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インドネシア ダブルディグリープログラムについて -国際協力研究科-



インドネシア大学にて

 国際協力研究科(IDEC)では、2006年度よりインドネシアリンケージ(ダブルディグリーマスター)プログラムを開始し、この度、開発政策講座の高橋与志助教授、金子慎治助教授がインドネシア大学、ガジャマダ大学を訪問し、2007年10月にIDECへ入学予定の学生6名に対して研究指導面談を行いました。

 このプログラムは、インドネシア地方政府公務員の人材育成・能力向上を目的としたODA円借款事業の一環です。具体的には、インドネシア国家開発企画庁(BAPPENAS)が、国内のプログラム参加希望若手職員の中から選考し、合格者をインドネシア国内の大学で1年間、日本の大学で1年間修学させ、参加学生には双方の大学から学位が授与されるものです。初年度2006年の合格者は、およそ5000人の希望者の中から選考された75名で、2006年9月からインドネシアの主要6大学で修学し、2007年10月からの1年間は広島大学国際協力研究科を含む日本の参加大学8大学へ留学することとなっています。

 IDECでは、インドネシア大学、ガジャマダ大学と個別協定を結び、それぞれ3名の学生を受け入れることになっています。この度の訪問で、前述のIDEC担当教員は、6名の学生たちがIDECに在籍する1年間で最大限研究成果をあげ、修士論文執筆をスムーズに行うために必要な事前準備指導を行いました。

 広島大学初のダブルディグリープログラムの成功に向け、本プログラムは順調な滑り出しを見せています。このプログラムを通して、インドネシア政府の高等人材開発事業を支援していきたいと考えています。





【この記事に関する問い合わせ先】

  広島大学大学院国際協力研究科 研究科長 金原達夫

  TEL:082-424-6900

  メールアドレスはこちら


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