平成18年4月18日、松本教授は「メルセンヌ・ツイスター擬似乱数発生法の開発」の業績により、平成18年度科学技術賞(開発分野)の表彰を文部科学大臣から受けました。松本教授が開発したメルセンヌ・ツイスター擬似乱数発生法によって、原子炉の設計から金融市場の動向予測にわたるあらゆる分野で、より高速で信頼性の高い計算機シミュレーションが可能となりました。その成果は、理論研究・製品開発から資産運用にいたる国民生活の広い分野に寄与しており、抽象数学が実用品開発に貢献した実例として社会的意義を有するとして、この度表彰されたものです。
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