入学してみて

大学の1年間は前期と後期の二期に分かれています。

入学1年目の前期には、多彩な内容で大学生活に慣れていくための授業として、新入生約10名の少人数グループでの「教養ゼミ」があります。加えて、入学後1年半は、語学、情報科目などの教養教育科目、専門課程へ進むための専門基礎科目を学びます。

2年後期からは、生物圏環境学、水産生物科学、動物生産科学、食品科学、分子細胞機能学のいずれかのコースに所属し、同名のプログラムを主専攻として履修します。

3年生の後期になると各研究室に配属され、教員や大学院生と研究室での生活を共にして、卒業研究に取り組むことになります。卒業論文を完成させて、卒業です。

ここでは、各コースのみなさんに、生物生産学部での学生生活を紹介していただきます。

生物圏環境学コース(海洋生態系評価論研究室)4年 森 島 慎 也(平成28年度)

生物圏環境学コースでは、陸域、水域、食料経済といった幅広い分野を学ぶことができ、広い視点から生物生産について考えることができます。また、農場での実験、附属練習船豊潮丸での実習、農山漁村地域への聞き取り調査など、生物圏環境学コースならではの魅力的な体験ができます。私は海洋生態系評価論研究室に所属しており、サンゴやシャコガイに共生している藻類について、遺伝子や生理的特性を研究しています。さまざまな視点をもって研究に取り組むために、講義で学習した幅広い分野の知識を研究に反映させています。

時間割

水産生物科学コース(竹原ステーション(水産実験所))4 年 平 野 勝 士(平成29年度)

この水産コースでは、精密な実験手法を学ぶだけでなく乗船実習や干潟観察などといったさまざまなフィールドワークを通し、楽しみながら知識を習得することができます。海と人とが抱える問題は何か?そしてこれからも永く、海と共にあるために私たちはどうすべきなのか?といった巨大なテーマについて皆が考えています。私は現在3 人の先生にお世話になっています。すべての海が繋がっているように、海を考える私達もまたお互いに強く結びついています。意欲さえあればいくらでも知ることができるコースだと思います。海や海の生き物が好きな人、フィールドワークをやってみたい人、大きな問題・テーマに立ち向かってみたい人におすすめのコースです。

時間割

動物生産科学コース(家畜生殖学研究室)4年 宮 本 拓 真(平成28年度)

本コースでは、動物生産に関わる研究を個体レベルから遺伝子レベルまで幅広く行っています。ヒツジの毛刈りや乳牛の搾乳、人工授精など、豊富な実験実習や海外演習を通して、充実した環境で様々な事を経験することができます。
現在私は、受精卵の発生に関わるタンパク質の影響について研究を行っています。卒業論文研究はやりがいがあり、充実した楽しい学生生活を送っています。

時間割

食品科学コース(海洋生物資源化学研究室 )4年 亀 田 奈 々(平成28年度)

食品科学コースでは、食品について、機能性、栄養、美味しさ、衛生、製造加工の工程や最先端の研究などを総合的に学ぶことができます。講義だけでなく、大学内の食品加工施設で、缶詰、ソーセージ、ヨーグルトなどを作ったり、企業の食品工場を見学できたりと、実験・実習が充実していて、体験的に学ぶ機会も多くあります。勉強や研究は大変ですが、仲間と楽しく充実した大学生活を送っています。

時間割

分子細胞機能学コース(微生物機能研究室)3年 荒 木 美 彩 子(平成29年度)

本コースでは、動物、植物、さらには微生物まで様々な学問を学ぶことができ、食料や環境、薬品など多くの応用分野へと展開できる能力を獲得できます。日常生活に存在する気にとめていなかったものが、本コースの授業からとても神秘的で魅力的なものであると知ったとき、そしてその過程を分子レベルで理解したときの感動は他では味わうことのできない素晴らしいものです。また、現在のことのみならず、分子や細胞に関わる歴史や古典的な手法を学び、それらがどのように応用分野で利用されているか、実験や実習を通じて体験的に学ぶ機会も多くあります。ぜひ、本コースで多くの魅力に楽しみを感じながら、充実した大学生活を送ってみませんか。


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