平成28年5月

■広島大は今夏にも、中国国家天文台と共同でチベット高原・アリ地区に望遠鏡を設置し稼働させる。ガンマ線バーストとよばれる現象を観測し、宇宙などがどのようにできたのかを探る(読売、5.1)

■【春季県高校軟式野】広大福山11-5広大附、【大学野球】広島大8-0広島国際大(毎日、5.1)

■【病院の実力165 補聴器】補聴器診療実績(2015年10月~12月)広島大(1)補聴器適合検査を受けた患者数 8人、(2)うち15歳未満の患者数 0人、(3)言語聴覚士によるリハビリ なし、(4)耳鳴りの音響療法を受けた患者数 29人(読売、5.1)

■広島大の加藤純一教授は森林総合研究所などと共同で、放射性物質で汚染された稲わらなどを使ってメタンガスを製造する実験に成功した(日経、5.2)

■【大学野球】春季リーグ▽広島大6-5広島国院大(毎日、5.2)

■ゲノム編集技術は米国主導で開発され、日本は出遅れている。遅れを取り戻すべく、経済産業省は20年度までに新しい機能を持つ国産技術の開発を目指し、今年4月ゲノム編集に関わる研究者の学会組織「日本ゲノム編集学会」(会長は広島大学大学院理学研究科の山本卓教授)が設立され、技術底上げに向けた動きが進んでいる(日刊工業、5.3)

■広島県は16年度から5年間の第2次自殺対策推進計画をまとめた。14年度から、広島大病院と連携して自殺未遂で緊急搬送された人を対象に、体の治療とともに精神科医たちが関わるモデル事業を実施している(中国、5.3)

■作曲家で広島大准教授の徳永崇さんが、広島交響楽団の秋山和慶音楽監督・常任指揮者による第359回定期演奏会について話した(中国、5.4)

■12日、26日、広島大病院がん医療相談室にてがんおくすり相談が開催される。がん患者を対象に、薬剤師が個別相談に応じる(中国、5.4)

■広島大の渡辺和彦名誉教授は、有酸素運動は健康な心臓や血管の維持に役立つ運動なため、日々の暮らしに取り入れてほしいと話した(中国、5.4)

■県立広島病院循環器内科の上田浩德主任部長(広島大医学部卒)が、狭心症の最新の治療法について話した(中国、5.4)

■◇ハンドボール◇中四国学生選手権春季リーグ第4日【男子】広島大32-14愛媛大、【女子】環太平洋大31-13広島大(中国、5.4)

■12日、広島大教育学部の有志が広島大東広島キャンパスで、独立運動下の東ティモールの人々の姿を追ったドキュメンタリー映画「カンタ!ティモール」を上映する。収入は全額、熊本地震の被災地支援に充てる(中国、5.4)

■8日まで、広島大の難波平人名誉教授と妻の英子さんが指導する絵画グループ「波の会」の展示会が、広島県立美術館で開催される(中国、5.5)

■8日、講演会「変形性膝関節症~日本には1000万人の患者さんが」が広島県立美術館地下講堂で行われる。講師は広島大の越智光夫学長が務める(中国、5.5)

■◇バレーボール◇中国大学リーグ第5日【男子】島根大3-0広島大、東亜大3-0広島大、【女子】広島大3-0環太平洋大、広島大3-2広島学園文化大◇ハンドボール◇中四国学生選手権春季リーグ最終日【男子】高松大37-23広島大 4位広島大2勝3敗、【女子】広島大29-17愛媛大 3位広島大2勝2敗(中国、5.5)

■根本的な治療法が見つかっていない潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)の患者が「広島炎症性腸疾患患者会」を設立した。8日、発足記念講演会を開催する。広島大病院の田中信治教授と大毛宏喜教授が症例や最新の治療法を解説する(中国、5.7)

■【緑地帯 学者の「本分」1】広島大大学院の河西英通教授が、定年までの研究室や書斎の蔵書整理について話した(中国、5.7)

■第16回広島国際アニメーションフェスティバル実行委員会が「パラパラアニメーションコンテスト」の作品を募集中。昨年度優勝した、広島大付属小学3年の大久保果澄さんが作品を作るこつを話した(中国、5.8)

■【大学野球】広島六大学春季リーグ第6週第1日 広島大9-0修道大(中国、5.8) 

■読売新聞社と広島大平和科学研究センターが、被爆者を対象にオバマ大統領の広島訪問への期待について調査した結果、およそ7割が「期待している」ことがわかった(読売、5.8)

■広島大は熊本地震で被災した学生に対して、授業料の減免や徴収の猶予に応じる。また、今年度実施の入試では、家が全破壊した受験生らは検定料を免除する(読売、5.8)

■広島国際大薬学部の池田潔教授らの研究チームと静岡県立大は共同で、紫外線に当ててインフルエンザウイルスを見つける研究用試薬を開発し、商品化した。広島大大学院の坂口剛正教授(ウイルス学)は、ウイルスが生きたままで見て分かるユニーク、有意義な応用ができるのではないかと話した(中国、5.9)

■【県高校軟式野球】春季県高校大学兼中国地区大会県予選最終日 なぎさ9-4広島大福山(中国、5.9)

■【大学野球】広島六大学春季リーグ 修道大10-8広島大(中国、5.9)

■◇サッカー◇中国大学リーグ第3節 環太平洋大(勝ち点9)3-0広島大(勝ち点1)(中国、5.9)

■広島大は来春入学の入試から郵送での出願を廃止し、すべてインターネットで受け付ける。ネット出願の完全移行は国立総合大学では京都大、九州大と並んで初めて(朝日、5.9、読売、5.11)

■8日、「広島炎症性腸疾患患者会」発足記念講演会が開催された。昨年7月、中四国で初めて広島大病院に設置されたIBDセンターの田中信治センター長が講演を行った(読売、 5.9)

■熊本地震の現地調査を続ける広島大大学院文学研究科の後藤秀昭准教授が熊本市街地で活断層が動いた痕跡を発見した(中国、5.10)

■【緑地帯 学者の「本分」2】広島大大学院の河西英通教授が、研究室を片付けた際に見つけた戦時下に出版された「日本諸学」について触れ、論説を寄せた学者がそのまま戦後も大学教育に関わり続けたことを紹介した(中国、5.10)

■口永良部島の島民の生活再建に役立てようと、広島大総合博物館の清水則雄助教や水圏資源生物研究室のOBら広島大有志が作った復興支援Tシャツやパーカーが1020着売れ、およそ115万円を島民に寄付する(朝日、5.10、中国、5.15)

■広島大総合博物館の入館者数が10万人を達成した。10万人目の東広島市西条の山岡暁志ちゃんへ岡橋秀典館長が同館キャラクター「ヒロッグ」のクリアファイルなど記念品を贈った(中国、5.10)

■9日、「第5福竜丸」が被曝した際、周辺海域にいたとする高知の元船員らが、国家賠償を求める集団訴訟を起こした。広島大の星正治名誉教授は、今回提訴した元船員らの歯の提供を受けて分析し、明らかに健康に影響ある線量だと考えられると指摘した(朝日、5.10)

■【交遊抄】住友重機械工業常勤監査役の藤田和己さんが広島大の越智光夫学長との、中学・高校時代の思い出を語った(日経、5.10)

■県ユニセフ協会が設立10周年を記念して、記念誌「世界の子どもたちによりそって」を発行した。同会は2006年3月、広島大や広島弁護士会の関係者が中心となり設立した(中国、5.11)

■【緑地帯 学者の「本分」3】広島大大学院の河西英通教授が、研究室の書架にあった1942年10月号の「中央公論」の特集「移動演劇」について触れ、広島で被爆し全員が亡くなった桜隊を紹介した(中国、5.11)

■11日、今春の法科大学院45校の受験者数が7528人で初めて8000人を切り、過去最低を更新したことが文科省の集計で分かった。広島大、岡山大など43校で定員割れとなった(中国,5.12)

■【大学野球】広島六大学春季リーグ 修道大1-0広島大(毎日、5.12)

■大竹市のレモン果汁を餌に混ぜて育てられている養殖ハマチは来年度以降、本格出荷される。今年2月、尾道市は広島大の研究チームと連帯し、クロダイにレモンを混ぜたえさを与えた新しいフルーツ魚を初出荷した(中国、5.12)

■20日、学生グループが市民に音楽を披露する「シャレオ大学生コンサート」が開催される。広島大など9校の大学・短大が参加する(中国、5.12)

■クエストの新社長に、清沢一郎氏(広島大大学院博士課程前期修了)が就任する(日経、5.12、日刊工業、5.13)

■現県被団協理事長で被爆時に広島工業専門学校(現広島大工学部)の学生だった坪井直さんは、オバマ大統領の広島訪問へ感謝の気持ちを話した(産経、5.12)

■【緑地帯 学者の「本分」4】広島大大学院の河西英通教授が、敗戦後、上越文化懇話会を結成し活動した小田嶽夫や坂口安吾について紹介した(中国、5.12)

■広島大生物生産学部の学生と、三次市の道の駅ゆめランド布野の「まるごと布野のアイス屋さん」は、酒かすを使ったアイスクリーム開発を進めており、今夏の商品化を目指している(中国、5.13)

■広島大東千田キャンパスの学生にもっと地域に出てきてもらおうと、地元商店街が学内でチラシ配りなどを始めた(中国、5.13)

■◇エスキーテニス◇中国地区春季エスキーテニス大会【男子団体】3部2位広島大、【女子団体】1部2位広島大、◇アーチェリー◇県高校アーチェリー選手権【50メートル・30メートル】男子個人3位江木(広島大付)(中国、5.13)

■21日、広島大サイエンスカフェ「重力波ーその人類初検出の意味とは?」が広島大東広島キャンパスマーメイドカフェで開催される(朝日、5.13)

■12日、東広島市は2020年度に開館を予定する新美術館の設計業者を選定する審査委員会の初会合を開いた。広島大大学院工業研究院の平野吉信教授(建築学)が委員長に就任した(中国、5.13)

■【叙位叙勲】◇従四位瑞宝小綬章◇広島大教授石田三樹氏(中国、5.13)

■【緑地帯 学者の「本分」5】広島大大学院の河西英通教授が、研究室の書架から「サトウ・ハチロー随筆集」を見つけ、童謡「ちいさい秋みつけた」や歌謡曲「リンゴの唄」で有名なサトウ・ハチローを紹介した(中国、5.13)

■【交遊抄】文筆家の宮田毯栄さんは1984年、中央公論社で北杜夫氏宛ての読者の手紙の選別を担当しており、その当時北氏に手紙を送った少年、のちの広島大病院の大毛宏喜教授との交流について語った(日経、5.14)

■13日、広島大元教授の石丸起興さんが広島市内の残る被爆県物の一部やモニュメントをまとめたリストを広島市のホームページに掲載するよう要望書をだした(読売、毎日、産経、5.14、朝日、5.25)

■島根銀行の新社長に、青山泰之氏(広島大政経卒)が就任する。鳥取銀行の新社長には、平井耕司(広島大法卒)が就任する(朝日、読売、山陽中央新報、5.14)

■広島大の横藤田誠教授が、個人の尊重について人権が侵害されて国家に対峙できる強い個人ばかりではないため、そういう人たちの苦悩などに思いを馳せ憲法が保障する人権の意味を研究し、社会発信を続けると話した(中国、5.14)

■今年4月、元広島女学院大学教授の宇吹暁さん(1976~2001年広島大勤務)が、広島・長崎の被爆者がつづった原爆手記5895冊の書誌情報を検索できるウェブサイト「ヒロシマ通信」を開設した(中国、5.14)

■【緑地帯 学者の「本分」6】広島大大学院の河西英通教授が、マレー・真珠湾攻撃の2週間後に出版された「炉辺夜話 東北の伝説と怪奇」について、戦地の兵士が故郷の伝説などに触れ戦意高揚に結びつける目的だったが、その内容は目的と合致していただろうかと疑問を呈した(中国、5.14)

■福山大孔子学院は、中国の文化に親しんでもらおうと霞町の中央公園にブースを初出店した。中国の民族衣装を体験した広島大付属三原小1年の真城娜奈ちゃんは、柄も色も変わっていてかわいかったと話した(中国、5.15)

■野地潤家(のじ・じゅんや=広島大名誉教授、国語教育学)15日、死去。95歳(中国、5.16、朝日、読売、5.17)

■広島市内の広島大病院など4基幹病院は、診察の役割分担などに取り組む「広島メディカル・クラスター(仮称)」構想に向けた動きを本格化させる(中国、5.17)

■25日、コロンビアのボダゴで行われる講演会「JAPAN INNOVATION DAY」に広島大の長町三生名誉教授招かれた(中国、5.17)

■渓水社の木村逸司社長(広島大文学部卒)が人文学の学術書に力を入れる理由などを語った(中国、5.17)

■【緑地帯 学者の「本分」7】広島大大学院の河西英通教授が、ずっと書架にあった戦前に旧鉄道省が発行した「温泉案内」を見てみると、広島県は唯一福山市北部の山野鉱泉しか紹介されていなかったが、その他国内ならば、このまま温泉めぐりができそうだと話した(中国、5.17)

■17日、広島大は、建設コンサルタントの復建調査設計と研究協力に関する包括的な協定を結んだ。ミャンマーにある同社現地法人で共同実地する事業を通じて大学の国際化にも期待する(日経、5.18)

■9月下旬、広島トヨタペットは広島大跡地に「カーライフパーク(仮称)」という新型車の大型展示施設をオープンする(中国、5.18)

■中国5県の大学の今春の就職者の内定率がまとまった。広島、山口、島根、鳥取において過去最高を記録した。就活解禁時期の変動について、広島大グローバルキャリアセンターは昨年は学生も企業も何を参考にしたらよいか分からず混乱したと話した(日経、5.18)

■【緑地帯 学者の「本分」8】広島大大学院の河西英通教授が、書斎が思い通りにならないことは学者の本分ではないかと話した(中国、5.18)

■29日、広島大生3人で作るグループ「東広島ひとむすび」が西条中央公園で地元農家や学生が出店するマーケットを初めて開く(中国、5.20)

■13日、中国新聞の報道の在り方について社外の有志者と考える第43回「読者と報道委員会」の会合が行われた。広島大地域経済システム研究センターのの伊藤敏安センター長らが、外相会合や生殖医療、電力自由化などについて意見を交わした(中国、5.20)

■爆発的噴火を起こした鹿児島県の口永良部島の全島避難になり中断していた現地での調査を6月に再開する。また、島民の生活復興を支援するためチャリティTシャツの収益金115万円を5月29日に寄付する(読売、5.21)

■「炎症性腸疾患(IBD)」の患者の会が発足し、会員を募っている。広島大病院は昨年7月に、クローン病と潰瘍性大腸炎の患者に最新の治療をなどを提供する「IBDセンター」を新設しており、患者の多くは若く、再発もしやすいため社会生活に支障をきたすケースもあるという(朝日、5.21)

■20日、大学生の音楽グループによるコンサートが紙屋町地下街シャレオ中央広場で行われた。広島大や広島修道大などから計11グループが参加した(中国、5.21)

■【交遊抄】帝京大学文学部長の筒井清忠さんが、親子三世代に渡る五百旗頭真さん(元広島大助教授)との交流を語った(日経、5.21)

■21日、道の駅「福富」で、広島大の現代折り紙サークルHiMOC(ハイモック)の折り紙体験教室が行われた(中国、5.22)

■中国工業社長の野村実也さん(広島大工学部卒)が、宇宙探索車用のタンク開発の狙いを語った(中国、5.22)

■【学生リポーターが聞く】広島県環境保健協会理事長の佐藤均さんに、健康寿命の延伸や地域の安全環境作り、地球温暖化防止の取り組みについて聞いた(聞き手:広島大2年福原潤さん、ほか)(中国、5.22)

■広島大では、ドローンを用いて湖沼水質観測システムについて研究を行っている(朝日、5.22)

■広島工業専門学校(現広島大工学部)の校舎内で被爆した正岡博さんら、被爆経験者3人が中国新聞記事をきっかけに対面し、語り合った(中国、5.23)

■防衛省が防衛装備品への応用を期待して大学へ資金を配分する「安全保障技術研究推進制度」に対して、広島大など12大学が応募しない方針を決めた(毎日、5.23)

■【大学野球】広島六大学春季リーグ全日程終了 2位広島大(毎日、5.23)

■◇剣道◇第63回中四国学生剣道選手権大会、第48回中四国女子学生剣道選手権大会【女子】(1)古田薫(広島大)(毎日、5.23)

■昨年、読売新聞と広島大平和科学研究センターによる被爆者の意識調査によると、原爆を投下した米国に約8割が憎んだ経験を持っていた。しかし、許すことが平和につながるという思いから今は憎んでいないと答えた人が過半数おり、『核なき世界』の実現を重視していることがわかった(読売、5.24)

■植松一真(うえまつ・かずまさ=広島大教授、魚類生理学)22日、死去。63歳(読売、毎日、5.24)

■広島大発バイオベンチャーのミルテルは、今夏にも新たなDNA解析装置を導入し、がんの早期発見サービスを拡充する(日経、5.24)

■広島大付属高の生徒が、爆心地から約3.7キロの江波山公園で被爆したヒロシマエバヤマザクラのクローン苗木を育て今年の2月正門脇に植え付けた。培養に携わった卒業生の広島大4年の平岡敬一さんや同大3年の渡辺萌さんは平和の大切さや原爆の惨状を伝え続けてくれるはず、と期待した(日経、5.24)

■熊本地震義援金23日▽1万6千円=広島大医学部付属看護学校第29回生一同(中国、5.24)

■23日、広島銀行は中区国泰寺町に大手町支店を移転オープンした。池田晃治頭取は、広島大本部跡地の再開発など、エリアの成長の一端を担いたいとあいさつした(中国、5.24)

■◇バスケットボール◇県学生バスケットボール交流大会春季リーグ【女子】Ⅰ部広島大79-45修道大(中国、5.24)

■24日、広島大の学生グループ「広島大学原爆瓦発送之会」は、原爆ドームの一部とみられる破片を集めた展示コーナーを広島大医学部医学資料館に開設した(中国、読売、日経、5.25)

■4月12日から9月まで、原爆の惨禍を伝える原爆ドームの破片の展示が、ドームの前身である広島県物産陳列館を設計したヤン・レツルさんの故郷のチェコで行われている。ドームの破片は元安川から発掘され昨年、広島大からチェコへ寄贈された(中国、5.25)

■原爆投下の翌日爆心地から1.4キロの自宅へ向かい入市被爆した広島大の葉佐井博巳名誉教授(核物理学者)が、オバマ米大統領の広島訪問を前に、核廃絶への願いを語った(毎日、5.25)

■25日、広島大と福山通運は交通安全の研究などに産学で取り組む包括的連携協力協定を結んだ(中国、5.26、読売、5.27)

■広島大工学部教授として原爆が人間に浴びせた放射線量の解析に取り組んできた葉佐井博巳さんがオバマ大統領の広島訪問について、世界に報じられることで原爆に関心を持つ世界の指導者もいるはず、核軍縮ではなく廃絶という世論を一層広げるため考え、行動したいと話した(中国、5.26)

■22日、平和団体の会合において広島大の大瀧慈名誉教授(計量生物学)が、71年前に原爆が爆発したとき、爆風や衝撃波により放射性微粒子が拡散し、呼吸や飲食がにより体内に取り込まれた内部被曝への影響に警鐘を鳴らした(中国、5.26)

■6月2日、広島大グローバルキャリアデザインセンターは、県立広島大学サテライトキャンパスひろしまで、課題提案型ワークショップ「ビッグデータの利活用について考える」を開催する(日刊工業、5.27)

■福島県と福島医大は広島大の協力を得て、今秋にも、双葉郡の医療環境の充実に向け、帰還した住民らの訪問診療を開始する。26日、両大の関係者が県庁で内堀雅雄知事に概要を説明した(朝日、民報、民友、5.27)

■28日、NPO法人「総合遠隔医療支援機構」が、カンボジアの患者の乳がんの有無など遠隔診断をに始める。同機構の理事長と務める広島大の井内康輝名誉教授ほか3人が取り組む(中国、5.27)

■広島大平和科学研究センターの川野徳幸教授は、被爆者運動は原爆を落とした米国への憎しみ、日本が米国の核の傘下にいる矛盾様々な難問を抱え葛藤しながら、核廃絶の実現を目指していると話した(朝日、5.27)

■広島市で開かれた県明るい選挙推進協議会総会で、NPO法人ドットジェイピー広島支部の堀雄貴さん(広島大教育学部3年)が「大学から見た政治選挙の姿」と題して講演した(産経、5.27)

■29日、チヌの生態系について学び、味わう「尾道チヌ大学」行われた。チヌ大「准教授」を務める広島大大学院生物圏科学研究科の海野徹也准教授はチヌの年齢の見分け方などについて説明した(中国、5.30)

■【キャンパスリポーター発】20日、広島大のOBと現役生との懇親会が大阪市内のレストランで開催された(記事:広島大2年、福原潤)(中国、5.30)

■宇部興産の新役員として執行役員電池材料・ファインビジネスユニット長に西田祐樹氏(広島大大学院工学研修了)が就任する(日刊工業、5.30)

■府中町長に佐藤信治氏(広島大卒)が当選した(毎日、5.30)

■10月、広島大は3年次まで中国で学んだ学生を、4年次に受け入れて専門教育や卒論指導を行う「3+1プログラム」をスタートさせる。プログラム終了後そのまま大学院に進む学生もいるとみられ、留学生の増加につなげる(中国、読売、5.31)

■6月4日、東南アジアからの留学生が母国の魅力を紹介する「広島アセアンフェスティバル」が東広島市の芸術文化ホールくららで開催される。フィリピン出身の広島大大学院国際協力研究科のザアーラ・ラバヨさんは、協力して準備している料理や演技を楽しんでほしいと意気込みを語った(中国、5.31)

■宗教ジャーナリストの山野上純夫さん(広島大卒)は、平和記念公園を訪れたオバマ大統領について、直接的な謝罪はなかったが振る舞いから以心伝心、不立文字の心で「謝罪」を示されたのではと話した(中国、5.31)

■中国新聞社と中国新聞中国会連合会による東日本大震災支援の「届けよう希望元気キャンペーン」は3月末で終了し、4年9か月にわたるキャンペーンの取り組みが紹介された。元広島大学長の原田康夫さんは同キャンペーンに総額約310万円を寄付をした(中国、5.31)


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