2013年1月 トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学より

2013年1月 トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学より (文学部3年 本田秀一さん)

私は2012年9月からフランス、トゥールーズにある、トゥールーズ・ル・ミライユ大学に留学しています。バラ色の街(La ville rose)と呼ばれるトゥールーズは中世時代から栄えている都市として歴史があり、現在でも複数の高等教育機関を有する学生都市として非常に活気のある都市です。留学先である、ル・ミライユ大学は人文学系の学部が集まり、文学・歴史・哲学・地理などから演劇・音楽・美術など、日本の大学ではなかなか受講できないような授業も多く見られ、魅力的です。

街にはたくさんのイベントや学生に優しい施設で溢れており、スケートや映画等は日本と比べて驚くほど学割が効いて格安となり、友人達とよく行っています。トゥールーズ周辺も南仏ならではの魅力溢れる街でいっぱいで気軽に日帰り旅行ができます。

フランスでは日常的に英語を話す人は少なく、当然授業も大多数がフランス語で行われます。そのため、フランス語能力は必須となりますが、そのような環境の中で世界=英語ではないと改めて気づくことができました。現在は、このように新しい考えや文化に出会い、それを時には受け入れ、時には批判しながらも、自分の世界を広げている毎日です。

 


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