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中国新聞(2/25)に生物圏科学研究科学生の妹尾あいらさんらの実験が紹介されました。



平成28年2月25日の中国新聞で妹尾あいらさん(生物圏科学研究科生物資源科学専攻・

博士課程後期)らが尾道市中心部で24日に開始したネコの「ふん害」を減らすための実験

が紹介されました。

この実験では、同市中心部のネコの生態や人との共生を研究している、妹尾さんや指導

する教員の谷田創教授ら計5人が、宝土寺(東土堂町)と妙宣寺(長江)にネコ用トイレを

配置し、ふんをしてほしくない場所に、ネコが嫌がる臭いを発する忌避剤を置いて誘導す

るというものです。

妙宣寺ではネコがよく通る本堂下にイヌ用の小屋を置き、その中にトイレを入れネコが小

屋に入ると自動的に写真が撮影され妹尾さんの携帯電話に送信されるようになっていま

す。また毎日ふんの量も確認するということです。実験は3月末まで行われます。

同市は「ネコのまち」として人気が高まっていますが、民家や寺の敷地などのふん害が課

題になっています。妹尾さんは2011年から4年間市中心部のネコの全頭調査に取り組み、

15年から同市に住み忌避剤を使ってネコの行動を研究しており、「効果があれば他のエリ

アにも広げたい」と話しています。


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