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内海文化研究施設第37回季例会・公開講演会を開催します



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チラシはこちら(PDF:994KB)

内海文化研究施設第37回季例会・公開講演会「平清盛の「平家納経」寄進とその後の展開

-経巻の見返絵と願文の関わりを中心に-」を開催します。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。



【日時】

平成28年12月5日(月) 13時30分~15時30分



【場所】

広島大学大学院文学研究科(文学部) 1階B104講義室



【講師】

県立広島大学名誉教授 松井 輝昭 氏



【要旨】

厳島神社蔵の「平家納経」は絢爛たる装飾経であり、平清盛ら一族家人32人が極楽往生を願って奉納したものという。

しかし、「平家納経」の見返絵と平清盛筆とされる願文のあいだには、容易に解消できない大きな食い違いが見られる。

そのためか、平清盛がいつ何を契機としてこの経巻を同神社に寄進したのか、平盛国ら3人の家人がなぜ経巻の奥書に名前を書き入れることができたのかなど、幾つもの未解決の疑問がいまなお残されている。

本講演では、「平家納経」を櫛筆文書・経巻の見返絵・経箱・願文と個別に検討し、この装飾経がどのようにして現在のような形になり、また理解されるようになったのか、その成り立ちについて明らかにしたい。



【参加費】

無料

※予約の必要はありません。



【お問い合せ先】

広島大学大学院文学研究科

本多研究室

〒739-8522 東広島市鏡山1-2-3

TEL:082-424-6639

E-mail:honda*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてく ださい)


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