広島大学は、ユネスコ・アペイド(アジア太平洋地域教育開発計画)の協同センターとして、日本ユネスコ国内委員会との共催で、1987年以来、毎年、アジア太平洋地域の教育開発のための国際セミナーを開催してきており、ユネスコ・アペイドの第7期(2002-2007)事業では、「アジア太平洋地域における教師教育の革新」をテーマにセミナーを開催してきています。
20年目となる今年度は、来る3月5日(月)より9日(金)まで、国際協力研究科をメイン会場に、下記の要領で標記セミナーを開催いたします。本年度のテーマは「アジア・太平洋地域における教師教育の革新 −教員評価制度の改善−」で、アジア・太平洋地域の7カ国の専門家により、各国の教師の資質・能力における問題及び教員評価への取り組みや課題等について報告があり、討議が行われます。
開会式、基調講演、国別報告、全体討議は何れの日も傍聴していただくことが可能ですので、お誘い合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。
記
【テーマ】:「アジア・太平洋地域における教師教育の革新−教員評価制度の改善−」
【期間】: 3月5日〜9日
【会場】:広島大学大学院国際協力研究科大会議室
【スケジュール】
3月 5日(月)
14:00-14:40 開会式
15:10-16:00 基調講演「教員の評価及び職能開発のための専門職基準の開発 - アジア太平洋地域における教員評価制度の動向」
周南照博士 (中国国立教育研究所教授・華東師範大学国際教師教育センター長)
3月 6日(火)
9:30-11:45 国別報告(インドネシア、マレーシア、タイ)
13:30-17:00 国別報告(中国、ネパール、フィリピン、日本)・討議
3月 7日(水) 教育視察
3月 8日(木) 教育視察(討議)
3月 9日(金)
9:30-12:00 全体会(討議)
14:00-16:00 全体会(討議)・閉会式
【国別報告者】
中国 Dr. Li Zhao [華東師範大学国際教師教育センター次長]
インドネシア Mr. Yayan Trisakti [インドネシア教育省教職員資質改善局企画部事業評価課長]
マレーシア Mr. Shaari bin Osman [マレーシア教育省教師教育局長補佐]
ネパール Dr. Leela Pradhan [トリブバン大学教育学部教授]
フィリピン Ms. Zaida T. Azcueta [フィリピン教育省人材開発局職員能力開発部長]
タイ Ms. Cherapan Poonnakaseam [タイ教育省教育審議会総務局長]
日本 Dr. Yoshinori Tabata [広島大学大学院国際協力研究科教授]
リソース・パーソン
Dr. Zhou Nan-zhao [中国国立教育研究所教授・華東師範大学国際教師教育センター長]
Dr. Virgilio U. Manzano [フィリピン大学教育学部教授]
Dr. Amelia C. Fajardo [フィリピン大学教育学部助教授]
※セミナーの使用言語は英語のみです。その他、詳細につきましては、下記へお問い合わせ下さい。
【問合せ先】
広島大学ユネスコ・アペイド事業委員会(委員長 田畑佳則)
電話:082-424-6937
※広島市内から電話をお掛けの場合は、市外局番(082)が必要です。
e-mail:tabata@hiroshima-u.ac.jp