平成27年10月26日(月)の中国新聞で、生物生産学部4年生の玉森千晴さんの
チヌ(クロダイ)に関する研究が紹介されました。
この研究は、産地である尾道市と尾道水産青年協議会がチヌの消費拡大を目指し、
科学的調査を求めて応募した広島大学の地域連携推進事業として行われているもので、
玉森さんは、担当となる海野徹也准教授(水産増殖学研究室)の指導のもと、
尾道産の魚体の成分研究を進めています。
チヌは、広島県が全国一の漁獲量を誇るものの、その独特の臭みや見た目などから
敬遠されがちな魚ですが、この研究を通して旬やうま味成分を科学的に実証し、
「成果を出してチヌのイメージを変え、チヌの評価と知名度を上げたい」と、玉森さんは
意気込んでいます。