平成31年1月

■【中国新聞LEADERS倶楽部2019-新春トップインタビュー-】広島大の越智光夫学長が、大学院の再編など、今後の大学の挑戦について話した(中国、1.1)

■西日本豪雨の住民避難を検証する政府の中央防災会議作業部会委員を務める広島大大学院の海堀正博教授が、被災自治体に求められる施策や視点について、地域の特性に応じた避難の方法などを細かく設定すべき、災害の記憶を継承する大切さも意識してほしいと話した(中国、1.1)

■2018年9月、広島大は西日本豪雨災害を受け、防災・減災研究センターを設立した。センター長の同大大学院工学研究科の土田孝教授は、相乗型の災害はどこでも起き得る時代、広島土砂災害を経験した広島から対策を示したいと話した(中国、1.1)

■【中国地方ゆかりの五輪メダリスト】1932年ホッケー男子銀メダル、稲原淳三(広島高師附中(現広島大附属高)(中国、1.4)

■【平成のA面B面(3)】広島大東千田キャンパス周辺で、かつての学生街のように活気あふれる交流の場をつくろうとする取り組みが行われている。広島大の東広島キャンパス移転以前の千田は「学徒広島」の中心地として、下宿屋や古書店などが並び学生がひしめいていた(読売、1.4)

■2019年は憲法改正を巡る議論の活発化が予想される。東京外大大学院の篠田英朗教授(広島大平和科学研究センター准教授を経て、13年から現職)は、日本はPKOなどの行動を国際的に十分に行えていない、最近の国際情勢の変容の中で自衛隊の存在意義など曖昧な憲法解釈のままではよくないと話した(中国、1.4)

■第71回鈴木三重吉賞の入賞、入選者が決まった。▽佳作▽作文の部【小4】広島大附属三原(中国、1.4)

■広島大総合科学部3年の中野志穂子さんが韓国への留学経験を生かし、日韓の歴史問題などを学ぶ勉強会を広島市のカフェ「ハチドリ舎」で始める。初回は20日に開催され、当面月1回のペースを予定している(中国、1.5)

■◇駅伝◇三原大会【男子】<一般>(1)広大ランナーズチーム29、(3)広大ランナーズチーム27 【女子】<一般>(1)広大ランナーズα、(2)広大ランナーズβ、◇柔道◇広島地区月次試合【男子】▽初2段B(3)児高(広島大医)(中国、1.5)

■【いのちを守る 検証西日本豪雨】西日本豪雨で被災し、住民に犠牲者が出た被災地の人口流出が続いている。被災地の人口動態に詳しい広島大大学院の後藤秀昭准教授(地理学)は、災害リスクの少ない場所への移住は尊重されるべきだが、急激な人口減は被災地への影響が大きい、地域を再生させる方法を行政と住民が一緒に議論するべきだと話した(中国、1.6)

■【インタビュー元号を考える】4月1日の新元号公表を控え、明治大の加藤徹教授(広島大助教授を経て現職)は元号の意義などについて、日本人には全てのものに固有名詞があるため元号は時代に名前をつけるという気持ちの表れ、国の個性になっていると話した(中国、1.6)

■タカノ橋商店街のほぼ真ん中にあるショッピングセンター「タカノ橋こうせつ」が70年余りの歴史に幕をおろす。広島大のキャンパス移転など人通りが減少しコンビニエンスストアなどが増えるにつれ閉業を決めた(中国、1.7)

■西日本豪雨の被害を検証し対策を議論する広島県の有識者検討会は、復旧・復興や中長期的な防災の方針を盛り込んだ提言案をまとめた。委員長を務めた広島大大学院の土田孝教授は、避難を促す対策を充実させ、効果的に被害を軽減させなければならないと話した(毎日、産経、1.7)

■西日本豪雨での避難などの課題を検証してきた広島市の有識者会議は、最終報告となる提言書を松井一実市長に提出した。座長を務めた広島大大学院の海堀正博教授は、地域の状況を共有しいざという時に助け合える町づくりを進めてほしいと話した(毎日、1.7)

■【社説】広島県と広島市が所有する被爆建物の保存・活用に向けた検討が始まった。広島大の旧理学部1号館を所有する市は、検討会からの提案を受け、2019年度中に基本計画を策定する。提案では、広島大平和センターと広島市立大広島平和研究所が参画し、「ヒロシマ平和教育研究機構」(仮称)が設置される(中国、1.8)

■◇卓球◇第12回東広島キャンパスMIXダブルス大会▽フリー(2)中島心・松島里奈(広島大)(読売、1.9)

■15日まで、広島大の初代学長を務めた森戸辰男氏の功績を振り返る企画展が同大学医学資料館で開催される。企画した国際研究室研究員の嘉陽礼文さんは、混沌とした時代に広島大の礎を築いた森戸氏の功績を知ってもらいたいと話した(読売、1.9)

■JA広島病院救急・集中治療科の筒井徹医師(広島大医学部卒)は、患者に高齢者が多いため広島弁を覚えてコミュニケーションを円滑にし、退院後の暮らしへの助言も大切にしている(中国、1.9)

■14日、広島大広仁会館において、日本リハビリテーション医学会市民公開講座が開催される(中国、1.9)

■17日、広島大病院臨床管理棟において、広島大病院患者サロンが開催される。理学療法士が「がん治療と運動」をテーマに講演する(中国、1.9)

■【叙位叙勲】従四位◇広島大名誉教授、福井作蔵氏(94)(12月10日死去)(産経、1.9)

■学生が新事業のアイデアを競う「キャンパスベンチャーグランプリ中国」の本年度の受賞者が決まった。◇最優秀賞◇広島大大学院・北村拓也さん、同大・福岡拓磨さん、◇優秀賞◇同大・川村優佳さん、◇特別賞◇同大・菅原政行さん、◇奨励賞◇同大・管仕成さん(中国、1.9、日刊工業、1.10、1.21)

■26日、広島市西区民文化センターにおいて、子どもの感染症対策と小児がん講演会が開催される。広島大病院薬剤部の久保有子薬剤師が保育・教育現場での感染症対策について話す(中国、1.9、プレスネット、1.10)

■20日、広島市のゆいぽーとにおいて、フォーラム「セクハラ・性暴力を許す社会を変えよう#me too」が開催される。広島大ハラスメント相談室の北仲千里准教授らが講演を行う(中国、1.10)

■9日、西日本豪雨での東広島市の対応を検証する会議が市役所で開かれた。委員長を務める広島大防災・減災研究センターの土田孝センター長が緊急速報のメールがなかったことを指摘するなど、避難情報の発信や伝達方法についての検討された(読売、1.10)

■弘前大と明治安田生命保険、広島大学発スタートアップ企業「ミルテル」は、共同で健康診断から病気のリスクを算出する「未病予測モデル」を開発する。弘前大が持つ健康ビッグデータとミルテル独自の未病検査を連関させて精度の高い予測を目指す(日経、1.10)

■東広島市と広島大は、市立西条小学校の6年生の授業で、シャープ広島事業所が制作したモバイル型ロボット(ロボホン)を活用したプログラミング教育の実証実験を行っている。研究メンバーの同大大学院工学研究科の林雄介准教授は、将来開発した教育モデルが全国に広がっていくよう、さらに研究を深めたいと話した(プレスネット、1.10)

■FM東広島において広島大OBの教職員らでつくる「広大マスターズ」を講師に迎えたラジオ講座「学びの時間」が放送されている。1月11日~2月1日は広島大名誉教授の渡部和彦さんが講師を務め、「中・高齢者にベストな運動」をテーマに話す(プレスネット、1.10)

■【個性を生かせ産学官で地域創生(1)】内閣府の新事業「地方大学・地域産業創生交付金」に採択された取り組みの1つに、広島県と広島大などが共同で取り組んだシュミレーションを駆使した「モデルベース開発」がある。同大に新たな拠点「デジタルものづくり教育研究センター」などを設置し、大量に集めたデータを使った技術の高度化などを目指す(日刊工業、1.10)

■10日、西日本豪雨での広島県の災害対応を検証してきた有識者検討会で委員長を務めた広島大大学院の土田孝教授が県庁を訪れ、湯崎英彦知事に最終報告となる提言書を提出した(中国、朝日、読売、1.11)

■27日、地域包括ケアをテーマにした講演会が東広島市民文化センターで行われる。広島大大学院の中谷久恵教授(地域看護学)が、訪問看護などを利用しながら自宅療養する人とさまざまな専門職がどうすれば連携することができるのか、方策を話す(中国、1.11)

■11日から4日間の日程で、広島県の湯崎英彦知事が中国・四川省を訪問する。12日に開かれる交流イベントに合わせて、瀬戸内4県の関係者も招き、広島からは広島大や企業から約40人が訪れる(中国、1.11)

■10日、広島大と国土交通省中国地方整備局は昨年の西日本豪雨を受け、防災・減災対策に関わる覚書を交わした。効果的な砂防施設の設計や道路周辺の危険個所の把握、土石流検知システムの開発など協力して研究する(中国、読売、日経、1.11、産経、1.15、朝日、1.22、毎日、1.25、日刊工業、1.30)

■◇ソフトテニス◇MIYOSHI DOME CUPトーナメント【男子】一般(1)久保・橋谷(めだかク・広島大)、【女子】一般(1)四ツ谷・則清(広島大・マインドク)(中国、1.12)

■12日、障害のある人たちのパラスポーツを体験する「全国横断パラスポーツ運動会」の中四国ブロック大会が廿日市市スポーツセンターで開催された。体験した広島大2年の上川大貴さんは、2020年の東京パラリンピックがより楽しみになったと話した(中国、1.13)

■13日、4月に広島市で開催されるアーバンスポーツの世界大会「FISE」のPRイベントが基町クレドふれあい広場で行われた。競技の体験会が行われ、鉄の棒の上を歩いた広島大附属小2年の生徒は、バランスをとるのが難しいけど楽しかったと話した(中国、1.14)

■13日、外国人市民向けの新年交流会が東広島市アザレアホールで行われ、日本流のお正月を体験した。ネパールから広島大大学院に留学中のギタ・ギミレさんは餅つきを体験し、食べるのが難しそうに見えたけど、すごくおいしかったと話した(中国、1.14)

■原爆が投下された爆心地から最も近かった本川国民学校を1945年3月に卒業した山崎恭弘さんらは、原爆で焼失した同学年の在籍名簿の復元を続けており、7年ぶりに生存者がハワイで見つかり名簿に書き加えた。山崎さんは8月6日、広島高等師範附属中(現広島大附属中・高)1年生として疎開先にいたため無事だった(中国、1.14)

■病気などで入院・治療中の高校生に対する教育支援の取り組みが進んでいる。広島大学病院では、昨秋から病棟で遠隔授業を受けられるようになった。小児科の小林正夫教授は、これまでやむなく留年や退学する生徒がいて心苦しかった、今後も支援を充実させたいと話した(朝日、1.14)

■広島県と広島大は、産業振興や防災対策などの複数分野にわたる包括的な連携協定を締結した(読売、1.15)

■14日、広島大病院スポーツ医学センター主催するスポーツ選手の育成について考える公開講座が広島市で行われた。広島カープの石井雅也ヘッドトレーナーがカープ選手の育成法などを紹介した(朝日、1.15)

■昨年7月の西日本豪雨を教訓に大規模災害への対応を考える防災講演会が広島市で行われた。広島大大学院の河原能久教授(河川工学)らが広島県の河川災害の特徴について解説した(読売、1.15)

■◇少林寺拳法◇第8回中四国学生冬季大会【男女】団体演武(3)広島大(宮里虎・矢野友輝・廣瀬一貴・宇梶柊・北倉健悟・小黒照平)(読売、1.16)

■◇卓球◇第68回福山市市長杯オープン選手権大会【男子】70歳以上(1)塩本文夫(広島大)(読売、1.16)

■19日、広島日仏協会において、フランス文化講演会が開催される。広島大病院心臓血管外科の渡部正済医師が「フランスで心臓手術をすること」と題して講演を行う(中国、1.16)

■休止状態のボランティア団体「広島歴史資料ネットワーク」が西日本豪雨を機に活動を再開した。豪雨で泥まみれになった古文書を県立文書館や広島大文書館などが協力して修復に取り組んできた。事務局となる広島大の石田雅春准教授(日本近現代史)は、高齢化で古文書の管理が行き届かなくなっている家も多い、日頃から保全活動に取り組んでいきたいと話した(読売、1.16)

■第36回西日本新春書道展の入賞者が決まった。団体賞の優秀賞に、広島大附属福山高が選ばれた(読売、1.16)

■東広島市は、広島大の「日本鶏資源開発プロジェクト研究センター」と連携して地元産地鶏ブランドの商品開発を目指している。昨年12月、東広島芸術文化ホールくららにおいて試食会が開催された(読売、1.17)

■17日、広島大は任期満了となる原爆放射線医科学研究所の松浦伸也所長の後任に、副研究所長の田代聡教授を選んだ。任期は4月1日から2年間(中国、読売、1.18)

■鹿児島県口之永良部島で噴火が発生した。同地域を拠点に魚類の生態調査などをしている広島大大学院の水圏資源生物学研究室は現在、学生など誰も滞在しておらず被害はなかった(中国、1.18)

■17日、広島県は広島大病院をアレルギー疾患の治療や研究の中核を担う「県アレルギー疾患医療拠点病院」に指定することがわかった(中国、1.18、読売、1.24)

■広島大大学院先端物質科学研究科の水沼正樹准教授(分子遺伝学)が、酵母や線虫での寿命を述ばすメカニズムを研究し、創薬や機能性食品の開発につながる成果が評価され、2018年度の日本学術振興会賞を受賞した(中国、1.19)

■18日、広島大は任期満了となる大学院工学研究科の河原能久研究科長の後任に、菅田淳副研究科長を選んだ。任期は4月1日から2年間(中国、読売、1.19)

■19日から大学入試センター試験が始まった。近年、文系人気が続いている。理系では、人工知能などに関連する情報系の人気が高まっており、横浜市立大データサイエンス学部を志望する広島大附属高の生徒は、将来スポーツのデータ分析の仕事をしたいと意気込みを語った(中国、1.20)

■26日、広島大仏教青年会歎異抄講話が広島県健康福祉センターにおいて開催される。同大名誉教授の松田正典さんが講師を務める(中国、1.21)

■27日、広島大仏教青年会歎異抄講話が呉市中央図書館において開催される。同大名誉教授の松田正典さんが講師を務める(中国、1.21)

■第64回青少年読書感想文全国コンクールで県審査特選作品に選ばれた広島大附属中の生徒の作品が紹介された(毎日、1.22)

■広島大病院精神科の岡本泰昌教授が、高齢者のうつ病について、心より頭痛や倦怠感など体の症状が出やすいことや認知症と間違われやすことについて解説した(中国、1.23)

■26日、のぞみの会広島講演会が広島県民文化センターにおいて開催される。広島大病院乳腺外科の角舎学行医師が「乳がん術後リンパ浮腫の正しい予防法とは?」と題して講演を行う(中国、1.23)

■【病院の実力】 2017年の主な医療機関の肝臓がんの治療実績が公開された。 広島大病院は開腹による切除手術の患者数が91人、腹腔鏡による切除手術の患者数が24人、焼灼療法の患者数が42人、肝動脈(化学)塞栓療法の患者数が301人、分子標的薬で治療した患者数が55人だった(読売、1.23)

■23日、公開フォーラム「東広島市の景観と文化遺産を考えよう 西条酒蔵通りから」が同市内アザレアホールで行われた。広島大の塚本俊明名誉教授(都市計画)たち4人が酒蔵通りの将来を巡って討論した(中国、1.24)

■23日、文部科学省は法科大学院34校に2019年度に支給する補助金の配分率を公表した。中国地方では、広島大、岡山大がいずれも85%となった(中国、1.24)

■26日、備陽史探訪の会総会記念講演会「香川産サヌカイトと福山市洗谷貝塚をめぐって」が福山市丸之内備後遺族会館において開催される。広島大大学院の竹広文明教授が講演を行う(毎日、1.24)

■23日、広島県尾道市長選挙に新人で元県部長の後藤昇さん(広島大大学院教授などを歴任)が無所属で立候補する意向を表明した(産経、1.24)

■【古里へ 経済人エール】栄養素を多く含む微細藻類のミドリムシで人を健康にすることを目標に掲げているユーグレナは、マツダや広島大などでつくる「ひろしま自動車産学官連携推進会議」のプロジェクトで、廃食油とミドリムシによるバイオディーゼル燃料作りに取り組んでいる(中国セレクト、1.24)

■【想】広島大の寺田健太郎客員教授は、昨年12月に科学絵本「ねえねえはかせ、月のうさぎは何さいなの?」を発刊した。月を入り口にして最先端科学のわくわく感を家族で楽しんでほしいと話した(中国セレクト、1.24)

■31日、広島大学中央図書館ライブラリーホールにおいて、東広島学生ボランティア研修・交流会が開催される。西日本豪雨災害でのボランティア活動の報告が行われる(プレスネット、1.24)

■北西允(きたにし・まこと=広島大名誉教授、政治学)20日、死去。93歳。「平和と学問を守る大学人の会」に参加し、1955年に広島市で初めて開かれた原水爆禁止大会受け入れなど、反核運動に尽力した(中国、1.24、毎日、1.25)

■広島県は、広島大や県立広島大などと検討会を設置し、データサイエンスを担う民間の人材を育成する事業を試行する。試行はネット上の連続講座と広島大東千田キャンパスでの研修の2本立てで行われる(中国、1.25)

■◇馬術◇藤田杯大会【小障害飛越】▽B(1)菊地浩矢(広島大)(中国、1.25)

■2月28日、学生によるビジネスプランコンテスト「第15回キャンパスベンチャーグランプリ全国大会」が開催され、地区大会を勝ち抜いた計12チームが出場する。中国地区からは、広島大の福岡拓磨さんと同大大学院の北村拓也さんが出場する(日刊工業、1.25)

■25日、広島大は大学院教育学研究科の50代の男性講師を女子学生にセクハラ行為をしたなどとして、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した(中国、朝日、読売、1.26)

■25日、広島大は2月1日にゲノム編集イノベーションセンターを新設すると発表した。センター長には同大大学院理学研究科の山本卓教授が就任する(中国、1.26)

■25日、広島大は2020年1月からキャンパス内を全面禁煙にすると発表した。また、喫煙者を減らすため今年入学するの新入生に対する禁煙教育の強化、喫煙者の学生に対する禁煙補助薬の無料処方などに取り組む(読売、1.26)

■2月9日、講演会「日中韓はどう違うか?〜朱子学を知ればすっきりわかる」が五日市公民館において開催される。講師は広島大大学院の西原大輔教授が務める(中国セレクト、1.26)

■2月9日、カカオニブ講演会が広島市植物公園において開催される。広島大名誉教授の佐藤清隆さんがチョコレートと原料のカカオの不思議な世界を紹介する(中国セレクト、1.26)

■23日、企画展関連講座「エイジングによる皮膚の変化とその予防〜セルフケアから最新の治療法まで」が広島市健康科学館において開催される。講師は広島大病院皮膚科の鼻岡佳子医師が務める(中国セレクト、1.26)

■【叙位叙勲】従四位◇広島大名誉教授、河村祐治氏(92)(12月27日死去)(産経、1.26)

■広島大学生団体「OPERATIONつながり」は、西日本豪雨で被災した東広島市の農地の復旧ボランティアに力を入れている。同団体メンバーの新和田未来さんは、東広島は特に農地が多いため、農地の復旧が地域の復興につながるはずだと話した(中国、1.27)

■27日、大学生が県議や市議の仕事を学ぶ「議員インターンシップ」の事前研修が広島県健康福祉センターで行われた。将来、教育行政に携わりたい広島大教育学部2年伊東穂乃佳さんは、行政との関わりの強い議員の仕事への理解を深めたいと話した(中国、1.28)

■国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所で働くシャムスル・ハディ・シャムスさんは、戦争やテロが続く祖国アフガニスタンの復興を担う人材育成の活動を続けている。広島大大学院国際効力研究科の博士課程に留学し復興や紛争解決を学んで博士号を取得した(中国、1.28)

■2月16日、東南アジアから来日し、広島文理科大(現広島大)在学中に被爆した南方特別留学生について学ぶ研修会が原爆資料館で行われる。南方特別留学生の足跡を研究する広島大大学院の平野裕次さんが被爆状況や帰国した人たちの戦後の功績を紹介する(中国、1.28)

■第43回近県書き初め展の大賞作品が紹介された。広島県議会議長賞、福山書道連盟会長賞などに広島大附属三原小、同大附属福山小の児童の作品が選ばれた(中国、1.28)

■日本ゲノム編集学会会長を務める広島大の山本卓教授が、ゲノム編集の開発の現状と日本の課題について話した。基盤となるDNA切断酵素の開発で日本は海外に後れをとっており、国の支援のもと、研究の推進と人材育成の強化が必要だと主張した(日経、1.28)

■2月16日から11月まで、原爆の人的被害を新たな手法で伝える連続講座「被爆証言と医科学的解説シリーズ」が広島市民有志の手で開講される。初回は、15歳の時に被爆した寺前妙子さんが自身の被爆体験を話し、広島大名誉教授の鎌田七男さんが被爆者医療や放射線影響調査の取り組みについて解説する(中国、1.28、読売、1.31)

■28日、欧州連合(EU)のパトリシア・フロア駐日大使が初めて広島市を訪問した。大使は、広島大主催の講演会「ピース・レクチャー・マラソン」の講師として来日、平和記念公園なども訪れ、広島市の松井一実市長とも面会した(中国、読売、1.29)

■「水の都ひろしま推進協議会」会長を務める広島大大学院工学研究科の西名大作教授が取り組んできた「水辺のオープンカフェ」が、昨年12月、国土交通省が水辺を生かしたまちづくりの先進事例を認定する初の「かわまち大賞」に選ばれた(中国、1.29)

■【生きて(5)】渓水社の木村逸司社長は、1961年に広島大文学部英文学科に入学した。文芸部に所属し、大学近くの下宿先に部員が集まり文学論争を繰り返した(中国、1.29)

■28日、国公立大の2次試験の願書受付が始まった。センター試験の得点が基準を満たさなければ2次試験の受験対象から外す「二段階選抜」は、広島大など中国地方の医学部医学科で一定の志願倍率を超えた場合に行われる(中国、1.29)

■【キャンリポ発サークルLIFE】広島大のまーまー堂は、オリジナルの服を製作しファッションショーを開催する服飾サークルで、メンバーはほぼ独学で服を作っている(中国セレクト、1.29)

■第52回新春毎日書き初め展の入賞作品が決まった。毛筆の部の優秀賞に広島大附属東雲小の児童の作品が選ばれた(毎日、1.29)

■28日、広島大と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、大学の研究資源を生かしたベンチャーの企業や人材育成に関して相互協力するための覚書を締結した(読売、日経、日刊工業、1.29)

■葉佐井博巳(はさい・ひろみ=広島大名誉教授、原子核物理学者)26日、死去。87歳。自らの被爆体験を踏まえ、新しい被ばく線量計算方式を策定し、被爆証言・継承活動にも尽力した(中国、朝日、毎日、産経、1.30)

■29日、公益財団法人ヒロシマ平和創造基金は、国際理解や平和創造の活動を続ける個人・団体に贈る本年度の「国際交流奨励賞」に、広島県内の3団体と1個人を選んだ。広島大歯学部やNPO法人NGOひろしまと連携し、カンボジアの小学校で歯科検診や歯磨きの指導に取り組む「カンボジアのこどもたちの歯をまもるプロジェクト」が選ばれた(中国、1.30)

■2月3日、東広島市の市民団体、広島ベトナム平和有効協会と広島大ベトナム留学生協会は、東広島市総合福祉センターでベトナムの旧正月テトを祝う会を開催する。正月に食べるちまき「バンチュン」などのベトナム料理を囲んで交流を行う(中国、1.30)

■【評伝】26日、葉佐井博巳さんが87歳で死去した。葉佐井さんは、広島大工学部教授時代に原爆放射線量を被爆地から実際に試料を採取して測定し、新しい推定計算方式「DS02」を取りまとめ、戦争なき世界を求めて自身の被爆体験の証言活動にも努めた(中国、1.31)

■30日、広島大は呉市役所内に呉サテライト施設を開設し、市役所で調印式が行われた。市民や企業からの相談を受ける事務スペースや、小規模の会議やゼミができるミーティングルームが設けられた(中国、読売、1.31)

■2017年10月に聴覚障害がある学生を対象に広島大が行った短期プログラム「日本語・日本文化特別研修」に参加したリュウ・キヨウさんとチョウ・ムギさんが、2018年10月に広島大に研究生として入学した(プレスネット、1.31)

■【広島大学の若手研究者に聞く】広島大外国語教育研究センターの高橋有加助教は、実際に使用された大量の言語資料をコンピューター上にデータベース化したコパースを用いて言語を分析し、効率的な英語学習教材の開発を行っている(プレスネット、1.31)


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