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今枝 宗一郎 文部科学副大臣が広島大学を視察しました

最初に、医学部、大学院医系科学研究科、大学病院の概要とそれぞれの取組について説明し、意見交換を行いました。今枝副大臣からは、医師の働き方改革への対応が地域医療へ与える影響などについて質問がありました。
続いて、越智 光夫学長から本学の特色や現状等を説明しました。今枝副大臣は、持続的な地域の発展と大学の進化を目指して本学が推進する「Town & Gown構想」の取組について、とても強い興味を示されました。
つぎに、原爆放射線医科学研究所 放射線先端医学実験棟にある「原子力災害トレーニングセンター」と「放射線実験施設」を、また、2022年3月に国産初の手術支援ロボットシステムとして広島大学病院に導入された「hinotori(ヒノトリ)」を見学しました。今枝副大臣は、ご自身のご経験と比較しながら「学生、若手の頃にこのような先端医療機器を体験する機会があれば、高度先進医療を担う次代の医師育成に貢献できる」と期待を示されました。

広島大学の現状等を説明する越智学長

熱心に質問される今枝副大臣

放射線実験施設

hinotori(ヒノトリ)
(写真中央が今枝副大臣)

昼食会では、広島経済同友会より佐々木 茂喜 特別幹事(オタフクホールディングス社長)、中国経済連合会より谷口 雅彦 専務理事にもご参加いただき、広島の産学連携について懇談しました。
広島大学が主幹を務めるJST事業で構築した中四国地域のスタートアップエコシステム(Peace & Science Innovation Ecosystemコンソーシアム)、ベンチャーキャピタル設置計画、新入生へのアントレプレナーシップ授業必須化、東広島市と共同で実施している学生スタートアップチャレンジの取組等を紹介しました。その後、今枝副⼤⾂からは、これまでの取組として、QSBS(適格中小企業株)免税制度構築、海外大学を国内に誘致するグローバル・スタートアップ・キャンパス、経済産業省のシリコンバレー拠点設置、来年度は大学・地方の活性化、博士人材活用を含めた人材育成拡充の取組を強化していく旨のお⾔葉をいただきました。
また、広島県のスタートアップ等に関する意見交換も活発に行われ、課題の共有が図られました。

昼食会の様子

【お問い合わせ先】

広島大学霞地区運営支援部総務グループ
 E-mail kasumi-soumu(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
 ※(AT)は半角@に置き換えてください。


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