2013年4月 ミネソタ大学より

2013年4月 ミネソタ大学より (経済学部4年 樋口菜月さん)

 アメリカ中西部の北に位置するミネソタ州。寒さの厳しいこの土地で生活し始めてもう7カ月が経ちます。スポーツがさかんなことで知られるミネソタ。野球、バスケ、アイスホッケー、アメリカンフットボール・・・ポップコーンとホットチョコレート片手に、歌って踊りながらのスポーツ観戦は最高です。ミネソタの治安は比較的安全で、夜一人で出歩かないこと、危険な地域に行かないことを心掛ければ心配はありません。ミネソタ大学のキャンパスの広さはアメリカの中でも指折りで、教室移動のためバスを使うことも少なくありません。人種のるつぼと言われるアメリカ、ここミネソタ大学にも世界中から生徒が集まってきています。ヨーロッパ、アジア、アフリカ・・・様々なバックグラウンドをもった生徒たちが日々共に勉強しています。
 
 アメリカではたくさんの行事を体験することができます。ハロウィン、サンクスギビング、クリスマス、イースター。家族で過ごす行事が多く、いつも友達の家におじゃまさせてもらい、みんなでお祝いをします。ひとつひとつがよい思い出です。これまでとった授業は移民、ジャーナリズム、マーケティングなど。教授と生徒とのコミュニケーションが活発で、最新の情報を取り込んだ授業を受け日々、学ぶことばかりです。4人でルームシェアをして過ごすミネソタでの暮らし。アメリカ人、韓国人、スペイン人、日本人、みんな出身国は違うもののとても仲が良く、毎晩とめどない話をして、一緒に出かけたりごはんをシェアしたり、そんなルームメイトとの日常が私はとても好きです。
 
 アメリカに来て、この国が抱えている深刻な問題やアメリカという国の良いところもわかった一方、アメリカに来て日本から離れて暮らしたからこそ気付いた日本の良さもたくさんあります。毎日が発見の連続で、学ぶべきことで溢れています。


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