2014年6月 アメリカ・ネバダ大学リノ校より

2014年6月 アメリカ・ネバダ大学リノ校より (法学部法学科 吉永美穂さん)

こんにちは!私は3年の夏から1年間アメリカのネバダ州立大学リノ校で勉強していました。

リノは多様な表情をもつ魅力的な街です。この大学は、ネバダを州として認定する時に作られた歴史ある大学で、図書館や寮、ジムなどの設備が充実しています。私は国際政治、アメリカ政治、アジアの歴史などの専門の授業や、英語のリスニング、スピーキングの授業を受講していました。

周辺には美しく底まで透き通る湖のレイクタホ、昔の古い鉱山の街並みが残るバージニアシティがあり、週末には様々なイベントが開かれているため、休日に出かけるところには困りません。

私は友人の家族をよく訪れており、乗馬や銃、バイクツーリング、祝日のお祝いなどを一緒にさせてもらいました。彼らとネバダでしかできない経験をしたことはかけがえのない宝物です。最初はアメリカでの生活になじめるか、英語が通じるかとても不安でしたが、ネバダという土地に興味を持ち、積極的に行動したことで、不安は払しょくされました。

長く住んでみて、アメリカの他の面を見ることもできました。リノはアメリカでも貧困率が高く、ホームレスの人をよく見かけます。ボランティア活動や、地域の人との交流を通して、裕福な生活ができる人とできない人の格差が大きく、背景には政府や人々の意識などの問題があることに気づきました。

リノは英語を伸ばすだけではなく、多様な人、文化に触れることのできる環境です。留学を支えてくださった方々に感謝の気持ちで一杯です。


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