言語と情報研究プロジェクト:公開セミナーを開催します。



広島大学大学院総合科学研究科「言語と情報研究プロジェクト」 第42回公開セミナー

開催しますのでお知らせします。



学部生、大学院生、教員、どなたでも参加自由です (申し込み不要)。

ふるってご参加ください。

※開催教室が決定しました。

■第一部



【日時】2012年10月25日(木)16:00~17:00

【場所】広島大学大学院総合科学研究科 K210(K棟)

【演者】藤原 百合 氏 (聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部言語聴覚学科)

【演題】「臨床と研究、そして教育におけるエレクトロパラトグラフィ(EPG)の活用」

【ポスター】 ポスターPDF:205KB) 



【概要】EPGを口蓋裂の言語臨床に導入して約8年、通常の構音訓練で改善に難渋して

いる165例を対象として視覚的フィードバック訓練を行ってきた。構音時の舌運動を視覚化

することで目標や練習結果がよく分かり、成果があがっている。この間行った日本語音の

目標EPGパターンの作成、異常構音のEPG分析、改善過程の分析などの研究を紹介する。

また、言語聴覚士の教育におけるEPG活用にも触れる。

■第二部



【日時】 2012年10月25日(木)17:00~18:00

【場所】 広島大学大学院総合科学研究科 K210(K棟)

【演者】 山本 一郎 氏 (山本歯科医院矯正歯科クリニック:兵庫県西宮市)

【演題】 「当院における言語臨床へのエレクトロパラトグラフィ (EPG)の導入から現状まで」

【ポスター】 ポスター(PDF:203KB)



【概要】 日本におけるEPGの臨床・研究は1990年代に下火となった。主にEPG人工口蓋床の

作製の困難性からであった。2004年11月、英国製EPGを導入し、自院での口蓋床、プロンプト

の作製やターゲットパターンの研究を行った。言語の臨床・研究のみならず、EPGの活用範囲

は広く、舌が関わる多くの運動の解析に応用している。今後、日本製のシステムを開発しEPGを

広めたいと考えている。現在までの歩みをお話しする。





【お問合せ先】

広島大学総合科学研究科21世紀プロジェクト「言語と情報研究」プロジェクト

連絡先:安仁屋宗正(e-mail:aniya「a」hiroshima-u.ac.jp ) ※「a」を半角@に直してください。


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