第12回ショートフィールドビジットを実施しました



広島大学大学院

放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム

12回ショートフィールドビジットを実施しました



 平成28314日(月)~16日(水)に、本プログラム学生及び教職員の9名が、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)と株式会社千代田テクノルを訪問しました。

 314日の午前中は、JAEA原子力緊急時支援・研修センターを訪問し、原子力災害が発生した際の緊急時対応室や、移動式ホールボディ―カウンタ等を見学しました。午後は、JAEA核燃料サイクル工学研究所内の再処理分離精製工場において、MOX燃料の再処理技術について、また、地層処分基盤研究施設では、高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する知見を得ました。

315日は、JAEA大洗研究開発センターにおいて、「常陽」、「HTTRHigh Temperature engineering Test Reactor」、「JMTRJapan Materials Testing Reactor)」の見学を行い、3つの研究炉の原理や特徴等について学習しました。

316日は、株式会社千代田テクノルを訪問し、大貫台事業所では、ガラスバッチ(個人線量計)の製造工程、線量計測ラインを見学しました。また、大洗研究所では、放射線測定装置の校正を行っている現場を見学し、校正方法等について学習しました。

 参加者からは、「原子炉格納容器の内部や、中央制御室等を見学することが出来て非常に貴重な経験となった。」、「見学を行うことによって、机上学習の知識がより深く定着した。」といったコメントがあり、非常に充実した機会となりました。

 

   JAEA 原子力緊急時支援・研修センター               千代田テクノル株式会社 ガラスバッチ線量計測ライン



お問合せ先

広島大学 教育・国際室コラボレーションオフィス フェニックスリーダー育成プログラム事務室

7398524 東広島市鏡山111 TEL 0824242437

E-mail :phoenix-programAToffice.hiroshima-u.ac.jp

     (AT)を@に変更して送信下さい。


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