家族法ゼミ紹介(2017年)

教員から

「家族と法」

 日常生活のなかで意識することはほとんどないかもしれませんが、私たちの生活には、法があふれています。たとえば、もっとも身近な生活共同体、つまり、家族の関係も、法によって規律されています。夫婦や親子の関係、人が死亡したときの財産の承継など、これら家族に関する基本的な規律は民法のなかにあります。

 たとえばみなさんは、「親子って何だろう?」と考えたことがあるでしょうか。それは、ごく身近な関係の問題でありながら、もっとも根本的で、もっとも難しい問題の1つです。国の文化や習俗、個人個人の価値観によって、その答えは様々でしょう。家族に関する法やその解釈も、少なからずこれらに影響されています。法のなかの「家族」は、純粋な理論だけでは割り切れない悩ましさを抱えています。

 ゼミでは、主に判例の報告を通じて、具体的な問題を多角的な観点から捉えること、そしてより広くは、法における家族のあり方や家族の財産について思考する能力を養うことを目標にしています。様々な視点に触れながら、理解を深めていきたいと思っています。

(且井佑佳)

写真はゼミの様子です。

且井ゼミの様子

学生から

 私たち且井ゼミは、毎回発表担当を決めて、判例の紹介とその判例についての議論を行う形式で活動しています。この活動を通して、親族法、相続法、その他の法律の知識を身に着けるとともに、判例や法律についての議論の仕方、発表資料の作り方を学ぶことができます。

 また、且井先生による核心をつく鋭い質問や指摘を受けることで緊張感もありつつ、基本的には、先生ご自身の醸し出すほのぼのとした雰囲気の下で、学生同士でグループを作り、議論を重ねていくため、アットホームな空間となっています。その議論の際に生じた疑問等についても先生が各学生のレベルに合わせてわかりやすく、優しく丁寧に解説をしてくだ さるので議論を深めていくと、その分だけ多くのことを学ぶことができます。

 このような環境で、様々な人の意見を聴き、また自らも発言するため、毎回多くの発見が あり、自らの成長を感じることができます。 みなさんも且井ゼミで、楽しく実りの多い時間を過ごしませんか?

(ゼミ生一同)


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