学部長のあいさつ

持続可能な食料の生産と生物資源の活用に向けて

生物生産学部長 三本木 至宏

  • 生物生産学部の目的

広島大学は今、新しい平和科学の理念を掲げ、「持続可能な発展を導く科学」の創生を目指しています。生物生産学部は、農学の視点から広島大学が目指す姿を実現しようとしています。そして、持続可能な食料の生産と生物資源の活用に向けて、広い視野をもって社会に貢献できる人材を育成することを目的としています。

 

  • 生物生産学部で学べる学問分野

生物生産学部は今、「生物圏環境学」、「水産生物科学」、「動物生産科学」、「食品科学」、および「分子細胞機能学」の5つの主専攻プログラムを提供しています。農水産業の基盤となる科学はもちろんのこと、分子生物学から食品の開発とその流通に関する科学、そして生き物を育む環境の科学までの広範な学問分野を学ぶことができます。

 

  • 本学部のこれから

生物生産学部は2019年度に創立70周年を迎えます。それと同時に、現行の5つの主専攻プログラムの構成を見直し再編成する予定です。持続可能な発展のためには、それぞれの学問分野が専門性を活かしつつ、協調しあうことが大切です。学生は、環境の影響を直接受ける海や陸の生物資源の知識を得ます。そして生物資源から食料としての付加価値を見出し、その産物を人間社会に還元する知恵を学びます。さらに農学を念頭にした分子生物学を究めることもできます。これらすべての分野を概観するグローバル展開も視野にあります。

新制プログラムの名称は、「水圏統合科学」、「応用動植物科学」、「食品科学」、そして「分子農学生命科学」プログラムです。これに「英語による生物生産学」プログラムが加わる予定です。2019年度のプログラム再編成によって、持続可能な食料の生産と生物資源の活用に向けて、広い視野をもって社会に貢献できる人材を育成するという目的に近づくことができると考えています。

 

  • 学生への期待

生物生産学部で学ぶことで、これまで以上に専門分野間のつながりを意識しながら食料の生産と生物資源の活用に展開し得る農学の知識と知恵を習得できるようになります。私たち70余名の教員は、学生が専門分野をまたがり幅広い視野をもって活躍できる人材になってほしいと思っております。そして、6,000名近い卒業生も強力な味方です。

 

  • このホームページについて

生物生産学部の教育研究活動について、このホームページでご紹介します。講義や実験実習、海外演習などの内容に加えて、農場や食品工場、水産実験所、練習船などの施設も充実していることがご理解いただけるでしょう。生物生産学部で紡ぎ出される物語の主役は君たちかもしれません。ここで一緒に学びましょう。


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