5年生 海事教育

【6月 海事産業ものづくり体験講座(5年生)】

611日(水)、5年生が海の仕事(造船や海運)について学びました。株式会社日本中小型造船工業会や地域創生を核にして人と人をつなぐ株式会社MariERAから計3名の講師が来られ、日本の貿易や造船について、詳しく話をして頂きました。

船で運ぶ荷物の割合は99.6%であり、日本の貿易は船がなければ成立しないことを知りました。また、造船所についても船は全てオーダーメイドで造っていることや、よりよいものをつくるために「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」が大切であるということを学びました。

 さらに、未来の船についても学び、新しい技術や開発中のエネルギーについて知り、ものづくりが常に進化していることを実感することができました。

 

 

619日(木)、5年生が尾道造船へ見学に行き、造船のしくみについて学びました。

 輸入してきた鉄の板をきれいに磨くためには、細かな砂を吹き付けるということや、船の底の曲線をつくるための鉄を水と炎を使って曲げる技術は、職人の手で行われ、その技術を習得するまでには10年かかるという話を聞き、子どもたちは驚きと感動の声を上げていました。

 また、数日後に進水式を控える船を見学させてもらい、想像以上の大きさに目を見張る子どもの姿が印象的でした。いたる所に「安全」にかかわる注意書きがしてあり、安全第一で仕事をしていることを実感しました。

 見学後、事務所に入らせてもらい、進水式の動画を観たり、船に関わるクイズをしたりと、現地でのとても楽しい学びの時間となりました。


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