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「動物とヒトの栄養に関する国際シンポジウム」を開催しました



平成27年2月20日(金)、生物圏科学研究科において、家畜の生産や人の健康と深く関わる

栄養学の分野において国際的に著名な研究者を招き、「動物とヒトの栄養に関する

国際シンポジウム」を開催しました。



これは、広島大学インキュベーション研究拠点である「日本型(発)畜産・酪農技術開発センター」の

主催、大学院生物圏科学研究科、NPO法人中四国アグリテックの共催によるもので、学内外から

関連分野の研究者・学生ら120人が参加しました。



第1部では、中国浙江大学教授の劉 建新博士が中国の飼料資源を活用した乳牛の飼養技術について、

米国ノースカロライナ州立大学名誉教授のGerald B. Huntington博士が反芻家畜のデンプン消化とグル

コース代謝について、英国アバディーン大学名誉フェローのGerald E. Lobley博士が人の肥満と健康に

対する食事の影響に関して、それぞれの体系的な成果を講演しました。



第2部では、シンポジウムの記念講演として、広島大学大学院生物圏科学研究科教授の

谷口幸三博士が「私の大学-教育、研究そして人格形成」と題し、戦後の大学教育の変遷と

40年間にわたる家畜飼養学での研究成果を紹介しました。本講演は、平成27年3月末で

退職予定の谷口教授の最終講義として行われました。



長年にわたり、基礎的研究に基づいて畜産の技術開発や人の健康への貢献を目指している

講演者の姿勢は、参加者一同に深い共感を与えました。
第1部:Huntington博士講演後の質疑応答の様子
第2部:谷口幸三教授講演の様子と講演後の花束贈呈


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