平成28年1月

■ 今年7月30日~8月3日の間、第40回全国高等学校総合文化祭が広島県で開催される。25の開催部門に分かれており、広島大は自然科学部門の会場となっている(朝日、1.1)

■ 広島大大学院生物圏科学研究科の長沼毅教授(生物学者)は、極限環境に生きる生物の生態系を研究しており、その他宇宙など幅広い分野に精通している。長沼教授の近い未来の夢は、研究を生かし火星に生物が住める下地を構築することと語った(ウェンディ広島、1.1)

■ 独立行政法人酒類総合研究所の神本真紀さんは、日本酒を評価する専門家養成講座の裏方を担当している。広島大大学院などで行ってきた食品に関連する微生物や細菌の研究を踏まえ、酒総研でも新たな挑戦をしたいと話した(中国、1.3)

■ 【川島宏治のプラス1】広島商工会議所会頭の深山英樹さん(広島大政経学部卒)が、深刻化する事業の後継者不足への対応や、大学と連携しながら地元の優良な中小企業を学生たちにPRするなど、中小企業を応援し、人材育成を進めると話した(中国セレクト、1.3)

■ 第68回鈴木美重吉賞の入選者が決定した。特選【詩の部】安原弘珠さん(広島大付三原賞5年)(中国、1.4、1.15)

■ 中国新聞社記者だった故・林立雄さんの残した資料が広島大文書館へ寄贈される。寄贈される資料には、政治思想史家の丸山真男氏が自らの被爆体験を語った肉声記録や、作家の大江健三郎氏らが討議した1967年のシンポジウムの録音や関連書簡類などが含まれる(中国、1.5)

■ 広島市立大学は、自治体や大学など66機関と「観光振興による地方創生に向けた人材育成事業協働協議会」を設立した。広島大などの参加大学と観光に関する講座などで単位の相互認定を計画している(日刊工業、1.5)

■ 14日、28日、広島大病院がん医療相談室にて、がんおくすり相談が開催される。がん患者を対象として薬剤師が薬剤の個別相談に応じる(中国、1.6)

■ 16日、廿日市市役所にて「あなたの周りに潜むDVのサイン」講座が開催される。講師は広島大ハラスメント相談室の北仲千里准教授(社会学)が務める(中国、1.6)

■ 【復興 大竹和紙<中>】大竹和紙など手すき和紙の伝統を継承する動きが地域内外から始まっている。広島大大学院文学研究科の伊藤奈保子准教授(文化財学)は、本年度の講義に大竹和紙こいのぼりの手描き体験を取り入れた(中国、1.6)

■ 5日、東広島市の酒造会社などでつくる「西条・山と水の環境機構」は、環境保全に取り組む非営利団体に報奨金を贈る「山水大賞」の応募受付をはじめた。広島大教授たち17人の運営委員会が審査を行う(中国、1.6)

■ 昨年12月に地域の大半が避難解除された鹿児島県の口永良部島の復興を支援するため、広島大の水圏資源生物学研究室が、チャリティーのTシャツやポロシャツを販売している(読売、1.6)

■ 2015年9月、広島大大学院の伊達文香さんが立ち上げた団体「モード・フォー・スマイルズ」が、女性の自立支援を目的としたファッションショーをインドのコルカタにて開催した(中国、1.6、朝日、1.13)

■ 2月7日、市民公開講座「アトピー性皮膚炎を正しく知る~要因から最新の治療まで~」が開催される。広島大大学院医歯薬保健学研究院統合健康科学部門皮膚科学の秀道広教授が座長を務め、平郡隆明准教授らによる講演が行われる(中国、1.6 1.11 1.12)

■ 6日、京都大や広島大などの国際チームは、ブラックホールが周囲にあるガスを吸い込む際に、ブラックホールが光って見え る現象「アウトバースト」の光の変動を初めて可視光観測したと発表した。同チームに広島大から宇宙科学センターの植村誠准教授たちが参加している(中国、 1.7)

■ 【人文学の挑戦(1)】昨年12月に、原爆文学研究会が初の国際会議が開催し、「原爆」をキーワードに、文学・映画・美 術など他分野の研究者が集まった。 同研究会員で広島大大学院の川口隆行准教授は開会の辞で、原爆文学という狭い間口を通して、世界はどのように見えるのかを現代の問題として議論したいと参 加者に呼びかけた(中国、1.7)

■ 10日、広島大グリークラブの創立55周年記念演奏会が西区民文化センターで開催される。最盛期には部員100人を超したが大学移転などで年々減少し、2008年に解散した。元部員たちが復活を目指し開催している(中国、1.7)

■ 6日、広島大は歯ブラシや入れ歯を防菌できるスプレーを製薬会社のエーザイなどと共同で商品化したと発表した。同大大学院の二川浩樹教授(口腔生物工学)が開発した抗菌成分「Etak」を配合しており、全国の歯科医院で販売される(中国、1.7、日刊工業、1.14)

■ 【ヒロシマと建築(7)】広島大大学院の岡河貢准教授が、谷口吉生氏が設計した広島市環境局中工場(ごみ処理場)につい て述べた。戦争と平和の時代を生き、「美」に深く関わってきた谷口氏がなぜごみ処理場の設計に携わったのか。美術館のように美しい設計に込めた思いは、現 代が平和であることへの喜びではないかと述べた(中国セレクト、1.8)

■ 作曲家で広島大教授の徳永崇准さんが、12月15日に広島文化学園HBGホールで開催された広島交響楽団第355回特別定 期演奏会について述べた。被爆70年を迎えた節目の公演で、指揮者の大植英次氏は個が支え合い共生する姿を音楽で示し、平和の提言のように感じたと話した (中国、1.9)

■ 広島大大学院医歯薬保健学研究院脳神経内科学の松本昌泰教授が、脳卒中について解説し、脳神経内科では、発症予防・再発予防・リハビリテーションの研究などを推進していると話した(読売、1.9)

■ 8日、竹原市にて外国人観光客の誘致を見据えたモニターツアーが行われた。広島大や広島市立大などで学ぶ留学生12人が参加。座禅体験など行い、外国人が興味をひかれる体験・場所や交通接続の改善点などを検討した(中国、1.9 朝日、1.11)

■ 選挙権年齢の18歳以上への引き下げに伴い、東広島市選管が広島大の学生約150人にアンケートしたところ、東広島市内に 住民票を置いているのは約2割だった。参院選では広島大などの大学に期日前投票所が設置される予定だが、学生の住民票など投票前提が整っておらず、広島大 では春のガイダンスなどで住民票を居住地に移すよう呼びかけることを検討している(中国、1.10)

■ 【郷土の本】元広島大学長で、オペラの歌い手としても知られる原田康夫さんが、「物語 私の広大医学部60年史」を出版した(中国、1.10)

■ 9日、小学校での英語教育について考えるシンポジウムが広島大東広島大キャンパスで開催され、小学校教員たち約140人が参加した。広島大の柳瀬陽介教授は英語の授業を経験した教員が少ないというを課題に挙げた(中国、1.10)

■ 9日、東ひろしま新春駅伝競走大会が東広島運動公園陸上競技場を発着点として開催された。過去最多の190チーム、 1140人が参加した。学生の部で優勝したチームのアンカーを務めた広島大大学院生の橋口幸貴さんは、たすきをつなごうという気持ちを感じて楽しく走れた と喜びを語った(中国、1.10)

■ 【病院の実力 脳卒中】広島大▽脳梗塞の新規入院患者数47人▽くも膜下出血の新規入院患者数5人▽未破裂脳動脈瘤の治療を受けた患者数34人▽「脳卒中ケアユニット入院医療管理料」の算定はされていない(読売、1.10)

■ 10日、広島市東区二葉の里に移転・新築した広島鉄道病院の開院式が行われ、県や市、広島大などの関係者約100人が出席した(中国、1.11)

■ 【道しるべ】◇16日、広島県健康福祉センターにて広島大仏教青年会歎異抄講和が開催される。広島大名誉教授の松田正典 さんが講師を務める◇17日、呉市中央図書館にて広島大仏教青年会歎異抄講座が開催される。広島大名誉教授の松田正典さんが講師を務める(中国、 1.11)

■ 【中国新聞文化センター「ちゅーピーカレッジ」】2月11日、広島大大学院生物圏科学研究科の長沼毅教授が、「どうなる「電力」」の講師を務める(中国、1.11、1.15)

■ 昨年3月に全線開通した中国やまなみ街道の建設により相次いだ遺跡調査の結果、広島県北で出土した旧石器の年代推定が進展 している。広島大総合博物館の藤野次史教授は、調査が進み石器の年代について後期旧石器時代初頭だと考えられるようになったのは大きな成果だといい、今後 議論を深めたいと話した(中国、1.12)

■ 11日、県内各所で成人式が行われた。東広島市の東広島運動公園体育館であった「成人を祝う会」には1,400人余りが集まり、広島大2年尾園優作さんら代表が、地域への感謝を忘れず、社会に貢献したいとあいさつした(中国、1.12)

■ 11日、東広島市では式典終了後に地元の施設などで20歳の門出を祝うイベントが開催された。広島大2年の操田まりなさんは、同級生と酒だるの前で鏡開きのポーズをとり記念写真を撮影し、忘れられない記念になったと喜んだ(中国、1.12)

■ 中国地方各地の成人式会場で、新成人に将来の夢や、選挙や憲法改正などについて聞いた。広島大2年宮本満里奈さんは、夏の参院選の投票判断について雇用対策や子育て支援などの政策に注目すると話した(中国、1.12)

■ 11日、「先端的がん薬物療法研究会」が広島市で開催され約200人が参加した。セミナー理事長の広島大名誉教授の田原栄一さんは、本研究会を県内のがん医療の推進に役立ててほしいと話した(中国、1.12)

■ 11日、県内各地で成人式が行われた。東広島市で行われた「成人を祝う会」で誓いの言葉を述べた広島大2年の尾園優作さんは、式典後の取材に対し、パリの同時多発テロや災害が多発した去年と比べて、今年は楽しいニュースがあふれる年になれば、と話した(朝日、1.12)

■ 東広島市西条中央のアパート「千鶴コーポ」では、広島大の留学生など35人のインドネシア人が生活を送っている(読売、1.12)

■ 学校法人古沢学園が広島都市学園大の新学長に、広島大大学院医歯薬学総合研究科の河野修興教授が就任する(中国、1.13)

■ ◆第59回中四国学生駅伝競走大会(2)広島大(南隆之介・細川誠司・井野口慎之輔・池田昂輝・豊永紘典・橋口幸貴)(読売、1.13)

■ 第61回青少年読書感想文全国コンクール県審査特選作品の紹介▽広島大付属中3年末原剛志さん=「ブロード街の12日間」(デボラ・ホプキンソン著、あすなろ書房)▽広島大付属中3年権丈美玲奈さん=「火花」(又吉直樹著、文芸春秋)(毎日、1.13)

■ 「キャンパスベンチャーグランプリ」の各地区大会の受賞者が決まった。<中国地区>▽ビジネス部門最優秀賞:広島大大学 院・伊達文香「途上国の手仕 事とファッションショーで目指す女性の自立~Based on I 自分の力で作る服と未来~」▽優秀賞:広島大・北村拓也「ゲーミフィケーションを用い たアプリ開発会社-将棋学習アプリの開発-」▽佳作:広島大・河村大季「英単語塾」(中国、日刊工業、1.13)

■ 12日、日本学士院は優れた研究成果を上げ今後の活躍が期待される若手研究者を対象とした第12回学術奨励賞の受賞者6 人を発表した。▽太田淳・広島大大 学院准教授「近世近代インドネシア地域社会の全体史的研究:環境、国家、イスラーム、外来商人・移民、グローバル経済の影響」(中国、朝日、読売、 1.13)

■ 2月6日、三原リージョンプラザで「脳をみるシンポジウムin三原」が開催される。県立広島大や広島大大学院の教授たち4人が「脳のシステム-課題とヒント」をテーマに講演し、認知症の人への支援法などについて説明する(中国、1.14)

■ 【広島大人事】▽大学院法務研究科長 秋野成人教授(刑事法)=新任▽大学院医歯薬保健学研究院長 安井弥院長(病理学)=再任 任期はいずれも4月1日から2年間(中国、読売、1.14)

■ 広島大の東千田未来創生センターが近く、同大東千田キャンパスに完成する。4月から医・歯・薬学部の1年生の教養教育が開講される(中国、1.15)

■ 広島大の東千田未来創生センターが完成する今年、広島大本部跡地の「地の拠点」構想に基づく民間事業用地の工事が相次いで完成予定で再開発事業が一気に進む。周辺住民は再び学生が行き交う街になればと喜んでいる(中国、1.15)

■ 第59回日本学生科学賞の中央最終審査で、科学教育に熱心に取り組んだ学校に贈られる学校賞を受賞した広島大付属高は、 2003年度からスーパーサイエンスハイスクールに指定され、実験設備が整う教室があり、放課後も休みも生徒が自主的に実験室に通う。竹村信治校長は、学 校賞で創立110周年に花を添えられてうれしいと喜んだ(読売、1.16)

■ 【語りたい伝えたいヒロシマ442】広島大では、2011年から「平和科目」が1年生全員の必修となった。必修化に携わっ た同大大学院総合科学研究科の布川弘教授は、広島大は原爆や平和問題に取り組むことが社会から期待されておりそれに応える必要性がある、広島大で平和を学 ぶ意味を学生にも共有してもらいたいと話した(読売、1.17)

■ 16日、大学入試センター試験が始まった。広島大東広島キャンパスでは、会場の建物前で高校教諭や予備校講師らが、受験生に励ましの声をかけていた。また、同キャンパスなど8会場で、英語のリスニングの際、ICプレーヤーの不具合が起こった(中国、読売、1.17)

■ 【教えてドクター こころ編】広島大病院小児科の梶梅あい子医師が、特定の教科の学習が難しい小学生について、親は教師とともにゆっくり考えながら適切な支援をすることが必要だと話した(中国、1.19)

■ 【平和をたずねて】広島市にある甲状腺治療専門の武市クリニックの武市宣雄院長は、外科医の父親が被爆者を治療する姿を 見て、広島大医学部、広島大原爆放射線医科学研究所に進んだ。医学部第二外科講師の際にチェルノブイリ原発事故が発生し、要請を受けて現地の小児甲状腺が んの子どもたちを診察した。原爆では小児甲状腺がんは確認されておらず、原爆と何が違うのか考え込んだという(毎日、1.19)

■ 【レーザー】広島大の二川浩樹教授が、入れ歯用洗浄スプレーを開発した。今後は歯自体を抗菌できるようにしたいと研究を進めている(日刊工業、1.19)

■ 20日、広島市内にて「第14回キャンパスベンチャーグランプリ中国」の表彰式が行われる。ビジネス部門最優秀賞に選ば れた広島大大学院の伊達文香さんの「途上国の手仕事とファッションショーで目指す女性の自立~Based on I 自分の力で作る服と未来~」、同大の 北村拓也さんの「ゲーミフィケーションを用い たアプリ開発会社-将棋学習アプリの開発-」などのビジネスプランが紹介された(日刊工業、1.20)

■ 第61回青少年読書感想文全国コンクール県審査特選作品の紹介▽広島大付属小3年山口佳乃さん=「かぐやのかご」(塩野米松作、はまのゆか絵)(毎日、1.20)

■ 広島大大学院の吉栖正生教授(循環器病学)たちの研究グループは、骨粗しょう症を抑制するタンパク質「オステオプロテゲリン」が腹部大動脈瘤の拡大を抑える効果もあることを発見した(中国、1.21)

■ 20日、広島市内にて「第14回キャンパスベンチャーグランプリ中国」の表彰式が行われた。ビジネス部門最優秀賞に選ば れた広島大大学院の伊達文香さんの「途上国の手仕事とファッションショーで目指す女性の自立~Based on I 自分の力で作る服と未来~」など、 15件が表彰された(日刊工業、1.21)

■ 広島大東千田キャンパスの敷地内、近く完成する東千田未来創生センターの西側に、同大前身校の一つである旧広島高等師範学校の建物の遺構が出土した(中国、1.22)

■ 21日、中国新聞の報道に有識者が提言する「読者と報道委員会」の第42回会合が開催された。広島大地域経済システム研究センター長の伊藤俊安教授らの3委員が編集局幹部や担当記者と意見交換を行った(中国、1.22)

■ 「原爆体験記」をテーマにした企画展が国立広島原爆死没者追悼平和記念館で開催されている。「原爆体験記」は1950年に 広島市が募集し集まった165編の手記のこと。広島大名誉教授の葉佐井博巳さんが、広島国際学院大学長を退任後、手記の活字化を進め広島市に寄贈、その後 広島市が同館に提供し今回の企画展につながった(毎日、1.22)

■ 21日、広島大と東広島市、同市選管は、広島大東広島キャンパスに期日前投票所を1ヶ所設ける協定を結んだ(中国、朝日、読売、1.22)

■ 21日、広島大の学生サークル「フレッシュ・エンジン・プロジェクト」が、就職活動を控えた学生向けのセミナーを同大で開催した。中小企業の取り組みや理念、人材育成に関する考え方を学んだ(中国、1.23)

■ 痛みを和らげるがん治療法のひとつである放射線治療は、緩和照射と呼ばれ、激しい痛みを伴うがんの骨転移に用いられることが多い。広島大の永田靖教授(放射線腫瘍学)は、まひなどの症状が出ている場合、手術か緊急照射か早急に対処する必要があると話した(朝日、1.23)

■ 近年、全国の医療機関で医師らの負担を軽くするために、タブレット端末などの活用が広がっている。広島大病院も2014年12月にiPad100台を導入し、入院患者の担当医が自宅待機や出張の際の患者の急変に活用している(朝日、1.23)

■ 第59回日本学生科学賞の入賞作品が紹介された。広島大付属高は学校賞を受賞した(読売、1.23)

■ 23日、廿日市市は宮島への「入島税」など法定外目的税の導入に向けた第2回検討委員会を現地で開催した。委員長で広島大大学院の川崎信文教授は、島の魅力を高めるために何らかの財源が必要なこと、次回以降徴収方法や使い道を検討すると話した(中国、1.24)

■ 全国の国立大学病院が初めて民間資金などからの資金提供の状況(2014年度分)を公開した。資金提供元が明示されているものは24%にとどまっている。広島大は、受領総額の順位で14位だった(毎日、1.24)

■ 3月、東広島市西条の酒蔵通りに、酒かすを利用した酵母を使うこだわりパン店「cocoron(ココロン)」がオープンす る。店主の林直史さんは広島大大学院生時代にJR西条駅近くの店のパンに魅せられたことがきっかけで同店でパン作りを学んだ。その後自動車関連会社で就職 したが、修業先から製造設備を譲り受けることになり開業に至った(中国、1.25)

■ 広島大の黒田章夫教授は、広島大発ベンチャーのシリコンバイオなどと共同で、アスベストの有無を検知する顕微鏡とタブレット端末を組み合わせた装置を開発した(日経、1.25)

■ 25日、国公立大2次試験の願書受付が全国164校で始まった。広島大医学部医学科などは、一定の志願倍率(4~15倍)を超えた場合、センター試験の結果で「二段階選抜」を行うと予告している(中国、1.26)

■ 26日、県NIE推進協議会は、選挙権年齢の18歳以上への引き下げを踏まえ、子どもたちへの主権者教育に新聞を活用す ることなどを求めた要望書を、県教育委員会に提出した。協議会会長で広島大学大学院の朝倉淳教授や朝日新聞など協議会に加盟する6社の代表らが県教委の下 崎邦明教育長と面会した(朝日、1.27)

■ 【叙位叙勲】従三位 広島大名誉教授、元同大学長 竹山晴夫氏(100)(12月28日死去)(産経、1.27)

■ 26日、大学の主権者意識を育み、投票率アップについて考える選挙講座が東広島市の広島大で行われた。東広島市選管の職員と学生らが意見交換した(中国、1.28)

■ 27日、広島大で広島拘置所の山岡龍一署長による講義「日本の刑事施設―矯正の現状と課題―」が行われ、法学部の学生約150人が聴講した(中国、1.28)

■ 27日、広島市立大は任期満了に伴う矢野卓雄情報科学研究科長の後任に角田良明教授(広島大大学院工学研究科博士課程修了)を選んだと発表した(中国、1.28)

■ 27日、もみじ銀行は大学や研究機関、県内企業を集め、「もみじ産学官連携シーズマッチング会」を開催した。広島大など4大学などが保有する技術などを発表し、企業との個別面談や情報交換などを行った(中国、日経、1.28)

■ 国立がん研究センターや広島大などのチームは、がんとしてはまれな十二指腸乳頭部がんのゲノムを解析し、がんの発生に関係する複数の遺伝子を確認した(中国、産経、1.28)

■ 31日、第79回中国山口駅伝競走大会が開催される出場チームが紹介された。一般の部に広島大クAと広島大クBが出場する(中国、1.29)

■ 広島大や福山市立大など、期日前投票所を設ける大学が増え、選管は10代を含めた学生の投票を期待するが、投票箱を設置しただけでは学生が訪れる保障はない。広島大は東広島市とともに学生向けの選挙講座を開催するなど主権者教育に取り組み始めた(中国、1.29)

■ 呉市のグリーンピアせとうちに、広島大の学生がミニ水族館をつくった。季節ごとに30~40種類の魚屋植物を展示し、生物生産学部水産生物科学コースで学ぶ1~3年生10人が管理・運営を行っている(中国、1.29)

■ 昨年12月20日に開催された文部科学省と、グローバル人材育成に力を入れる広島大など42大学が主催した「Go Global Japan Expo 2015」の詳細が紹介された(読売、1.29)

■ 広島大原爆放射線医科学研究所と長崎第原爆後傷害医療研究所、福島県立医科大ふくしま国際医療科学センターが国の「放射線災害・医科学研究拠点」に認定された。認定期間は4月1日から6年間で、全国の研究者が利用でき、共同研究を行う場となる(中国、福島民友、1.29)

■ 3月7日、広島大は2012年にノーベル生理学・医学賞を共同受賞した京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授と英国のジョン・ガードン博士の講演会を同大東広島キャンパスサタケメモリアルホールにて開催する(中国、読売、1.29)

■ 29日、文部科学省は国公立大学の2次試験志願状況の中間集計を発表した。広島大▽募集定員2000▽志願者数1464▽昨年度の確定志願者数7235(中国、読売、1.30)

■ 広島大大学院総合科学研究科で人類学や社会学を学んでいるフランス人留学生のマヤール・デュラモランデ・ギュルバンさんは東広島市福富町で「アースバッグハウス」の建設に取り組み、この活動を地域の活性化に役立てたいと話した(中国、1.30)

■ 日本の近代化で兵員輸送の最大拠点となった宇品港(現広島港)の全景を1902年に収めたパノラマ写真を、広島市の「被爆70年史」編修研究会が見つけ入手した。広島大の布川弘教授(日本近代史)は、当時の広島を考え直す画期的な史料だと話した(中国、1.31)

■ 【ゲノム編集ってなに?(5)】広島大大学院理学研究科の山本卓教授は、ゲノム編集は疾患治療に利用できるが、ヒトの能力増強に利用される可能性もあり、早急に市民を含めてゲノム編集の利用に関する議論をする必要があると話した(中国セレクト、1.31)


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