第40回 将来は、ウェブサービスの開発を!今日の経験から、明日の自分を「予測」する

等身大の広大生の声を、受験生・高校生のみなさんへお届けする『広大生、先輩インタビュー』。第40回は、工学部 第二類(電気電子・システム情報系)3年の井櫻 星二(いざくら せいじ)さん(和歌山県開智高等学校出身)です。常に自分を磨こうとさまざまなフィールドに挑戦し続け、自分の「なりたい姿」を確かめるためにインドへの留学を決めた井櫻さん。そんな彼に、受験と大学生活のあれこれを聞いてみました。

インタビュアー: 「ええね広大!学生広報ディレクター」 山下 裕介(法学部3年)

テニスに明け暮れた高校時代。大学選びの決め手は自然豊かなキャンパス!

高校3年の夏まではテニスが生きがいでした。テニスの団体戦では県大会で優勝。全国大会まではあと一歩及ばなかったものの、毎日の練習に一生懸命取り組み、また結果も残せたこともあり最高の部活生活を送れました。一方で受験のことは全く考えておらず、引退後はどの大学を受験しようかとても悩みました。

そんな中で僕が広島大学に惹かれた理由が環境面です。ストリートビューで見た広島大学のキャンパスは自然豊かで、春には満開の桜、秋には色とりどりの紅葉など四季の風景が楽しめ、ストレスフリーでキャンパスライフが送れるのではないかと思ったのが決め手になりました。

実際に入学後、広い敷地を生かした東広島キャンパスのウォーキングコースは景色が良く気持ちよく歩けるので頻繁に利用しています。

高校のテニス部時代。団体戦で県大会優勝!

四季が楽しめるキャンパスは歩いていて楽しい

四季が楽しめるキャンパスは歩いていて楽しい

また、僕は小さいころからコンピュータに触れるのが大好きでした。家のパソコンを初めて使ったワクワク感は今でも覚えています。高校でもコンピュータ(電子系)の分野に興味を持ち、授業では「なんで、なんで」の連発。授業内容よりもっと深くまで知りたい!と思ったことが多々ありました。そして広島大学のホームページを調べたところ、自分が勉強したいこととマッチしている、と思えたのが工学部第二類であり、目指すようになりました。

焦らず、着実に理解を。経験と予測で受験に挑む!

僕はテニス部を引退した夏から本格的に受験勉強を始めました。受験勉強を始めたばかりの僕はとにかく量をこなせばよいと考えていて、塾の自習室にこもっては何時間も何時間も勉強していました。しかし結果はついてこず。どうして結果が出ないんだろう、と思い悩み、一度過去の自分を振り返ってみました。

僕は今までの経験から、具体的に大きな目標を先に立てると、それを何が何でも達成しなければならない、と感じ焦ってしまう傾向があるんですよ。そこで僕は、目標よりも過程を重視し、「予測」することを大事にしてきました。目標はざっくり、おおまかに立てるだけでいいんです。自分がなる姿を予測して、それに向けてのプロセスを大事にする。そうすることで結果がついてくるのだと考えるようにしてきました。

受験勉強にもこれを当てはめ、「今日これだけの勉強をこなせば、これだけの内容を理解すれば、明日の自分はこうなる。明日は、来週は、来月は・・・」といったように一つ一つの過程を大事にし、少し先の自分のあるべき姿を予測する。その過程を経ることで結果がついてくる、というイメージを持って勉強に励むようにしました。中途半端に理解した状態で数をこなすのではなく、焦らずに本質を理解しながら一つ一つ進めていったことで、心にゆとりを持って勉強に励むことができ、次第に結果も伴うようになりました。 

 

「自分で理解しながら進むと、勉強が楽しいと思えた」と振り返る井櫻さん

徹夜で勉強する、ということもなかったですね。夜更かしして勉強するということは昼間に勉強しなかったことの逃げ道だ、と思うようにし、夜更かしという選択肢を始めから消しました。そうすることで昼間集中して勉強することができ、また生活リズムもおのずと良い状態を保てました。

専門科目以外も、興味に応じて幅広く学べる

大学では、コンピュータのプログラミング、ソフトウェアやハードウェアについて学んでいます。実験では、自分で考えなければならない場面も多く、本質を理解していないと先に進めないので、受験勉強の時に身についた考え方が今も生かせていますね。
 
広島大学は総合大学で、キャンパス内にさまざまな学部が設置されているのもの魅力の一つだと思います。僕は工学部の専門科目以外にも、シラバスを見て面白そうだと思い、総合科学部の専門科目である「英語発音法演習」の授業を履修しました。授業が面白いだけでなく、担当の山根先生(当時)の解説はとてもわかりやすいもので、授業を受けるごとに自分の発音が良くなるのを実感できました。

毎日が楽しいキャンパスライフ!

勉強やパソコンをしている時はどうしても1人になりがちです。1年生だった当時、そんな生活を4年間も続けるのが嫌だと思い、バドミントン同好会に入りました。さまざまな学年・学部の人が集まるので勉強面や生活面などのいろいろな話を聞くことができ、友達も縦横のつながりも増えました。毎週の練習だけでなく、合宿や新歓などのイベントも豊富でみんな仲が良く、自信を持っておすすめできるサークルです。

バドミントン同好会のみんなと

高校よりも長期休みが長く、やりたいことがたくさんできるのも大学の良さの一つだなと思います。
2年生の夏には、1か月ほどカナダへ短期の留学に行きました。あらかじめ、3年生の終わりからは長期の留学に行くことを決めていたので、その前に一度海外へ行って外国人とコミュニケーションをとってみたかったんです。たくさんの国の人と出会い、異なる価値観を共有できたことや、日本ではなかなかお目にかかれない壮大な景色を楽しめたなど、期間は短かったですけど、とても有意義なものになりました。しかしカナダ留学を決めたのは貯金をしていない時期だったので、このためにアルバイトを詰め込んだのはつらかったけど良い思い出です(笑)

カナダにある銅像の前で

経験第一!将来就きたい仕事を大学生のうちに体験すべくインドへ!

僕は来月、2019年の3月から半年間インドへ留学に行きます。大まかな目標として、将来はウェブサービスを開発するチームで仕事ができたらな、と思っています。ですが先ほども述べたように、僕は予測を大事にしています。その予測をするために、まずは経験することが第一だと考えました。やってみて、それから将来の自分の姿を予測し、これからの道を考えたいですね。

留学先では、実際にウェブサービスを開発する会社に入ってチームを組み、報酬をもらいながら働きます。最低賃金は保証されているものの、基本は成果報酬で賃金が払われます。僕が行くのは大学の留学プログラムではなく、個人的に休学していくものなので傍から見たら厳しいものと映るかもしれません。留学制度が充実している広島大学なら、もっと易しい方法があるのではと、先輩や友達にも言われました。でも僕は何も厳しいとは思わず、むしろワクワクしているんです。これからの自分がどうなるか、どの道を進むのか。それを予測できるようになるための留学だと思っています。そう思うと辛いことだって堪えられるような気がするんです。

カナダの大自然をバックに。 カナダ留学の経験があるから、インドも怖くない!

カナダの大自然をバックに。
カナダ留学の経験があるから、インドも怖くない!

広大を目指す後輩へメッセージ!

広島大学に合格する、という目標を持つ皆さん。

その大きな目標を叶えるためにも、1日1日、限られた時間を大切に使ってください。目標の実現のために焦りすぎるのではなく、自分がなる姿、なりたい姿を予測し、それを実現させようと努力すれば結果は必ずついてきます。

風邪をひかないよう健康には十分気を付け、この文章を呼んでくれた人が一人でも多く広島大学に合格できることを祈っています。

がんばれ!未来の後輩たち!!
 

取材を終えて一言

頭であれこれと考えずにまず挑戦してみる行動力、不明瞭な目標に突っ込むのではなく、少し先の自分を予測して過程を重視する考えなど、井櫻さんの私にはない考えや価値観にはとても感化されました。自分も残りのキャンパスライフを彼のように有意義なものにしたいと思えました!

「ええね広大!学生広報ディレクター」
法学部3年 山下裕介

2019年1月25日 写真/広報グループ(Y)
取材場所/工学部おもしろラボ


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