法社会学ゼミ紹介(2018年)

教員から

「社会学からみた法と社会」

 法社会学は、法律や社会規範が現実生活のなかでどのように作用しているのか、たとえば、法に関する意識や利用方法などについて、経験的データに基づきながら研究する学問領域であると表現することができます。

 私自身の現在の主要な関心は、家族生活や地域生活でみられる諸問題や紛争現象の生じる現代的背景、ならびに対処・解決過程を対象に、相互作用や社会関係などに着目する社会学の方法論を用いて分析・解明していくことにありますが、ゼミでは特にテーマを限定することなく、生活保護制度をめぐる諸問題、高齢者の社会保障と社会参加、「子どもの貧困」の現状と対策といった家族や社会福祉に関連するもの、企業城下町の変容と現代的課題、地域におけるスポーツクラブの活動展開といった地域社会に関連するもの、鉄道等の交通機関のあり方や葬儀、埋葬等の動向といった現代的な諸問題に関するものなど、学生が選択したテーマに関する社会学的アプローチを用いた研究論文や各種資料の内容を検討しています。

 報告と議論を通して、自身が選択した研究内容はもちろん、他の学生が選択したテーマについても理解を深め、また、法律や社会規範と現実生活との関連について関心を深めてもらえればと考えています。

(浅利 宙)

写真はゼミの様子です。

学生から

 浅利ゼミは、とても和やかな雰囲気の中、法社会学について研究を進めていくことのできるゼミです。法社会学とは、社会のなかで法律がどのように作用しているかを研究する学問です。

 3年生の前期では、指定された社会学の文献の内容をまとめて、発表します。これを通して、社会学の基本的な知識、研究の仕方等を学ぶことができます。そして、3年の後期からは自分の調べたいテーマについて、研究報告をしていくことになります。

 研究テーマについては、社会に関することの中から各自の興味、関心のあるものを選択することができます。そのため、様々なテーマの研究発表を聞くことができ、新たな知識や発見、多角的な思考をできるようになります。また、研究を進めていく際に、わからないことがあったりした場合は、浅利先生が親身になってサポートしてくださるため、研究についての不安もありません。

 時間をかけて、自分の興味のあることを研究するという経験は、生きていく力となって、社会に出てからの私たちを支えてくれるでしょう。みなさんも浅利ゼミで楽しく研究に取り組んでいきませんか?

(法学部 野上滉平、藤田菜夏子)


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