-38福山暁の星女子、▽3回戦 尾道北68-67広大福山 ◇アーチェリー◆2014年度件 高校アーチェリー新人大会【女子】◇30メートル・30メートルラウンド▽個人(1)大島詩音(広大付)、(3)川口莉良 (広大付)◆2014年度県フィールドアーチェリー10月記録会【男子】▽リカーブ(1)竹澤巧基(広島大)、(3)橋本圭四郎(同大)(読売、 11.26)

■ 25日、広島大病院の茶山一彰病院長の任期満了に伴い、後任は平川勝洋副病院長(耳鼻咽喉科)と決定した(朝日、中国、11.26、読売、11.27)

■ 26日、1票の格差が最大4.77倍に達した昨年7月の参院選について、最高裁は「違憲状態」とする最高裁判判決を出し た。広島大の新井誠教授(憲法)は、地方の意見を国政に生かす役割を参院に持たせる必要があり、票の重さだけで地方が優遇されていると見なすのは疑問と話 した(読売、11.27)

■ 福山市内海沖で養殖されるノリについて、田島漁協と広島大大学院の小池一彦准教授(水産学)が生育環境調査を進めており、近年目立つ「色落ち」問題を乗り越え、産地の復活を目指す(中国、11.27)

■ 30日、悪性リンパ腫の患者や家族でつくる「グループ・ネクサス・ジャパン」と広島大病院血液内科は、悪性リンパ腫の最新の治療方法などを紹介するセミナーを開き、悪性リンパ腫の症状や新薬、精神面のサポートなど解説する(中国、11.27)

■ 【でるた】広島大の冨永るみ講師は、モモなどの果物の表面などにうぶ毛のようなもの(トライコーム)の研究を行っている。トライコームには乾燥や紫外線、病害虫から身を守ったりする機能があると説明した(中国(夕)、11.27)

■ 12月14日、「自然の博物館」をつくる会の公開講演会を開催する。同大総合博物館の清水則雄助教が「水が嫌いな魚 ヨダレカケのふしぎ」と題して講演する(朝日、11.27)

■ 27日、国際原子力機関と広島大が「放射能緊急事態への対応の在り方」について、国内外の研究者らが議論するフォーラムを開催した(中国、11.28)

■ 12月6日、乳がん患者が毎月1回、悩み相談などを行っている「まちなかリボンサロン」を開催する。今回は広島大学病院乳腺外科の重松英朗医師が乳がんの最新情報を紹介する(読売、11.28)

■ 【私の「争点」2014衆院選】広島大大学院生物圏科学研究科の長沼毅准教授が、林業の再興が豊かな山が豊かな海を育て、土砂災害を防ぐ効果があり、地方再生につながると指摘した(中国、11.28)

■ 【企業・事業所ファイル 強さの秘密 ホーコス】自動車部品の工場などで、鋼材などの材料を加工テーブルまで運び、唯一ローダーが上下動する「LA70」を開発したホーコスは、2008年に性 能を低く偽ったことで外国為替管理法違反に問われた。この事件後、輸出管理を厳格化し、一連の努力の結果、タイでの最新機種製造の許可がおりた。広島大法 学部の吉中信人教授は、法令違反の事実は消えないが、事件後の対応は評価すべきと話した(日経、11.28)

■ 27日、広島大は2015年度の学部新入生から学生にノートパソコンの保有を義務付けると発表した。経済的な理由で所有していない学生には、大学が貸与することで対応する(日経、11.28)

■ 日経BPコンサルティングの「大学ブランド・イメージ調査2014~15」の結果、中四国9県の主要58大学のランキングにおいて、「ステータスが高い」などの理由で昨年に引き続き広島大が1位となった(日経、11.28)

■ 本年度、広島大はタイ、インドネシアの計3大学と1学期間、学部生を互いに留学させ、語学だけでなく専門分野を絞って学 べる取り組みを始めた。タイのカセサート大から生物生産学部には9人の学生が4ヶ月間の予定で来日している。一方、同学部からは10人がカセサート大に留 学中である(中国、11.29)

■ 男性社員の子育て参加を応援する企業を組織化した「イクメン企業同盟」が、広島大学女性研究活動委員会の「メタセコイア賞」を受賞した(産経、11.30)


up