平成27年12月

■ 広島大ラグビー部が6年ぶりに全国地区対抗大学ラグビー大会に出場する(中国、12.1)

■ 1日~6日まで、広島大教育学部造形芸術系コース4年の金好友子さんが同コースの友人6人とともに、尾道市の画廊「純Gallery」で作品を展示を行う(中国、12.1)

■ 【教えてドクター こころ編】広島大病院小児科の梶梅あい子医師が、幼児期の「死」の受け止め方やその過程、見守る際の注意点について話した(中国、12.1)

■ 総務省中国総合通信局は、ゲリラ豪雨や竜巻などの局地的な気象災害の観測を強化するため、新しい小型レーダーをの実用化を目指している。11月27日、広島大東広島キャンパスに設置された試作機が公開された(朝日、12.1)

■ 広島市は、被爆建物の広島大旧理学部1号館の保存・活用について、2016年度に有識者による懇談会を設ける(読売、12.1)

■ 広島大大学院工学研究院の栗田雄一純教授と医療用品メーカー「ダイヤ工業」は、世界で初めて電動補助なしで体の運動機能 をサポートするスーツを共同開発し た。筋力の衰えた高齢者や障害者の生活支援などを想定している(中国、読売、日刊工業、12,1、日刊工業、12.11)

■ 1日、優れた教育実践者を顕彰する広島大大学院教育学研究科主催の第24回ペスタロッチー教育賞の表彰式が同大東広島キャンパスで開催され、ノートルダム清心学園理事長の渡部和子さんに賞が贈られた(中国、12.2)

■ 【生きて(14)】核物理学者の葉佐井博巳さん(広島大名誉教授)が、被爆者の記憶を語り継いでいく「被爆体験伝承者」の育成について、ヒロシマそのものを学び伝えることが何よりも大切だと話した(中国、12.2)

■ 【オピニオン】広島大大学院の中坂恵美子教授が、欧州での難民問題について、日本も国際社会の一員として各国とともに負担を分かち合う必要がある、まずはその視点の欠如を見直さなければならないと話した(中国、12.2)

■ 東広島市選管は、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられるのを受け、来年夏の参院選から同市にある広島大に期日前投票所を設けるため月内に市と市選管と大学で協定を結ぶ予定(中国、12.2)

■ ◆11月度県フィールドアーチェリー記録会【男子】▽リカーブ(1)宮里洋志(広島大)290点 (3)立田典久(広島大)(読売、12.2)

■ 広島大は、肝臓移植後の患者の約60%が発症する感染症を予防するため、免疫抑制剤を使っても免疫力を保つナチュラルキ ラー(NK)細胞を肝臓移植を受ける患者に投与する臨床実験を開始する。昨年11月に施行された再生医療安全性確保法で最も難易度の高い「第1種(高リス ク)」の研究では国内2例目として厚生労働省の承認を得た(産経、 12.2 読売、12.3)

■ 【生きて(15)】核物理学者の葉佐井博巳さん(広島大名誉教授)が、科学者が開発した原爆は結果殺りくと破壊を招き、原 爆症は今も続いているため、科学者の責任は重いと話した。そして被爆者として、科学者の1人として、戦争なき世界をつくる責任があると話した(中国、 12.3)

■ 11月20日から、原爆資料館本館の耐震補強工事に伴う発掘調査が始まった。この発掘調査について元広島大教授の石丸紀 興さんは、発掘が行われる場所はかつて市民の日常生活があり、そういう場所に原爆は落とされたという事実を地中に眠る多くのデータじからつかみ、過去との つながりに思いを馳せ、原爆の被害を受け止めるよう考えていくことが必要だと述べた(中国、12.3)

■ 広島大大学院の弓削類教授(リハビリテーション)たちが研究していた歩行補助装置が、来年「リゲイト」という商品名で市販化される(中国、12.4)

■ 【ヒロシマと建築(3)】広島大大学院の岡河貢純教授が、広島県物産陳列館(現原爆ドーム)を設計したチェコの建築家ヤン・レツル氏について述べた(中国セレクト、12.4)

■ 12月28日まで、広島大中央図書館前で広島大学イルミネーションが行われている(プレスネット、12.4)

■ 広島大では、大学院生が大学に雇われて教員をサポートするTA(ティーチングアシスタント)といシステムがある。この職務範囲が来年4月から広がり、簡単な授業補助は学部生でもできるようになり、教員を志す学生にとってトレーニングの機会となる(中国、12.5)

■ 28日、原爆資料館試料調査研究会の発表会が同館で行われた。広島大大学院の静間清特任教授が本館に展示されている壁の 「黒い雨」跡にセシウムなどを検出したと発表した。この他、元広島大教授の石丸紀興さんは都市の戦後復興とGHQの関わりについて報告した(毎日、 12.5)

■ 11月24日、広島大研究員の嘉陽礼文さんを中心とする学生団体「広島大学原爆瓦発想之会」は原爆の爆風で吹き飛ばされ た県産業奨励館(現原爆ドーム)バ ルコニーの手すり部分を、ドーム前の元安川の河原から引き上げた。引き上げた石材は、来春広島大医学部医学資料館に展示予定(毎日、12.5)

■ 4日、公明党広島県本部は、県選挙管理委員会に大学内に期日前を含む投票所開設に向け取り組みを進めるよう要望書を出した。東広島市選管は、広島大と協議中(読売、12.5、朝日、12.7)

■ 広島県内で、性的少数者(LGBT)が集い精神的な支えあいや情報交換をする取り組みが広がりつつある。9月には広島大 でサークル「hulat(フラッ ト)」が誕生した。hulatは、LGBTの当事者たちが多様な性を認め合い、気軽に相談しあう場として結成された(中国、12.6)

■ 広島大は、国際宇宙ステーションにおいて幹細胞を培養する再生医療研究が、米航空宇宙局(NASA)の宇宙実験に選ばれた と発表した。広島大の弓削類教授(リハビリテーション学)は、微小重力では、細胞の活動が低下し、再生医療への応用に適した未分化な状態が維持しやすくな るのではと期待している(産経、12.6)

■ 京都大吉田南キャンパスで反戦や大学への不満を訴える20~30人の学生らが吉田南1号館をバリケード封鎖し、授業が行 えない騒ぎとなった。メンバーには 京大だけでなく、法政大や広島大の学生も加わっていた。機動隊突入前に、周囲にいた一般学生によって封鎖が解除された(産経、12.6)

■ ホロコーストを学ぶ欧州スタディーツアーに参加した広島大3年の松川純さんが、同大の東広島キャンパスでツアーについて報告した(中国、12.7)

■ 13日、東日本大震災の被災地復興を支援する広島大生の「からくわ丸広島部隊」が、東広島市のカフェこかげで宮城県気仙沼市唐桑町から取り寄せた海の幸を学生が調理、販売するイベント「家族で楽しむ!からくわキッチン」を開催する(中国、12.7)

■ 6日、第59回中国四国学生駅伝が開催され、広経大が4連覇した。広島大は昨年に続いて2位だった。【順位】(2)広島大(10)広島大B(12)広島大D(17)広島大C【区間1位】▽1区 南隆之介(広島大)▽2区 細川誠司(広島大)(中国、12.7)

■ 【病院の実力 慢性頭痛】医療機関別2014年治療実績▽広島大▽片頭痛と診断された患者数19人▽緊張型頭痛と診断された患者数26人▽群発頭痛と診断された患者数1人(読売、12.7)

■ 国立大への運営費交付金が削減される中、寄付金など外部資金の獲得のため自助努力を迫られている。広島大は今年、企業な どから毎月定額寄付を受ける「冠事業基金」を創設、事業名に寄付者の名前を冠し寄附意欲を高める工夫をし、越智光夫学長らが機会を捉え、企業や同窓生にパ ンフレットを配布、協力依頼をしている(中国、12.8)

■ 広島大生や広島国際大生らが地域に出向き、住民と交流する動きが活発化している。広島大に3月に発足した団体「ふくふ く」は、10月に福富町で行われた「アクアフェスタ」に参加し、恒例アイガモレースを魅力ある内容に変更し、キャンドルを用いた夜の部の開催などを提案し た(中国、12.8)

■ 合成樹脂シートなどの製造の荻原工業は、現在の社長である荻原邦章氏が会長に就き、後任に浅野和志取締役常務執行役員(広島大工学部卒)が就任する1月22日付人事を発表した。創業家以外の就任は初めてのこと(中国、12.8)

■ 8日から13日まで、広島大名誉教授の難波平人さんが東広島市内3か所で開いている絵画教室の生徒たち33人の作品展がフジグラン東広島の市民ギャラリーで開催されている。難波さんの作品も含め油絵や水彩画36点が展示される(中国、12.9)

■ 【広島ドラゴンフライズニュースvol.2】主将の平尾充庸選手、全試合出場の田中成也選手、広島大薬学部の岡崎修司選手がコートの外でのお互いの様子などインタビューに答えた(中国、12.10)

■ 2016年4月、広島大は教員の所属する組織として「学術院」を新設し、柔軟な教員配置を図る。坂越正樹理事・副学長は、現状よりも融通性や大学としての一体感が増すと話した(中国、12.10)

■ 12日、大人の科学談話室「アインシュタインと宇宙の始まり」が広島市中区のこども文化科学館にて開催される。講師は広島大大学院理学研究科の山本一博准教授が務める(中国、12.10)

■ 13日、「自然の博物館」をつくる公開講演会「日本のエコミュージアム20年~課題と展望~」が放送大学広島学習センターにて開催される。講師は広島大総合科学部の淺野敏久教授が務める(中国、12.10)

■ 尾道市と地元漁業者は、全国一の生産量を誇るレモンを活用し、産卵期にチヌ(クロダイ)が発する臭みを解消した「レモン チヌ」で県内産チヌの消費拡大目指 している。広島大大学院生物圏科学研究科の海野徹也准教授の研究室は、レモンチヌの分析などを行い、チヌのイメージアップや蓄養技術の向上を支援する(読 売、12.10)

■ 【恐るべきかな原爆 第2部 遠のくあの日(26)】山野上純夫さんは、1945年8月6日、広島高等師範付属中(現広島 大付属中)の特別科学教育研究学級の授業を受けていた。被爆前、科学学級責任者だった広島文理科大(広島大の前身の1つ)の三村剛昴教授(原子物理学)が 「いまに一つの都市を焼き尽くす大きな実験がある。その時は科学を学ぶ者として経過を観察すること」と言われたが、その真意は今でも分からないという(毎 日、12.10)

■ 原爆資料館が開館から60年を迎え、歴代館長の取り組みが紹介された。初代館長の長岡省吾さんは、当時広島文理科大(現広島大)で地質鉱物学を教えており、原爆が投下された翌日から広島市内に入り、被爆した瓦や石を採集した(毎日、12.10)

■ 広島県内で確認された2014年度の障害者虐待は、総数は前年より減少したが事業主など使用者による虐待の件数が増加し た。広島大大学院社会科学研究科の 横藤田誠教授(憲法学)は、権利を主張しにくい人たちに不利益が及ぶ典型、障害者雇用の好事例の周知など雇用側の意識に働きかける取り組みが必要だと指摘 した(中国、12.11)

■ 10日、広島交響楽団と広島市ゆかりの若手演奏家が協演する「広島プロミシングコンサート」が開催された。広島大出身のソプラノの山下えりさん、ピアノの今福奈美さんらがみずみずしい才能を披露した(中国、12.11)

■ 地域情報番組KAMONたいむ▽広島大のペスタロッチー教育賞などについて放送される(中国、12.11)

■ 【ジョイスポ】◆東広島市ソフトボールリーグ【硬式A】(1)広島大10勝0敗【女子】(3)広島大(中国、12.11)

■ 高屋西小に70万年前のものとみられる樹木を展示するスペースが設置された。同樹木は、河川改修をしていた入野川で発見 され、発見者の東広島市の貞国州司 さんから同小に寄贈された。広島大名誉教授(地質学)の沖村雄二さんは埋まったまま酸素に触れないなど特殊な条件が重なったため朽ちなかったのだろうと話 した(中国、12.11)

■ 【ヒロシマと建築(4)】広島大大学院の岡河貢准教授が、建築家の白井晟一氏が設計した「原爆堂計画」について述べた。 1954年のビキニ環礁水爆実験に 衝撃を受けた白井氏が誰かに依頼されたわけでもなく、核兵器の時代そのものを人類に問う建築を発表した。岡河貢准教授は、原爆堂の広島での実現を願ってい る(中国セレクト、12.11)

■ 19日、あきクラシックコンサート「あきクラのクリスマス2015」が広島市安芸区民文化センターにて開催される。テノール歌手の飯島聡志さん(広島大卒)らが出演する(朝日、12.11)

■ 1月18日まで、北川隆司コレクションーSF展が広島市の八丁座映画図書館にて開催される。元広島大大学院理学研究科教授の故北川隆司さんの膨大な映画関連グッズコレクションの一部を展示している(産経、12.11)

■ 10日、JFEスチールは鉄鋼副産物のスラグを利用した水・底質浄化資材「マリンストーン」が福山港の環境改善事業に採用されたことを発表した。2011年8月からは広島大と共同でマリンストーンを活用したフィールド実証実験を実施していた(日刊工業、 12.11)

■ 広島大大学院医歯薬保健学研究院の安井弥教授(分子病理学)らは、胃がんや前立腺がんの発生や増殖に関わるメカニズムの 一端を明らかにした。リボ核酸 (RNA)の特定領域(T‐UCR)に異常が見られるという。今後研究が進むことで、これらのがんの診断方法や治療法の開発につながる(中国、 12.11、日刊工業、12.23)

■ 12月15日から1月15日まで、広島市は広島大本部跡地に所有する被爆建物の旧理学部1号館の保存・活用方法に関するアイデアを募集する。集まったアイデアは、来年設置する有識者懇談会で参考にする(中国、12,11 毎日、12.12)

■ 2月7日、市民公開講座「アトピー性皮膚炎を正しく知る~要因から最新の治療まで~」が開催される。広島大大学院医歯薬保健学研究院統合健康科学部門皮膚科学の秀道広教授が座長を務め、平郡隆明准教授らによる講演が行われる(中国、12.11 12.13)

■ 22日、国に依存しない地方の在り方を考えるセミナー「地方創生の現状と課題」が開催される。広島大地域経済システム研究センターなどが主催する(中国、12.12)

■ 睡眠の研究を行っている広島大大学院総合科学研究科の林光緒教授が、冬の朝に快適に目覚める方法を紹介した(中国、12.12)

■ 11日、学校法人広島文化学園は、広島文化学園大と同短大の新学長に同大総括副学長の田中宏二氏(広島大大学院教育学研究科修士課程修了)を選んだと発表した(中国、12.12)

■ 1日、広島大総合博物館の設立10年記念シンポジウム「明日の大学博物館と広島大学」が開催され、館長の岡橋秀典教授が同博物館の活動を紹介し、約90人が博物館の未来像を語り合った(朝日、12.12)

■ 新サッカースタジアムの候補地の1つである広島みなと公園は、公共交通機関による輸送能力に限りがあり、車の増加による渋 滞を懸念する周辺の物流業者が建 設に反対している。検討協議委員会委員を務める広島大大学院の塚井誠人准教授(交通計画)は、交通機関の充実や駐車場の拡充、混雑時の一時的な交通規制な どを提案した(朝日、12.12)

■ 11日、呉市選管は来夏の参院選にも導入される「18歳の選挙権」に向け、呉高専と広島国際大呉キャンパス内に期日前投票所を設置する方針を決めた。東広島市選管も広島大東広島キャンパスに設置する方針(読売、12.12)

■ 第59回県科学賞で読売新聞社賞に、広島大付属高の川重諒真さん、横内俊平さん、沖山太心さん、鞆宏隆さん、西村柊さんによる「箒に本気を出させるには~最適な使用条件の物理的考察~」が選ばれた(読売、12.12)

■ 12日、三次市内の中高生が自身の考えや思いを英語で発表する「スピーチ交流会」が開催された。広島大付属高2年の深水文乃さんら3人が最優秀の協会理事長賞に選ばれた(中国、12.13)

■ 10月に広島市東区に開所した広島がん高精度放射線治療センターについて広島県知事の湯崎英彦さんと広島県医師会長の平松 恵一さんが対談した。広島がん高精度放射線治療センターは、広島大病院などの4基幹病院が患者の紹介やスタッフの派遣などで連携し、より質の高い効率的な 医療の提供を目指す(中国、12.13)

■ 【学ぶ育む わかるサイエンス】原子力規制委員会は、原子力災害の発生時に重症の被曝患者の治療を担う4大学について、それぞれの受け持つ地域を決定した。広島大は中部・近畿、中・四国地方の12府県を担当する(読売、12.13)

■ 13日、第35回中国四国学生剣道新人大会が開催された。女子団体は、広島大Bが優勝した(中国、12.15)

■ 14日、中国醸造は広島大大学院医歯薬学総合研究科の杉山政則教授らと共同開発した、同社の酒かすを用いた化粧水と保湿クリームを発表した(中国、日刊工業、12.15)

■ 13日、「第13回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」の最終審査と表彰式が東京の日本科学未来館で開催された。特別協賛社賞の富士通賞に、広島大学付属福山高校の田中愛登さんが選ばれた(朝日、12.15、12.21)

■ 20日、広島大本部跡地の東千田公園で市民イベント「千田わっしょい祭」が開催される。前身の祭りを含め、今年で300回 を迎える。世話人の山根進さんは、跡地再開発などで会場は狭くなり出店数も来場者数も減少しているが、千田の元気が失われないようできる限り続けたいと話 した(中国、12.16)

■ 【伝えていこう被爆70年】被爆者で広島大名誉教授の葉佐井博巳さん(原子核物理学者)が、戦争など起こらないと無条件に信じていないで、国をどうしたいのか、一人一人考え抜き責任を負う答えを出さなければならないと話した(毎日、12.16)

■ 広島大学大学院理学研究科 木村昭夫教授らの研究グループは、次世代低消費電力素子向け材料として期待されるトポロジカル絶縁体が磁石の性質をもつメカニズムを解明した(日経産業、12.16)

■ 16日、ひろしまベンチャー育成基金は第22回ひろしまベンチャー助成金を広島県内の16の企業・個人に贈った。【学生枠】地域コミュニティ・その他分野金賞 大崎雅人(広島大)和紫章ほか1人(同)(中国、12.17)

■ 広島大の井上克也教授(固体物性科学)、大阪府立大の戸川欣彦准教授、放送大の根岸順一郎教授らの研究チームは、らせん 状の結晶構造を持つ特殊な磁石を使い、従来より多くの情報を磁石に記録させることに成功した。コンピューターの磁気メモリーなどの情報処理力や記憶量が大 幅に向上するとしている(中国、日刊工業、12.18)

■ 【地域経済2015(2)】11月、経団連は2017年春の新卒採用の選考解禁を6月とするルールの再変更を発表した。広島大では、就活を終えた学生と来年の就活生が語り合う「キャリアカフェ」を開催し、ルール再変更への期待や不安の声が上がった(中国、12.19)

■ 広島大発ベンチャーのミルテルは、健康な状態と病気の間の「未病」を診断する遺伝子検査を、検査に使う機器を小型化し、海外展開を行う(日経、12.19)

■ 国が「地方創生」の一環として進める政府関係機関の地方移転について、理化学研究所の3研究チームは東広島市への移転を想定している。世界トップレベルの「ゲノム編集」技術を持つ広島大と連携し、医療・食品分野での開発に期待が寄せられる(読売、12.19)

■ 13日、広島大の被爆70年祈念平和企画で平和記念公園にて原爆犠牲者を慰霊するコンサートが開催された。広島大生やウィーン国立音楽大生、被爆2世の三味線演者らが思い思いの曲を演奏し、犠牲者の冥福を祈った(毎日、12.19)

■ 【平和】広島大付属高は、文部科学省が指定するスーパーサイエンスハイスクールプログラムの一環で、科学者と歴史学者の視点から「原発と原爆」を考える特別講義を開いた(中国、12.21)

■ 1月9日、小学校での英語教育について考えるシンポジウムが広島大にて開催される(中国、12.21)

■ 【キャンパスリポーター発】広島大の竹原ステーション(水産実験所)で「瀬戸内の水産を学ぶ総合演習」が行われ、福山大生を含む14人が受講した。海の魅力を知ってもらうために、毎年開講している(広島大4年・草野玲央奈)(中国、12.21)

■ 【教えてドクターこころ編】広島大病院小児科の梶梅あい子医師が、子どもが家族とは話せても他の人がいる場では話すことが できない「場面緘黙」について話 した。回復には早期の対応が必要で、話せる場所や話せる人を増やすことを広げていくことが大切だと話した(中国、12.22)

■ 21日、原爆による爆風や熱線を浴びた被爆建物を後世へ伝えていくため、厚生労働省が広島市水道資料館と長崎市立城山小 学校の保存工事費を補助する方針を 明らかにした。広島市が所有する広島大旧理学部1号館も費用が大きな壁となっており、一部保存などが検討されている(産経、12.22)

■ 熊本大学大学院生命科学研究部の塚本佐知子教授は、広島大、米ミシガン大、コロラド州立大による共同研究により、抗がん剤やマラリアの特効薬などで知られる有機化合物「インドールアルカロイド」の新規化合物を微生物から発見した(日刊工業、12.22)

■ 20日、広島大とエジプトのカイロ大学は、エジプトのスフィンクス前で記者会見を開き、交換留学などの両大学間の学生や研究者らの交流協定を締結すると発表した(中国、朝日、12.22)

■ 広島県立教育センターは、広島大大学院教育学研究科と連携して、新任教員に対して広島大の教員や、現場経験の豊富な指導主事が助言を行う初任者研修に取り組んでいる(中国、12.23)

■ 【想】広島大名誉教授の山代宏道さんが、多民族社会におけるアイデンティティーの持ち方について述べた(中国セレクト、12.23)

■ 5月、広島大生の鈴木裕太さんは同大生7人と一緒に「カフェこかげ」をオープンさせた(読売、12.23)

■ 5月に噴火した鹿児島県の口永良部島で、広島大は1970年から研究を続けている。広島大の有志たちが復興支援グッズとしてTシャツなどを作って、販売し、口永良部島の支援に役立てようとしている(朝日、12.24)

■ 来年1月から12月まで、広島大の名誉教授たちのリレー講座「東広島大学」東広島市のちゅーピーカルチャーセンターにて開催される。第1回は河野憲治名誉教授(土壌肥料学)の講座が行われる(中国、12.25)

■ 年末年始の帰省土産や話題の品として最適な広島県内の企業と広島大が共同開発した商品が紹介された(Cue、12.25)

■ 今年5月、長年続けている広島大水圏資源生物学研究室が研究が魚類研究の拠点を置いている口永良部島の火山が噴火した。 10月上旬、お世話になった島民や 子どもたちを励ましたいという思いから学生たちが、島民の多くが避難する屋久島にて、海洋学習会を開いた(朝日、12.25)

■ 24日、第59回日本学生科学賞の中央表彰式が行われた。【高校】◇学校賞=広島大付属高(読売、12.25)

■ 広島大は、2008年からインターネットラジオの一種「ポッドキャスト」で英語学習用の番組を無料配信している。米国出身のジョー・ラウアー准教授や留学生、日本人学生が出演し、初級から上級までレベルに合わせた番組を週に2番組放送している(中国、12.26)

■ 10月、広島大病院は心臓に人工弁を装着する経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)ができる施設に認定された(中国、12.26)

■ 25日、文部科学省は法科大学院43校に対し、2016年度支給する補助金の配分率を公表した。広島大への補助金配分比率は75%となった(朝日、日経、毎日、12.26)

■ 【ゲノム編集ってなに?(4)】広島大大学院理学研究科の山本卓教授が、これまでの品種改良とゲノム編集を使った品種改良の違い、ゲノム編集を使った品種改良がどこまで進んでいるか紹介した(中国セレクト、12.27)

■ 日本臨床内科医会の猿田享男会長と広島大大学院医歯薬保健学研究院の茶山一彰教授が、C型肝炎の最新の治療方法や、今後の展望について意見を交換した(朝日、12.27)

■ 第39回県アンサンブルコンテストが開催された。大学の部では、広島大(ユーフォニアム・テューバ五)と広島大(木管八)が中国大会の出場が決まった(朝日、12.27)

■ 岡山理科大の李明准教授(建築史)と広島大元教授の石丸紀興さん(建築史)が、広島市の原爆に耐えた「旧広島銀行銀山町支店」の設計者が、戦前の広島を代表する建築家の豊田勉之氏であることを突き止めた(中国、12.28)

■ 全国の小中学生を対象にした「第9回夏休み句集を作ろう!コンテスト」の入賞者が決定した。【学校賞優秀賞】広島大付属三原小(朝日、12.28)

■ 27、28日、広島大の「ふるさと枠」の学生など、広島県や岡山県で地域医療に従事することを考えている医学生を対象にし たセミナーが開催された。地域医 療の担い手として学生同士の一体感を醸成するため、広島県地域医療支援センターと広島大が主催した(中国、12.29)

■ 28日、広島大原爆放射線医科学研究所は2016年1月より、所長に同研究所の松浦伸也教授が就任すると発表した(中国、読売、12.29)

■ 竹山晴男氏(たけやま・はるお=元広島大学長、同大名誉教授)28日、死去。100歳(中国、朝日、毎日、読売、12.29)


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