2月17日(火)に、小学校体育館で1・7交流を実施しました。これは、音楽科・技術科・理科の3教科合同のプロジェクト、端材活用プロジェクトの一環として行ったものです。
※このプロジェクトは、ちゅうでん教育振興財団の研究助成を受けて実施しています。
プロジェクトの発端は、音楽科井上の出身が家具の町府中市であったことです。府中市で家具づくりが行われている理由は、宝永年間に備後国有磨村の内山円三(1704~1711年)が大坂で箪笥の製法を修得し、帰郷後製作に着手したことに由来します。プロジェクトを実施するにあたって、府中家具を製作しているマルケイ木工様に取材にいったところ、輸入した木材のうち、家具として使用するのは全体の4割ほどで、使用しなかった木材は、ウッドチップに加工したり、砕いたり薄くスライスしたりして、合板やMDF(中密度繊維板)に使用されます。この木材を教育に活用できないかというのがプロジェクトのきっかけでした。
プロジェクトの中では、技術科の木材加工の技能、理科の音の学習の学び、音楽科の心地よい音の感性をフルに活用しながら、木琴の音板を班で3本ずつ作成しました。生徒は、木の板を叩きながら、タブレットを使って音高やヘルツを測定しました。測定したヘルツから、自分たちが求める音にするためにはどこを切ったり削ったりしたらいいか考えました。なかなか思うような音の高さやヘルツの音板に仕上がらず、悩みましたが、最後まであきらめずに、活動していました。
生徒が作成した音板は、小学校1年生にプレゼントして、小学校1年生さんが、とっても素敵なイラストや模様の描画、着色をして世界で1つだけのオリジナル楽器になりました。
1年生と出会って、一緒に『夢をかなえてドラえもん』を歌うところから始まった交流ですが、時間が過ぎていく中で1年生と7年生の心の距離がどんどん近づいていったように思います。この日は、学校園開放日でもありましたので、たくさんの保護者様に交流の様子をご覧いただきました。1年生に優しくかかわる7年生の姿や表情がとても印象的でした。1年生もとっても楽しかったようで、「また7年生さんと遊びたい!」とたくさんの嬉しい声がありました。とてもいい時間を過ごせたようでよかったです。また、機会があれば、交流ができればと思います。

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