国際理数科技術教育協力プロジェクト研究センター

センター基本データ

  • 整理番号:21-02
  • 設置期間:2009年04月01日~2018年03月31日
  • センター長(所属/職名/氏名):大学院国際協力研究科 / 准教授 / 清水 欽也
  • 連絡先(TEL/FAX/E-mail):082-424-6942 / 082-424-6904 / takuba[AT]hiroshima-u.ac.jp
       (※[AT]は半角@に置き換えてください)

プロジェクト概要

目的

広島大学には教育開発国際協力研究センター(CICE)があり、中核的拠点として教育開発援助に関する研究開発、政策提言、モデル事業実施支援等が行われている。筑波大学には教育開発国際協力研究センター(CRICED)があり、鳴門教育大学には教員教育国際協力センターがある。本センターは、これらのセ ンターと連携して既存の理数科教育協力を対象とした研究や、実践に研究成果を還元することを行うとともに、将来的には開発途上国教育援助に関する専門家人材プールの拠点を目指す。
 

背景

教育学研究科および国際協力研究科では、独立行政法人国際協力機構の中等科学教育実技集団研修コース他多くの研修を受け入れてきた。また、開発途上国の数学・理科教育の教員再研修に関する研究を推進してきた。その結果、要請の多い数学・科学等に関する組織的な教育プログラム開発研究・実施組織が必要となった。
 

研究計画

上記研究目的を達成するために、以下の研究計画に沿って活動を行う。

21年度:
•広島大学JICA連携事業であるザンビア・プログラムの活動成果報告会を兼ねて、ザンビア大学にて、広島大学、ザンビア大学、JICAの合同シンポジウムを開催し、その結果をプロシーディングとしてまとめる。
•ザンビア教育省高官の来日に合わせて、東京にて成果報告会を開催する。また、G.ecboにより学生をザンビア他アフリカ諸国へインターンとして派遣する。

22年度:
•東京での成果報告会をのぞき、上記事業・研究を継続する。
•学外メンバーとともに理数科教育協力分野の受託事業の振り返りを行い、その結果と課題を纏める。

23年度以降:
•日本学術振興会に申請して理数科教育協力国際ワークショップを開催する。本プロジェクトセンターの成果について、国際協力専門家に依頼して、外部による最終評価を行う。
•活動を実施する中で、ケニア(ケニヤッタ大学)、ザンビア(ザンビア大学)の広島大学研究拠点、受託事業との関連でバングラデシュ(ダッカ大学)、カンボジア(王立プノンペン大学)、国際機関RECSAMとの連携関係を強化していく。
 

主な事業活動

アジア・アフリカ諸国を中心に、科学教育、数学教育に関連する以下の研究を行う。
① 各国の社会条件、教育政策(教育課程、教員待遇、教員養成など)の分析を行う。
② アジア・アフリカ諸国を中心に、各国のシラバスおよび教科書の分析を行う。
 上記①、②を踏まえたうえで、
③ 子どもの理解や教師の教授能力などの教室レベルでの教育協力実践の分析と共有を図る。
④ 開発途上国の実態に適合した教材および授業開発を図る。
⑤ 教師教育の制度や実践(就職前、現職とも)記述・分析する。
⑥ 国際教育プロジェクト実践を記述・分析する。
⑦ これらを纏めて発信する場として、ジャーナルの作成およびHPの開設を行う。
これらの研究は、広島大学が実施する以下のプロジェクト/プログラムの連携を十分に意識しながら進める。特別教育研究経費(連携融合事業)「教育開発のためのアフリカ・アジア大学間教育研究ネットワークの構築と展開」(平成21~23年度予定)、大学院教育改革支援プログラム「グローバルインターンシップ推進拠点の形成(G.ecbo)」(平成19~21年度予定)、IDEC-JICA連携事業JOCVザンビア派遣プログラム(平成14年度~)、JICA 長期研修員受け入れ(平成20年度~22年度)、国際教育協力受託事業(バングラデシュ、カンボジア)(平成14年度~23年度)など。
 

主な研究成果

ザンビア大学、広島大学、JICA共催ワークショップ(2008年)のプロシーディング
The Journal of Research and Practice of International Cooperation in Science, Mathematics and Technology Education(国際理数科技術教育協力実践・研究誌)Vol.1, No.1(2009年)
 


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