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研究力強化について

研究大学強化促進事業

  • 平成25年度(2013年度)に開始され、本学も22機関の1つに採択されました。令和4年度(2022年度)が最終年度を迎えるにあたり戦略と強化方針に掲げた取組を推進しています。
  • 本学の研究戦略として構想
    中間評価(2017年)時に改めて5つの戦略と強化方針を掲げ研究力強化を推進しており、研究力強化評価指標の向上と併せ、学術動向や社会の要請に応える研究を切り拓く活動を行っています。

 

強化方針

強化方針01 高度なIR機能に基づく研究マネジメントの確立

中心となる研究マネジメント人材「URA」の配置を行っており、特に研究シーズの把握・発掘、及び発信支援をベースとした活動行っています。これら優れた人材の確保及び持続的にURA活動を行う ためのURAの処遇、キャリアパス等の人事制度の整備を行っています。

強化方針02 国際的学際・融合拠点への進化

本学の特長ある研究分野、研究グループを選定し活動支援を行う拠点形成システムを整備しています。 多様な研究グループの形成、拠点間の交流の場の形成などURAが中心となって学際領域研究、異分野融合研究を推進しています。

強化方針03 若手研究者イノベーション研究人材の育成

博士後期課程学生の処遇の向上を含めてアカデミックキャリアの若手研究者のポスト拡大 に向けて戦略的人員配置、若手研究者の自立的研究環境の整備を進めています。 文部科学省補助事業(HIRAKU-GLOBAL等)を通じた人材育成や、博士課程後期学生等対象の教育プログラムにおいては 起業家養成を含め産業界・地域と連携した取組も行っています。

強化方針04 国際共同研究を加速させるネットワークの拡充

強化方針02と連動した国際交流拠点形成を進めています。研究拠点等を通じたネットワーク拡充、 トップ研究者等の招へい・交流を積極的に推進しています。

強化方針05 グローカルな協同を基盤とした社会連携の推進

中間評価時に新たな強化方針として追加しました(以下参照)。国際産学共同研究、地域連携を通じた組織的産学官連携を推進するため令和元年10月に業務組織の組織再編を行いました。OI(オープン・イノベーション)事業本部を設置するなど様々な社会課題解決に貢献する「イノベーション創出」を行っています。そのためのシーズ発掘をシーズ、ニーズ両面からアプローチし、その橋渡しをURAや産学コーディネータ、及び知財マネージャー等の専門職がチームとなって支援する体制を整備しました。 シーズ・ニーズのマッチングを可能とし学術動向や社会の要請に応える研究を切り拓く活動を行っています。

 

研究力強化の目標

研究力強化目標説明図

課題と5つの戦略と強化方針

世界大学ランキングトップ100になるべく、新長期ビジョンSPLENDOR PLAN 2017を策定し、新たに「産業界・地域との連携強化」を加えた5つの戦略と強化方針で、広島大学の研究力をより高度化し、広島大学を世界的な教育研究拠点へと発展させる。

学術・社会連携推進機構

本学は、平成24年(2012年)10月に研究活動に関する全学の意思決定機関として学術・社会連携推進機構(以下、機構)を設置しました。本機構は、特に優れた研究者及び研究課題を選定し、重点的支援を通じて、個性ある研究拠点の構築を行うこと、また、研究者が研究に専念できるよう研究環境基盤整備を行うなど、本学が総合研究大学としてより一層の発展を遂げられるよう、本学の研究に関する総合的なマネジメントを行うこととしています。

機構長から

研究推進機構長 越智 光夫

 広島大学が研究大学としてさらに飛躍するためには、これまでの本学の実績、それに現在置かれている立場、実力、将来の発展の可能性を発信する必要があります。さらに今後、研究活動を活性化し、本学の研究力を強化していかなければなりません。
 研究推進機構とは、本学の研究戦略を策定するとともに、本学として重点的に取り組むべき優れた研究を行う教員、研究グループを選定し、これらに対する重点的な研究支援を通じて、新たな研究領域の創出や融合研究領域の形成等を推進するほか、基礎的・基盤的な研究の振興やURAなど研究支援の充実を図り、研究環境を整備していくことで、本学の研究力を抜本的に強化することを目的としています。
 これにより、本学の強みのある重点研究領域、研究者集団が活発な研究活動を行い、研究成果を発信していくことで、世界トップレベルの研究大学を目指し、我が国および地域社会の科学技術・学術の発展に貢献します。


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