平成28年9月

■【中国新聞LEADERS倶楽部通信vol.23】広島大大学院総合科学研究科の坂田桐子教授が、自身がセンター長を務める広島大ダイバーシティ研究センターについて説明した(中国、9.1)

■PHP研究所から新書「広島大学は世界のトップ100に入れるのか」が出版され、8月12日に広島大の越智光夫学長と著者の山下柚実さん(ノンフィクション作家)が広島大東千田キャンパスにおいて会見を行った(ウェンディ広島、9.1)

■PHP研究所から新書「広島大学は世界のトップ100に入れるのか」(山下柚実著)が出版された。「平和科目」必修といった独自性やグローバル化をすすめる戦略など、世界トップ100入りを目指す広島大の挑戦が紹介された(読売、9.2、朝日、9.3、中国、9.4)

■千田通り商店街の会長を務める、表彰品の企画・販売を行うカキダの湊賢一社長は、地元恒例の交流フェスタに初めて広島大の学生を招いた。今後も学生と地域の交流する機会を増やしたいと話した(中国、9.2)

■1日、広島大旧理学部1号館の保存や活用を検討する第3回有識者懇談会が行われた。建物の一部を保存し平和教育の場として生かす意見や、可能な限り全面的な保存を追求すべきなどの意見が出た(中国、朝日、9.2)

■広島大病院は、患者のエックス線画像や医療機器の作動状況などの情報を一元管理してスタッフに伝える最新の手術室「スマート治療室」を導入した(中国、9.3)

■8月20日、広島大総合科学部の一日体験入学が行われた。高校生や社会人ら47人が参加した(プレスネット、9.3)

■広島商船高等専門学校が紹介された。商船学科、電子制御工学科、流通情報工学科の3学科を有し、流通情報工学科の学生は広島大や神戸大などへ進学している(プレスネット、9.3)

■広島大は、元安川で見つかったドームの破片を、設立者であるチェコ人の建築家ヤン・レツルの遺族に寄贈する(産経、9.3)

■【病院の実力】大腸がん手術の実績紹介◆広島大学病院▽手術・結腸がん82件▽手術・直腸がん74件▽腹腔鏡手術・結腸癌61件▽腹腔鏡手術・直腸がん59件▽ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)116件(読売、9.4)

■3日、広島六大学野球秋季リーグ戦が近畿大工学部野球場で開幕した。広島大など6チームが参加する(読売、9.4)

■科学技術振興機構は「産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)」に4件を採択した。広島大を中心にマツダやキューピーなどの16企業・団体が産学連携で「ゲノム編集」を活用する取り組みも採択された(日刊、9.5、中国、9.17、読売、9.21)

■6日まで住み込みで広島大の生物生産学部の女子学生3人が、東広島市豊栄町のトムミルクファームで酪農や乳製品づくりを体験するインターンシップに取り組む(中国、9.5)

■◇広島六大学野球◇広島大9-2広工大(中国、毎日、9.5)

■【キャンパスリポーター発】広島大学東広島キャンパスで「ひらめき☆ときめきサイエンス」が開催され、25人の高校生が大学で行われている最先端の研究を体験した。(記事:大学院修士1年服部拓磨)(中国、9.5)

■4日、第63回中四国学生剣道優勝大会と第43回中四国女子学生剣道優勝大会が行われ男女ともに広島大が1位を獲得し、全国大会へ出場する(毎日、9.5)

■6日~7日、ゲノム編集学会の第1回大会が広島市で行われる。5日、記者会見が行われ、同学会の会長を務める広島大大学院理学研究科の山本卓教授は、問題点を話し合い、海外に遅れをとっている国内技術の開発を推進したいと話した(中国、読売、9.6、朝日、9.7)

■6日、法務省は司法試験の合格者を発表した。合格率の全国平均は22.9%で、広島大法科大学院は74人が受験し合格者は15人で合格率は20.27%だった(中国、朝日、読売、毎日、9.7)

■15日、広島大病院患者サロン「がん治療を支える」が開催される(中国、9.7)

■7日、産業用冷凍装置などを製造する前川製作所と広島大は包括的研究協力に関する協定を結んだ。現在よりも効率的で耐久性ともに優れた製品開発を目指すとともに職場体験による人材育成で協力する(日刊工業、中国、9.8)

■7日、広島大病院とサッカーJ1・サンフレッチェ広島は、協力して「てんかん」への正しい理解を広める啓発活動を始めると発表した。てんかんの世界的な啓発キャンペーンが紫をシンボルカラーにしていることからチームカラーが紫のサンフレに同病院が協力を依頼した(読売、9.8、朝日、9.10)

■広島市は、広島大本部跡地に建つ旧理学部1号館について保存の範囲や用途、建物を通じて被爆の実態を次代に伝える工夫について議論を本格化させている(中国、9.8)

■福富町の道の駅「湖畔の里福富」は今年8周年を迎え、多くの若者が集う場になっている。今年は特に大学生との連携を強化し、広島大生や広島市立大の学生が利用した。19日、22日には広大生たちがITを使ったゲーム体験のイベントを企画している(中国、9.9)

■広島大と協定を結んだ産業用冷凍装置などを製造する前川製作所の前川正社長は、大学の知見を借りて環境対応を加速させると意気込みを語った(中国、9.10)

■9日、広島大など国立大82校と公立大86校の2017年度の入試要項が発表された(中国、9.10)

■東広島市の教育について、東広島市教育長の津森毅さんと広島大大学院生物圏科学研究科の長沼毅教授が対談を行った(プレスネット、9.10)

■バブルサッカー広島大選抜が、レッドリボンカップバブルサッカー大会全国決勝大会で優勝した(プレスネット、9.10)

■元小学校教諭の甲斐晶子さんは今年から被爆体験を語り継ぐ「伝承者」の活動を始めた。広島で原子爆弾の閃光と熱戦を浴び、その場に腰かけていた人の姿が黒く残った「人影の石」を研究した父・故小島丈児氏(広島大名誉教授)が家族に語った被爆の惨状などを今後子供たちに伝える(朝日、9.13)

■18日、広島大、広島工業大などの県内大学のマンドリン部出身の卒業生を中心に結成された楽団が初の演奏会を開催する(中国、9.14)

■徳島大の竹本龍也助教らのチームが、ゲノム編集技術により従来よりも短時間で筋肉量の多い豚を作る手法を発表した。日本ゲノム編集学会長で広島大の山本卓教授は、日本独自の重要な技術で国内外の研究者や産業界から注目されるだろうと話した(読売、9.15)

■17日、五日市断層を震源とする地震の仕組みや予想される被害について考える講演会が行われる。熊本地震の被災地を調査した広島大の中田高名誉教授が地震の被害について説明する(中国、9.15)

■英語スピーチクラブの西条酒トーストマスターズの定例会が開催された。今年度会長を務めている広島大のロバート・H・タファナー准教授は、研修会について、英語のスキルを高めるだけでなくリーダーシップなどの養成も主な目的だと話した(プレスネット、9.16)

■10月1日~3月25日の毎週土曜日、講座「ペルシャ語カフェ」がひろしま国際プラザで開催される。講師は広島大のイラン人留学生が務める(プレスネット、9.16)

■16日、徳島区検は徳島県藍住町で女子中学生のスカート内を小型カメラで盗撮しようとして現行犯逮捕された広島大大学院理学研究科准教授を徳島県迷惑行為防止条例違反で略式起訴した(読売、毎日、9.17)

■広島大4年の原美波選手は岩手国体で成年女子200メートル個人メドレーで6位入賞した(中国セレクト、9.18)

■今月、「ゲノム編集」技術に関する学会の第1回大会が広島市で開催された。第1回大会長を務める広島大の山本卓教授は開会の挨拶で、基礎研究で安全性を評価しつつ利用について学会から声明を出していくと話した(日経、9.19)

■広島がん高精度放射線治療センターでは、がんを狙う精度が従来よりも高くがんの形に合わせて放射線を細かく調整できる強度変調放射線治療(IMRT)を用いている。同センター長の永田靖さん(広島大放射線腫瘍学教授)は、十分な量の放射線をがんに集中できるので高い治療効果が得られると話した(読売、9.19)

■10月1日、広島大はこれまで大学院理学研究科の附属施設だった両生類研究施設の機能を強化し、両生類の遺伝子情報などを活用する「両生類研究センター」を設置する(中国、9.21)

■20日、東広島市の新名俊夫さん(79)が広島大から博士の学位を授与された。新名さんは定年退職後に大学院理学研究科に進学した(中国、9.21)

■【叙位叙勲】正四位 広島大名誉教授、元同大法学部長 山本敬三氏(86)(8月23日死去)、従四位瑞宝小綬章 広島大教授 木下瑞穂氏(59)(8月23日死去)(中国、9.21)

■21日、広島大生物生産学部の学生4人が呉市豊町大長のミカン農家でインターンシップを始めた。果実の間引きやジャム作りを手伝う(中国、9.22)

■24日から、広島大や広島工業大など広島県内4大学はマツダなど5社・団体と連携し、特別講義「グローバル化時代のものづくり技術者像」を開講する(日刊工業、9.22)

■今年4月、オタフクソースはマレーシアの現地企業と合弁会社を設立し、肉由来の成分やアルコールを使わないイスラム教徒の戒律に沿ったソースを開発した。7月、広島大において留学生を対象にハラル対応のお好み焼きの試食会が行われた(朝日、9.22)

■【中国新聞LEADERS倶楽部通信vol.27】5月、建設コンサルタントの復建調査設計(株)と広島大は包括的研究協力協定を締結した。同社の取締役常務執行役員事業推進本部長の向井雅司氏は、広島大と連携しながら同社が培ってきた技術で地域社会の解決と発展に貢献していくと話した(中国、9.22)

■【2016岩手国体】広島県選手団◇サッカー女子▽選手 斎原みず稀(広島大)、◇ボート成年男子▽選手 池西佑、北山悠斗(広島大)、◇柔道成年女子▽監督 出口達也(広島大)、◇なぎなた成年女子▽選手 新角言重(広島大)(読売、9.22)

■広島大と中国国家天文台の研究グループが、チベットアリ地区の標高5100メートル地点に高感度の望遠校を設置した。「HinOTORI(ひのとり」と名付けられたプロジェクトで、「ガンマ線バースト」の観測などに力を入れ、年度内に運用を始める(朝日、9.23)

■広島大考古学研究室は昨年開室50年を迎えた。同研究室の野島永教授は地道でも徹底的にモノを観察する力が日本の考古学を支えてきた、大学の研究室は地域の歴史遺産を守っていくエキスパートを育てる役目の担っていると話した(中国、9.23)

■22日、第34回全日本大学女子駅伝選手権大会の中国地区予選会が庄原市で開催された。広島大は1時間40分05秒で7位だった(読売、9.23)

■22日、第48回全日本大学駅伝対校選手権大会の中国地区予選会が庄原市で開催された。広島大は4時間10分58秒で2位だった(朝日、9.23)

■東京電力福島第1原発事故から5年半が経過し、事故当時18歳以下を対象に甲状腺の超音波検診を行っている。広島大の大瀧慈名誉教授は、内部被曝が臓器に与える影響は桁違いに大きいため、外部被曝の推定線量だけで甲状腺への影響を評価すべきではないと指摘している(中国、9.23)

■10日、国際的なてんかん啓発活動「パープルデー」に協力しているサンフレッチェ広島がエディオンスタジアム広島で啓発イベントを開き、広島大病院てんかんセンターの医師らが参加した(朝日、9.24)

■24日、国際舞台で活躍する科学者を育成するグローバルサイエンスキャンパスの第1期生の高校生12人が東広島市の芸術文化ホールくららで研究成果を発表した。広島大などの大学院生が研究をアピールする「未来博士3分間コンペティション」に併せ発表の機会が設けられた(中国、9.25)

■【学生リポーターが聞く】大野石油店の大野徹社長が、仕事のやりがいや自身の学生時代について話した(聞き手:広島大大学院修士1年・服部拓磨ほか)(中国、9.25)

■広島大生のグループ「東広島ひとむすび」が自然豊かな東広島市八本松町吉川地区の魅力を知るツアーを企画し、親子連れ9組が炭焼きや野菜の作付けを楽しんだ(中国、9.27)

■26日、文部科学省は2017年度に法科大学院に交付する補助金の基準となる評価結果を公表した。補助対象の41校のうち、9校を配分率90%の最高評価とする一方、7校は配分率0%の最低ランクとなった。広島大は配分率70%だった(中国、日経、9.27)

■27日、三菱地所レジデンスを代表とする企業グループは、広島市中区東千田町の広島大本部跡地の再開発エリアの名称を「hitoto(ひとと)広島」にしたと発表した。10月8日、9日に街開きとしてイベントを行う(中国、日経、産経、9.28)

■◇バスケットボール 第43回中国総合バスケットボール選手権大会県予選会【男子】(1)広島大、【女子】(1)広島大(読売、9.28)

■27日、ウィーンの国際原子力機関(IAEA)にインターン生として派遣される広島大医学部4年の久冨修さんが、県庁に高垣副知事を表敬訪問し、抱負を語った(毎日、9.28)

■胎児の染色体異常を調べる出生前診断は、希望者は事前にカウンセリングを受け、検査を受けるかどうかを決める。14年2月から臨床研究に参加している広島大病院は、あらかじめ夫婦で考える時間を作ってもらうため、カウンセリングの前に独自の説明会に参加してもらう仕組みを導入している(朝日、9.28)

■10月1日から3か月間、広島県や県医師会などでつくる放射線被曝者国際協力推進協議会(HICARE)は、広島大医学部4年の久冨修さんを国際原子力機関(IAEA)にインターンとして派遣する(中国、9.29)


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