日本はアメリカの公教育と教師の危機から何を学ぶのでしょうか。
日本が大事にしてきた教師の同僚性、教師間の信頼に基づく授業研究の伝統をザンビアはどのように咀嚼し、実践へと結びつけているのでしょうか。そのようなザンビアの継続的な取り組みから、日本はどのような希望を見出し、自らの実践の鏡とできるのでしょうか。
本セミナーでは、上記の問いを考えるために、『崩壊するアメリカの公教育 日本への警告』(岩波書店)の著者である鈴木大裕氏による基調講演を行います(略歴はチラシ裏面参照)。
ザンビアでの授業研究を支援する馬場卓也教授(大学院国際協力研究科)、大阪市の教育改革を研究する滝沢潤准教授(大学院教育学研究科)を交えたパネルディスカッションで、日本、アメリカ、ザンビアの視座から国境を越えた活発な議論を展開します。
米国、日本、ザンビアでの公教育と教師をめぐる取り組みを知り、日本で教師を目指す方、日本の教育の未来、国際協力の可能性を考えたい方がともに議論する機会としたいと思います。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。
【日時】
2016年12月19日(月) 18:00~20:30
【会場】
広島大学東広島キャンパス 学生プラザ1階西側フリースペース
【プログラム】
18:00~19:00 鈴木大裕氏による基調講演
19:00~20:00 パネルディスカッション
20:00~20:30 質疑応答
【使用言語】
日本語
【お問い合わせ先】
広島大学大学院国際協力研究科(担当:澁谷和朗 特任准教授)
Tel: 082-424-6922
E-mail: kshibuya*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)