広島大学体育会同窓会が創立５０周年を迎え、記念総会と祝賀会が、平成２８年２月６日に広島市内のホテルで開催されました。祝賀会に参加したのは卒業生、在学生など合計なんと約６５０人。広い会場を埋め尽くす大盛況でした。最も参加人数が多かったのは、サッカー部で、同窓会組織がないなか、１００人を超える方々の参加があり、この会を機に名簿が作成できたとか。盛り上がりもひとしおでした。



　総会では、長年体育会同窓会をリードしてきた原田康夫第３代会長（元学長）から、山根恒弘第４代会長（工学部卒、ヨット部ＯＢ、ヤマネホールディングス（株）代表取締役会長）へバトンタッチが発表されました。（原田氏は名誉会長に就任）



　祝賀会は、新会長挨拶と山坂哲郎新理事長（教育学部卒、硬式野球部ＯＢ、株式会社バルコム代表取締役会長）の挨拶、越智光夫学長の祝辞と続き、深山英樹広島商工会議所会頭（政経学部卒、広島ガス（株）代表取締役会長）の音頭で乾杯した後、歓談に移りましたが、懐かしい仲間と声をかけあい、学生時代に戻って笑うグループが会場いっぱいに広がり、ステージでのパフォーマンスを見せる在学生の声も聞こえにくいほどでした。



　この盛り上がりは、課外活動での世代を超えたつながりの強さをあらためて認識させるもので、「大学でクラブ活動に参加しないのはもったいない」という思いが強く感じられる会となりました。

各クラブの進歩・発展に寄与した方々に原田会長から皇（すめらぎ）賞が贈られた。（皇賞は初代会長を務められた皇至道第２代会長にちなむ賞）	総会後の祝賀会には約６５０人の卒業生、在学生などが参加