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第2回広島大学文書館研究集会を開催いたしました。

 広島大学文書館は、12月8日に第2回研究集会「大学アーカイブズの実務」を東広島キャンパス中央図書館ライブラリーホールにて開催しました。当日は初雪がチラつく冷え込みでしたが、大勢の方にご来会いただきました。

 小池聖一文書館長の挨拶と趣旨説明に続き、大学アーカイブズの実務者としての立場から、4人の報告者に様々な取り組みを報告いただきました。

 豊田雅幸氏(立教学院展示館)からは、「大学史展示の可能性-立教学院展示館の試みを中心に-」と題し、2014年に新設された立教学院展示館での展示事例と課題について、村松玄太氏(明治大学史資料センター)からは、「大学アーカイブズと個人文書について」と題し、明治大学史資料センターにおける個人文書収集の考え方と課題について報告が行われました。続いて瀬戸口龍一氏(専修大学大学史資料室)からは、「大学アーカイブズの活用と産官学連携」と題し、専修大学を事例に産官学連携における大学アーカイブズの役割と可能性について、松原太郎氏(日本大学企画広報部広報課)からは、「大学連携展示の可能性と課題」と題し、日本大学が参加する大学連携展示の実践と課題について報告が行われました。それぞれのご報告に対し、会場からも盛んにご質問・ご意見が寄せられ、和やかなうちにも白熱した議論が交わされました。

 報告の後、小池館長の司会によりディスカッションが行われ、フロアも交えて活発な意見交換や問題提起が交わされ、盛況のうちに閉会しました。

 当館顧問、客員研究員、調査員を中心に、他機関職員、大学アーカイブズ関係者、マスコミ関係者を含む29名が参加しました。本研究集会の記録は、後日刊行の予定です。

豊田雅幸氏(立教学院展示館)

村松玄太氏(明治大学史資料センター)

瀬戸口龍一氏(専修大学大学史資料室)

松原太郎氏(日本大学企画広報部広報課)

ディスカッションの様子(左から松原氏、豊田氏、小池館長、瀬戸口氏、村松氏)

 

開催前の記事はこちら


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