文部科学省の平成23年度「専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業」に、広島大学の取り組みが採択されました。
「専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業」は、我が国の医療現場で喫緊の課題となっている医療の効果的、効率的な提供を目的とするチーム医療の推進を図り、医療技術の高度化の進展、高度先進医療の拡大と共に、在院日数の短縮や、医師の過重労働などの問題に対応するため、高度な実践能力を備えた質の高い看護専門職の養成を推進すると共に、大学を拠点とした実務実習指導薬剤師の育成環境整備の支援により、地域におけるチーム医療に貢献する臨床能力に優れた薬剤師の養成を推進するものです。
今年度は、各大学から71件の申請があり、本学を含む10件が採択されました。
<採択された広島大学の取り組み>
【名称】
「高度医療専門職チーム力・臨床指導力の育成~薬学部・保健学研究科の協働によるチーム医療共育~」
【実施学部・大学院】
薬学部・大学院保健学研究科
【概要】
既に地域医療の現場で活動している医療専門職を対象に、(1)学部生・大学院生の指導を通して自らも学び育つ“チーム医療共育プログラム”、(2)臨床研究力・実践指導力を兼ね備えた専門職の高度化を目指す“チーム実践力育成プログラム”を柱とする高度医療専門職教育を、薬学部と大学院保健学研究科の実務家教員を中心とした指導チームが、地域実習施設と連携し、協働で実践するもの。
【財政支援期間】
平成23年度から平成25年度まで
【お問い合わせ先】
■取り組み内容に関すること
広島大学医歯薬学総合研究科等運営支援グループ 主査 山縣 邦彦
TEL:082-257-5333
■申請に関すること
広島大学教育室教育企画グループ 専門員 和田 芳弘
TEL:082-424-4835
E-mail:kyoiku-kikaku*office.hiroshima-u.ac.jp(*は半角@に置き換えてください)