12月3日 教育研究会での研究授業

 師走を迎え,随分と寒くなりました。

 今日は本学校園の教育研究会の開催とともに,研究授業が行われました。今般のコロナ禍の状況を鑑み,研究授業は体育館に教室を特設しての実施となりました。

 時期的にもクリスマスが近づいてきましたが,授業では「サンタクロース選考会議」を題材に,サンタクロースが選考会議の中で女性であるジェシカがサンタと認められるかどうかを考えていきます。

 前回の授業の振り返りや,個人で考えた意見を発表します。前時には,サンタに必要な条件として,白い髭,白い眉,赤い外套などサンタのイメージにあった格好があげられるなど意見が出ました。

 次はグループで「ジェシカはサンタの後継者になり得るのか。」選考委員としての意見を表明し合い,議論していきます。

 はじめは生徒たちも参観者に囲まれ,少し緊張した面持ちでしたが,徐々に話し合いも活発になってきました。

 賛成か,反対か,まだ結論が出ていない・・・など,プラカードを挙げ,グループで考えた意見を出し合います。

 結論に至った理由などについて,ミニホワイトボートも活用しながら,各グループでまとめていきます。

 グループでの話し合いや交流を踏まえ,個人で振り返った後,みんながどんな意見を書いたかを共有します。

 それぞれの振り返りを共有することで,今後のめざすべき姿をまとめました。

 今日の取組の中で,自分の価値観に気付くとともに,他の人としっかり話し合い,いろいろな見方や考え方を共有することができたでしょうか。今回学んだことを今後の学習活動へつなげていきましょう。


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