令和3年6月

■広島県西部こども家庭センターで一時保護中の子供が施設で死亡した。子どもアドボカシー広島代表で広島大の定者吉人客員教授(関係行政論)が、このような悲劇を繰り返さないためにどうするべきなのか話した(中国、6.1)

■1日、第29回中国地区高校軟式野球大会の決勝が行われ、広島大附属福山が初優勝した(毎日、6.2)

■1日、政府は今月21日から職場や大学での新型コロナウイルスワクチンの接種を開始可能とすると発表した。広島大、東北大など全国7大学での実施を他大学に先行して進める方向で調整している(中国、6.2、6.3)

■新型コロナウイルスワクチンの接種ウェブ予約にデジタル機器に不慣れな高齢者を助けるため、大学生らがサポートする取り組みが行われている。東広島市では5月15日の集団接種予約の際、広島大の学生たち約10人が市役所などでウェブ予約を手伝った(中国、6.2)

■広島大病院感染症科の大毛宏喜教授が新型コロナウイルスワクチンの働きなどについて話した(中国、6.2)

■◇ボート◇第59回広島レガッタ兼第65回中国高校選手権県予選会【男子】一般▽シングルスカル②荒川健太(広島大)、▽ダブルスカル①広島大、【女子】一般▽シングルスカル②長谷川奈瑠(広島大)(読売、6.2)

■広島県は「広島県カーボン・サーキュラー・エコノミー推進協議会」を設立した。会長に広島大の市川貴之教授が就任し、二酸化炭素を素材や燃料といて再利用するカーボンリサイクルの社会実装の推進を目指す(日刊工業、6.2)

■日本経済新聞社が企業の人事担当者に実施した大学イメージ調査で、広島大は総合ランキング中国・四国地域で2位、全国で21位で前年度より順位が下がった(日経、6.2)

■【生きて再録④】教育学者の大田堯さんは広島文理科大(現広島大)で長田新さんが年に1回開いていた「ペスタロッチーの夕べ」を聴講し、教育を通して社会改革をしようと教育者を目指した(中国セレクト、6.2)

■広島大病院は新型コロナウイルスワクチンの大規模接種で広島サンプラザ会場の運営を引き受ける。木内良明病院長は「感染収束の最良手段がワクチンの接種。早く進めるために協力したい」と話した(中国、読売、6.3)

■高度経済成長期に工場などから出た排水が原因で漁業に深刻な被害が起こり、排水規制などで水質改善をはかった。結果、きれいになりすぎたことが原因とされる悪影響が深刻化しており、1990年代頃から広島大の山本民次名誉教授は瀬戸内海の漁師から海はきれいだが魚が取れないという相談を受けるようになった(毎日、6.3)

■大学キャンパスを会場とする新型コロナウイルスワクチン接種は広島大や東北大など国立7大学で先行して進められる。大学生も接種対象となることから若い世代の感染拡大防止に期待がある一方、多くの大学では準備が整っておらず困惑を抱えながらスタートまで残り2週間で対応を迫られている(産経、6.3)

■東広島市は、大学生へのPCR検査受験を促すため広島大と近畿大工学部、広島国際大と東広島PCRセンターを往復するバスの借上げ費用を全額補助するなど運行を支援する(プレスネット、6.3)

■広島大の佐藤利行副学長ら3人が「中国詩歌史通論」の日本語版を翻訳し、白帝社から出版された(プレスネット、6.3)

■政府は、海外の大学への進学・留学を予定している若者らに優先的に新型コロナウイルスワクチンを接種する方針を固めた。大学施設での実施は広島大や東北大など国立7大学で早期開始を目指しており、留学予定者をこれらの大学に割り振って接種証明書を発送する仕組みを作りたい方針(中国、6.4、読売、6.8)

■4日、広島大は同大の学生と教職員たちへの新型コロナワクチンの大規模接種を21日から東広島キャンパスで始めると発表した。打ち手は学内病院の医師・看護師で対象は約1万8千人。希望者を募り、予約を受け付ける(中国、朝日、読売、日経、毎日、産経、6.5、産経、6.8)

■3日、広島大防災・減災研究センターは県内の今年新たに防災担当となった自治体職員向けの研修会をオンラインで開いた。海堀正博センター長(砂防学)ら3人が災害のメカニズムや新型コロナウイルス禍での避難などをテーマに講義した(中国、6.5)

■先月、文化審議会が重要文化財に指定するよう答申した代々木競技場は故丹下健三氏(旧制広島高校(現広島大))の代表作で、1964年の東京五輪を象徴する建物の一つとして傑作中の傑作とされている(中国セレクト、6.5)

■【病院の実力 食道がん】主な医療機関の2020年の治療実績が公表された。広島大病院は、手術総件数が49件、内視鏡治療が92件だった(読売、6.6)

■6日、被爆者医療などについて研究者が講演する「原子爆弾後障害研究会」がオンラインで開催された。広島大の鎌田七男名誉教授も特別講演で参加し、次代の研究者の育成が課題だと話した(中国、6.7)

■【こんにちは支店長です】フジタ広島支店の檜垣純一支店長は広島大で建築を学び、技術職として入社したが営業職も経験した。両方の職場経験が支店長として役立っていると話した(中国、6.8)

■今年8月に広島大東広島キャンパス内で開校予定だった米・アリゾナ州立大日本校は開校が来年4月に延期されることが分かった(中国、6.8)

■7日、広島大、千葉商科大など9大学はキャンパスで使うすべての電力を太陽光などの再生エネルギーに転換しようと「自然エネルギー大学リーグ」を設立した。ノウハウを共有し、脱炭素社会を担う人材育成などでも協力する(中国、6.8、日刊工業、6.9、朝日、6.16)

■広島大大学院の保田朋波流教授らの研究グループは、複数の新型コロナウイルス変異株に結合し、ウイルスの無力化につながる中和抗体を10日で作り出す技術を開発した(中国、6.9)

■北広島町新庄の新庄中の1年生が広島大の中越信和名誉教授とテングシデ群落の生育調査などを現地調査した(中国、6.10)

■広島大教育ヴィジョン研究センターが幼稚園から大学までの教員に対してコロナ禍における困りごとについて調査を行った。約6割がコロナ禍での指導の難しさと業務の負担増を挙げた(中国、6.10)

■8日、広島大は県内の住民団体と学生、教員が連携する活動の費用を助成する「地域の元気応援プロジェクト」の一環で、3者が顔を合わせるマッチングイベントを開催した。同大大学院人間社会科学研究科の多田羅起子准教授(造形芸術学)は、「専門分野やネットワークを生かせる企画に協力したい。関わる学生の学びにもつながる」と話した(中国、6.10)

■21日より広島大は学生・教職員を対象に同大東広島キャンパスにて土日に各2,000人、平日に各500人のペースで新型コロナウイルスワクチン接種を進める(朝日、読売、6.10)

■広島大大学院の飯田幸治准教授、札幌医科大の三國信啓教授らの研究グループは、医療ICTベンチャーのアルムのアプリケーションを用いて脳波動画をデータを基にてんかんを遠隔診断する共同研究を始めた(日刊工業、6.10、中国、6.23)

■広島大が21日より実施する新型コロナウイルスワクチン接種の意向調査を実施したところ、回答した学生や教職員のうち約8割が接種を希望していることが分かった(中国、6.11)

■東広島市は、2018年7月の西日本豪雨による市内の被災状況や初動対応、復旧・復興への取り組みなどをまとめた記録誌を作成した。記録誌には被災した住民や広島大の防災研究者ら16人のインタビューも掲載されている(読売、6.11)

■尾崎俊治(おざき・しゅんじ=信頼性工学、広島大名誉教授)10日、死去。79歳(読売、6.11)

■県内の大学が学生・教職員を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種の調整を進めている。11日、広島大は接種について具体的なスケジュールや予約方法をホームページに掲載した。8月6日までに学生と教職員計20,000人に接種を終える予定(中国、6.12)

■11日、文部科学省は21日から始まる新型コロナウイルスワクチンの大学での接種をめぐり、32校が実施に必要な申請が完了したと発表した。32校のうち広島大、大阪大など一部の大学しか公表されていない(日経、6.12、中国、6.13)

■12日、広島市で高齢者向けの大規模ワクチン接種が開始されたが利用した高齢者は26.2%にとどまった。広島大病院が45人体制で会場を設けた広島サンプラザでの来場者数は定員のわずか3割強だった(中国、6.13)

■新型コロナウイルスワクチンの職域接種が開始されたが、副反応が生じ仕事に影響があるということを考慮する必要がある。広島大大学院の坂口剛正教授(ウイルス学)は「接種による副反応を考慮し、職場内で接種日をずらすなど勤務を調整した方がよい」と話した(朝日、6.15)

■今春広島大教育学部を卒業した佐藤拓実さんは、卒業論文で戦時下の広島の建物疎開の変遷を解析した。元広島大教授の石丸紀興さんが約30年前に発表した先行研究を踏まえ、熊原康博准教授のもとで研究に打ち込んだ。19日にオンライン開催される地理科学学会で発表する(中国、6.15)

■14日、東広島市と広島大、東広島商工会議所は7月3日より同大東広島キャンパスの西体育館にて新型コロナウイルスワクチンの職域接種を開始すると発表した。8月末までに約1万9千人に実施するとしている。広島大は医師と看護師の派遣、ワクチン管理を受け持つ(読売、中国、6.15、6.19、朝日、日経、6.16、毎日、6.17、プレスネット、6.24)

■広島大病院肝疾患相談室は、広島大病院肝臓病教室をオンラインで開催中。7月25日まで同相談室のホームページから消化器・代謝内科の内川慎介医師による講演「本当は怖い脂肪肝 あなたの肝臓硬くなっていませんか?」が視聴できる(中国、6.16)

■◇陸上◇福山地区高校春季総体 【男子】▽200m③岡俊輔(広大福山)、 ▽400m①段吉遼大(広大福山)、▽800m①段吉遼大(広大福山)、②千田晃士朗(広大福山)、▽1500m②千田晃士朗(広大福山)、③日名子泰明(広大福山)、▽対抗得点トラック③広大福山、◇柔道◇第53回全日本ジュニア体重別選手権県予選▽66キロ級①古川巧(広島大)、▽73キロ級①松森秀麿(広島大)、▽81キロ級①井手拓朗(広島大) (読売、6.16)

■15日、荻生田光一文部科学相は閣議後の記者会見において、21日から広島大など8大学で新型コロナウイルスワクチンの接種が始まると明らかにした(読売、朝日、日経、毎日、産経、6.16)

■21日から広島大など一部の大学で新型コロナウイルスワクチン接種が始まる一方、医療系学部や病院のない大学ではワクチンの打ち手の確保に苦慮し目途が立っていない。こうした状況を踏まえ、国は医療系学部などを擁する他大学や自治体との連携を促しており、広島大はそのモデル例となっている。地元・東広島市と連携・作業分担して実施する(毎日、6.16)

■西日本で総合スーパーを手掛けるイズミは、広島大学病院の研究結果をもとに自動車部品を手掛けるヒロテック(広島市)と共同で紫外線を当てることで買い物かごの除菌ができる装置を開発した。5月中には約30店舗に取り入れ、将来的には全店舗に導入する(読売、6.16)

■【病院の実力】 主な医療機関の2019年の関節リウマチ治療実績が公表された。広島大病院は新規・再診患者が490人、生物学的製剤などを使用した治療が151人、関節手術が28件、専門医が10人だった(読売、6.16、6.27)

■16日、広島大は広島サンプラザにおいて土、日曜に行っている新型コロナウイルスワクチンの大規模接種について、予約が低調なため19、20日の実施を中止することを明らかにした(読売、6.17)

■【新社長】◇太平洋フェリー◇ 猪飼康之氏(広島大文卒)、6月15日付で社長就任(日刊工業、6.17)

■8日、政府は今月21日から職場や大学での新型コロナウイルスワクチンの職域接種の申請受付を開始した。企業では東京海上ホールディングスなど、大学では広島大などが申請した(プレスネット、6.17)

■広島大高大接続・入学センターは「広島大学ジュニアドクター育成塾」でものづくりやプログラミングに興味のある県内小学5・6年生の参加者を募集している(プレスネット、6.17)

■広島大デジタルものづくり教育研究センターの島﨑航平特任助教は、目には見えない振動を見える化し故障や摩耗などの減少の発見・故障の予防に生かせるようカメラによる測定方法について研究している(プレスネット、6.17)

■18日、広島大は21日より開始する新型コロナウイルスのワクチン接種の模擬訓練を実施した。訓練には職員約50人が参加し、動線の確認をした(中国、6.19)

■新型コロナウイルスワクチンの職域接種に関して、国が例示する「商工会議所などを通じた共同接種」について、県内13の商工会議所は対応が分かれている。広島大、東広島市と連携する東広島商工会議所や呉、福山は実施を予定し、その他の会議所は検討もしくは見送る方針であることが分かった(中国、6.19)

■18日、文部科学省は21日から広島大など全国21大学で新型コロナウイルスワクチンの接種が開始される目途がついたと発表した(毎日、6.19)

■18日、広島県の湯崎英彦知事は新型コロナウイルスワクチンの職域接種について、県内では広島大など63カ所で計画されていることを明らかにした(毎日、6.19、6.20)

■2007年より広島大大学院人間社会科学研究科の野島永教授(考古学)主導で調査が実施された庄原市にある佐田谷・佐田峠墳墓群が、18日の文化審議会の答申を受け国の史跡に指定される見通しとなった(中国、6.19、読売、6.21)

■子供への新型コロナウイルスのワクチン接種について、効果や副反応などについて広島大病院小児科の岡田賢教授が解説した(中国、6.20)

■県内の福祉作業施設で、地元企業や専門家と連携して「ご当地スイーツ」を売り出す動きが広がっている。竹原市の多機能型事業所「あさひ」は、カカオやチョコレートの研究で知られる広島大の佐藤清隆名誉教授の指南を受け、昨年6月からオリジナルチョコレートを販売している(中国、6.20)

■昨年12月にはやぶさ2が持ち帰った小惑星りゅうぐうの砂の分析が国内の研究チームで開始された。広島大や東北大による6チームがテーマごとに分析を行う。広島大は個体有機物を担当する(中国セレクト、6.20)

■今日から広島大を含む全国17大学で学生・教職員への新型コロナウイルスのワクチン接種が開始される(中国、読売、6.21)

■20日、東広島市が本年度に始めた「学生協働支援隊」メンバーは地元産菜の花を材料にした「サラダソルト」を完成させた。広島大4年生の岩崎幸誉さんは「特産品として定着していけば嬉しい」と話した(中国、6.21)

■21日、広島大など全国の大学で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった(中国、朝日、読売、6.22)

■21日、中国地方では広島大で新型コロナウイルスワクチンの職域接種が始まった。初日は学生ら1,095人が接種を受けた(中国、朝日、6.22)

■東広島市と広島大教育ヴィジョン研究センターは、オンラインで市立の5つの小学校をつないだ広域交流型の授業を始めた(中国、6.23)

■【交響・コンサート】オペラ歌手で広島大大学院人間社会科学研究科の枝川一也教授は、11日に広島文化学園HBGホールにて開催された第412回定期演奏会のメンデルスゾーンプログラムについて「指揮者の存在は絶対ではなく、指揮者の存在をなくした演奏会はメンバー一人一人の人間性を感じさせる新鮮なものだった」と話した(中国、6.24)

■23日、広島大は新型コロナウイルスワクチン接種について、同じ市内に立地する近畿大工学部の学生や教職員計約2,400人も対象にすると発表した(中国、日経、6.24、毎日、6.26)

■広島大病院は、2015年度から退院した自殺未遂者を地域の支援機関につなげる事業を行っている。同じ取り組みが市内の他の病院にも広がっており、自殺未遂者を支える仕組みづくりが広がりつつある(中国、6.25)

■関係者への取材により、広島大が東広島キャンパスにある法学部を東千田キャンパスへ移転させる方針を決めたことが分かった(中国、6.25)

■7月3、4日、天満屋福山店において第38回七夕書展が開催される。書の心書道会長賞を受賞した広島大附属福山の生徒ら計94点の作品が展示される(読売、6.25)

■広島大病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科講師の石野岳志先生が、聴力を取り戻す手段として最近注目を浴びている人工内耳や、難聴の原因について解説した(中国、6.26)

■聴覚情報処理障害のある東広島市の小学生が書いた論文が、コンピューターを利用した学習方法を研究する学会「CIEC(シーク)」でU-18特別賞を受賞した。広島大大学院の氏間和仁准教授(特別支援教育)から電子端末を使った勉強法を学び、その経験などを論文にまとめた(中国、6.26)

■広島大病院リウマチ・膠原病科の平田信太郎医師が、関節リウマチの症状、県内での治療環境について解説した(読売、6.27)

■【決別金権政治⑥】4月に行われた参院広島選挙区再選挙は、投票率33.61%と過去2番目に低かった。広島大大学院の川口広美准教授は「投票に行かなかった人たちは自分の1票の力が大きいと思えていないのだろう」と分析した(中国、6.28)

■広島大教育ヴィジョン研究センターの吉田成章准教授(教育方法学)や草原和博教授(教科教育学)たちは、同センター主催のオンラインセミナーを開催し、ポストコロナにおける学校教育について広島大、山口大、京都大の研究者らと議論を行った(中国、6.28)

■【研究室発】広島大大学院の実岡寛文教授(食物生産機能学)は、再生エネルギーを農業に取り入れる「営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)」の実験に取り組んでいる。この生産方法が実用化できれば、売電による増収、日陰で作業できる環境など農業の向上につながる(中国、6.28)

■広島大初代学長の森戸辰男氏が米軍占領下の沖縄を訪問した際に撮影したと思われるカラーネガフィルムが親族が遺品の整理中に発見され、同大研究員の嘉陽礼文さんに寄贈された。嘉陽さんは「当時の沖縄を克明に残した資料は少ない。沖縄の歴史を知ってもらうきっかけにしてほしい」と話した(毎日、6.29)

■中国新聞の集計により、西日本豪雨で住民が犠牲になった広島県内12市町35地区の人口がこの3年で8.66%減少したことが分かった。広島大大学院の後藤秀昭准教授(地理学)は「新型コロナウイルス禍が重なり、住民同士のつながりが希薄になることが予想される。災害の記憶をつなぐために被災者同士の取り組みが重要」と話した(中国、6.29)

■28日、原水禁国民会議は広島、長崎の両市で開催される原水爆禁止世界大会のプログラムに記憶の継承などに取り組む若者の報告を取り入れることを発表した。広島会場には、被爆体験伝承者事業の研修を受ける広島大医学部3年井上つぐみさんほか10~30代の4人が登壇する(中国、6.29)

■東広島市内で保護された野犬の数が増加している。広島大大学院の谷田創教授(人間動物関係学)は「病気や事故で苦しい思いをする犬が増える前に保護するか、誰かが責任を持って飼うべきだ」と訴えた(中国、6.29)

■29日、広島大学は東広島キャンパスにある法学部を東千田キャンパスへ移転させることを正式に発表した。東千田キャンパスにはすでに法科大学院があり、法曹養成の新たな拠点となる(中国、朝日、読売、6.30)

■29日、広島大両生類研究センターは大型の飼育室や最新の顕微鏡室などを備えた「バイオリソース棟」を新設し、除幕式を行った。センター長の荻野肇教授(進化発生生物学)は「施設をフル活用し、両生類研究の国際拠点として発展させたい」と話した(中国、6.30)

■8月1日、広島大の研究者と学生が運動嫌いな子供を減らそうと同大学霞キャンパスの広仁会館で、3歳児から小学3年生まで対象の無料の運動教室を開く。走り方を改善して、早く走れることを体感し運動を好きになってもらう(読売、6.30)

■大学キャンパスで「カーボンゼロ」の取り組みが加速している。1月、広島大は2030年までに通勤・通学を含むキャンパスで使うエネルギーの二酸化炭素排出を実質ゼロにすると宣言した。大学としては全国で初めて(日経、6.30)


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