(写真上:8月1日「いま南極・北極が熱い!50年に一度の地球診断「国際極年」」
写真下:8月2日「生命のプログラムDNAが語る、みんなでDNAを語る」)
平成20年8月1日(金)、2日(土)の2日間にわたり、生物生産学部において「ひらめき☆ときめきサイエンスーようこそ大学の研究室へーKAKENHI」を開催しました。
8月1日に行われた長沼毅准教授による「いま南極・北極が熱い!50年に一度の地球診断「国際極年」」には中高生や保護者の方達18名が参加し、南極昭和基地の越冬隊員とのテレビ会議なども行われました。
8月2日の「生命のプログラムDNAが語る、みんなでDNAを語る」には39名が参加しました。
以下は担当の西堀正英准教授の報告です。
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8月2日(土)、「ひらめき☆ときめきサイエンスーようこそ大学の研究室へーKAKENHI」を生物生産学部C206大講義室およびA701学生実験室にて開催しました。広島県内はもとより愛媛県からも高校生、中学生他39名が参加してくれました。江坂研究科長、藤川先生、西堀および大学院生8名で企画、実施しました。
午前中は西堀が遺伝や遺伝子について私たち人の遺伝の不思議について講義をし、その後は参加者全員でお弁当を囲んで「DNAを食べてみましょうか」との話題に華が咲いていました。
午後は実験室に移動し、バナナやブロッコリー、冬瓜あるいはニワトリの肝臓や秋刀魚などからDNAを取り出し、植物および動物のDNAはまったく同じような物質なのですが、その最終産物は植物だったり、動物だったりと生命の不思議を満喫した1日になりました。
1日の纏めは本日の成果のプレゼンテーションを参加者の皆さんに行ってもらいました。最後に、遺伝子組換えルシフェラーゼによる「蛍の光」を観察し、江坂宗春研究科長から修了証書「未来博士号」を授与され、DNA三昧の一日が過ぎていきました。
たぶん夕食の時には「おとうさん、つむじは左巻きなの?おかあさんも。だから私も左巻きなんじゃ」という家族団らんのひと時を過ごされたのではないでしょうか。 (西堀正英)
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