2月21日 9送会

2月21日(金)に9送会を行いました。

9送会は、9年生は卒業への意識を高めるとともに、後輩への感謝の気持ちやこれからの附属三原中の生徒に期待することなどを伝えることで、よい伝統が伝承されるようにすること、7・8年生は卒業を控えた9年生に感謝の気持ちを伝える中で、自分たちも1年間の成長を実感するとともに進級することへの意識を高めることを目的としています。

今年度は、自伸会執行部企画のウォークラリー、思い出スライドショーの上映、吹奏楽部のお祝い演奏、Believeの全校合唱を行いました。

ウォークラリーでは、7~9年生混合で8名程度のチームを組み、校舎内に隠された問題を解き、キーワードを集めました。ひらめき問題や中学校で学習した内容に関する問題などがあり、それぞれの得意分野を生かして、チームで協力して取り組んでいました。

体育館に戻り、集めたキーワードをスクリーンに映されたクロスワードに当てはめると「雲外蒼天」という言葉が浮かび上がりました。これは今年度の9年生の学年スローガンでした。

「雲外蒼天」とは、「困難を乗り越え、努力して克服すれば、青空が望める」という意味です。学校生活や部活動、入試に向けた学習など、様々な困難を乗り越え、夢を叶えた9年生にぴったりの言葉で、7・8年生も9年生のように頑張っていこうという気持ちをもつことができたのではないでしょうか。

思い出スライドショーでは、9年生の幼稚園からこれまでの写真のスライドショーを上映しました。写真一枚一枚に「懐かしい!」という声が上がっていました。

また、9年生が交流で関わった幼稚園児からのメッセージや、附属三原中学校を離任された先生方からのメッセージもあり、温かいメッセージに歓声が上がっていました。

吹奏楽部の演奏では、楽器紹介や2024年のヒットメドレーなどを演奏し、会場全体で盛り上がっていました。

Believeの全校合唱は、文化祭に向けて練習をしていましたが、当日急遽歌うことができなくなったため、最後の思い出作りとして行いました。9送会に向けて、帰りのSHRや光輝の時間を使って練習を繰り返し、文化祭のときよりもさらによい合唱になっていたのではないかと思います。

9送会後のアンケートでは、9年生からは「今まで話したことがない78年生たちと関わることができて楽しかったです。」「87年生はこれからもここでの学校生活を楽しんでください。」「今までありがとう!部活動や行事など9年生に着いてきてくれてありがとう。これからも頑張って附属を支えてね。中学校はあっという間だからたくさん楽しんでね。部活も行事もたくさん楽しんでね!」など、中学校生活で意識すべきことや応援メッセージなどが届けられました。

7・8年生からは「わたしたちも先輩方のようになれるよう来年頑張りたいと思います!」「優しくあたたかく接してくださってありがとうございました。」など、高校生活に向けての応援メッセージやこれまでの感謝の気持ちがつづられていました。

お互いに学んだことを糧に、今後の生活も一人一人の個性を生かして、充実したものにしていきましょう。


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