村上陽一郎氏(専門:科学史・科学哲学・科学技術社会学)を招いて、公開講演会を開催します。
今回は「科学者の行動規範」についてお話いただき、大学において問われている「研究倫理」の
あり方について議論していきたいと思います。
講演会は、参加費無料・事前申込不要です。
学内・学外を問わず、多くの方の参加をお待ちしております。
【講演会タイトル】「科学者の行動規範について」
【講師】村上陽一郎氏(東京大学・国際基督教大学 名誉教授)
【開催日時】2008年9月5日(金) 10時〜12時
【場所】広島大学(西条キャンパス)総合科学部 J306(J棟3階)
【主催】総合科学研究科文理融合型リサーチマネージャー養成プログラム
【お問合せ先】RM事務室(河崎)
※本講演会は、総合科学共同セミナーの対象です。
※本講演会は、大学院教育改革支援プログラム「文理融合型リサーチマネージャー養成プログラム」
による企画です。
◆講師の紹介◆
村上陽一郎氏(東京大学・国際基督教大学 名誉教授)
専門:科学史、科学哲学、科学技術社会学
【略歴】
東京大学教養学部教養学科卒業
東京大学大学院人文科学研究科比較文学・比較文化専攻博士課程修了
東京大学教養学部教授
東京大学先端科学技術研究センター長
国際基督教大学大学院教授 等を歴任
【著書】
「近代科学を超えて」(1986, 講談社)、「安全学」(1998, 青土社)、
「科学の現在を問う」(2000, 講談社)、「文化としての科学/技術」(2001, 岩波)、
「やりなおし教養講座」(2004, NTT出版)、「安全と安心の科学」(2005, 集英社)、
「工学の歴史と技術の倫理」(2006, 岩波)等 著作多数
ファイヤアーベント『知とは何か—三つの対話』(2007, ちくま文庫) 等 訳書多数
1995年には広島大学総合科学部創立20周年記念シンポジウム(21世紀へのパラダイムシフト
—転換期の大学と学問)において講演「未だノーベル賞を目指すか」をしていただきました。
科学史,科学哲学の分野で第一人者で,「安全学」の構築を提唱されました。科学者の研究に
おける責任をどう考えるべきかについて分かりやすく説かれています。