平成30年7月

■15日、広島大キャンドルサークル灯が、西条中央公園で約2,000個のキャンドルを灯して天の川をつくる「七夕キャンドルナイト」を開催する(読売、7.1)

■【私の学び】広島大総合科学部国際共創学科長のフンク・カロリン教授(観光地理学)は、インバウンド(訪日外国人客)の増加による宮島などの観光地の変容を探っている(中国、7.2)

■大学生の地域活動を支援する東広島市主催の講座「ひがしひろしま 学生×地域塾」が始まった。広島大などの学生団体10組20人が参加する。来年3月まで講座は続き、各団体が企画発表を行った(朝日、7.2)

■2日、米航空宇宙局(NASA)と広島大大学院理学研究科の高橋弘充助教らの研究チームは、銀河系最大級の連星と呼ばれる2つの恒星が、高エネルギー粒子「宇宙線」を発生する様子を世界で初めて観測したと発表した。宇宙飛行士の宇宙線被ばく量の知見蓄積などに役立つ(中国、日刊工業、7.3)

■【今を読む】森友・加計問題をきっかけに公文書管理に注目が集まっていることについて、広島大公文書館の小池聖一館長は公文書管理の改革の好機と捉えるのではなく、公文書館関係者は行政全般への信頼の回復のために努めるべきだと話した(中国、7.3)

■【緑地帯(7)】広島大名誉教授の杉本俊多さんは、 広島を訪れる外国人観光客は現代の巡礼者ともいえ、原爆ドームなどを巡り「死」で心を痛めるであろう人々に、その後に「生」のありがたさを再確認できる場所が必要だと話した(中国、7.3)

■広島県は、県内企業による医療機器等の製品化を推進する「ひろしま医療関連産業創出支援事業費補助金」の2018年度の交付先5件を採択した。【連携タイプ】▽ユニタック、広島大=国産初の下肢静脈瘤治療用レーザー装置の市場投入、▽コーポレーションパールスター、広島大=医療用繊維製品のリンパ浮腫治療への展開(日刊工業、7.4)

■8日、市民フォーラム「病は口から」が広島市で開催される。広島大大学院医歯薬保健学研究科の栗原英見教授(歯周病態学)らが歯周病と糖尿病、認知症との関係について講演する(中国、7.4)

■生協ひろしまと広島大は、認知症予防を図る体操「ひろしまGENKI体操」を開発し、呉市で実証に取り組む教室を始めた。同大大学院教育学研究科の黒坂志穂准教授や生協ひろしまのインストラクターたちが指導する(中国、7.4)

■8日、広島大総合科学部周辺でゆかたまつりが開催される(中国、7.4)

■【緑地帯(8)】広島大名誉教授の杉本俊多さんは、 分断に向かう世界の中、世界中の人々の心が一つにし交流できる新しい多文化共生都市として広島をデザインできないものかと話した(中国、7.4)

■8月30日まで、2月に解体された被爆建物「旧中国電力南部変電所」の破片や鉄骨計5点の展示会が広島大医学資料館で行われる。同大大学院総合科学研究科の湯浅梨奈さんが、被爆の実相を広く伝えるため企画した(朝日、7.4、中国、7.26)

■広島大は米国半導体大手マイクロン・テクノロジーが設立した財団から研究や教育の費用支援を受ける協定を結んだ。東広島市にある子会社工場と人材育成などで連携を深める(プレスネット、7.5)

■国際ビジネスを専攻するフランス南部トゥルーズ市のオゼンヌ高等上級技手課程(日本の高等専門学校に相当)の学生2人が、広島大学高等研究開発センターなどでインターンシップを行った(プレスネット、7.5)

■5日、広島東署は広島大病院の医師を児童買春・児童ポルノ法違反の容疑で逮捕した(中国、朝日、読売、毎日、7.6、産経、7.7)

■6日、三島海雲記念財団は本年度の学術研究奨励金の贈呈式を行った。広島大大学院総合科学研究科の浮穴和義教授が代表を務める共同研究など計59件に総額7,060万円を贈った(中国、7.7)

■広島大大学院工学研究科の学生たちが世羅町の小国地区をPRするキャラクター「おぐに丸」を考案した。同地区振興協議会がシールにするなど活用している(中国、7.7)

■21日、広島大総合博物館はフィールドナビ「古川の生き物を探そう」を広島市の古川せせらぎ公園で開催する。自然観察指導員の案内で水辺の生き物を探す(産経、7.7)

■9日、季例会・公開講演会「大内義隆と安芸厳島社」が 広島大大学院文学研究科棟で行われる。講師は同研究科の本多博之教授が務める(中国セレクト、7.7)

■7、8日、広島大の学生有志15人が、豪雨の影響で同市内の幹線道路で立ち往生していた車に自分たちで炊きだしたおにぎりや飲み物などの差し入れをした(中国、7.10)

■【ジュニアライター発】市民公開講座「世界の若人へ 語り継ごうヒロシマから」が広島市で開催され、広島大附属中・高校の生徒ら約340人が医師で被爆者の真田光明さんと砂本忠男さんの体験を聞いた(記事:広島大附属高2年、同大附属中2年)(中国、7.10)

■広島大発のバイオベンチャー企業ツーセルとMeiji Seikaファルマは、変形性関節症治療用細胞医薬品に関する共同研究契約を締結した。1年間、細胞治療薬の候補となる細胞を高品質かつ安定的に供給するために必要な条件の検討を共同で行う(日刊工業、7.10)

■西日本豪雨災害について、広島大の土田孝教授(地盤工学)は、近年、九州や中国地方で表層崩壊による土砂崩れは頻発しており、表層崩壊が起こりうる地域に住宅を整備することが適切かどうか議論が必要だと話した(日経、7.10)

■【広島の囲碁】70年代、広島県内で日本棋院の支部設立が盛んになった。東広島支部は74年に広島大移転決定と4町合併による東広島市誕生を記念して結成された(中国セレクト、7.10)

■10日、広島大大学院の海堀正博教授(砂防学)が中国新聞社ヘリコプターで西日本豪雨被災地を上空から調査した。県内で多発した土砂災害は崗岩が風化したまさ土の斜面が崩れる表層崩壊が、広範囲で同時多発的に発生し、緩い斜面でも崩壊が起こったことが確認された(中国、7.11)

■西日本豪雨発生から5日後に府中町の榎川が氾濫したことについて、広島大大学院で河川工学が専門の河原能久教授は上流の砂防ダムが決壊した可能性があるとし、他の河川でも同様の水害リスクがあると指摘した(中国、7.11)

■12日、京都大などの研究グループが80年以上前に存在を予言されていた幻の「マヨラナ粒子」が実在することを世界で初めて実証した。広島大の木村昭夫教授(物性物理学)は、ノーベル賞に値する重要な成果だと話した(中国、7.12)

■11日、広島大学生ボランティア団体「OPERATION(オペレーション)つながり」のメンバー17人と呼びかけに応じた同大生約50人らが東広島の豪雨の被災地3ヶ所で土砂のかき出しなどのボランティア活動を行った(中国、7.12、プレスネット、7.19)

■6月、第35回中国ユース音楽コンクールのピアノ部門予選が行われた。奨励賞を含め443人が入賞した。[広島]◇小学3・4年【金賞】広大付3年、同4年2名【銀賞】同4年、◇小学5・6年生【金賞】同6年、◇中学生【銀賞】広大付1年、【銅賞】広大付東雲3年、【奨励賞】広大付3年[呉]◇中学生【金賞】広大付1年[尾三]◇小学1・2年【銅賞】広大付三原2年、◇小学3・4年【金賞】同4年【奨励賞】同4年◇小学5・6年【銀賞】同5年2名◇中学生【金賞】広大付三原2年【銀賞】同1年[福山]【銅賞]広大付福山3年(中国、7.13)

■12日、西日本豪雨で土石流に見舞われ少なくとも10人が亡くなった坂町小屋浦地区では県の砂防ダムが流失していたことが分かった。広島大大学院の海堀正博教授(砂防学)は、ダムを過信せず早めに避難してほしいと話した(中国、7.13)

■【市長往来】<東広島>11時30分、広島大の槙原晃二副理事ほか(中国、7.13)

■【月間大学】「データサイエンス」について教える学部やコースを新設する大学が増えている。広島大も今春、新設した情報科学部にデータサイエンスコースを設置し、統計学を駆使して未来予測や経営戦略に精通した人材育成を行う(読売、7.13)

■ポーラ化成は、広島大の山本卓教授が統括する産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラムに参画し、同大とともにゲノム編集を活用した皮膚の基礎研究に取り組む(日刊工業、7.13)

■12日、広島大の作野裕司准教授(衛星海洋学)は西日本豪雨について米国地質調査所の衛星データを使い、9日午前の衛星画像を中心に合成解析した結果を公表した。作野准教授は、衛星データは今後の防災対策にも有効だと話した(毎日、7.13、中国、7.14)

■12日、広島大は被災地域に住む妊婦や小さな子どもを対象にした「健康なんでも相談所」を霞キャンパスに開設した。妊婦や産後の人、乳児を対象に、体や心の不安や疑問を何でも受け付ける(中国、7.13、朝日、7.15)

■千葉大や広島大などの国際研究チームは、南極の観測施設「アイスキューブ」でとらえた素粒子ニュートリノが地球から40億年離れた巨大なブラックホールから来たことを突き止めた(日経、7.13、日刊工業、7.16)

■11日、広島大は同大大学院工学研究科などの研究者約20人で「平成30年7月豪雨災害調査団」を結成した。土砂災害や生活インフラなど幅広い角度から調査、解明をし、復興とまちづくりの提言を目指す(中国、7.14)

■13日、文部科学省はルーマニアで開かれた国際数学オリンピックで、日本の高校生6人がメダルを獲得したと発表した。広島大附属高1年の生徒は銅メダルを獲得した(中国、読売、毎日、7.14)

■厳しい暑さが続く中、西日本豪雨の避難所などで食中毒や感染症への対策が急務となっている。広島大病院感染制御部の森美菜子看護師長は、食中毒が最も危険、トイレでウイルス感染し広まるのを避けるため、用便後のアルコール消毒が何より重要だと話した(中国、7.15)

■15日、囲碁のアマチュア日本一を決める第64回全日本アマチュア本因坊決定戦の広島県大会が開催され、広島大医学部1年の竹田幸一さんが優勝した。全国大会への出場を決め、「県アマ本因坊」の称号を得た(毎日、7.16)

■16日、広島大豪雨災害調査団は西日本豪雨による甚大な被害が出た広島県南部では、土石流や土砂崩れが5,000件以上発生していたことが分かったと発表した(中国、7.17)

■県や広島市などでつくる放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)は、広島大の神谷研二副学長による放射線災害とその復興をテーマにした出前講座を修道高校で開いた(中国、7.17)

■26日、広島大病院臨床管理棟において、広島大病院患者サロンが開催される。泌尿器科の亭島淳医師が「腎がんの基礎と治療について」と題して講演を行う(中国、7.18)

■21、22日、廿日市市で「けん玉ワールドカップ」が開催される。今年の賞金総額はクラウドファンディングにより従来の3倍に増えた。グローバルけん玉ネットワーク理事の窪田保さん(広島大卒)は、高額優勝賞金は世界中のプレーヤーに夢を与える、今大会でけん玉の注目度を高め、いずれは五輪競技にしたいと話した(中国、7.18)

■西日本豪雨で甚大な被害をもたらした土砂災害の実態が明らかになってきている。広島大の海堀正博教授(砂防学)は、土砂災害のほかにも、花崗岩の固い部分が風化せずに残ったコアストーンとよばれる直径1メートルを超える巨石が住宅まで到達してしまい、被害の拡大につながった可能性が高いと話した(毎日、7.18)

■広島大のキャンドルサークル灯は2010年、当時の総合科学部の男子学生が「言葉にできない感動を市民に伝えたい」と願いから発足した。西条中央公園で開かれる「七夕キャンドルナイト」などは、夕闇に柔らかな光が揺れ、街の風物詩になりつつある(読売、7.18)

■県立文書館と広島大文書館などは、西日本豪雨で濡れたり土砂をかぶったりした文書などの応急処置を進めている。広島大では現在、広島市安佐北区にある深川小の職員室にあった会議録のファイルなど約870冊の作業を進めている(読売、7.18、中国、7.26)

■東広島市で12人の犠牲者を出した西日本豪雨について、広島大学大学院の海堀正博教授(砂防学)は、西条盆地周辺の山のほとんどは花崗岩でできており、今回市内で多発した土砂災害は花崗岩が風化した「まさ土」の斜面が大雨で崩れる「表層崩壊」が原因だと話した(プレスネット、7.19)

■尾道市内でイノシシやサルなどの野生動物の目撃が相次ぎ、住民がサルに引っかかれるなど地域に不安を与えている。広島大大学院の谷田創教授(人間動物関係学)は、行政が個体数を科学的に把握し、計画的に減らすなどの対策が必要だと話した(中国、7.22)

■21日、県内の大学などで学ぶ留学生の日本語スピーチコンテストが開催され、中国やベトナムなど14人が日本語を披露した。最優秀賞は、中国出身で広島大4年の李国超さんが選ばれた(中国、7.22)

■広島大研究員の嘉陽礼文さんは、広島湾沖合に浮かぶ似島で被爆者の遺骨発掘に取り組み、今年4月、この島で14年ぶりとなる被爆者の遺骨を見つけた。嘉陽さんは、まだ掘り出されていない遺骨があると証言する住民がいる、今後も発掘を続けると話した(毎日、7.22)

■22日、西日本豪雨による土砂災害の犠牲者が県内7市2町で少なくとも83人となり、2014年の広島土砂災害の犠牲者数よりも多くなったことが分かった。広島大豪雨災害調査団によると、県南部8市5町で少なくとも5,064か所の斜面が崩落し広範囲で豪雨に見舞われ、同時多発的に土石流が起きた実態がうかがえる(中国、7.23)

■【キャンパスリポーター発】広島大教育学部の学生がキャンパス内の喫茶店で、呉市焼山町出身の作曲家である藤井清水(1889〜1944)をテーマにした音楽祭を開いた。同町出身の住原春輝さんが熱唱し、下村景さんがピアノ伴奏した(記事:広島大大学院2年・李午梅)(中国、7.23)

■【オピニオン】命にも関わる危険な熱中症について、広島大大学院総合科学研究科の長谷川博教授(運動生理学)は、今年は特に西日本豪雨の被災地が心配だ、避難所生活での睡眠不足など熱中症の危険要因がそろっていると話した(中国、7.25)

■24日、広島大豪雨災害調査団が、広島県南部の斜面崩壊が判明分だけで7,400ヶ所以上になることを明らかにした。調査団メンバーの後藤秀昭准教授(地理学)は、一度の雨で発生した斜面崩壊の件数としては、過去最多な可能性があると話した。判明した崩壊箇所の分布図は、日本地理学会のホームページで公開している(中国、朝日、7.25、産経、7.26)

■西日本豪雨災害では、山林から出た流木が住宅を襲い、川を氾濫させた。広島大の河原能久教授(水工学)は、三原市の沼田川では、中州の木が抜けている痕跡が確認され、流木化した可能性があり、残っている木が流木やごみを受け止め水位を上げたため、氾濫の一因になったとみられると話した(朝日、7.26)

■【想】広島大文学部長の久保田啓一教授は、現代では無名な江戸時代中期の幕臣成島信遍(1689~1760)を大学院(修士)在学時から研究している。同時代に活躍し、現世欲が強く現代でも国学者として有名な賀茂真淵とは対照的に静かに学芸の世界に遊んでいた信遍の人生が理想だと話した(中国セレクト、7.26)

■【私とYouの話(3)】東広島市には大学やグローバル企業が多く、外国人が年々増加しており2017年3月末現在で5,712人、市の人口に占める割合は広島県内で第3位となっている。広島大の留学生の東広島市の気に入っているところが紹介された(プレスネット、7.26)

■【広島大学の若手研究者に聞く】広島大両生類研究センターの井川武助教は、進化生物学をテーマに南西諸島の両生類を対象としており、現在は、46度の温泉での生息を確認したリュウキュウカジカガエルの高温耐性の仕組みを研究している(プレスネット、7.26)

■25日、地盤工学会と土木学会が高松市で開催され、西日本豪雨の被災状況の緊急報告会が行われた。広島大の土田孝教授は、4人が死亡した広島市の県道34号の土砂災害について道路両側の斜面で土石流が発生し、信号待ちの車などが約300メートル先まで押し流されていたことが分かったと発表した。土田教授は、道路にも避難できる場所を確保するなどの対策が求められると話した(日経、7.26、読売、7.28)

■26日、被爆70年記念事業として編纂していた「広島市被爆70年史」が完成し、執筆を担った専門家グループ「編修研究会」の勝部真人会長(広島大大学院教授)たちが会見を行った。次世代への継承を意識して平易な記述に努めた、若い世代にぜひ読んでほしいと話した(中国、7.27)

■26日、広島大は西日本豪雨で被災した志願者のうち、自宅が全半壊したり保護者が亡くなったりした場合は入試の検定料を免除する支援措置を講じると発表した(朝日、7.27)

■26日、広島大は西日本豪雨災害により学内の地下室の浸水や土砂崩れ、のり面の崩落などの被害があったと発表した。文部科学省に概算として7億3千万円の被害が出たとの被害報告書を出した(日経、7.27)

■26日、広島大は2019年度入試から一般入試のほか、AO・推薦入試、編入学試験など全ての入試解答を公表する方針を明らかにした。入試問題とともに大学のホームページで公開する(朝日、読売、7.27、読売、7.29)

■今年4月~7月、読売新聞社は広島大平和センターと共同で、広島、長崎の爆心地から半径2キロ以内で被爆した「近距離被爆者」100人にアンケートを行った。半数が助けを求める人を救えなかった経験があり、うち7割を超える人が今も自責の念があると回答した(読売、7.28)

■6月27日、関西大学フォーラム第21回懇話会「2018年問題〜選ばれる大学になるために」が大阪市で開かれた。パネルディスカッションに登壇した広島大の越智光夫学長は、18歳人口が減少する2018年問題について、徹底した大学改革と国際化を通じて、学生の学習環境と整え、国内外の学生に選ばれる大学になることが重要だと述べた(読売、7.28)

■西日本豪雨で被害のあった広島市の黄金山周辺の住宅地は、高齢者が多く狭い路地が多いため土砂を運び出すのが難しく、復旧に時間がかかっている。ボランティアに参加した広島大歯学部5年高石宗佳さんは、重機の入れない場所もあるから、人力でなんとかするしかないと話した(中国、7.29)

■中国地方の5県と2政令指定都市の各教委が2017年度までの10年間に懲戒処分した教職員数は計603人に上る。後を絶たない教職員の不祥事について広島大学大学院教育学研究科の林孝教授(教育学)は、研修による抑止の効果は認めるが研修に真剣に向き合う心のゆとりを持てるよう、労働環境の見直しなどの視野の広い取り組みが求められると話した(中国、7.30)

■広島大豪雨災害調査団は、広島県南部の斜面崩壊が判明分だけで7,448ヶ所になることを明らかにした。土石流の発生源となった崩壊は6,852か所、がけ崩れは596か所だった(毎日、7.31)

■【成長企業チカラの源泉(138)】独BMWと英ロールスロイス、米ハーレーダビットソンの正規ディーラーであるバルコムの山坂哲郎社長(広島大卒)は、新車販売に加え中古車販売やサービスを組み合わせて事業を安定化させ、現在はIoTが成長のカギになると考え接客ロボットの導入などを行っている(日刊工業、7.31)


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