平成30年11月

■東広島市志和町の私設図書館「ほたる荘」は、併設する蔵をものづくりスペースとして活用する計画を進めている。発起人の1人である広島大大学院工学研究科の杉川幸太助教は、ものづくりを通じて大人と子どもが交流できる拠点にしたいと話した(中国、11.1)

■3日、広島大附属幼稚園において同園木いちごの会保護者バザー部主催のバザーが開催される(プレスネット、11.1)

■広島県内の病院で薬の処方箋に、患者の血液検査の数値や体重などを表示する取り組みが広がっている。県病院薬剤師会会長を務める広島大病院の松尾裕彰教授は、医師は他院での処方や専門外の薬の特性まで把握できないため、薬局でのチェックは有用だと話した(中国、11.1)

■FM東広島では、広島大OBの教職員らでつくる「広大マスターズ」を講師に迎えた週1回のラジオ講座「学びの時間」を放送する。11月2日〜23日は広島大名誉教授の金田晉さんが講師を務め、旧暦の魅力を伝える(プレスネット、11.1)

■【新社長】◇カワタ◇白石亘氏(広島大卒)、平成31年4月1日付で社長就任(朝日、読売、日経、毎日、産経、日刊工業、11.1)

■広島大の佐藤利行理事・副学長は、中国政府が中国の教育・文化の発展に貢献した外国人に授与する「中国政府友誼賞」を受賞した。佐藤理事は同大が2002年に北京に開いた同大北京研究センターの初代センター長として、留学生や研究者の人材交流に尽力した(中国、11.2)

■広島県はインド最大のIT企業団体「NASSCOM(ナスコム)」と、人工知能やインターネット(IoT)などの情報技術分野で協力する。インド企業の誘致や広島大などとの産学連携を想定している(中国、11.3)

■第75回中国文化賞の受賞者が決まった。レーザー分子分光を研究する広島大の江幡孝之教授、うつ病の科学的な治療の先駆けで知られる同大の山脇成人特任教授、現代音楽をけん引しているエリザベト音楽大の細川俊夫客員教授(広島大附属東雲中卒)などが選ばれた(中国、11.3)

■【緑地帯(6)】二紀会理事で広島大名誉教授の難波平人さんは、広島大在職中の教え子であるトルコのアルダハン大のシディカ先生から国際芸術祭に招待されたのを機に、広島大とアルダハン大との大学間国際交流協定の締結や平和首長会議へのアルダハン市の加盟の橋渡しを行った(中国、11.3)

■【秋の叙勲】◇瑞宝中綬章◇久保泉(広島大名誉教授)、水上孝一(広島大名誉教授)、松田正典(広島大名誉教授)(中国、日経、毎日、産経、11.3、プレスネット、11.15)

■3日、広島大にゆかりがある人たちが交流するイベント「第12回ホームカミングデー」が同大東広島キャンパスで行われ、卒業生や元教員たちが在学生と交流を深めた(中国、11.4)

■教育分野で優れた業績をあげた個人や団体に贈られる「第67回読売教育賞」の音楽部門で、東広島シュタイナーこども園さくら理事長の広瀬俊雄さん(元広島大教授)が優秀賞に選ばれた(読売、11.4)

■4日、サッカーの中国大学リーグ5試合が行われた。▽最終節、広島大5−1福山平成大▽最終順位(5)広島大(勝ち点31)(中国、11.5)

■4日、全国高校駅伝競争大会広島県予選が三次市で行われた。【男子】(35)広島大附属39分20秒、(49)広島大附属福山57分16秒(毎日、11.5)

■名古屋大の隠岐さや香教授(科学史)は、文系と理系という日本社会に存在する「壁」の正体を「文系と理系はなぜ分かれたのか」(星海社新書)で分析した。隠岐さんは、広島大准教授時代にサントリー文学賞を受賞した(中国、11.6)

■5日、広島大と平山郁夫美術館は国際文化交流と人材育成についての包括的な連携協定を結んだ。作品展示に同大の研究を反映させ、大学生たちの文化交流の場をつくる(中国、読売、11.6、毎日、11.7)

■10、11日、日本画家の平山郁夫さんの生涯をたどる講演会「アートオアシスin広島」が県民文化センターで開催される。10日は広島大敦煌学プロジェクトセンターの白須浄真顧問が、11日は同大の荒見泰史教授が敦煌に残る文化財を紹介する(中国、11.7)

■10日、広島大ホームカミングデー講演会「網膜再生医療の未来」が、同大広仁会館で行われる(中国、11.7)

■15日、広島大病院患者サロンが、広島大病院臨床管理棟で行われる。看護師ががん治療に伴う外見の変化のケアについて話す(中国、11.7)

■17日、病気の子どもを持つ家族のつどいが、広島大病院臨床管理棟で行われる。神経・筋疾患などの子どもの家族を対象に、病気や日常生活の困りごとを話し合う(中国、11.7)

■しらお小児科・アレルギー科クリニックの白尾謙一郎院長(2010年広島大大学院にて学位取得)が、花粉症・アレルギー性鼻炎の発症の仕組みや治療法について話した(中国、11.7)

■10日、爆心地近くで被爆し「奇跡の生存者」と呼ばれた故・居森清子さんの夫・公照さんが、広島平和記念資料館地下メモリアルホールで講演会を行う。近距離被爆者の健康調査を続けた広島大名誉教授の鎌田七男さんによる清子さんの病状解説も行われる(中国、11.7)

■18日、日本心理学会の公開シンポジウム「災害の後に人の心はどう動くか」が広島大東千田キャンパスで開かれる。阪神大震災や東日本大震災で被災者らの心理支援にあたった大学教授などが登壇する(読売、11.7)

■6日、西日本豪雨での東広島市の対応を検証する会議の初会合が行われた。委員会は被災地住民代表と大学教員ら7人で構成され、委員長は広島大防災・減災研究センター長の土田孝教授が選ばれた(中国、読売、11.7)

■7日、広島大で発掘された土器などの埋蔵文化財を紹介する展示会が東広島市芸術文化ホールくららで始まった。東広島キャンパス北の鴻の巣遺跡で見つかったナイフ形石器など、同大博物館所蔵の約250点を展示する(中国、11.8)

■広島大、県立広島大、広島市立大は共同で2019年度中に社会人向けにデータサイエンスの人材育成プログラムを始める。期間は半年間で定員20人程度を予定している(日経、11.8)

■25日、第35回中国ユース音楽コンクールの最優秀賞受賞者が出演する記念演奏会が広島市で行われる。ピアノ部門に広島大附属小の生徒が出演する(中国、11.9)

■8日、熊野町は西日本豪雨時の対応について課題を洗い出す検証委員会の初会合を行った。委員長に広島大防災・減災研究センターの土田孝センター長(地盤工学)が選ばれた。住民の早めの避難を実現させる方法を検討する(中国、11.9)

■広島大附属高校の生徒が総務省統計局のデータを基に書いた論文の完成度を競う「統計データ分析コンペティション高校生の部」で最優秀に当たる総務大臣賞を受賞した(中国、11.9)

■第18回中国新聞「みんなの新聞コンクール」の入賞作が発表された。審査した広島県NIE推進協議会会長で広島大客員教授の朝倉淳審査委員長は、今年も多くの作品が集まった、新聞の中にある多様な視点に触れ、それぞれの個性を磨いていってほしいと話した(中国、11.9)

■8日、太平洋戦争中、南方特別留学生として現マレーシアから広島文理科大(現広島大)に留学し、広島で被爆しその後京都で亡くなったサイド・オマールさんをしのぶ「平和のつどい」が広島市で行われた(朝日、11.9)

■9日、第75回中国文化賞の贈呈式が広島市で行われた。レーザー分子分光の研究をリードしてきた広島大大学院理学研究科の江幡孝之教授や、うつ病の研究・治療に貢献した広島大社会産学連携室の山脇成人特任教授らが出席した(中国、11.10)

■【釣りのススメ】広島大大学院の海野徹也教授がチヌのフカセ釣りについて解説した(中国セレクト、11.10)

■東広島市豊栄町の椋梨川のオオサンショウウオが、7月の西日本豪雨で大きな被害を受けていたことが広島大総合博物館や東広島市などでつくる研究グループの調査で分かった。豪雨前に確認されていた約50匹のうち半数以上が今も見つかっていない。広島大などは下流に流されたまま戻れずにいるのオオサンショウウオを救出活動を続けている(中国、11.10、読売、11.28)

■10日、三次市吉舎町の県立日彰館高で広島大の留学生と高校生が交流する「吉舎おもてなしプラン」が開かれた。アメリカや中国、ドイツ、ロシアなど50人の留学生と生徒や地元住民ら約300人が参加した(読売、11.11)

■12日、中国地方防災研究会などが主催する西日本豪雨災害をテーマにした講演会が広島市開催され、広島大の研究者らが斜面崩壊の特徴や交通網の寸断を受けた地域の対策について報告した(中国、11.13)

■【オピニオン】広島がんセミナー理事の井藤久雄さん(広島大医学部卒)が、終末期医療について患者を主体に家族などと医療チームが話し合い意思決定を支援するプロセスであるACPについて紹介した(中国、11.13)

■【緑地帯(4)】中国放送の鈴木恒一郎さんが、広島在住で忘れられないミュージシャンとして戦前は陸軍森戸学校の軍楽隊で戦後は広島大講師などを務めたサックス奏者の井上敬三を紹介した(中国、11.13)

■【ちゅうごくライフ】発達障害などの子どもの学習支援ツールとして、タブレット端末が注目を集めている。広島大大学院教育学研究科の氏間和仁准教授(教育学)は、 毎月第1〜3木曜日に視覚障害のある中高生にiPadなどを活用した学習法などを教える講座「あい塾」を開講している(朝日、11.13)

■13日、広島県坂町小屋浦地区の町土砂災害対策有識者委員会(委員長・広島大大学院の海堀正博教授)は、西日本豪雨の際、避難勧告が出されて2時間余り後までに逃げた住民の割合は1.9%にとどまっていたことを報告した(中国、11.14)

■18日、広島市健康づくりセンターにおいて皮膚の日講演会が開催される。広島大病院皮膚科の森桶聡医師がじんましんについて話す(中国、11.14)

■◇エスキーテニス◆第145回秋季中国地区大会【男子】◇個人◇複3部(3)江見翔吾・谷中駿一(広島大)、藤村大吾・心光直輝(同)、【女子】◇団体◇3部(2)広島大、◇個人◇複1部(1)猍間文香・廣政瑠璃(広島大)、(3)木村真由・中山紀香(同)、◇複3部(1)下晴香・羽根帆南(同)(読売、11.14)

■27日、広島県西部保健所においてこどもの内分泌疾患講演会・交流会が開催される。広島大病院小児科の坂田園子医師が「こどもの成長の問題ー低身長について」と題して話す(中国、11.14、プレスネット、11.15)

■17日、ひろしま国際センター交流ホールにおいて、インターナショナル・カフェ(マラウイ編)が開催される。広島大大学院の留学生がマラウイについて紹介する(プレスネット、11.15)

■17日、広島市安佐動物園で動物講演会「広島県にもいる生きた化石カブトガニ」が開催される。講師は、広島大大学院の大塚攻教授が務める(中国、11.15)

■21日、東広島市市民共同センターにおいて、講演会「近世庶民の文化〜風景・景観論を学ぶ〜」が開催される。講師は広島大大学院の中山富廣教授が務める(プレスネット、11.15、中国セレクト、11.17)

■16日から12月15日まで、東広島市出土文化財管理センター展示室において、広島大総合博物館第13回企画展「大学と埋蔵文化財」が開催される(プレスネット、11.15、読売、11.21、プレスネット、11.22、産経、11.30)

■14日、広島大防災・減災研究センターは、西日本豪雨で被災した広島、山口、岡山3県の計26の自治体との意見交換会を初めて開催した。土田孝センター長は、自治体と連携し情報を共有することで全体の防災力を高めたいと話した(中国、読売、朝日、11.15、プレスネット、11.22)

■18日、広島大東千田キャンパスにおいて、西日本豪雨の被災者や、被災地支援に携わる人々の心の変化について考える日本心理学会主催のシンポジウム「災害の後に人の心はどう動くか」が開催される(中国、朝日、毎日、11.16)

■第12回平山郁夫美術館絵画コンクールの入賞作品が決まった。絵日記部門の佳作に広島大附属三原小3年の生徒、 風景部門の入選に広島大附属東雲小2年の生徒の作品が選ばれた(中国、11.16)

■【ヒロシマを生きて(34)】中学校の国語教師だった梶山雅子さんは広島大教育学部在学中に国文学の清水文雄教授から短歌の手ほどきを受け、爆心地で被爆死した生徒の親と死をまぬがれた生徒との間のわだかまりを詩にするなど、原爆で命を奪われた同級生をしのぶ歌を詠み続けてきた(毎日、11.16)

■爆心地から約410メートルの本川国民学校(現本川小)で被爆した児童で唯一助かった故・居森清子さんの生涯や被爆体験を紹介する講演会が原爆資料館で行われた。医師として居森さんと向き合った広島大名誉教授の鎌田七男さんは4つのがんを煩った病歴を説明し、被爆の非人道性を訴えた(中国、毎日、11.16、朝日、11.21)

■16日、広島市立大は2019年3月で任期満了となる青木伸之理事長兼学長の後任に、同大副学長の若林真一氏(広島大大学院工学研究科博士課程修了)を選んだと発表した(中国、11.17)

■16日、昨年11月に就任した呉市の新原芳明市長が市長選で掲げた「くれワンダーランド構想」の推進会議(座長・広島大名誉教授の赤川安正さん)が市役所行われ、市民や学識経験者たちが構想の実現へ向けて意見を述べた(中国、11.17)

■17日、西日本豪雨をテーマにした研究授業が広島大附属東雲小学校で行われた。5年生30人が災害時に求められる助け合いや災害対策について学んだ(中国、11.18)

■23日、紙屋町地下街シャレオ中央広場において、県内10大学・短大の学生による合唱や金管楽器のコンサートが行われる。広島大吹奏楽団など約200人がジャズやポップスなど多彩な音楽を披露する(中国、11.18)

■名古屋市は1959年に復元され耐用年数が残り少なくなってきている名古屋城の大天守を木造で建て替える計画を進めている。建て替えを巡る有識者会議委員を務める広島大名誉教授の三浦正幸さん(日本建築史)は、丈夫なヒノキで建てれば、木造天守は400年以上もつ、長期的に見れば優位だと話した(読売、11.18)

■広島大の阿部泰彦准教授らは、北海道大や産業技術総合研究所、メディカルクラフトンなどと共同で、抗菌活性を持つ医薬品「塩化セチルピリジニウム」を口腔内に持続的に放出される入れ歯用粘膜治療剤を開発した。保険適応の手続きを進めており、2019年春の販売開始を目指す(日刊工業、11.19)

■18日、災害後の被災者の心理をテーマにした日本心理学会主催のシンポジウム「災害の後に人の心はどう動くか」が広島大東千田キャンパスで開催された(中国、朝日、読売、11.19)

■10日、神戸大に通う留学生らが広島県民文化センターで広島県内の学生と平和についてワークショップを行った。参加した広島大2年の中山恵里さんは、外国人が広島に対してどういうイメージを持っているのか知ることができたと話した(朝日、11.21)

■◇ソフトテニス◆2018年広島市秋季リーグ戦大会【男子】▽1部(1)広島大軟庭同好会A▽3部(3)広大同好会B▽5部(2)広大同好会C▽15部(1)広大歯学部A▽19部(3)広大歯学部B、【女子】▽2部(3)広大同好会A▽6部(1)広大同好会B▽8部(1)広大歯学部(読売、11.21)

■23日、広島コンベンションホールにおいて、県民公開セミナー「もっと知ろう!糖尿病のこと」が開催される。広島大の医師や管理栄養士たちが糖尿病の原因や予防法、食事や運動を通じた症状改善のこつについて話す(中国、11.22)

■21日、東広島市の西日本豪雨への対応を検証する第2回有識者委員会(委員長・広島大学大学院の土田孝教授)の会合が市役所であった(中国、11.22)

■21日、広島大大学院教育学研究科は優れた教育活動に従事する個人や団体を顕彰する今年度の「ペスタロッチー教育賞」に広島市教委教育センター主事の和田晋さんと、児童養護施設「舞鶴学園」を選んだと発表した(中国、読売、11.22)

■広島大とジャム製造のアヲハタは、人材育成や研究で包括的に協力する協定を締結した。フルーツに含まれる成分が健康に与える効果を研究し商品開発などに生かす(プレスネット、11.22)

■広島大教育学部は「教育の西の総本山」と称され、いま日本でふつうに行われているスポーツは前身校の広島高等師範学校が最初というケースが少なくなく、日本の教育やスポーツの普及に貢献してきた(プレスネット、11.22)

■12月2日、広島大学サタケメモリアルホールにおいて、同大大学院教育学研究科音楽文化教育学講座の第44回定期演奏会が開催される(プレスネット、11.22、読売、11.28)

■【天風録】学生紛争の嵐が吹き荒れている頃、東京大の学園祭テーマは「とめてくれるなおっかさん/背中のいちょうが泣いている/男東大どこへ行く」だった。学園祭のテーマからは当世の学生気質がうかがえる。今年、広島大の学園祭テーマは「彩高な祭典」、京都大は風刺がきいた「テーマは当局により撤去されました」、東京大は屈託がない「はい、ちーず」だった(中国、11.23)

■4日に開催された第95回宮島写生大会に幼児から高校生まで205人が参加し、69人が入選した。銀賞に広島大附属中の生徒が、銅賞に広島大附属小の生徒が選ばれた(中国、11.23)

■22日、平和記念公園の原爆ドームと原爆慰霊碑を結んだ線上の眺望景観について、法的な高さ制限の導入を求める答申をまとめた。広島大名誉教授で審議会の杉本俊多会長は、平和都市固有の価値ある景観を守り形成していく都市づくりに向け、歩みが一つ進んだと話した(中国、朝日、11.23)

■22日、県内の児童・生徒による優れた科学研究を表彰する第62回県科学賞の表彰式が東広島市の県立教育センターで行われた。同賞委員会の竹下俊治委員(広島大大学院教育学研究科教授)は、科学研究を通して身につけたことは、将来様々な課題を解決する上で役に立つ、これからもすばらしい研究を期待していると話した(読売、11.23)

■12月2日、広島市立中央図書館において、平成30年度広島市立図書館・広島大学図書館連携講演会が「楽しい健康づくり」「食事と運動のタイミングを工夫してみよう!」の2部構成で行われる(読売、11.23)

■25日、合人社ウェンディひと・まちプラザにおいて、「被爆・戦争体験を聞く会」が行われる。爆心地から500メートル以内で被爆し奇跡的に助かった78人の健康調査を続けてきた広島大名誉教授の鎌田七男さんの講演も行われる(朝日、11.23)

■27日、バレーボールの第71回男子、第65回女子全日本大学選手権が東京都内各地で開幕する。広島大は男女ともに出場する(朝日、11.23)

■第71回広島県児童生徒書道展の入賞作品が決まった。【学校賞】◇小学校▽優勝 広島大附属三原(連続19回)【特別賞】◇広島テレビ賞◇広島大附属三原小4年、◇ホームテレビ賞◇ 同小6年、◇広島エフエム放送賞◇広島大附属高1年【奨励賞】広島大附属三原小5年(読売、11.24)

■23日、2017年12月のノーベル平和賞の授賞式で被爆者として初めて演説したサーロー節子さんの講演会が母校である広島女学院大で講演会を行った。講演を聞いた広島大大学院の水谷桃子さんは、被爆者が少なくなる中わたしも行動をしなくてはいけないと思ったと話した(日経、11.24)

■【学生リポーターが聞く】広島大大学院の張淼さんら県内の大学生が、双葉運輸の長谷川忠宏社長に、物流業界がAIを導入するメリットや今後の事業展開などについてインタビューを行った(中国、11.25)

■紙屋町地下街シャレオ中央広場において、県内10大学・短大の学生によるコンサートが行われた。広島大のジャズ研究会「スウィングハード」はトランペットやサックスで軽快な音色を届けた(中国、11.26)

■【あすへのバトン】ラジオパーソナリティの中川真由美さん(広島大附属中・高卒業)は、被爆地にある放送局の使命として音楽を軸に平和について考えてもらえるような番組制作を模索している(中国、11.26)

■26日、広島県は県立広島大を再編し2021年4月に新しい大学を目指す考えを、県の有識者委員会に示した。広島大の曽余田浩史教授(教育学)は、何を学ぶことができるのか議論を深め、カラーを明確にしてほしいと求めた(中国、11.27)

■東広島市の酒蔵通りを重要伝統的建造物群保存地区に申請するかどうか東広島市教委による町並み調査が始まった。広島大や県建築士会東広島支部の建築士らが築50年以上の日本家屋などを調べ、2020年3月ごろまでに調査結果をまとめる(中国、11.27)

■26日、広島大本部跡地の被爆建物の旧理学部1号館の活用策について広島市の有識者懇談会は、広島大と広島市立大の平和研究機関を1号館に移転し、新たに「ヒロシマ平和教育研究機構」の設置提案を明らかにした。座長を務める広島大の高田隆副学長は、大学同士で方向性は共有しており実現性は高いと考えている、学都広島の象徴として、研究・教育の機能を発揮できればと話した(中国、朝日、11.27)

■第76回福山音楽コンクールの本戦会が、福山市のふくやま芸術文化ホールリーデンローズで開催された。最優秀賞にあたる福山文化連盟賞(ピアノ部門)に広島大附属福山高校3年の生徒が、エリザベト音楽大学賞(ピアノ部門)に広島大附属福山中1年の生徒が選ばれた(産経、毎日、11.27)

■【雨のち晴れ】リコー社長の山下良則さん(広島大工学部卒)は、1986年、複写機の部品の調達先を海外に広げるため先兵として台湾へ向かったが、台湾メーカーからは相手にされず、社内では海外部品への偏見に直面するなど、海外調達までの苦労について話した(毎日、11.27)

■12月8日、広島大病院臨床管理棟において、心臓・腎臓・消化器疾患の子どもの家族を対象に病気の子どもを持つ家族のつどいが行われる(中国、11.28)

■【皮膚の病気あれこれ(12)】じんましんはエビやカニなどの食べ物や薬、ひっかくなどの刺激で発症する場合が多いが、患者の7割以上は、調べても原因が分からない。広島大病院皮膚科は、アジア初のじんましんの国際医療センターとして治りにくい患者に対応している(中国、11.28)

■教員不足が全国的な課題となっている。岡山県教委が今春に説明会を開いた39大学のうち26大学は県外で、広島大や福山市立大、福山平成大でも開催した(中国、11.28)

■日経BPコンサルティングがまとめた「大学ブランド・イメージ調査2018〜19」で、中国・四国の主要59大学のうち、広島大は2年連続で総合1位となった(日経、11.28)

■【学長アンケート】大学が2017年に企業から得た研究資金について、日本経済新聞社が有力152大学を調査した。広島大は14位で7億2354万、前年比の伸び率はマイナス6.1%だった(日経、11.28)

■広島大は2020年春に大学院の研究科を現在の11から5に再編する。2019年春に統合生命科学と医系科学の2研究科を先行して設置する(日経、11.28)

■◇エスキーテニス◆第69回女子呉大会【団体】▽B(1)広島大A、▽C(3)広島大B【個人(複)】(2)森重知里・山崎友梨(広島大)(読売、11.28)

■◇柔道◆広島地区連盟11月度月次試合【男子】◇初段、二段▽A(1)西村和馬(広島大) (読売、11.28)

■◇アーチェリー◆県高校新人戦【男子】◇個人▽30m・30m(1)久保光輝(広大附)、(3)髙島裕之(同)、【女子】◇個人▽30m・30m(1)大瀬戸明日香(広大附)、(2)大田実祐(同) (読売、11.28)

■広島市消防局は、12月に南区の似島や金輪島の救急体制を充実させるため、救急艇や消防艇に搬送中の患者の画像や心電図の情報をインターネット経由で病院に送信するシステムを導入し運用を始める。画像やデータは市消防局のほか、広島大病院などにも伝送される(中国、11.29)

■28日、広島大は来年3月で任期満了となる法学部の江頭大蔵学部長の再任を決めた。任期は同4月1日から2年(中国、読売、11.29)

■28日、広島大は精米機など製造のサタケの佐竹利子代表から東広島キャンパス内にあるサタケメモリアルホールの維持管理費用として10億円の寄付を受けたと発表した。同大は佐竹氏に「特別栄誉学賓」の称号を初めて授与した(中国、11.29、日刊工業、11.30)

■29日、広島大と広島市は防災・減災のまちづくりや平和の推進などで協力する包括的な連携協定を結んだ(中国、11.30)

■29日、広島大病院附属のYHRPミュージアムで、癒しや慈愛を表現したモニュメントが披露された。広島大元学長の原田康夫館長が、親交のある福山市出身の彫刻家の野田正明さんに制作を依頼した(中国、読売、11.30)

■29日、西日本豪雨の被害を検証し、対策を議論する県の有識者検討会の第2回砂防部会が県庁で行われた。部会長で広島大学大学院の海堀正博教授は、堰堤などハード面の整備だけでなく、住民の自発的な避難につながる周知の仕組みなどソフト面の対策も必要だと話した(朝日、毎日、11.30)

■建築界の未来を担う人材育成を目的とした第4回学生住宅デザインコンテストの受賞者が紹介された。HINOKIYA賞に広島大大学院の「#ユニット」兵頭周作、梶川大介、堀内遥平が選ばれた(毎日、11.30)

■【ヒバクシャ(2)】2012年に始まった「被爆体験伝承者」の養成講座で講師として被爆体験を伝えてきた児玉光夫さん(広島大卒)は、町役場などに勤務し、退職後に被爆体験の証言活動を始め、核兵器の非人道性を訴えてきた(毎日、11.30)

■12月8日、中国新聞ビルにおいて、広島大の朝倉淳客員教授が会長を務める教育に新聞を活用することを目指す県NIE推進協議会は、西日本豪雨災害の新聞報道をテーマにした公開セミナーを開催する(毎日、11.30)


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