平成30年10月

■2020年から始まる「大学入学共通テスト」の英語で民間検定試験が導入されることについて、中国地方の国公立大16大学のうち9大学が活用方針を決めていない。広島大では、条件を満たせば、英語のマーク式試験の得点を満点とみなす(中国、10.1)

■【キャンパスリポーター発】国際大学ネットワーク(INU)学生セミナー&修士サマースクールが広島大などで開催され、9カ国10大学の学生・教職員が参加した。「食料・水の安全保障」をテーマに模擬国連総会が行われ、白熱した議論が繰り広げられた(記事:広島大大学院・董博文)(中国、10.1)

■絵本の翻訳出版を行う「きじとら出版」の小島明子さん(広島大大学院修了)は、2013年度「いたはし国際絵本翻訳大賞(英語部門)」を受賞したが受賞作の出版の機会がないと知り、2014年に自身で出版社を立ち上げた(朝日、10.1)

■1日、文科省、経産省、総務省、国交省の4省が合同で情報化に貢献した個人や企業・団体をたたえる2018年度の情報化促進貢献個人等表彰の式典が東京都内で開催された。中国地方からは、広島大副学長で情報メディア教育研究センターの相原玲二教授(情報工学)が文部科学大臣賞に選ばれた(中国、10.2)

■9月6日、広島大の西日本豪雨調査団は、同大霞キャンパスで報告会を開いた。広島県内で多発した災害の形態を、土砂災害と洪水が複合して被害が広がる「相乗型豪雨災害」と名付け、メカニズムの解明や再発防止に向けて研究を進める方針を説明した(朝日、10.2)

■14日、広島大病院乳腺外科の角舎学行教授など広島県の乳がんの専門家が基礎知識や最新の話題を紹介する「ひろしま乳がんアカデミア」が広島市で開催される(中国、10.3)

■日米の草の根交流に貢献した人をたたえる「金子堅太郎賞」の受賞者に、広島大名誉教授で、元広島六大学野球連盟理事長の葉佐井博巳さんが選ばれた。1986年、葉佐井さんは同連盟理事に就任し、広島からの移民が多いハワイと広島の大学生による親善野球大会開催に尽力した(中国、10.3)

■広島大病院心臓血管外科の末田泰二郎教授が、加齢などにより心臓の血液の流れを調整する弁が正常に働かなくなる心臓弁膜症について、病気のメカニズムや治療法について話した(中国、10.3)

■6日、明治維新150年を記念し、徳川家と長州毛利家、薩摩島津家の子孫によるシンポジウムが山口市で開催される。広島大名誉教授の三宅紹宣名さんによる基調講演も行われる(中国、10.3)

■【春秋】広島大は昨年度の入試で、戦前南米に移住し敗戦後に沖縄に帰郷した老人と老人の畑で盗みを繰り返していた小学生がしだいに心を通わせる小説「ブラジルおじいの酒」を出題した(日経、10.3)

■◇剣道◆第65回中四国学生(男子)・第45回中四国女子学生優勝大会【男子】(1)広島大▽最優秀選手▽惣木堅太(同大)▽優秀選手▽相塲秀斗(同大)、【女子】(1)広島大▽最優秀選手▽佐藤あすみ(同大)▽優秀選手▽下宮朋華(同大)(読売、10.3)

■広島大の齋藤健一教授らは、光エネルギーを500~3万倍に増強可能な酸化チタン薄膜を開発した。今後、太陽電池や光触媒への応用を目指す(日刊工業、10.3)

■今月から、広島大は海外の政府首脳や駐日大使を講師に招いて平和に関する講演会「ピース・レクチャー・マラソン」を始める。10日はエジプト高等教育大臣のカーリッド・アテフ・アブデル・ガッファー氏、11日はリトアニアのスクバルネリス首相が講演を行う(中国、10.4)

■9月15日、大学院生が自身の研究のビジョンと魅力をプレゼンする「未来博士3分間コンペティション」が東広島市芸術文化ホールで行われた。広島大や山口大など9大学から31人が出場した(プレスネット、10.4)

■広島大の山脇成人特任教授(精神医学)らの研究グループは、AIを活用してうつ病患者に抗うつ薬の1つ「SSRI」が効くかどうかの予測が可能になったと発表した(毎日、10.4、朝日、10.23)

■26日~11月4日まで、広島市東区の広島コンベンションホールにおいて、宇宙の神秘や地球について考える「わたしと宇宙展」が開催される。NASAや広島大が開催協力し、アポロ計画で持ち帰られた「月の石」をはじめ多彩な資料が展示される(中国、10.5)

■広島大大学院生の岩佐佳哉さんが西日本豪雨で被害が起きた場所と県内に残る水害碑の実際の位置関係を調べたところ、9基が立つ7カ所で再び土砂災害が発生していたことが分かった(読売、10.5)

■4日、広島大とジャム製造のアヲハタは、人材育成や研究で包括的に協力する協定を締結した。フルーツに含まれる成分が健康に与える効果を研究し商品開発などに生かす(中国、読売、日刊工業、10.5)

■5日、広島大防災・減災研究センターは優先的に進める研究テーマを明らかにした。土砂災害や洪水の発生を予測する技術開発や、住民に避難を促す仕組みづくりなど7項目で、犠牲者をなくす手法に注力する(中国、10.6)

■発達障害などの子どもの学習支援ツールとして、タブレット端末が注目を集めている。広島大大学院教育学研究科の氏間和仁准教授(教育学)は、新たなツールを活用して「できる」を積み重ねると挑戦する心が育つと話した(中国、10.8)

■発達障害のある子の親たちでつくる一般社団法人「クローバーの会」は、広島大大学院教育学研究科の氏間和仁准教授(教育学)と協力し、11月からタブレットを使い、読み書きが苦手な障害がある児童生徒を対象にサポートを始める(中国、10.8)

■【平和】9月、広島大名誉教授の原野昇さん(仏文学)はかつての研究仲間や知人に声をかけ、第2次世界大戦中にドイツ軍によりほぼ全員が虐殺されたフランス南西部オラドゥールの廃墟を訪れた(中国、10.8)

■15日、広島大病院臨床管理棟において、広島大病院肝臓病教室が開催される。消化器外科・移植外科の大平真裕医師が「肝疾患の外科治療の最新情報」と題して講演を行う(中国、10.10)

■18日、広島大病院臨床管理棟において、広島大病院患者サロンが開催される。消化器外科の村上義昭医師が「膵臓がんの基礎と治療について」と題して講演を行う(中国、10.10)

■広島大原爆放射線医科学研究所の田代聡教授(放射線生物学)らは、コンピューター断層撮影(CT)などで浴びる弱い放射線の人体への影響には個人差があることをつきとめた(中国、10.10)

■【交論】公文書の管理のあり方や役割について広島大文書館館長の小池聖一教授は、公文書は国民にとって重要だが生かされていないため、公民教育が必要だと話した(中国、10.10)

■13日から、広島市で開催されるヨットの世界大会「2018ハンザクラスワールド」では、多くのボランティアが選手や観客を支える。広島大医学部保健学科4年の広田亜梨朱さんは、選手の安全を最優先に考えたいと話した(中国、10.10)

■9日、安田女子大・同短大は次期学長に瀬山敏雄氏を再任したと発表した。瀬山氏は広島大助教授や放射線影響研究所放射線生物学部部長、安田女子大薬学部長などを経て、2010年から現職(読売、10.10)

■広島大と福島県は東日本大震災からの復興と地域活性化に関する包括連携協定を結んだ。地域医療体制の充実や県民の健康管理に関する支援など、情報交換を緊密にしながら取り組みを進める(日経、10.10)

■文部科学省が新たに取り組む人材育成の仕組み「卓越大学院」に、広島大の「ゲノム先端人材育成プログラム」が採択された(中国、10.10、日刊工業、10.11)

■13日から、広島市で障害者と健常者が同じ条件で競うヨットの世界大会「2018ハンザクラスワールド」が開催される。実行委員長であるヤマネホールディングス会長の山根恒弘さん(広島大工学部卒)は、この大会を共生社会を進展させる出発点にしたいと願っている(日経、10.10、中国、10.15)

■広島大の山本卓教授(ゲノム生物学)らの研究チームは、ゲノム編集技術を改良し、同時に3つの遺伝子を改変することに成功したと発表した。同大の佐久間哲文講師は、複数のゲノム編集の時間や手間を効率化することで多くの実験に役立てられると話した(毎日、10.11)

■広島大は東広島キャンパスにおいて防災・減災研究センター(HRRC)を設置した。土田孝センター長は、地域社会に貢献できる研究成果を発信したいと話した(プレスネット、10.11)

■【サイエンスBOX】分子標的薬への耐性を獲得し再発するがん細胞に対抗できる次世代の薬として「核酸医薬」が期待されている。広島大の田原栄俊教授は2011年に体内で作られるマイクロRNAの中から、がん細胞の増殖を抑えるものを見つけたと発表し、核酸医薬として実用化する計画を進めている(読売、10.12)

■階段メーカーのタハラは建築デザインに詳しい広島大大学院教育学研究科の八木健太郎准教授との共同研究で、昇降時の負担を軽くする階段を開発し、本年度のグッドデザイン賞に選ばれた(中国、10.13)

■【気がつけば後進国(1)】ノーベル賞受賞者である東京大の梶田隆章教授や東工大の大隅良典栄誉教授らは、基礎研究の危機を主張している。広島大の小林信一特任教授は、依然として残る学閥主義など研究者の体質の問題を指摘した(日経、10.13)

■2016年6月に広島大附属三原中の男子生徒が運動会の組体操に参加した2日後に脳出血で死亡したことについて、両親は組体操の騎馬が崩れ頭を強く打ったことが原因として学校を訴えた裁判が広島地裁福山支部で続いている(朝日、10.14)

■【キャンパスリポーター発】広島大東広島キャンパスで、「広島の味を楽しむ」をテーマとした異文化交流会が行われ、留学生や日本人学生ら約300人が参加した。会場には、ムスリムやベジタリアンに対応したお好み焼きやもみじまんじゅうなどが用意された(記事:広島大学大学院2年・李午梅)(中国、10.15)

■14日、広島六大学野球秋季リーグ最終週が行われ、近畿大工学部が春の王者広島大を下して、2季ぶり50度目の優勝を決めた。広島大は8勝5敗(勝ち点4)の2位だった。ベストナインに伊藤章吾遊撃手が選ばれた(中国、10.15、毎日、10.16)

■17日、広島大元学長で被爆者の原田康夫さんが私財を投じた美術館「YHRPミュージアム」が広島大病院横にオープンする。館内には広島原爆やアウシュビッツの惨状を描いたポーランド人芸術家レシェック・ノヴォシエルスキの作品などが展示される(読売、10.16)

■15日、平和記念公園の地下に眠る被爆遺構について、展示や整備の方法について話し合う第2回有識者懇談会が開催され、原爆資料館東館の北側を年内に試掘することを決めた。座長の広島大の三浦正幸名誉教授は、被爆前多くの人の生活が一瞬で失われたことが一目でわかる遺構の出土を期待していると話した(産経、10.16)

■16日、政府は西日本豪雨災害の住民避難について検証し今後の対策を考えるワーキンググループの初会合を内閣府で開いた。WGは政府の中央防災会議の下に設けられ、広島大大学院の海堀正博教授ら25人の委員で構成される(中国、10.17)

■16日、広島市は産学官のトップで長期的なまちづくりを考える「広島の拠点性強化に向けた懇話会」の初会合を市役所で開いた。座長の松井一実氏市長や広島大の越智光夫学長たち6人が出席した(中国、10.17)

■【平和・ヒロシマ】真田光明さん(広島大医学部卒)は10歳のとき、翠町(南区)で暮らす祖母を心配し、入市被爆した(朝日、10.17)

■【病院の実力】読売新聞社が調査した2017年の主な医療機関の乳がんの治療実績が公表された。広島大病院は、全手術が299件、うち同時再建手術が37件、再発リスク検査可能、遺伝性乳がんの遺伝子検査可能となっている(読売、10.17)

■【まち歩き】広島大東広島キャンパスは、四季を彩る草木や昆虫などが生息し、約30の遺跡も点在する。キャンパスまるごと「エコ・ミュージアム」として在学生以外も散策ができる(読売、10.17)

■建築界の未来を担う人材育成を目的とした第4回学生住宅デザインコンテストの受賞者が決まった。HINOKIYA賞に広島大大学院の「#ユニット」兵頭周作、梶川大介、堀内遥平が選ばれた(毎日、10.17)

■16日、県は西日本豪雨の被災地住民から避難行動など詳細に聞き取る調査を今月末から始めると発表した。広島大学大学院の坂田桐子教授(行動心理学)や防災の専門家らが聞き取り調査の設問を検討し、回答結果を分析する(朝日、10.17、産経、10.19、毎日、10.21)

■17日、広島大学病院に全国でも珍しい大学病院附属の美術館「YHRPミュージアム」が開館し記念式典が開かれた。元学長の原田康夫さんが、円形の回廊を備えた鉄骨2階建て延べ約300平方メートルの施設を病棟そばに建設し、病院に寄贈した(中国、日経、朝日、毎日、10.18)

■ペットグッズなど販売のベテリナリーサイエンスは犬、猫用の口腔抗菌剤「わんにゃんリキッド」を発売した。広島大大学院の二川浩樹教授(口腔生物工学)が開発した抗菌成分「Etak(イータック)」を配合している(中国、10.18)

■17日、府中商工会議所は独創的で市場性のある分野に挑む企業を表彰する「新事業アワード」を発表した。広島大産学・地域連携センター長の柳下宏審査委員長は、ものづくりだけでない企業があり、頼もしい地域だと話した(中国、10.18)

■9月10日、広島大の学生と東京で新事業やイノベーションに取り組む学生が、活動をプレゼンテーションして交流するイベントを行った(プレスネット、10.18)

■28日、東広島市芸術文化ホールくららにおいて、音楽リサイタル「室内楽の午後Vol.6」が開催される。バイオリニストの広島大大学院教育学研究科音楽文化教育学講座の髙旗健次教授らが出演する(プレスネット、10.18)

■11月16日まで、広島大学は男女共同参画推進の一環として第一線で活躍している女性を支援している団体などを表彰する女性活躍促進賞「メタセコイア賞」の候補者を募集している(プレスネット、10.18)

■広島大大学院理学研究科の佐久間哲史講師(ゲノム生物工学)たちの研究チームは、生物の遺伝子の配列を改変する「ゲノム編集」の技術を応用し、特定の遺伝子の働きを活性化される新たな技術「TREE(ツリー)システム」を開発した(中国、10.19、日刊工業、10.25)

■19日、広島大の「ひろしまものづくりデジタルイノベーション創出プログラム」などの取り組みが今年度新設された「地方大学・地域産業創生交付金」の交付対象に選ばれた(中国、日経、10.20)

■中国新聞社は広島県と協力し「ひろしま健康経営応援キャンペーン」を始めた。第1回は、湯崎英彦県知事、広島大大学院医歯薬保健学研究科の森山美知子教授、協会けんぽ広島支部の神田和幸支部長らが、企業が従業員の健康を守る健康経営の必要性を話した(中国、10.20)

■20日、東広島市に住む外国人たちが同市の魅力に触れるバスツアーが行われ、20カ国・地域40人が参加した。南アフリカ共和国から留学中の広島大大学院修士1年のアレックス・ブノディアレさんは、お気に入りのスポットができた、友人にも紹介したいと話した(中国、10.21)

■【病院の実力 広島編】読売新聞社が調査した2017年の主な医療機関の乳がんの治療実績が公表された。広島大病院・乳腺外科の角舎学行医師は、乳がんの治療について患者さんに合わせて、手術方法や術後の対応を決めることが大切だと話した(読売、10.21)

■◇テニス◇夏季中国四国学生選手権【男子】シングルス(1)井上友(広島大)、▽ダブルス(2)井上・日浦(広島大)(中国、10.21)

■◇サッカー◇中国大学リーグ第16節、環太平洋大(42)1-0広島大(28)、▽ダブルス(2)井上・日浦(広島大)、◇バレーボール◇中国大学秋季リーグ第4日【男子】広島大3-0山口大、【女子】環太平洋大3-1広島大、◇バスケットボール◇全日本大学選手権中国地区予選最終日【男子】徳山大81-68広島大、順位(3)広島大、【女子】広島大71-70倉敷芸科大、順位(1)広島大、◇アメリカンフットボール◇中四国学生秋季リーグ最終節▽3位決定戦、広島大12-7島根大(中国、10.22)

■【産学連携・地域連携 広島大学編】広島大の高田隆理事・副学長(社会産学連携担当)が地域企業との連携について、この3年で包括的研究協力協定は77件(うち企業33件)に増えたことや、企業や団体との共同研究講座が15講座になった実績について話した(日刊工業、10.23)

■三洋化成工業は広島大と共同で、同社の機能性たんぱく質「シルクエラスチン」を膝関節疾患の治療に応用する研究開発に取り組む(日刊工業、10.23)

■マツダは、コンピューターでシュミレーションを重ねて車や部品を設計するモデルベース開発(MBD)の利用を広げている。人材育成も進めており、2016年から開発に携わる社員が広島大で基礎講座を受けており、年内に計920人が修了する(中国、10.23)

■リクルートパートナーズ「大人たちが見る大学ブランドランキング2018」より、地元企業・自治体への就職に強い大学ランキングで広島大は富山大と同率8位だった(毎日、10.23)

■23日、国際協力機構(JICA)の招きで来日したモンゴルの医師に、呼吸器疾患の診断技術を学んでもらう研修が行われた。広島大病院では、粟井和夫教授(放射線診断科)らがコンピューター断層撮影(CT)による肺がんや中皮腫などの画像を題材に診断のこつを指導した(中国、10.24)

■【オピニオン】広島大大学院生物圏科学研究科の大塚攻教授は、30数年ぶりに広島湾でカブトガニの生息が確認されたことについて、広島県ではカブトガニの天然記念物指定や捕獲禁止などの政策がないため、生息地がある自治体がネットワークを組み保護にあたるこを願うと話した(中国、10.24)

■【専門医が診る】広島大病院心臓血管外科の原田泰二郎教授が、血液の流れを調整する心臓の大動脈弁や僧帽弁が正常に動かなくなる心臓弁膜症について、中国新聞に寄せられた読者の相談や質問に回答した(中国、10.24)

■西日本豪雨災害で、中国5県で起きた土砂災害の総数は1,512件だった。広島大の豪雨災害調査団の調査では、広島県南部と岡山県南西部の斜面崩壊は計8,497カ所で、9割が土石流、1割ががけ崩れによるものだった(中国、10.24)

■2014年から広島大大学院博士課程で心理学を学ぶラッセル・カービルさんは、放射線災害被害者の精神ケアや復興に関わる「心」について研究をしながら、ギター1本で歌を届ける活動をしている(読売、10.24)

■広島大病院内の「YHRPミュージアム」には、開館に尽力した元同大学長の原田康夫さんの大学や広島に恩返しがしたいという思いが込められている。同美術館は、入場料無料で平日9時~16時開館し、誰でも見学できる(朝日、10.24)

■23日、西日本豪雨の避難行動の実態などについて検証する広島市の会議が開催され、避難所の運営方法について取り上げられた。座長の広島大大学院総合科学研究科の海堀正博教授は、長期にわたる避難所の運営をどう支援していくか、さらに議論を深めたいと話した(中国、10.25)

■広島大を退職した教職員らで組織する「広島大学マスターズ」の渡部和彦代表幹事は、同組織について、講演会や市民講座を定期的に開催しており、こうした組織をつくって地域貢献活動をしている団体は全国でも珍しいと話した(プレスネット、10.25)

■6〜13日、広島大森戸国際高等教育学院は、中国の長春大学特殊教育学院の視覚障害がある学生を対象に、短期プログラム「日本語・日本文化特別研修」を行った(プレスネット、10.25)

■【広島大学輝く学生】広島大医学部1年生の竹田幸一さんは、第64回全日本アマチュア本因坊決定戦広島県大会で優勝し、今年の全国大会に出場した(プレスネット、10.25)

■【紅葉スポット】広島大学東広島キャンパスの正面入り口から続くイチョウ並木は美しく、カエデやサクラなどの敷地内に植えられた樹木が色とりどりの紅葉を見せる(プレスネット、10.25)

■24日、西日本豪雨の際、呉市野呂川ダムが緊急放流をした問題について、県は規定通りに放流した場合のシュミレーション結果を報告した。検証部会の部会長を務める広島大大学院の河原能久教授は、緊急放流の影響は限定的だったと話した(毎日、10.25)

■【トップに聞く】京都産業大学の大城光正学長(広島大大学院文学研究科出身)が、少子高齢化やAI・IoTなど社会の変革期の中で、新たな価値を生み出す人材の育成について話した(毎日、10.25)

■12月1日、南ヨーロッパの言語の成立や文学について学ぶ講座「南ヨーロッパの言語の文学を楽しもう!」が合人社ウェンディひと・まちプラザで開催される。広島大大学院文学研究科の教員が講師を務める(朝日、10.26)

■11月3~4日、広島大で大学祭と教育学部祭が開催される(中国(CUE)、10.26)

■11月3日、広島大は卒業生や元教職員が集い、親交を深める第12回ホームカミングデーを開催する(中国、10.27)

■【学生リポーターが聞く】広島大大学院の董博文さんら県内の大学生が、自動車部品メーカーのヒロテックの鵜野徳文社長に、主力事業の自動車ドアの特色や今後の事業展開などについてインタビューを行った(中国、10.28)

■西日本豪雨の後、似島でイノシシによる農作物の被害が相次いでいる。広島大大学院の谷田創教授(人間動物関係学)は、土砂崩れでイノシシが元の生活圏で暮らせなくなったのではないか、近くの江田島から渡ってきた個体もいる可能性があると話した(中国、10.28)

■広島大ハラスメント相談室の北仲千里准教授が、大学で起こるパワハラやセクハラ、大学教員の権力をかさにきたアカデミックハラスメントについて解説した(朝日、10.29)

■【いのちを守る 検証西日本豪雨(6)】西日本豪雨の影響で、広島呉道路、国道31号、JR呉線の広島市と呉市を結ぶ主要アクセスが一度に断たれ、全ての復旧に3カ月を要した。広島大学大学院の塚井誠人准教授(交通工学)は、交通網を守るには今回のような事態の再来を想定し、影響を最小限にする備えを急ぐべきだと指摘した(中国、10.30)

■27日、第71回全日本バレーボール高校選手権大会の広島県予選会が開幕した。【男子】▽1回戦、吉田2-1広島大附属 【女子】▽1回戦、舟入2-0広島大附属福山、吉田2-0広島大附属(産経、10.30)

■【いのちを守る 検証西日本豪雨(7)】広島大豪雨災害調査団副団長の藤原章正教授(交通工学)は、想定を超える雨量や被害の広がりに対するリスク管理をどう見直すかが、今後の課題だと話した(中国、10.31)

■11月2日、広島市で原爆に遭い19歳で亡くなった河本明子さんが愛用していたピアノを用いた演奏会「被爆ピアノコンサートー若者が奏でる平和への思い」が西区文化センターで開催される。広島大やエリザベト音楽大などの学生が演奏する(朝日、10.31)

■◇柔道◇第52回呉地区大会【男子】団体▽大学・一般(1)広島大、個人▽大学・一般◇有段(1)下山智大(広島大)【女子】個人▽大学・一般◇有段(1)島谷真央(広島大)、◇エスキーテニス◇第39回全日本選手権鳥取大会【男子】団体▽2部(2)広島大、【女子】団体▽2部(2)広島大(読売、10.31)


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