• ホームHome
  • [研究成果]「からだ」が重力で潰れない仕組みを解明

[研究成果]「からだ」が重力で潰れない仕組みを解明



広島大学原爆放射線医科学研究所の宮本達雄講師と松浦伸也教授は、YAPが細胞骨格アクトミオシンネットワークの重合・脱重合を調節するための標的遺伝子としてARHGAP18を同定しました。



本研究は、英国バース大学の古谷―清木誠博士の研究グループとオーストリアISTのハイゼンベルグ博士、東京医科歯科大学難治疾患研究所発生再生生物学分野の仁科博史教授、大阪大学、慶応大学、広島大学、名古屋大学、オックスフォード大学、ウイスコンシン大学のグループが、脊椎動物が3次元のかたちを維持するメカニズムを解明した共同研究の一部を担っています。



共同研究の成果は、英国の科学雑誌「nature」オンライン版に平成27年3月16日(英国時間)に掲載されました。



現在、日本で発明されたiPS細胞を用いて、目的細胞を分化誘導する研究が盛んになされています。しかしながら、立体的な組織や臓器を作ることは未だ困難な状況ですが、細胞張力制御の観点からこの問題解決の糸口になることが期待されます。





【お問い合わせ先】

広島大学原爆放射線医科学研究所

講師 宮本達雄(みやもと たつお)

TEL:082-257-5811

E-mail: t-miyamoto*hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に変換して送信してください)


up